岐阜大学 未公開特許

岐阜大学 未公開特許
【①】バイオ、医薬、医療分野
整理番号
出願番号
出願日
GI-H23-45
特願2012-261730
H24.11.29
概要
GI-H24-01
概要
GI-H25-08
概要
名
称
RNA干渉剤、その製造方法及びその利用
発明者
北出幸夫
中島礼美
RNA干渉経路では通常細胞内で二本鎖siRNA/miRNAが、RISCと呼ばれるタンパク質複合体に取り込まれ1本鎖に
解離する。そのままRISC中に残され遺伝子発現に関与する方の鎖をガイド鎖、他方をパッセンジャー鎖と呼ぶ。本発
明は、パッセンジャー鎖に極性残基を導入することで、RISCに取り込まれないようにし、ガイド鎖のみを選択的にRISC
中に残すことにより、パッセンジャー鎖がRISC取り込まれることで起こりうる標的外遺伝子への影響(オフ・ターゲット効果)
を回避できるものである。
特願2012-195654
H24.9.6
緑豆類野菜の鮮度判定法及び鮮度測定装置
中野浩平
園知夏
高橋知沙
大村充
従来、流通と小売の現場で行われている青果物の鮮度評価方法は、評価者の官能評価による方法が主であっ
て、正確な判定が困難であった。本発明は、緑豆類野菜の鮮度を簡易で且つ精度高く判定する方法およびその
装置を提供することを目的としてなされたものである。本発明の鮮度判定方法は、特にエダマメに好適に適用さ
れ、高速液体クロマトグラフィー法又は薄層クロマトグラフィー法を使用して行われることが好ましい。
特願2013-160983
H25.8.2
湊口信也
鈴木文昭
冠動脈疾患の検査キット
冠動脈疾患の確定診断のために心筋シンチグラフィー、冠動脈CT、心臓カテーテル検査などの各種検査方法が行われて
いる。これらはいずれも有意義な検査方法であるが、比較的侵襲性であり、特定施設でしかできない、検査コストが
高いなどの課題があった。本発明では、血漿プロレニン濃度により冠動脈疾患の早期発見が可能であるとともに、冠
動脈疾患の進行程度或いは改善程度の指標になることを明らかにした。
【②】環境
整理番号
出願番号
出願日
GI-H25-35
特願2014-040950
H26.3.3
概要
名
称
発明者
小林智尚
太陽光発電装置の発電量予測システム及び発電量予測方
吉野純
法
嶋田進
太陽光発電システムの発電量予測方法に関する発明であり、さらに詳しくは、アンサンブル予測手法を用いて、
局地気象予報モデルによる高精度日射強度予測を行うと共に、その予測結果の信頼度あるいは信頼区間も合わ
せて提供できる技術である。これにより電力事業者は予測の信頼度あるいは信頼区間により、発電予備電力の
運用を効果・効率的に行い、系統電力の安定供給が可能となると共に、運用コストの削減にもつなげることが可
能である。
【③】電子部品、光デバイス、材料分野
整理番号
GI-H23-58
概要
出願番号
特願2012-182667
出願日
H24.8.21
名
α一酸化アルミニウムの製造方法
称
発明者
櫻田修
今枝佑太
吉田道之
大矢豊
本発明は、α酸化アルミニウム前駆体水溶液に液中プラズマ処理をすることで、α酸化アルミニウムのナノ粒子
を合成するものである。この合成プロセスでは、ハロゲン、窒素、硫黄の化合物を発生せず、常温常圧の環境下
で合成することが可能となる。本発明の利用対象は、α酸化アルミニウムの粉末、バルク体の作製時のシードと
して利用できるばかりでなく、従来よりも低温で合成できることから各種部材の表面コーティングにも利用可能で
ある。とりわけアルミニウムなどの金属溶湯と接触する材料の耐食性向上のためのコーティング材としても期待さ
れる。
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未公開特許
GI-H24-09
概要
GI-H24-30
概要
特願2012-185015
GI-H24-39
概要
GI-H24-38
概要
GI-H24-49
-1
概要
Geクラスレートの製造方法
本発明は、太陽光発電の利用分野に属するものであり、高機能デバイスを作成するための半導体素材として使
用されるGeクラスレートの製造方法に関するものである。デバイスに容易に応用可能な膜状で合成するととも
に、その結晶配向性をも制御することができる製造方法を提案し、光電変換ユニット等の用途に展開することを目
的とする。
特願2012-229891
H24.10.17
連続繊維強化熱可塑性樹脂複合材料製造用の強化繊維
/樹脂繊維複合体、およびその製造方法
大谷章夫
仲井朝美
熱可塑性樹脂を母材樹脂とし、連続繊維を強化繊維とした連続繊維強化熱可塑性樹脂複合材料は、熱硬化性
樹脂複合材料に比べリサイクル性能を有し、繊維が連続しているため強化繊維の強度を最大に活かすことがで
きることから、自動車や航空機向け構造材料として、大幅な需要の拡大が期待されている。しかしながら、熱可塑
性樹脂の溶融粘度は、硬化前の熱硬化性樹脂と比較して極めて高いため、複合材料成形時に連続繊維の中へ
の含浸が難しいことが問題となっている。 本発明は、溶融粘度の高い熱可塑性樹脂を連続繊維(強化繊維)に
短時間で含浸させる技術を提供することで、連続繊維強化熱可塑性樹脂複合材料を短いサイクルで成形するこ
とを可能とするものである。
GI-H24-35 PCT/JP2012/080962
概要
H24.8.24
野々村修一
久米徹二
伴隆幸
大橋史隆
H24.11.29
成形用治具の製造方法
深川仁
吉川泰晴
三宅卓志
炭素繊維複合材料を用いた複合材製品は、「プリプレグ」と呼ばれる材料をオートクレーブの中で加熱及び加圧
することで成形加工されている。このプリプレグは、炭素繊維に未硬化の液体状のエポキシ樹脂などの熱硬化性
樹脂を含浸させた半硬化状態のシート状材料である。炭素繊維から形成されたプリプレグは、未硬化の液体状の
熱硬化性樹脂を含んでいるため、プリプレグと直に接する成形用型の型表面及びカウルプレートのプレート面に
は、真空成形による加工時及びオートクレーブを用いた加熱の際に、熱硬化性樹脂の一部が型表面またはプ
レート面に接着する可能性がある。その結果、複合材製品の型表面などに強固に固着し、成形用型から複合材
製品を脱型する際に、複合材製品の一部が欠損したり、複合材製品の製品表面の平滑性が低下することがあっ
た。本発明は、前記課題を解決するものである。
特願2012-282645
H24.12.26
金属炭化物の製造方法
大矢豊
伴隆幸
伊西拓弥
金属炭化物は、金属粉末等と炭素とを混合して、還元雰囲気下で高温に加熱し炭化することにより製造されてい
た。しかし、製造条件を整えるためのコストや効率などの点で課題が多い。本発明は、有機液体中で金属電極を
用いてグロー放電することにより、電極自体を液中の炭素と反応させ、極めて簡単に金属炭化物を生成できること
を見いだしたものである。
特願2013-008308
H25.1.21
濡れ性に異方性を有するフイルム及びその製造方法
武野明義
高橋紳矢
本発明は、所定の方向には水が流れやすくなるフィルムや、接着剤や粘着剤からの剥離強度がその方向によって
差異を有するフィルムを提供するものである。例えば車のウィンドウガラスに対してこのフィルムを利用すれば、走行時に視
界を妨げることがなくなったり、ポスター等の貼付に本発明のフィルムを使用して、一定期間使用したのちは解体を容
易にすることができる。
特願2014-044441
H25.3.7
新規複素環化合物及びそれを含む有機薄膜
芝原文利
村井利昭
有機化合物を用いて半導体材料とする際には置換基による影響ではなく、分子骨格自体の性質として、より高い
HOMOとより低いLUMOが達成できれば、キャリア輸送を鍵とする材料に適した化合物を提供することができ
る。本発明は、特にビスチアゾールが縮合環化した新規複素環化合物に係わるものであり、その化合物を含む有
機薄膜に関する。このような有機薄膜は優れた電荷移動度を示す他、製品の安定性を保証して実用性に優れ
る。
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未公開特許
GI-H24-54
概要
特願2013-121367
各種パイプの4点曲げ試験方法
深川仁
吉村勉
本発明は中空試験体の4点曲げによる曲げ試験方法に関するものである。例えば繊維強化プラスチックの従来
の曲げ試験方法は、供試材料のバルクとしての評価が可能である反面、実際の使用形状や利用態様における物
性を評価しているものではなかった。それに対して本発明は、試験体に対して純粋に曲げのモーメントを作用させ
られる試験方法を提供するものである。特に、管状試験体に対しては、機械加工により補強材を作製するというよ
うな高度な技術および設備を必要とせず、大小種々な断面形状にも容易に対応でき、試験後には補強材の再利
用が可能であるという特徴を有する。
GI-H25-20 特願2013-212904
概要
H25.6.9
H25.10.10
炭素繊維強化複合材料の検査方法および検査装置
三宅卓志
関雅子
本発明は、樹脂をマトリックスとするCFRP内の炭素繊維の状態の差を、製造現場で製品検査に用いることがで
きる簡便で短時間に検出する方法および検査装置を提供する。すなわち、射出成形の仕掛品について、仕掛か
り前後の成形品で同じ繊維状態にあるかどうか、あるいは外気温の変化などで型温が変化した場合の成形品中
の繊維状態が同じであるかどうかなどを、製造現場で製品検査に使用できる数分程度の短時間で検査する方法
を提供することを目的とし、同一成形体の部位による繊維の状態或いは別々の成形体の内部で繊維の状態が同
一であるかどうかを簡易迅速に判断する方法である。
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未公開特許