阿賀野市立神山小学校 神小だより 学校だより 10月号 保護者・地域版 H26.10.10 ホームページアドレス http://kamiyama-es.agano.ed.jp/ 新ランチルームが完成して変わったこと 校長 小 海 信 幸 10月1日(水)、4限の終わりに「ランチルームの完成を祝う会」を新装開店のランチ ルームで行いました。7月22日が1学期最後の給食、9月はお弁当(業者のおかずと家 庭のご飯)でしたので、夏休みを含めると71日ぶりのランチルームでの給食です。 会の中で、お弁当と給食の違うところを子どもたちに聞いてみました。すると、メニュ ーのこと、教室で食べること、準備や片付けの時間が違うことなどが出ました。その中で、 一番の違いとして「温かさ」が出されました。温かいおかず、熱々のお汁やスープ、ほっ かほかのご飯。なるほど、作りたてのあつあつが給食の一番のよさと言えます。肌寒くな ってきたこの季節、あつあつの給食に感謝し、残さずおいしくいただいてほしいものです。 9月のお弁当給食のときに、新しい良い習慣が生まれました。それは、おかずの容器や 牛乳パックの入った箱を保健室の隣の部屋に返すとき、元気よく「ごちそうさま!」と挨 拶するという習慣です。 1学期までのランチルームの様子では、給食後、調理室で食器洗浄をしている調理員さ んたちに「ごちそうさま」と言う姿はあまり見かけませんでした。けれど、9月、毎日重 たいご飯やおかずを1階から教室まで運ぶ調理員さんの姿を見ていた子どもたち。調理員 さんが作ったお弁当ではないけれど、日を追うごとに「ごちそうさまでした!」の大きな 声が聞かれるようになりました。 また、完成を祝う会で、初日のお祝い給食として、調理員さんが「祝」の字の手作り旗 を立てた「手作りプリン」を作ってくださったことを子どもたちに伝えると、その日の食 器返却時やランチルーム退室時に「ごちそうさまでした!」 の声が調理室に向かって響いていました。中には、「ごちそ うさまでした。カレーがおいしかったです。」「手作りプリ ンがおいしかったです。」と、おいしかった献立を付け足す 子どもも。また、9月の業者のおかずは残すことが多かっ たのに、久しぶりの給食がとてもおいしくて、残さず全部 食べたことをうれしそうに話す子どももいました。さらに、 給食再開以来、連日完食が続く学年もあります。 これまで当たり前のようにいただいていた給食でしたが、今回のランチルーム改修工事 を機会に、給食のありがたさをしみじみ感じ、それを表現し始めた子どもたちです。 9月は、毎日ご飯を用意していただき、ご不便をおかけしました。ご協力いただきまし たことに心より感謝いたします。たいへんありがとうございました。
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