基礎知識 赤ちゃんに与える食物として、 母乳はこの上なくすばらしいものです。 母乳には以下のような利点があります: 養バランスが完璧で、感染症や乳児がかかりやすい病気から赤ちゃんを守ってくれる …栄 … いつでも適温で与えることができ便利 … 母体の子宮を妊娠前の状態に戻すのを助ける … 母体の乳がんのリスクを減らす … ミルク代の節約になる 授乳について学ぶ 多くの妊婦さんは母乳育児がうまくいくかどうか、十分に母乳が出るかどうかを気にしています。初 産婦さんにとって、授乳は習得すべきスキルです。できるかぎり多くを学び、必要があれば助けを得 ることをお勧めします。困ったときは、医師、助産師、ナース・プラクティショナーなどの医療のプ ロ、または授乳コンサルタントやラ・レーチェ・リーグにご相談ください。また、できる限り授乳を 続けられるようにサポートが受けられる職場復帰支援プログラムもあります。 以下に授乳の準備に役立つヒントと、よくある質問に対する回答を用意しました。 出産後によいスタートをきるには 息:できるだけたっぷり睡眠をとりましょう。体の回復には時間がかかります。産後すぐは無 …休 理をしないようにしてください。毎日昼寝をし、赤ちゃんが眠っているときは寝るようにしま す。訪問を受けるのはかまいませんが、産後数週間はできるかぎり休息をとるようにこころがけ てください。 乳スケジュール:最初の数日間は、1 ~ 3 時間おきに赤ちゃんに授乳してください(授乳開始か …授 ら次回の授乳開始までの時間です)。そうすることで母乳の分泌が促され、また母乳が出始めた ときに起こる乳房の張りすぎを軽減・防止できます。 … 配置:あまり動き回らなくてもよいように、赤ちゃんは近くに寝かせましょう。おむつや着替 え、水または冷たいジュース、軽食などもすぐにとれる場所に置いておきましょう。赤ちゃんに 授乳しながら冷たい水やジュースを飲むお母さんもいます。リラックスするための音楽を聴く人 や、その両方を実践している人もいます。 次のページ 母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは ? 困ったときは以下のところにご相談ください: 医師、小児科医、または看護師に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する » www.abbottnutrition.com/breastfeeding の記載されているサイトの一覧を参照する 以下の提携先と共に品質についてはご安心いただけます: 年中無休のライブヘルプ: 看護師と授乳コンサルタントが対応します Feeding Expert の電話番号:1-800-986-8800。 » o 授乳のヒントとテクニック:基礎知識 適に過ごす:あなたと赤ちゃんがともに楽な姿勢をとれるように心がけてください。授乳中は枕 …快 やアームチェアで赤ちゃんの体重を支えるのもよいでしょう。枕の代わりに毛布やタオルのよう なやわらかいものを丸めて使うお母さんもいます。足を台などに乗せて高くした「ひざ」に赤ち ゃんを乗せる人もいます。 乳育児のサポート:赤ちゃんを抱っこするときや母乳を与えるときには、誰かに協力を頼みまし …母 ょう(特に授乳を習い始めたばかりのとき)。授乳コンサルタント、小児科医、ナース・プラク ティショナーなどの授乳に関する知識と経験を豊富に持つ人から指導を受け、多くの母親が助け られています。授乳に関してお困りのときや授乳中に痛みを感じるときは、いつでもご相談くだ さい。 ポート・ネットワーク:出産後は周囲の人たちが助けてくれます。医師が普通の生活に復帰して …サ よいというまでは協力を求めましょう。家族、友人、近所の人たちに食事の支度や片付け、掃 除、洗濯などの家事、上の子どもたちの世話や用事をしてもらえるようお願いしましょう。助け てもらってよいのだということを忘れないでください! … 薬剤、ビタミン剤、サプリメントなど:薬剤、ビタミン剤、ハーブ系のサプリメントなどを飲むとき は、事前に担当医師、助産師、授乳コンサルタントに相談してください。ごく微量ですが、多く の薬剤はその成分が母乳に入ります。そのため、頭痛や風邪の市販薬を飲む場合も相談が必要で す。アルコールは避け、カフェインは控えてください。 … 母親の食生活:赤ちゃんが人生最初の 4 ~ 6 ヶ月で必要とするのは母乳だけですが、母親であるあ なたはバランスのとれた食生活を続ける必要があります。あなたが食べたり飲んだりしたものは 自身と赤ちゃんの両方に影響を与えることを忘れないでください。授乳中には、妊娠前よりも 1 日 500 カロリー余分にエネルギーを消費します(一般的な女性の消費カロリーは 1 日 2500 カロ リー)。カルシウムのサプリメントを飲み、1 日にコップ 8 杯以上の水を飲みましょう。 … 授乳用ブラジャーと母乳パッド:授乳用のブラジャーは快適でよくフィットし、ある程度のサポート 力があるものを選びます。胸や背中に食い込むほど締め付けがきついものは避けましょう。ブラ ジャーのカップは、合繊よりも乳首周辺の通気性をよくする綿製の方がよいでしょう。母乳パッ ドは携帯していると役に立つことがあります。また授乳に適した衣服(ボタンで留めるシャツや たくし上げることができるシャツがベスト)も便利です。 ° 母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは ? 困ったときは以下のところにご相談ください: 医師、小児科医、または看護師に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する » www.abbottnutrition.com/breastfeeding の記載されているサイトの一覧を参照する ©2011 Abbott Laboratories Inc. 2011 年 1 月 73149 Japanese – Basics
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