簿記 学習指導案 授業者 香川県立小豆島高等学校 教頭 紙本克典 1.日

簿記
学習指導案
授業者
1.日
時
:
平成18年10月4日(水)4校時
2.場
所
:
307教室
3.学
級
:
3年A組、B組簿記選択者
香川県立小豆島高等学校
教頭
紙本克典
男子15名、女子6名計21名
4.教科書及び補助教材
5.単元名
:
簿記(一橋出版)、学習と検定反復式簿記問題集全商3級(実教出版)
:
商品売買の記帳
6.単元設定の理由
1.商品勘定の分割の意義を理解させ、その記帳方法を習得させる。
2.商品の仕入れにともなう仕入諸掛かりや販売時の発送費の取り扱い、値引きや
返品の処理方法を習得させる。
3.仕入帳・売上帳・商品有高帳の役割を理解させ、その記入方法を習得させる。
7.単元の全体計画
商品売買の記帳
1.3分法
(1時間)
2.仕入帳
(1時間)本時
3.売上帳
(1時間)
4.商品有高帳
(2時間)
8.本時の目標
仕入取引を仕訳帳(主要簿)に記帳するが、同時にその取引の明細を仕入帳(補助簿)
にも記録する。この主要簿と補助簿の関係から仕入帳の役割を理解させて、記入項目、
記帳方法、仕入勘定と仕入帳の関係を理解させる。
9.本時の展開
導
入
(
5分)
学習内容
学習計画(学習活動)
指導上の留意点
3分法での仕訳
3分法で仕訳、記帳法、
値引き、返品
、仕入取引、売上
仕入取引、売上取引の内容
の取引内容を簡
取引の内容を確認
を確認する。
単に説明する。
する。
備
考
展
開
仕入帳に仕入取
画面の説明に従って、プ
記入する項目 教材提示装
引の記帳の仕方を
リントの例題に仕入取引の
と場所、小計線 置を使って
知る。
記帳作業をする。
、区切り線を確 記帳法の説
認する。引取費 明をする。
の記入に注意す プリント
る
仕入値引・返品
画面の説明に従って、プ
取引の記帳の仕方
リントの例題に仕入値引・
なぜ赤字で記
及び赤字で記入す
返品取引の記帳作業をする
入するか、説明
ることを知る。
。
し、仕入帳の構
合計の記入の仕
画面の説明に従って、プ
造も説明する。
方や意味、仕入勘
リントの例題に総仕入高、
区切り線の引
定口座との関係に
仕入値引・返品高、純仕入
き方、赤字で記
ついて知る。
高の記帳作業をする。また
入する項目を説
、仕入勘定口座も作成し、
明する。合計欄
両者の関係を理解する。
の記入と勘定口
座の関係を説明
問題演習により理解を確
問題演習で仕入
帳記入の理解の定
かなものにする。
着を図る。
ま と め
(
机間巡視し、
生徒の解答を画面で確認
。
し、答え合わせをする。
問題の解答を使
問題の解答の説明によっ
学習内容の確
5分) って、本時の学習
て、本時の学習内容を確認
認、次時に学ぶ
し、知識を定着する。
売上帳も同じ構
内容を確認する。
問題集
個別指導をする
問題演習の解答
をする。
する。
造であることを
指摘する。
10.評価の観点
「関心・意欲・態度」 商業取引と会計帳簿や財務諸表について興味・関心を持ち、望ましい心構え
と積極的で実践的な態度が表れている。
「思考・判断」
財務諸表などについて自ら考え、適切に判断し、計数的に理解できる能力と
態度が身についている。
「技能・表現」
企業 にお ける 取引 を迅 速か つ正 確 に記 録・ 計算 ・整 理す る知 識と 発表
する能力を習得している。
「知識・理解」
会計 帳簿 や財 務諸 表を 通し て商 業 活動 での 簿記 の仕 組み や意 義・ 機能
を理解している。