科 目 名 宗教学 授業期間 半 期 授業形態 講 義 担当教員 宮越俊光 受講対象 全専攻、1~4年 目 標 / 概 要 1 2 3 5 6 授 業 計 画 7 8 9 10 11 12 13 14 15 宗教へのアプローチ:人間と宗教のかかわり、聖と俗、宗教の始まり、宗教の多様性 神話と宗教:神話の役割、世界・人類・文化の起源と神話 戒律と教義:宗教生活における戒律、聖典の役割、教義の発展と宗教 2 教養(自由)科目 4 「あなたはどの宗教を信じていますか?」皆さんはこの問いにどのように答えるだろうか。現代の日本では、 自分が信じている宗教や信仰をはっきりと意識して生活している人は意外と少ないのではないか。 その一方で、 クリスマスを祝い、新年には初詣に行き、受験の時には合格祈願をした人も少なくないだろう。 本講義では、宗教について諸側面からアプローチすることを通して、宗教の本来の役割や意味についての理解 を深めたい。また、各テーマと関連づけて、西洋音楽の誕生・発展に大きな影響を与えたキリスト教について 解説し、西洋音楽を学び演奏するための助けとしたい。 キリスト教とは:ユダヤ教とキリスト教、キリスト教の神、神と人間との契約 聖書とは:旧約・新約聖書の成り立ち、聖書と史実、聖書の読み方 イエス・キリストとその教え(1):イエス・キリストとは、イエスの使命、神の国の福音、愛のおきて イエス・キリストとその教え(2):イエスの受難・死・復活 マリア・聖人への崇敬:イエスとマリア、マリアの役割、マリアと聖人への崇敬とその表現方法 イスラム教とは:ユダヤ教・キリスト教との関係、戒律とコーラン、イスラム教の宗派 儀礼と宗教:宗教における言葉と行為、通過儀礼とイニシエーション、祭りの役割 キリスト教の儀礼:典礼(礼拝)の意味と役割、ミサ(聖餐式)とは、典礼における音楽の位置づけ 生から死への移行:現代の死、葬儀、死後の世界と来世観、祖先崇拝 日本の伝統的宗教:重層的信仰、神道と仏教 現代日本と宗教:宗教団体の多様性、カルトとニューエイジ、生活と宗教、現代人の宗教意識 まとめ 準備学習 の 内 容 ①指定された文献等を事前に読み、要旨をつかんでおく。 ②各授業の最後にリアクションペーパーを提出し、疑問点や意見を明確にする。 履 修 上 の 注 意 ・定められた出席数を満たさない場合は評価の対象とならない。 ・授業冒頭のリアクションペーパー配布時に不在の場合は遅刻とみなす。 試 験 課題(レポート含) 発 表 70% 評価方法 平常点(出席含) 30% その他 合 計 100% 補 足 教 材 等 教科書は使用しない。プリントを適宜配布する。 35
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