三 浦 信 孝 教 授 経 歴 書 1.生年月日 1945年3月28日、盛岡市生まれ

三浦信孝教授経歴書
1.生年月日 1945年3月28日、盛岡市生まれ
2.学歴
1963年3月 岩手県立盛岡第一高等学校卒業
1970年3月 東京大学教養学部教養学科フランス分科卒業
1971年10月〜1974年6月 フランス政府給費留学生としてパリ第4ソルボンヌ大学、
パリ第8ヴァンセンヌ大学に留学
1978年3月 東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専攻博士課程満期退学
3.職歴(教員本務歴)
1976年10月〜1978年3月
1978年4月〜1980年3月
1980年10月〜1989年3月
1990年4月〜1995年3月
1995年4月〜2015年3月
パリ第3大学国立東洋言語文化研究院INALCO講師
立教大学一般教養部専任講師
静岡大学教養部助教授
慶應義塾大学総合政策学部教授
中央大学文学部教授
4.学位
仏文学修士 1973年6月 パリ第4ソルボンヌ大学、1975年3月 東京大学
論文題目 L’existence et le langage poétique chez Paul Valéry
5. 学内委員等
学長専門員 2001年11月〜2013年11月
第21回中央大学学術シンポジウム「グローバル化とクレオール化」主査 2004年
4月〜2007年3月
仏語圏短期留学小委員会委員長 2012年11月〜2014年10月
仏語圏大学間協定締結
トゥルーズ・ルミラーユ大学(1996 年)
ジュネーヴ大学(2010 年)
フランコフォニー大学機構 AUF 加盟(2012 年)
6.学会並びに社会における活動
NHKテレビフランス語会話講師 1994年4月〜1997年3月
日本フランス語教育学会 幹事長1995〜1996年、会長2011〜2013年
放送大学客員教授(フランス語III) 1998年4月〜2006年3月
国際フランス語教授連合FIPF理事 1996〜2004年、2008〜2012年
公益財団法人日仏会館常務理事 2002年4月〜現在に至る
7.海外客員教授歴
英シェフィールド大学 1997 年 1 月
仏アンチーユ・ギュイヤーヌ大学マルチニック校 1999〜2004 年冬期各 1 カ月
仏高等研究実習院 EPHE 2006 年 1〜2 月
仏トゥルーズ・ルミラーユ大学 2006 年 3 月
仏ボルドー第 3 モンテーニュ大学 2007 年 3 月
仏リヨン第 2 リュミエール大学 2008 年 10 月
スイス・ジュネーヴ大学 2011 年 10 月〜2012 年 3 月
仏コレージュ・ド・フランス 2012 年 3 月
ベルギー・ブリュッセル自由大学 2014 年 11 月(訪問研究員)
1
8.学術受賞(受勲)
1996年4月 Officier des Palmes Académiquesフランス共和国教育功労賞オフィシエ
2014年11月 Officier des Arts et des Lettres フランス共和国芸術文化勲章オフィシエ
9.著書(主要著書および共著、編著等の執筆)
【単著】
2002年3月 『現代フランスを読む 共和国・多文化主義・クレオール』大修館書店
【編著】
1997年5月 『多言語主義とは何か』藤原書店
2000年9月 『言語帝国主義とは何か』藤原書店(仏語版と韓国語訳あり)
2001年12月 『普遍性か差異か――共和主義の臨界、フランス』藤原書店
2003年10月 『フランスの誘惑・日本の誘惑』中央大学出版部(仏語版あり)
2003年12月 『来るべき〈民主主義〉――反グローバリズムの政治哲学』藤原書店
2004 年 3 月 『近代日本と仏蘭西――10 人のフランス体験』大修館書店
2008年 3 月 『グローバル化と文化の横断』(松本悠子と共編)
2009年6月 『トクヴィルとデモクラシーの現在』東京大学出版会(松本礼二、宇野重規と
共編)
2009 年 9 月 『〈共和国〉はグローバル化を超えられるか』平凡社新書(J.-P.シュヴェヌ
マ
ン、樋口陽一との共著)
2010 年 5 月 『自由論の討議空間――フランス・リベラリズムの系譜』勁草書房
2010年10月 『現代フランス社会を知るための62章』明石書店(西山教行との共編)
2014 年 4 月 『ルソーと近代――ルソーの回帰・ルソーへの回帰』風行社(永見文雄、川
出良枝との共編)
2014年11月 『日仏翻訳交流の過去・未来――来るべき文芸共和国のために』大修館書店
(西永良成、セシル坂井との共編)
【共著】
1984年4月 饗庭孝男ほか編『フランスの文学――〈知〉の新しい地平から』 有斐閣(「ヴ
ァレリー」の章を執筆)
1985年2 月 丸山圭三郎編『ソシュール小事典』 大修館書店(「同時代の隣接諸科学」を執
筆)
1987年5月 朝倉季雄ほか著『新スタンダード仏和辞典』 大修館書店
1993年12月 関口一郎編『慶応義塾大学SFC外国語教育への挑戦』三修社(「フランス語教
育の総括と課題」を執筆)
1997年4月 『人類の叡智に学ぶ』中央大学出版部(「ミシェル・フーコーの思想 『言葉
と物』より」を執筆)
1997年10月 川田順造、上村忠男編『文化の未来』未来社(「多言語主義・フランコフォ
ニー・クレオール」を執筆)
1998 年 3 月 高柳先男編『ヨーロッパ統合と日欧関係 I 』 中央大学出版部(「フランスの
「文化的例外」の闘いとその意味」を執筆)
2000 年 6 月 西川長夫ほか編『20 世紀をいかに越えるか』 平凡社(「日本はクレオール
性
の零度か?――新しい精神の三角貿易のために」を執筆)
2000 年 11 月 西川長夫ほか編『ラテンアメリカからの問いかけ』 人文書院(「マルチニ
ック紀行――クレオールへの旅」を執筆)
2001 年 8 月 伊藤成彦編『民族問題とアイデンティティ』 中央大学出版部(「問われるジ
ャコバン共和国――フランスにおける共和主義と多文化主義」を執筆)
2002 年 2 月 坂部恵ほか編『20 世紀の定義 6 ゲームの世界』岩波書店(「英語の覇権・
2
少数言語の抵抗」糟谷啓介との共著)
2002 年 6 月 西垣通ほか編『情報学事典』弘文堂(「言語帝国主義」「ダイグロシア」
「多言語主義」「フランコフォニー」「リングア・フランカ」の項目を執筆)
2004 年 12 月 内田孟男ほか編『グローバル・ガバナンスの理論と実践』 中央大学出版部
(「共和国・多文化主義・クレオール」を執筆)
2006年4月 『思想としての〈共和国〉――日本のデモクラシーのために』みすず書房(レ
ジス・ドゥブレ、樋口陽一、水林章との共著)
2011 年 7 月 大木充、西山教行編『マルチ言語宣言』 京都大学学術出版会(「文化的多様
性と多言語主義――多言語的で発信型の外国語教育のために」を執筆)
10.主な学術論文と翻訳
【日本語論文】
1971 年 2 月 「存在と言語――ポール・ヴァレリー論」『早稲田文学』3 巻 2 号
1978 年 3 月 「ヴァレリー再読のために――ヴァレリー研究の現在」『立教大学フランス
文学』第 7 号
1979 年 2 月 「アンチ・ヴァレリアンの系譜」『ヴァレリー全集補巻 1』月報、筑摩書房
1979 年 3 月 「書くことの疎外――ヴァレリーにおける二つの生産」『立教大学フランス
語文学』第 8 号
1979 年 9 月 「『カイエ』以後のヴァレリー 「作品」と「反作品」の狭間」(清水徹と
恒川邦夫との共同討議)『現代詩手帖』22 巻 9 号、思潮社
1980 年 6 月 「ヴァレリー研究――「カイエ」以後の新たな展開」『本と批評』69 号、日
本エディタースクール
1980 年 8 月・10 月 「夢の幾何学から夢の詩学へ」『ヴァレリー全集カイエ篇 3, 5』月報、
筑摩書房
1980 年 10 月 「ソシュール・ヴァレリー・バンヴェニスト」『現代思想』8 巻 12 号、青
土社
1980 年 12 月 「苦痛の幾何学と身体の思想」『ヴァレリー全集カイエ篇 4』月報、筑摩書
房
1981 年 5 月 「隠喩論のための四章」『現代思想』9 巻 5 号、青土社
1981 年 7 月 「クリステヴァ記号論と精神分析学」『現代思想』9 巻8号、青土社
1981 年 9 月 「クリステヴァの文学記号論」、静岡大学教養部『研究報告人文社会科学篇』
17 巻 1 号、
1982 年 3 月 「フランス語と日本語――二つの言葉・二つの制度」、静岡大学教養部『研
究報告人文社会科学篇』17 巻 2 号、
1982 年 4 月 「伝達の記号学と意味作用の記号学」『言語』11 巻 4 号、大修館書店
1982 年 9 月 「ヴァレリーにおける眠りと目覚め」、静岡大学教養部『研究報告人文社会
科学篇』18 巻 1 号、
1983 年 4 月 「ヴァレリーの夢の詩学とクリステヴァ」、季刊『風の薔薇』2 号、書肆風
の薔薇
1992 年 1 月 「EC 統合とフランス」『三色旗』526 号、慶應義塾大学通信教育部
1992 年 3 月 「東欧の激動の中でパリから日本を考える」、SFC Journal of Language and
Communication, Vol.1, 慶應義塾大学 SFC 言語コミュニケーション研究所
1992 年 6 月 「大学における新しい外国語教育――慶應大学 SFC の場合」『フランス語教
育』No.20, 日本フランス語教育学会
1993 年 5 月 「ヨーロッパ統合の論理と倫理――アルフレッド・グロセール・パリ政治学
院教授に聴く」『三田評論』947 号、慶應義塾
1994 年 6 月 「言語政策としての会議通訳――通訳者養成と外国語教育」『フランス語教
育』No.22
3
1996 年 10 月 「GATT ウルグライラウンドにおける AV「文化特例」をめぐる攻防」『日
本
EC 学会年報』16 号
1997 年 3 月 「最後の授業――ヴァレリーのことなど」、中央大学文学部『紀要 文学科』
No.78
2000 年 6 月 「クレオール語の成立とその生き残りの条件」 『ことばと社会』3 号、三元
社
2000 年 7月 「ルイ=ジャン・カルヴェは多言語主義者か?」、ルイ=ジャン・カルヴェ
『言語政策とは何か』(西山教行訳、白水社文庫クセジュ)への解説
2001 年 4 月 「ブルデューにおける国家の両義性」『環』5 号、藤原書店
2001 年 11 月 「サルトルとネグリチュード」、石崎晴己ほか編『サルトルの遺産』日本サ
ルトル学会+青山学院大学仏文科
2002 年 3 月「大学の外国語教育における文化社会研究の存在意義」、中央大学『仏語仏文
学研究』34 号
2002 年 3 月・4 月「『パサージュ』あるいはフランスとその外部(上)(下)」、『UP』
353-354 号、東京大学出版会
2003 年 3 月 「世紀転換期の共和国――多文化主義とポスト植民地主義の試練」、中央大
学『仏語仏文学研究』35 号
2003 年 11 月 「クレオールと雑種文化論――加藤周一・グリッサン対談に寄せて」『日仏
文化』No.69、日仏会館
2003 年冬 「クレオール的リンケージのすすめ――文化をつなぐ、人と学問をつなぐ」、
中央大学『中央評論』No.246
2004 年 2 月 「日本語を国連の公用語にという主張について―鈴木孝夫氏への疑問」『こ
とばと社会』別冊 1、三元社
2004 年 8 月 「歴史と記憶――ピエール・ノラとの対話」 『世界』729 号 、岩波書店
2005 年 11 月 「思想の言葉:トクヴィル研究への期待」『思想』979 号、岩波書店
2006 年 8 月 「「記憶への権利」か「記憶の圧制」か――フランス版歴史家論争」『UP』
406 号、東京大学出版会
2007 年 3 月 「欧州憲法ノンで揺れるフランス――代表制民主主義の危機」『日仏文化』
No.73、日仏会館
2007 年 6 月 「欧州における移民問題の現状と課題」『国際問題』562 号 、日本国際問題
研究所
2010 年 3 月「日本の近代化という問題――発展段階論か文化類型論か」、中央大学文学部
『紀要 言語・文学・文化』No.106
2012 年秋 「欧州統合とフランス」『季論 21』18 号
2014 年 1 月「なぜ《両大戦間、日仏関係の新段階》なのか?」『日仏文化』No.83、日仏会
館
【フランス語論文】
- « Sommeil et Réveil chez Valéry. D’Agathe à La Jeune Parque », in Etudes de langue et littérature
françaises, No.38, Société japonaise de langue et littérature françaises, 1981
- « Bilan et perspectives d’une expérience pédagogique. Projet interview de Français et de
francophones », in Enseignement du français au Japon, 21, Association japonaise des professeurs de
français, 1993
- « La culture européenne vue du Japon », 中央大学『仏語仏文学研究』28
- « Le monde de l’entreprise et l’enseignement du japonais », 中央大学文学部『紀要 文学科』78,
1996
- « Trois discours sur la France et la francophonie », 中央大学『仏語仏文学研究』29
- « L’exception culturelle dans le choc des civilisations », in Enseignement du français au Japon, 24,
Société japonaise de didactique du français, 1997
- « Quelle politique de l’enseignement du français dans un pays non-francophone ? Pour promouvoir
4
l’enseignement du français au Japon », in Enseignement du français au Japon, 25, 1997 ; repris in
Analyses : langages, textes et sociétés, No.6, Université de Toulouse Le Mirail, 1998
- « Japon, degré zéro de la créolité? Pour un commerce triangulaire de l’esprit », in Enseignement du
français au Japon, 27, 1999 ; repris in Espace créole, 10, GEREC, Université Antilles-Guyane, Petit
Bourg, Ibis-Rouge, 2001
- « Okinawa: un DOM japonais entre l’intégration et l’indépendance », in Georges Voisset (dir.),
L’imaginaire de l’archipel, Paris, Karthala, 2003
- « Le médiologue face à l’actualité : entretien avec Régis Debray », 中央大学文学部『紀要 文学
科』92, Université Chûô, 2003
- « Les écrivains japonais face à la modernité occidentale : Situation de Kaneko Mitsuharu », in
Michaël Ferrier (dir.), La tentation de la France, la tentation du Japon, Arles, Philippe Picquier,
2003
- « Maryse Condé et Lafcadio Hearn, un rendez-vous manqué? », in Romantic Review, Vol.94, No.3-4,
May-Nov.2003, New York, Columbia University
- « Trois modèles d’intégration dans l’espace francophone », in Hermès, 40, Paris, CNRS Editions,
2004
- « Pour une troisième voie du didactique du français dans un pays non francophone : perspective
japonaise », in Haruhisa Kato (dir.), La modernité française dans l’Asie littéraire, Paris, PUF, 2004
- « Les politiques d’assimilation linguistique de la République et la Francophonie », in Louis-Jean
Calvet et Pascal Griolet (dir.), Impérialismes linguistiques, hier et aujourd’hui, Aix-en-Provence,
Inalco/Edisud, 2005
- « La notion d’hybridité créole est-elle applicable à la civilisation japonaise? Remarques sur la
diversité culturelle », 中央大学『仏語仏文学研究』36, 2003; repris in Carlo A.Célius (dir.),
Situations créoles, Québec, Editions Nota nebe, 2006
- « Japon », in L’Année Francophone Internationale, 13 (2003), 15 (2005), 16 (2006), 19 (2010),
Québec, Université Laval
- « La modernisation du Japon et la France », 中央大学文学部『紀要 文学科』98, 2006
- « Le renouveau de la philosophie politique après le post-modernisme: la république contre l’Empire
de la democratie », 中央大学『仏語仏文学研究』38, 2006
- « Modèle français trois fois écarté ?, Un aperçu de la modernisation du Japon face à l’Occident », in
Revue japonaise de didactique du français, Vol.1, n.2 (Etudes francophones), Tokyo, Société
japonaise de didactique de français, 2006
- « La francophonie et le plurilingusime dans le contexte japonais », in La Tribune internationale des
langues vivantes, N°39, mai 2006
- « Sur l’usage juste du mot kamikaze : Le culte de la mort dans le Japon impérial », in M.Wieviorka
(dir.), Disposer de la vie, disposer de la mort (Entretiens d’Auxerre 2005), Editions de l’Aube, 2006
(traduit en italien) ; repris sous le titre de « Le kamikaze, erreur de la traduction », in Médium
(directeur: Régis Debray), No.9, Editions Babylone, oct.-nov.-déc. 2006
- « La traduction, facteur clef de la modernisation : le cas du Japon de Meiji », in Alexandrie,
métaphore de la francophonie, CIDEF-AFI, 2007; version originale de l’article « Tradition,
traduction: la modernité japonaise » publié in Médium, No.7, avril-mai-juin 2006
- « France/Japon, allers et retours : du comparatisme complaisant au comparatisme critique », in
M.Wieviorka (dir.), Les Sciences sociales en mutation, Editions Sciences humaines, 2007
- « De l’exception culturelle à la diversité culturelle : L’identité française face à la mondialisation », in
M.Wieviorka (dir.), Peut-on encore chanter la Douce France ? (Entretiens d’Auxerre 2006),
Editions de l’Aube, 2007
- « Plaidoyer pour la langue française? », 『仏語仏文学研究』40, Université Chûô, 2008
- « La cuisine japonaise du dedans et du dehors, ou comment résister à la pensée carnivore », in
M.Wieviorka (dir.), Se nourrir, l’alimentation en question (Entretiens d’Auxerre 2006), Editions
Sciences humaines, 2009
- « La modenisation du Japon revisitée : Que reste-t-il de l’approche moderniste ? », 中央大学『仏
語仏文学研究』42, 2010
- « L’enseignement du français et les sciences humaines et sociales », in Revue japonaise de
didactique du français, Vol.6, No.1, SJDF, 2011
5
- « Universalisme et Multiculturalisme », éditorial à Croisements, Revue francophone de sciences
humaines d’Asie de l’Est, No.1, Atelier des Cahiers, 2011
- « Un regard politique sur la diffusion et la réception du français au Japon », in Véronique
Castellotti(dir.), Le(s) français dans la mondialisation, EMW éditions, 2013
- « Qu’est-ce qui a changé en 1968 et en 1989 au Japon ? ou chronique d’une mort annoncée de la
démocratie d’après-guerre », », 中央大学文学部『紀要 言語・文学・文化』 112, 2013
- « Intellectuels francophones du Japon moderne et contemporain : Nakae Chômin (1847-1901) et
Katô Shûichi (1919-2008) », in La lettre du Collège de France, 36, mai 2013
- « Triangulation des langues : autour de la traduction du Contrat sociale de Rousseau en chinois par
Nakae Chômin », 中央大学『仏語仏文学研究』46, 2014
【主な翻訳】
1976 年 11 月 Yukio Mishima, Madame de Sade, Gallimard (三島由紀夫『サド侯爵夫人』の
A. ピエール=ド=マンディアルグによる仏語版のための逐語訳)
1979 年 2 月 『ヴァレリー全集補巻 1』筑摩書房(分担訳)
1980 年 8 月〜1982 年 11 月 『ヴァレリー全集カイエ篇』第 4, 5, 6, 8 巻、筑摩書房(分担
訳)
1986 年 5 月 ジャック・デリダ『カフカ論 『掟の門前』をめぐって』朝日出版社
1993 年 4 月 Le Monde diplomatique/世界シンポジウム記録『ジャーナリズムは何を伝え
た
か 現代世界とマス・メディア』『世界』臨時増刊 581 号(監訳)
2001 年 9 月 『越境するクレオール マリーズ・コンデ講演集』岩波書店
2003 年 4 月 アンドレア・センプリーニ『多文化主義とは何か』白水社文庫クセジュ(長
谷川秀樹との共訳)
2007 年 10 月 ピエール・ブルデュー『実践理性』藤原書店(分担訳)
2009 年 5 月 ジャン・ボベロ『フランスにおけるライシテ(脱宗教性)の歴史』白水社文
庫クセジュ(伊達聖伸との共訳)
2014 年 2 月 ブリュノ・ベルナルディ『ジャン=ジャック・ルソーの政治哲学 一般意志・
人民主権・共和国』勁草書房(編・共訳)
2014 年 3 月 アントニオ・ネグリほか著『ネグリ、日本と向き合う』NHK 出版新書
11.その他
【フランス語教材]
1980年4月〜1981年3月 「やさしい会話」『基礎フランス語』10巻1〜12号、三修社
1989 年 4 月〜1991 年 2 月 「実戦経済フランス語」、白水社『ふらんす』に 23 回連載
1993 年 3 月 レイモン・バール『ドイツ統一とヨーロッパの未来』編注、第三書房
1994 年 4 月〜1997 年 3 月 NHK テレビ『フランス語会話』、NHK 出版
1996 年 4 月 『ヨーロッパの歴史 1945-1990 』編注、第三書房
1998 年 1 月 『フランス語 III:フランスの鏡に映った日本』放送大学教育振興会
1999 年 2 月 『同時通訳からみた外国語学習法』中央大学視聴覚教室
1999 年 3 月 J.-L.ジュベール『ラ・フランコフォニー』編注、第三書房
1999 年 3 月 タハール・ベンジェルーン『娘に語るラシスム』編注、白水社
2002 年 3 月 『フランス語 III:世界のフランコフォン文学』放送大学教育振興会
2004 年1月 ドラ・トーザン『現代フランスの基礎知識』編注、白水社
2002 年 5 月 『CODEX, フランス語講読入門 』、 中央大学仏文学研究室編、駿河台出版社
(分担執筆)
2011 年 1 月〜3 月 「フランスの友達に語る日本」(ドラ・トーザンとの共著)、NHK ラ
ジオ講座『まいにちフランス語』応用編、NHK 出版
【雑誌への寄稿】
1977 年 5 月 ピエール=ド=マンディアルグ(インタビュー)「三島由起夫について」、
『海』9 巻 5 号、中央公論社
6
1977 年 6 月 「武器としての言葉 日本・EC の対立の根底にあるもの」『パリトキオ』
No.1、 欧日協会
1977 年 9 月 「フランスを蝕む4つの病根」『パリトキオ』No.4、欧日協会
1982 年 5 月 「『美味礼讃』あるいは快楽の生理学」『サントリー・クォータリー』2 号
1983 年 12 月 「バベルの経験――翻訳を語るデリダを翻訳する」『翻訳の世界』8 巻 12
号、バベルプレス
1997 年 8 月 「他者と共生の道を――多言語主義について」『公明月報』N0.393
1997 年 9 月〜11 月 「日本で今なぜ多言語主義か(上・中・下)」『草のみどり』109〜
111 号、 中央大学学生父母連絡会
2000 年 5 月 「言語と国家」、別冊『世界』675 号「この本を読もう!」
2003 年 10 月 ベルナール・ド・モンフェラン「フランスの外交政策――ヨーロッパ、世
界、そして日本」、中央大学『中央評論』No.245
2004 月〜2005 年 3 月 「フランス学つまみ食い」、白水社『ふらんす』24 回連載
2005 年 1 月 「フランス語と英語の愛憎関係」『英語青年』、研究社
2005 年 1 月 エマニュエル・トッド(インタビュー)「グッバイ!アメリカ 欧州から見
たブッシュ再選」『論座』、朝日新聞社
2008 年 4 月 「フランス書評事情」+マルセル・ドリニーによるペトロ=グルヌイヨ『奴隷
貿易 グローバル史の試み』の書評を翻訳、『論座』、朝日新聞社
2012 年 4 月〜2013 年 3 月 「ジュネーヴ便り、文化の翻訳考」、白水社『ふらんす』に
12 回連載
【新聞への寄稿】
「米仏色違いの民主主義 トクヴィル再評価の三浦信孝・中央大教授に聞く」、朝日新聞
2005 年 9 月 20 日
「フランス暴動 揺れる共和国の統治原理」、公明新聞 2005 年 12 月 9 日
「「記憶への介入」は和解を助けるか 日韓併合 100 周年を 2 年後に控え」、朝日新聞
2008 年 3 月 29 日夕刊
「偉大さ失った共和国 仏にブルカ禁止の動き」、朝日新聞 2010 年 6 月 10 日
「葛藤にみちた祖国愛 生誕 300 年・ルソーとジュネーヴ」読売新聞 2012 年 9 月 8 日夕
刊
「英語が話せなきゃダメ? 偏重、多様性損なう」、東京新聞 2014 年 5 月 3 日
【書評】
「ヴァレリー没後 50 年と『アガート』研究書刊行の意味」(恒川邦夫 編ヴァレリー『アガ
ート』筑摩書房刊)書評、『図書新聞』1995 年 1 月 28 日
ほか多数
7