乳房が大きいお母さん・ 肥満のお母さんにの母乳育児

乳房が大きいお母さん・
肥満のお母さんにの母乳育児
ほとんどの女性が母乳育児をすることができます。 多少の問題が起きても、その多くは簡単に乗り切
ることができるものです。 しかし肥満の方は、通常よりも母乳育児に苦労することがあります。 肥満
体質は泌乳ホルモンに影響を与えます。 また、体重が多く乳房が大きいと、赤ちゃんが乳房に吸いつ
くのが難しくなります。 また、その他の健康上の問題を合わせ持っている場合もあります。
母乳育児の恩恵
母乳に勝るものはありません。 母乳育児の時間が長ければ長いほど、お母さんと赤ちゃんへの恩恵が
増えます。 母乳は病気や感染症から赤ちゃんを守ってくれます。 母乳育児はお母さんの乳がんと卵巣
がんのリスクを軽減します。 またお母さんの体重を妊娠前に戻す助けにもなります。
帝王切開
肥満体質のお母さんは、帝王切開や妊娠・出産時の合併症などの問題が生じることが多くあります。
帝王切開による出産の場合は、母乳育児を開始する時期が遅れることがあります。 この遅れを短くす
るために、出産後すぐに、あるいは医学的に可能と判断されたらすぐに母乳育児を始められるように
頼みましょう。 母乳育児は赤ちゃんとの絆を作るチャンスでもあり、 これは、出産後すぐに赤ちゃ
んと離ればなれになった場合には重要なことです。 赤ちゃんに乳房を吸わせることは、子宮が妊娠前
の大きさに戻るのを助けることになります。 また分娩後の出血が軽減されるため回復が早まります。
乳房が大きいお母さんの場合
体格がよいお母さんには、大きい乳房に赤ちゃんを吸いつかせるにはどうするかという問題がありま
す。 乳房が大きいお母さんは、さまざまな授乳ポジションを試し、自分の体格に最適な方法を見つ
ける必要があるかもしれません。 乳房の大きいほとんどのお母さんには、フットボール抱き (授乳ポ
ジションの資料を参照) がやりやすい方法です。 乳房が非常に大きいお母さんは、赤ちゃんが乳房に
届くように、赤ちゃんの下に枕を 1 つ置いて位置を高くすることが必要な場合があります。 赤ちゃ
んに正しく吸い付つかせるには、お母さんが赤ちゃんの方にかがむのではなく、赤ちゃんを乳首に届
く位置まで寄せることが大切です。 自分に一番合ったポジションを見つけるために、サポートを依頼
しましょう。
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母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは ?
困ったときは以下のところにご相談ください:
主治医または小児科医に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する » www.abbottnutrition.com/breastfeeding に記載されているサイトの一覧を参照する
以下の提携先と共に品質についてはご安心いただけます:
年中無休のライブヘルプ:
看護師と授乳コンサルタントが対応します
Feeding Expert の電話番号:1-800-986-8800。
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o 授乳のヒントとテクニック: 乳房が大きいお母さん・肥満のお母さんの母乳育児母乳育児
乳房のケア
よくフィットするブラジャーを着用することはすべての女性にとって大切ですが、乳房の大きい女性
にとっては特に大切なことです。 授乳用ブラジャーはワイヤ入り の ものを使用しないでください。
ワイヤが乳房組織の過敏な部分を圧迫し、乳腺の詰まりや乳腺炎を起こす原因になります。
体格がよいお母さんは乳房の下の部分に皮膚感染やかぶれを生じるリスクが高まります。 入浴後は乳
房の下の部分をタオルでしっかり乾かして、水分を拭き取ることが大切です。 (水分が残っていると、
局所性イースト菌感染症を起こすことがあります。) イースト菌感染症を防ぐために、ブラジャーを小
まめに洗濯しましょう。
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困ったときは以下のところにご相談ください:
主治医または小児科医に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する » www.abbottnutrition.com/breastfeeding に記載されているサイトの一覧を参照する
©2011 Abbott Laboratories Inc.
2011年1月
73888 Japanese – BF Weight