No217-151105

留学生センターニュース
№217
2015年11月5日発行
ただ今留学中
困ったことと大変なこと
I21
早川
どんなことにも挑戦したい
京佑
P12
YFU 留学生
留学先:ハンガリー
期間:2015.8.12 ~ 2016.7.1
岡田
彩瑚
姉妹校交換留学
留学先:West High School (Traverse City アメリカ)
留学期間:2015.10.10 ~ 2016.1.5
2 ヵ月が経
ちました。2
週間熱で寝込
んでいまし
た。今回は、
ハンガリーの
学校の様子に
ついて紹介し
たいと思いま
す。ハンガリ
ー語は発音が
とても難し
く、自分では
同じように発
音しても現地
の人に全然違
うといわれて
しまいます。
アメリカに来て 2 週間が経ちました。アメリカは
日本と全然違って驚くことばかりです。
私が空港に着いたとき、ホストファミリーが迎え
に来てくれていました。とても温かく迎えてくださ
ってうれしかったです。私のホストファミリーはい
つでもテンションが高いです。だから、一緒に過ご
しているととてもハッピーな気持ちでいられます。
そして、ホストマザーは私の英語力がもっと上がる
ように映画を見せてくれたり、私が本を読んでホス
トマザーが発音などが間違ってないかなど見てくれ
たり、宿題を教えてくれたり、たくさん話しかけて
くれたりします。私はすごく嬉しいです。
アメリカの人たちは自分の家族と過ごすことを大
切にします。だから土曜日や日曜日などの休日の日
は親戚のみんなで集まってご飯を食べたり出かけた
りします。私は、ホストファミリーの親戚のみんな
とバーベキューをしたり、キャンプファイヤーをし
て話したり、たくさんのお店が並んでるところでお
買い物をしたり、アイスクリームを食べたり、カー
ドゲームをして楽しみました。そのカードゲームは
日本にはなく、でも少し日本の「スピード」に似て
います。そのカードゲームのルールがわからなかっ
た私に親戚のみんなは優しく丁寧に教えてくれまし
これが最近の困ったことです。
学校は、ブダペストにあり、通い始めて 1 ヵ月で
す。僕はブダペストの近くの丘の Nagycovácsi と呼
ばれるところに住んでいます。そして、学校までの
道のりがとても長いです。バスで 30 分、ヴィッラモ
ッシュという路面電車で 30 分、地下鉄と徒歩で 15
分かかります。そのため、5 時半起き6時半に出発
するという生活を続けています。朝、起きるのが苦
手な僕にとっては、とても大変なことです。
これは、僕の時間割は、0 ~ 7 時間目までありま
す。0 時間目は 7 時 20 分に始まり 7 時間目は、2 時
半に終わります。そして、授業と授業の間には 10 分
の休憩があります。日本の学校と違うところは、昼
休みがほぼなく 15 分しかありません。そして、授業
がない時間もあります。他にもすべての授業は、少
人数で、だいたい、10 人から 15 人で授業をします。
授業は、ハンガリー語で行われるので、僕にはなか
なかわかりません。しかし、英語と数学だけは、分
かるようになってきました。 もっと勉強して話せ
るように頑張りたいです。(受信: 2015.10.24)
-1-
た。とても楽しかったです。アイスクリームには「ス
ーパーマン」というアイスクリームがあって、それ
は赤や青や緑などカラフルな色です。そして、アメ
リカのアイスクリームの小さいサイズが日本の一番
大きいサイズと同じくらいだったことにはとても驚
きました。アメリカの大きいサイズはとても大きか
ったです。私のホストファミリーはショッピングが
とても大好きです。休みの日はよく連れて行ってく
れます。私もショッピングが好きなのでとても楽し
いです。アメリカにしか売ってないものも買えたの
でよかったです。
私たちは毎週日曜日に教会に行きます。私はアメ
リカの教会を初めて見た時驚きました。教会にはス
テージがあってドラムやギターなどがあり、歌手も
います。それでみんなで歌います。歌った後は何人
かの人が長いお話をします。でも、歌もお話もキリ
スト教に関することばかりです。教会の入り口には
コーヒー屋さんなどのたくさんのお店があります。
ときどき夜、学生たちが教会に集まってゲームをし
たり、喋ったり、食事をしたり、歌を歌ったりしま
す。日本の教会は静かだけど、アメリカの教会は騒
がしいです。でも、とても楽しい礼拝でした。礼拝
の後は必ず家族で食事をします。私のホストではご
飯を食べる前に必ずお祈りをします。その時間はい
ろんなものに対して感謝できる時間なのでとてもい
い時間だと思います。私がアメリカに来てからはお
祈りをしたあとにみんなで「いただきます」と言っ
てくれます。
アメリカの学校も日本とは全然違います。アメリ
カの学校はすべて移動教室で自分で責任をもって行
動しなければいけません。そしてほとんどの授業で
パソコンを使います。
初めはどうすればわからなかったけどだんだん慣
れてきました。授業は当然英語なのでとても難しい
し大変です。そして時間割は毎日一緒です。日本み
たいに毎日違う時間割ではありません。お昼ご飯を
食べれる時間が 3 回あり、生徒によって食事をする
時間が異なります。また、朝ごはんも学校で食べる
ことができます。私はそれを聞いてとても驚きまし
た。学食はすべてとてもおいしいです。
また、アメリカでは留学生扱いはされません。ア
メリカの人はフレンドリーですぐに話しかけてくれ
ると思われがちですが、そんなことはなく自分から
話しかけないと仲良くなれません。
でも、しゃべりかけるとみんなフレンドリーです。
初めは驚いたけど、自分から話しかけていくうちに
たくさん友達をつくることができました。これから
ももっとアメリカの友達を増やして仲良くなりたい
です。そして、アメリカの生徒は授業中、積極的に
発言します。日本みたいに先生にあてられてから発
言するのではなく、間違っていても自分の思ってい
ることをすぐに言います。だから、授業中は人の声
が絶えることはありません。そうやって、発言でき
るのはすごいなと思いました。見習う必要があるな
と思いました。
私のホストファミリーには Sarah という中国人の
女の子がいます。そして、私が通っている学校にも
たくさんの中国人の留学生がいます。私がアメリカ
にいく前ホストファミリーに中国人がいるというこ
とを知って、中国との問題があるので、少し不安で
した。でも、Sarah も中国人の留学生もとてもやさ
しいです。私が英語を理解できなかったら簡単な英
語にしてゆっくりしゃべってくれるし、とても気軽
にしゃべりかけてくれます。この前、その中国人の
四人の友達とフットボールの試合を見に行きました。
途中で雪が降ってとても寒かったけどとても楽しか
ったです。いい思い出になりました。フットボール
を一緒に見に行って、もっとその中国人の友達と仲
良くなることができました。みんなとてもいい友達
です。この留学を通して私の中国の見方も変えるこ
とができました。
私はこの留学でアメリカと日本の違いをたくさん知
ることができました。
あと 2 ヶ月残っているので、どんなことにも挑戦
して、私にとってこの留学がよりよいものになるよ
うにしたいです。(受信:2015.10.26 )
コミュニケーション
I21
平井シーナ
姉妹校交換留学
留学先:Central High School (Traverse City アメリカ)
留学期間:2015.10.10 ~ 2016.1.5
アメリカに来て 2 週間が経ちました。先週までは、
ホストマザー、中国人のホストシスター、中国から
の留学生 3 人、タイからの留学生 1 人と私で過ごし
てましたが、中国人 2 人の留学生は自分たちの本当
のホストの家に戻られました。ですから、今は 5 人
で一つの家で過ごしてます。
ホストマザーとホストシスターとは、ほとんどご
飯食べてる時にしかコミュニケーションが取れませ
ん。結構忙しいので、なかなかコミュニケーション
が取れませんが、他の留学生とは毎日寝るまで上手
くコミュニケーションを取れてます。言語が異なる
ので英語で話さなければ通じません。ほぼ音楽につ
いて話すことが多いです。
私は Central High School という学校に通っていま
す。初日は、泣きそうになるぐらいとても緊張しま
した。毎時間、移動しなければなりません。場所と
か分からなくて、先生が誰も付いててくれてなかっ
たので、すごく困りました。移動時間が 5 分しかな
いので、"Where is...room?"と聞きまくりました。今
では、初日と違って慣れてきたので余裕を持って移
-2-
動などができてます。
Central High School では、中国からの留学生が 40
人ぐらいいます。1 時間目の授業では、留学生たち
と一緒にいます。自由時間という感じです。周りに
は、やり終えていない課題をやっている人たちが結
構います。教え合ったりしているので、いつも中国
語で話してやります。何を言ってるか分からないの
で、洋画を見たり、自分で買った英語の本を読んだ
りしています。家に帰ってからも時々寝る前に本を
読んでます。英語力を高めるために、自分なりにで
きることをしています。毎日宿題も出されます。や
り終えるのに時間を掛けてます。1 教科に 3 時間ぐ
らいかけることもあります。
Central High School の生徒たちとアジア系の留学
生は、結構分かれています。アメリカ人の多くは、
思っていたよりフレンドリーではありません。今は
まだ自分の英語に自信がないので、どう行動を取っ
て友達を作ったら良いのかわかりません。
自分の英語が上達するようにコミュニケーション
をいっぱい取って頑張ります。
(受信:2015.10.28)
初めて、ホストファミリーが言っていることもすこ
しずつわかるようになり、やっとオーストラリアの
環境に慣れました。
学校に初めて登校したとき、クラスメイトのほと
んどが中国人でとても驚きました。なぜなら私は中
国に対する先入観を持っていたからです。テレビや
新聞のニュースで見る中国と日本の関係はあまりよ
くない感じで書かれていて、私は勝手に中国の人は
日本人が好きではないと思っていました。でも、教
室に入って緊張しているわたしにクラスメイトのみ
んなは笑顔でたくさん話しかけてきてくれました。
特に、日本についてや私の住んでいる所のことなど
をたくさん聞かれました。ときどきとても難しい質
問をされて困ったときもありました。改めて自分の
国や住んでいる所について細かく知っておくのはと
ても大切なことだと感じました。スピーチの授業で
も大体は自分の国についてなどのスピーチを作り発
表をしました。
授業は最初、先生
が何を言っているの
かまったく理解でき
なくてクラスメイト
に教えてもらったり
していました。でも、
途中からわからない
ところは先生に何回
も聞きに行ったり、知らない単語や表現が出てきた
ら必ずメモをとるようにしていたら、いつのまにか
先生の言っていることがスラスラーっと耳に入って
くるようになり、それを実感したときはとてもうれ
しかったです。私の行っていた学校は毎日家庭学習
を 3 時間しなければいけなくて最初、「こんなにでき
ひんわ!」って思っていたけれど先生が毎日出す宿
題だけで約 3 時間かかったこともあり、先生はそう
いうところが怖かったです
オーストラリアでの 12 週間は自分が思っていた以
上にたくさんのことを学ぶことができました。決し
て楽しいことばかりじゃなくて辛いことも苦しいこ
ともあったし、もう帰りたいと思ったこともたくさ
んりますが、最後までオーストラリアで勉強できた
ことに今は感謝の気持ちでいっぱいです。ふとした
ときにとても戻りたくなりますが、たくさんの思い
出を胸にこれからの学校生活を頑張っていきたいで
す。
留学レポート
感謝の気持ちでいっぱい
I11 前川 愛梨
留学先:Citipointe Christian College(オーストラリア)
期間:2015.7.18 ~ 10.10
私は中学生の頃に 2 度短期留学に参加させてもら
いました。どちらも 2 週間程の滞在で楽しい!とい
う記憶でまた行きたいという思いが膨らみました。
今回の留学はもっと自分の英語力を伸ばすために
参加しました。ホームステイは、おじいちゃんとお
ばあちゃんの二人暮らしのお宅にお世話になりまし
た。おばあちゃんは大阪のおばちゃんのようなチャ
キチャキなおばあちゃんで初めてのホームシックに
なりかけた時も、部屋に籠る時間をあたえられるこ
ともなく早く下に降りといで!といった具合でめそ
めそもしてられませんでした。
おばあちゃんとは喧嘩することもあったけど、本
当に困ったときは、おもいっきり抱きしめてくれま
した。おかげで、元気に学校に通うことができまし
た。2 週間経ったぐらいのときに友達も徐々にでき
第二の家族
I11 上田 蒼
留学先: Bethlehem College(ニュージーランド)
期間: 2015.7.18 ~ 10.10
私は、7 月 18 日から 10 月 10 日まで、ニュージー
ランドのベツレヘムカレッジというところに留学し
ました。
中学から留学したいと思っていたので、テストに
無事受かって行けると決まったときは、感無量でし
た。やっと、ひとつの夢が叶うと思いました。でも、3
ヵ月も家族から離れて生活することや、外国に行く
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ことも初めてだったので、不安も絶えませんでした。
それでも、行くことを許してくれた家族や、応援し
てくれる人のためにと、覚悟を決めて一人で旅立ち
ました。
現地に着いて 1 、 2 週間くらいは、何度もくじけそ
うになりました。ホームシックを感じたり、日本の
友達に会いたいと思ったことも、一度や二度ではあ
りませんでした。それでも、無事に 3 ヵ月乗り切れ
たのは、なによりもホストファミリーの存在あって
こそだと思っています。
私は、
「ホストファミリーにはあたりはずれがある」
と聞いたことがあったので、なんとなく、ホストフ
ってくれたりしました。子供たちも、楽しそうに話
してくれました。いつでも、私のことを第一に考え
てくれました。ここまでしてくれるホストは、ほか
にいないと思います。いつも笑い声が絶えない、本
当の家族のような温もりがいつも感じられました。
なかでもうれしかった出来事は、私が帰国する直
前、「私はあなたがまたニュージーランドに戻ってく
ると信じているから、さよならは言わない」と言っ
てくれたことです。その時の気持ちを言葉にするの
は難しいですが、とても、胸が熱くなりました。私
は、本当に幸せ者だと心から思いました。
ただ、もうすこし努力が必要だったなあと思うこ
ともありました。やっぱり、私は日本人だというと、
日本のことをたくさん聞かれます。その内容は、私
の家族のことから日本という一国についてまで、幅
広いものでした。でもたいていの場合、知らなかっ
たり、英語で説明できなかったりしました。自分の
国だというのに、説明できないのは悔しいです。も
っと勉強するべきだったと思います。
ァミリーについては心配していました。いい人たち
なのか、自分はちゃんと家族に溶け込めるのか・・・。
おそらく、一番大きな心配事だったと思います。し
かし、初日に会った時、「この人たちなら大丈夫」と
強く感じたことを覚えています。それは、ホストマ
ザーが私がまだ自己紹介をしていないのに名前を呼
んでくれたせいかもしれないし、子供たちがかわい
いなぁと感じたからかもしれません。今になっても、
最後に、私は高校一年のこの時期に、ニュージー
正直よくわかりません。でも、直感的にそう思いま
ランドという国に留学させていただけたのは、すご
した。
く幸せなことだと思っています。ホストだけでなく、
実際、私のホストは「あたり」とか「はずれ」と
現地で出会った温かい人たち、先生方、そして家族
か考えていた自分が情けなくなるほどに、あたたか
には、感謝してもしきれません。この貴重な経験を
い人たちでした。私の下手な英語を真剣に聞いてく
糧に、少しでも、自分を変えられればと思います。
れたり、私と話すときにはゆっくりはっきりしゃべ
本当にありがとうございました。
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マレーシアと
シンガポールからの
短期ホームステイ
高校二年生
海外研修旅行に出発
学年制普通科は、シンガポール、マレーシア、香
港、台湾(淡江高級中学)、中国南京、韓国の 6 つの
コースに分かれて行きます。マレーシア、シンガポ
ール、南京、韓国ではホームステイをします。
単位制は、台湾(明倫高級中学)に全員が行きます。
いずれも、11 月 12 日(木)から 16 日(月)の 4 泊 5
日(機中泊含む)です。
また、学年制国際コミュニケーションクラスは、
オーストラリアの姉妹校への語学研修(全日程ホー
ムステイ)です。こちらは、11 月 9 日(月)から 20
日(金)までです。
海外研修旅行で交流しているマレーシアの Wesley
Methodist School( 姉妹校)とシンガポールの St.
Andrew's Jr. College から、短期ホームステイを受け
入れます。マレーシアの一行(生徒 36 名、引率教員 3
名)は、11 月 20 日(金)から 23 日(月)の 3 泊 4
日です。研修旅行でマレーシアコースに参加した生
徒の家庭を中心にホームステイをします。また、シ
ンガポールの一行(生徒 30 名、引率教員 3 名)は、11
月 27 日(金)から 29 日(日)の 2 泊 3 日で、こち
らもシンガポールコースに参加した生徒の家庭を中
心にホームステイをします。
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