職場復帰に向けた 母乳の搾 乳と保存

職場復帰に向けた 母乳の搾
乳と保存
復職するとき
職場復帰する前に、上司と相談しましょう。 職場で母乳を搾乳する場合、清潔でプライバシーを確保
でき、電気コンセントと流し台のある場所が必要です。 また、勤務時間を通じて搾乳するための段取
りを決める必要があります。通常は、1 日 8 時間の勤務で 2~3 回の休憩時間を取って搾乳すれば十分
です。 復職当初の移行期間は、できるだけ柔軟に対応できるようにしましょう。 時間がかかっても
焦らずに、自分と仕事に最も適しているやり方を見つけましょう。
適切な搾乳器の選択
1 日 4 時間以上働くほとんどのお母さんには、電動式両乳房搾乳器ポンプ (自動) が最適な選択です。
両乳房式なので両方の乳房を同時に搾乳することができ、所要時間は 10~15 分程度で済みます。 手
動式もありますが、一般的に職場での使用はお勧めできません。 両方の乳房を空にするのに時間が掛
かりすぎます。
搾乳の練習
赤ちゃんに授乳するときのように搾乳時に母乳を「分泌」させるには、リラックスする必要がありま
す。 職場復帰する前に、まず自宅で搾乳を練習しましょう。 落ち着いて簡単に搾乳できるようになる
まで練習します。 練習中に溜まった母乳は、職場復帰時の予備用に冷凍庫に保存しておきます。 搾乳
機と付属品の取り扱いについては、製造元の指示を守ってください。
規則正しい搾乳
勤務時間のほかに自宅でも搾乳することを考えてみましょう。 早朝に搾乳するほうが遅くなってから
するよりも、つくられる母乳の量が多くなる傾向があります。 携帯式のポンプがある場合や 2 台以上
お持ちの場合、朝赤ちゃんが起きる前に一度搾乳することを考えてみましょう。 それから赤ちゃんに
授乳します。 または、片方の乳房で赤ちゃんに授乳し、もう一方を搾乳します。 勤務時間が 8 時間以
上になり、自宅で搾乳できない場合、勤務中に搾乳のために毎日 3 回 (勤務時間が長い場合は回数を増
やす) の休憩時間が許可されるように、上司と相談してください。
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母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは ?
困ったときは以下のところにご相談ください:
主治医または小児科医に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する » www.abbottnutrition.com/breastfeeding に記載されているサイトの一覧を参照する
» 詳細については、以下のサイトを参照する: www.corporatevoices.org/lactation
以下の提携先と共に品質についてはご安心いただけます:
年中無休のライブヘルプ:
看護師と授乳コンサルタントが対応します
Feeding Expert の電話番号:1-800-986-8800。
»
o 授乳のヒントとテクニック: 職場復帰に向けた 母乳の搾乳と保存
職場での搾乳場所
搾乳はリラックスできる、プライベートで清潔な場所で行います。 搾乳前に手を洗いましょう。 脱水
症状を起こさないように、搾乳の前後および途中に水を飲みます。 赤ちゃんの写真を持ってくるとリ
ラックスでき、母乳の分泌が促進されるかもしれません。 気持ちが落ち着く音楽を聞いたり、読み物
を持ってくるのも良いでしょう。
服装と機器
快適で搾乳しやすい服を着用します。 搾乳器と付属品、清浄用品、容器、母乳容器に名前、日付、時
刻を記すためのマスキングテープとマーカー、母乳パッド、アイスパック、クーラーなど必要なもの
がすべて入ったバックを用意します。 会社が搾乳器を提供してくれる場合、使用する搾乳器に合った
適切な付属キットを入手してください。 搾乳中にミスがあった場合の着替えの準備も考慮してくださ
い。 授乳用ブラジャーも役立ちます。
母乳の保存と保管のコツ
… 新鮮な母乳 — 搾乳したての母乳は 25 ºC (77 ºF) 以下の室温で、最長 6 時間安全に保存できます。
新鮮な母乳のすべての免疫効果を維持するには、搾乳後すぐに冷蔵庫またはクーラーに保管するの
が最適です。
… 冷凍母乳 — 搾乳した母乳を 5 日以内に使用する予定がない場合、冷凍保存します。 解凍した母乳は
冷蔵庫で 24 時間保存できます。 すでに冷凍保存した母乳を再び冷凍してはいけません。 母乳は冷
蔵庫の冷凍室では 3~4 ヶ月間、冷凍専用庫では最大 6 ヶ月間保存することができます。 母乳は温
度変化の少ない冷蔵庫の奥の方に保存します。
… 解凍した母乳 — 冷凍母乳は容器に温水をかけて解凍します。 室温で解凍しないでください。 母乳
を沸騰させたり、電子レンジで温めたりしないでください。 解凍した母乳は冷蔵庫で 24 時間保存
できます。 解凍した母乳を再び冷凍してはいけません。
… 容器 — 母乳の保存に使用できる容器:
• ガラスまたはプラスチックを使用できますが、必要に応じて冷凍対応のものを選びます。
• 母乳保存用のビニール製フリーザーバッグ。清潔なことを確認し、使用は一度に限ります。
• 母乳の保存に使い捨てボトルライナーの使用はお勧めできません。 容器いっぱいに母乳を
入れないでください。液体は冷凍したときに膨張します。
注: それぞれの容器に赤ちゃんの名前、母乳を搾乳した日付、および処分予定日を書いてください。
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母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは ?
困ったときは以下のところにご相談ください:
主治医または小児科医に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する » www.abbottnutrition.com/breastfeeding に記載されているサイトの一覧を参照する
» 詳細については、以下のサイトを参照する: www.corporatevoices.org/lactation
»
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保存場所
温度
保存期間
備考
調理台、テーブル
室温
25 ºC [77 ºF] 以下
6~8 時間後に処分
容器にフタをして、な
るべく涼しい状態で保
管すること
断熱クーラーバッグ
-15 ºC~4 ºC
[5 º~39 ºF]
24 時間後に処分
常に母乳がアイスパッ
クで冷えている状態に
すること
冷蔵庫
4 ºC [39 ºF]
5 日後に処分
庫内の奥の方に保存す
ること
冷蔵庫の冷凍室
-15 ºC [5 ºF]
2 週間後に処分
冷蔵庫で独立した扉が
ある冷凍室
-18 ºC [0 ºF]
3~6 ヶ月後に処分
横置き型/直立型の冷
凍専用庫
-20 ºC [-4 ºF]
6~12 ヶ月後に処分
庫内の温度が最も安定
している奥の方に保存
すること
°
母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは ?
困ったときは以下のところにご相談ください:
主治医または小児科医に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する » www.abbottnutrition.com/breastfeeding に記載されているサイトの一覧を参照する
»
詳細については、以下のサイトを参照する: www.corporatevoices.org/lactation
©2011 Abbott Laboratories Inc.
2011年1月
73885 Japanese – BF Pumping