中 学 生 人 中 学 生 人 が 28 28 見 て 、 感 じ 見 て 、 感 じ た 環 境 問

 中 中
学
学 生
生 環
境
見 28
リ
て人 ー
、が ダ
ー
感
研
じ
修
た
報
告
環
境
問
題
研修を終えて
~研修生の感想~
▲アサザの植え付け体験をした霞ヶ浦にて
三島市では、環境教育の一環として「中学生環境リーダー研修」を行っ
ています。今年度は、研修内容を変更し、学校版環境ISO活動について
の意見交換会や地球温暖化問題についての学習、そして自然保護活動を体
験しました。そして研修後には、学んだことを家庭や学校で実際に行動に
移すという「環境行動宣言」を行いました。
8月1
9日
開講式の後、最初に白滝公園か
午後は浄化センターで二つのプ
ら源兵衛川を通り三石神社までの
ログラムを体験。その一つは、小
せせらぎ回遊ルートを歩きました。
学校の調理場から出た廃油を材料
次に、錦田中学校を会場として、
とする、せっけん・ろうそく作り。
自分たちの学校で行っている学校
もう一つは、源兵衛川、松毛川、
版環境ISO活動の取り組みを発
御殿川、大場川の4河川の水質分
表。他校の活動などについて意見
析で、川の汚れの違いを数値で確
交換をしました。
認しました。
活動だと思った。
南中 清水日香梨
●地球温暖化が進むといろいろ
大変なことが起きることが分か
●みんな廃油を捨ててしまうけ
りました。自分たちで努力して、
●源兵衛川はとても水がきれい
ど、せっけんやろうそくに使え
地球温暖化を少しでも止めるべ
だった。水の量が例年より少な
る事がわかりました。ろうそく
きだと感じました。 くなっていたので、がっかりし
はなにかあった時に使えるから
ました。割れた茶わんを川に捨
すごくいいと思いました。
てる習慣には驚きました。
●水が美しいといわれる三島の
●ほかの学校がいろいろなISO
川にも、各河川で汚れの違いが
の活動をしていて驚いた。歩道
大きく、驚きでした。また、検
橋や通学路の掃除は学校だけで
査方法の多さやその正確さにも
なく、地域のISO活動ともつ
驚きました。
広報
みしま
山田中 益成奈美
北中 氏家あかね
北上中 長岡謙一郎
ながっているので、すごくいい
4
市内研修~身近な環境にふれる
北中 弓削侑樹
▲自分の学校のISO活動を発表
8月20日
パナソニックセンター東京
ストップおんだん館
~地球温暖化は人ごとではない
研修を終えて
~研修生の感想~
パナソニックセンター東京では、
ップで学習。地球温暖化が進むこ
地球温暖化についてのワークショ
とを防ぐためには、家庭や学校な
●ストップおんだん館では、
ップを行いました。年々数が減っ
どで何ができるかを考えました。
地球温暖化についてクイズな
ているホッキョクグマを例にあげ、
どで楽しく勉強できたのでよ
そのえさとすみかが地球温暖化に
かったと思います。1番心に
よって失われていることとその恐
残った事は自分にできるエネ
ろしさをゲーム形式で学びました。
ルギーの節約について考えた
また、ストップおんだん館では
事です。一人一人が節約を心
普段の生活の中で、自分でも気づ
がければ、少しでも地球温暖
化をストップできると思いま
かないうちにエネルギーをたくさ
ん消費していることをワークショ
8月21日
▲おんだん館でワークショップ
茨城県霞ヶ浦周辺~人が動けば自然も変わる
した。
中郷西中 秋山正司
●アサザのおかげで、湖に緑
霞ヶ浦では、NPO法人アサザ
う自然が再生する環境をつくり出
がよみがえるようになるので、
基金が行っているアサザプロジェ
します。「ひん死の湖」と呼ばれた
大切にしなければと思いまし
クトと呼ばれる自然再生活動の一
霞ヶ浦を本来の姿に取り戻そうと
た。実際に植え付けをしてみ
つ、アサザの植え付けを体験しま
活動する皆さんとともに、腰まで
たら、波などでくきがちぎれ
した。今は絶滅の危機にひんして
の深さのある水の中に入り、全員
てしまわないか心配になりま
いるアサザは、かつて霞ヶ浦にた
で苗を植えました。
した。コツコツとこういうこ
くさん生えていた水草です。波を
午後は、谷津田再生現場を見学。
とをしているから、少しずつ
抑えて岸に砂をためて浅瀬を形成
谷津田とは細く枝分かれした谷間
緑が増えていくということを
することで、他の植物も成長させ
に作られた田んぼです。荒れてし
改めて知りました。
るので、魚や昆虫もすみつくとい
まった田んぼにすむ生き物につい
錦田中 栗原健吾
て学んだ地元の小学生が、人と生
●谷津田再生現場が、ついこ
き物が共に暮らせる街づくりを提
の間まで荒地だったなんて信
案し、地域の人たちと協力してよ
じられませんでした。とても
みがえらせたところです。以前は
きれいに整備されていて、稲
荒れていたとは思えないほど緑が
が元気に育っていました。普
茂り、カブト虫やトンボ、メダカ
段なかなかこんな自然にふれ
など、生き物の多さに驚きました。
合うことがないので良い経験
地域の人たちの活動が、自然再生
になりました。
▲霞ヶ浦でアサザを植え付けました
8月25日
へとつながるのだと感じました。
中郷中 小川紗季
環境行動宣言~学んだことを行動で示します
3日間の研修成果をもとに、家
庭や学校で取り組むことを環境行
動宣言としてまとめ、市と教育委
員会に提出しました。宣言書では、
「買い物ではマイバッグを使う」
▲谷津田ではたくさんの虫を発見
「節電節水をする」など、自分でで
きることから実行し、家族や地域
に広めていこうと誓いました。
▲研修生は力強く宣言しました
問環境政策課(緯983-2647)
2008.
10.1
5