発見力・提案力で、新たな事業を創出

インタビュー
株式会社デサン
発見力・提案力で、新たな事業を創出
「顧客の成功のサポート=自社の使命」をモットーに
未開のビジネスフィールドを切り拓く
今でこそ内外装に当たり前のように用いら
れている“マーキングフィルム”
。だが30年
前には、まだそんな資材があることすら、日
本では知られていなかった。
株式会社デサンの創業者(現会長)
・藤池
誠治氏は、本場・アメリカでいち早くその可
能性に着目し、本業である塗装事業と並ぶビ
ジネスの柱を築いた。
そして父から事業を引き継ぐために戻って
きた2代目現社長・藤池一誠氏も、新たにサ
イン・看板製作事業を立ち上げ、大きな可能
性を持つ三本柱へと育て上げている。
栗橋への新工場開設など、波に乗る同社成
長の秘密を、若きリーダーに伺った。
株式会社デサン
代表取締役社長
ふ じ い け
か ず の ぶ
藤池 一誠
氏
1969年埼玉県大宮(現さいたま)市まれ。日本大学
理工学部工業化学科を卒業後、日産ディーゼル工業株式
会社(現UDトラックス(株))に入社。1997年、(株)
デサンに入社。不況下、一営業マンとして顧客回りを経
験する中、同社の新事業としてサイン・看板製作に着目。
同 部 門 を 立 ち 上 げ、 同 社 の 大 き な 柱 へ と 育 て 上 げ る。
1999年、 取 締 役 就 任。2001年、 常 務 取 締 役 就 任。
2006年、専務取締役就任。2012年4月1日、現会長よ
り事業を承継し、代表取締役社長に就任。
尊敬する人物は野口英世博士のような、人と社会に尽
くす無私の人。好きな言葉は「一期一会」。出会えた顧
客と社員を大切にするビジネス経営を目指している。
・埼玉ニュービジネス協議会会員
まだ国内では珍しかった新素材との
出会いから始まったデサンの歩み
― 現在では多くの店舗やイベントのサイ
ン・看板製作などを手掛けている株式会社デ
サン。しかし元々はトラックなどの大型車両
の塗装業がルーツと伺いました。
当社は元々、トラックなどの大型車輛・特
殊車輛の塗装を手掛ける有限会社藤池塗装工
業所が、新事業を立ち上げるためにつくった
一部門から始まっています。
その新事業とは、当時主流だったペンキ塗
装による車輛装飾(マーキング)を、マーキ
ングフィルム(注1)で行うというものでした。
2
ぶぎんレポート No.185 2015 年 2 月号
(注1)マーキングフィルムとは、看板やウインドウなどの
装飾やサインに使われている粘着剤付きのシート材。文字
やマークなど様々な形状にカットして貼り付ける。
創 業 者 で あ る 父 は、1970年 代 に 3 M
Company(スリーエム)主催の米国視察会
に参加し、まだ日本ではほとんど流通・普及
していなかったマーキングフィルムで彩られ
た車輛を目にしました。
貼る・剥がす・また新たに貼る、といった
作業がしやすいマーキングフィルムは、施工
性に優れているだけでなく、塗料独特の臭気
等もありません。“これは今後日本でも需要
が伸びる!”と直感した父は、まず、藤池塗
装の文字・マーク・ステッカーの製作部門
としてマーキングフィルムの取扱いを始めま
した。
その後、この部門を独立させて設立したの
が、株式会社デサン
(注2)
です。
色鮮やかなマーキングフィルムを裁断する社員。切るのも貼
るのも職人の腕次第…という熟練性を要する仕事でもある。
長い不況のトンネルを抜け出すために
スタートしたサイン・看板製作事業
― 社長がデサンに戻ってこられたのはいつ
頃だったのでしょうか?
1997(平成9)年、28歳の時です。最初
(注2)デサンとは英語の「デザイン=design」を意味する
フランス語。日本では「デッサン」と発音されることが多い。
は一営業マンとして、客先まわりをするとこ
― マーキングフィルムは、現在では車輛だ
しかし、なにしろ当時はバブル崩壊後のど
けでなく内外装の分野でも大いに普及してい
ん底不況でしたし、当社のクライアントはト
ます。先代社長の先見の明が光りますね。
ラックやバンをもっている物流系の会社がほ
まだ資材となるマーキングフィルムを取り
とんどです。物がつくられず、売れもしない
扱う代理店も少なく、ビジネスとしては海の
不況下では、物流に関わる会社は非常に苦し
物とも山の物ともつかなかったはずですが、
い。新たな車輛に投資する余裕などなく、と
父は意気軒昂でした。
なると当然、当社の仕事もないという負の連
当時私は高校生でしたから、父や幹部社員
鎖にずるずると巻き込まれていました。
が熱心に設立準備を進めていた姿をよく覚え
「今のデサンは、クルマを持っているお客
ています。
様ありき。クルマがなければどうしようもな
「新素材を扱うのだからアカデミックな名
い」と、私は痛感しました。
前にしたい。なにかいい英単語はないかな」
― 塗料やマーキングフィルムという画材は
と相談されたり、はじめはカッティングマシ
ンの性能も低く、細かいマークなどは手作業
でカットしていたのを手伝って、小遣いを稼
ろから始めました。
あるけれど、車輛というキャンバスがないか
ら腕が振るえない、という感じですね。
そう、とても受け身な仕事の仕方だったのです。
いだりしていました。
なかなか実りのない顧客回りをしながら私
私は大学を出た後、しばらく武者修行とし
は、なにかもっと、能動的に仕事をつくれな
て他の会社に勤めていましたが、戻ってきて
いものかと、ずっと考えていました。
から振り返ると、創業時の活気ある雰囲気
そんな時、私があまりしつこく顔を出すの
や、事業が育っていく経緯をリアルタイムで
にほだされたのでしょう。ある会社が「知合
知っているというのは、とてもよい経験だっ
いの社長が看板を出したがっていたから、御
たと思います。
用聞きに行ってみたら?」と紹介してくだ
ぶぎんレポート No.185 2015 年 2 月号
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さったのです。
見した、ということでしょうか。
その案件自体は、たしか数千円程度の売上
不況下で広告・宣伝費も抑えられがちでし
でした。しかし、アクリル板にマーキング
たが、新たに媒体を買って出稿するのではな
フィルムで社名とロゴを貼って、ドアに取り
く、既に所有している“場”を活用して宣伝
付けて…という作業をするうちに(低予算
ができるのなら…と、よい反応を見せてくれ
だったので社員には頼めず、全部自分でやっ
る会社もありました。
ていたのです)、別にクルマにこだわる必要
先発の看板製作会社もたくさんあるので、
はないじゃないか、と目から鱗が落ちるよう
すぐさま軌道に乗ったわけではありません
な気持ちになったのです。
が、景気が回復するまでじっと耐えるだけと
考えてみれば、当社が卸したマーキング
いうのは性に合わない。とにかく、自ら提案
フィルムを資材として購入する看板会社が
して、仕事をつくることができるのが嬉し
あったのですから、その仕事を自分たちで
かったですね。
やってみてもよい。屋外を走る車に用いてい
そんな風に、なんとか不況を乗り越えよう
る資材なのですから、耐候性・耐久性は十分
としている時、大きな転機がやってきたの
だし、塗装する(描く)、カットする、貼る、
です。
という作業に違いはないのですから、これな
― それはどんなことでしょう?
らすぐに始められると思いました。
2000年に、東京都が交通広告規制を緩和
早速、サイン・看板製作事業を立ち上げて
し、ラッピングバスが登場したのです。
街を見回せば、ここに看板を出せばよく目立
街を縦横無尽に走り、多くの人の目に触れ
つ、この壁にサインをつければPRになりそう
るバスの車体は、巨大な宣伝スペースとなり
だ、という場所はいくらでも見つかりました。
ますから、新たな広告媒体として大きな話題
大きな飛躍のきっかけとなった
バスラッピングの規制緩和
LEADER’S INTERVIEW COLUMN
― いわば新たなキャンバスとなるものを発
4
を呼びました(注3)。
(注3)ラッピング広告とは、バス、鉄道車両、建物等の全
体又は大部分に商品広告等の粘着剤付フィルムを貼り付け
る広告手法。企業のCI戦略の一つとして注目されている。
※ラッピングとは「包む」の意味。
株式会社デサンの三本柱
■塗装事業
有限会社藤池塗装工業所時代から
豊富な実績を誇る同社の大型・特殊
車 輛 塗 装 事 業。 ト ラ ッ ク、 タ ン ク
ローリー、ダンプ、バスなどの大型
車輛はもちろん、日本初のドクター
ヘリの塗装も手掛けるなど、その技
術と品質への信頼は厚い。
UDトラックス
日野デュトロ
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■マーキングフィルム加工事業
■サイン・看板・広告代理店事業
プレイスペース
東邦車輛
3M Companyのマーキングフィ
ルムや高精彩プリント可能なフィル
ムを、国内に先駆けて導入した同社。
鮮やかな色彩は、車輛のマーキン
グやラッピング、企業や商業施設の
内外装などで、ますます需要が拡大
している。
アルディージャバス
埼玉県内の街角を見回せば、必ず
と言っていいほど同社が手掛けたサ
イン・看板が目に入る。
同社の中では最も新しい部門だが、
顧客の希望に応じて平面的なデザイ
ン看板から、立体・鋳造まで手掛け
る柔軟な対応で、事業規模も急成長
している。
操車場モニュメント
インタビュー
この成功を受け、埼玉県でも翌年には同様の
だける”という、能動的かつ対等な立場にな
規制緩和が行われ、県内各社のバス会社が
れるのです。
ラッピング広告を受け付けるようになりました。
バス会社としても、単なる製作会社だと
当時、県内でこういった大型車輛のラッピ
思っていた一取引先が出稿主を見つけてきて
ングを手掛けられる業者は少なかったため、
くれるのですから、この提案は大いに喜んで
緩和と同時に当社にも多数の注文が入るよう
いただけました。
になり、とてもありがたかったのを覚えてい
企業に対しても、バスが走るエリアや、路
ます。
線内の集客の多いスポット、地域特性などを
しかし、車輛ラッピングやサイン・看板と
考慮して「御社ならこの路線に、こんな広告
いったものは、ひとたび作ってしまえばそう
を出せば宣伝効果が高いですよ」と提案する
そう変更・更新されるものではありません。
ことで、前向きに出稿を検討していただける
要するに“製作業”にとどまっていたら、ど
ようになったのです。
んな大型案件も一度で終わり。たとえリピー
― 経済効果だけでなく、Win-Winのよい
トがあったとしても、年単位で先の話になっ
てしまうのです。
関係を築くきっかけにもなったのですね。
おかげさまで現在では、県内の主だったバ
長い不況をしのぎ、やっと訪れたこのチャ
ス会社すべての会社様とお取引させていただ
ンスを、できることならもっと継続的な収入
いております。
につながるビジネスへと育てたい。それには
交通広告というのは不特定多数の目に触れ
どうすればいいだろうと考えて思いついたの
るものですから、安全性や公序良俗といった
が、「広告代理店業をやってみよう」という
モラルにもシビアな制約がありますが、バス
ものでした。
での実績を踏まえてアプローチした結果、
ニューシャトルの「鉄道博物館」駅構内の広
告枠についても、当社が取り扱えるようにな
りました。
しっかり営業しないと枠が空いてしまいま
すから責任も重大ですが、本社の最寄駅の仕
事をお任せいただけるというのは、非常に励
みになりますね。
今ではすっかりおなじみになったラッピングバス。カラフ
ルな広告に包まれて、颯爽と街を走る。
― 広告代理店というと、広告主との仲介を
店舗やイベントブースの内外装、
デジタル媒体にまで広がるフィールド
手掛けるということですか?
― 社長は、自ら考え、動いて仕事をつくり
当社はそれまで“出稿を申し込んだ企業が、
だすということに、強いこだわりがあるよう
バス会社から紹介されて当社に製作を依頼し
に感じます。
てくる”という下請けの立場でした。
今ある事業が安定しているからといって、
しかし代理店業務を自社で行えば“バスに
それに満足するのでは成長がないし、以前の
出稿したがっている企業やお店を自ら見つ
不況時のような事態に陥らないためにも、ビ
け、バス会社に紹介することでスポンサー開
ジネスには多くの柱、そして多様性があった
拓、フィルム製作、施工すべてをお任せいた
方がよいと思っています。
ぶぎんレポート No.185 2015 年 2 月号
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父がいち早くマーキングフィルムに着目し
かけるようになったデジタルサイネージ(電
たのも、塗装業と並ぶ、太い柱をつくりたい
子看板)や、普及が進みつつあるAR(拡張
という想いがあったからでしょう。
現実)(注4)を活用した提案営業ができればさ
― そこに、社長の気づきによってサイン・
らに伸びると考え、社員教育に力を入れてい
看板製作事業が加わった、ということです
るところです。
ね。この事業は現在、どの程度まで成長して
いるのでしょう?
当初は屋外看板やサインが中心でしたが、
(注4)特定の印刷物に専用のアプリをダウンロードしたスマホ
やタブレット端末をかざすことによって、その印刷物に仕掛けら
れた特殊な動画や絵・文字・写真などを3D画面で再生すること。
その後、大型のフルカラープリンターや精度
の高いカッティングマシンを導入したこと、
そして代理店業で開拓した顧客企業からの引
合いで、店舗の内外装やイベントブースのデ
ザイン・製作などにも進出することができ、
かなり業績が伸びました。
近年の売上比率は、①塗装、②マーキング
フィルム加工、③サイン・看板・広告代理店
事業がほぼ均等な三本柱になりました。
サイン・看板事業については、近年よく見
最大幅250cmの耐候性に
優れた大型インクジェッ
トプリンター。
液晶ディスプレイなどを利用した
デ ジ タ ル サ イ ネ ー ジ(Digital
Signage=電子看板)
。情報量が
多いため、店舗の演出やイベント
などでよく利用されている。
LEADER’S INTERVIEW COLUMN
そ の 表 現 力・可能性は無限大 !
各 界 か ら 注目を集める
「AR( 拡 張現実)」の提供をス タ ート
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同社は現在、新たな広告媒体として「AR(Augmented Reality
~拡張現実)」の普及促進を進めている。
「AR」は、スマホやタブレット端末にダウンロードした専用ア
プリを通して、印刷物の中に仕掛けたデジタルコンテンツ(ここの
例ではバーチャル工場と工場内部の3D画像のこと)を現実世界に
表示するという、注目のサービスだ。
「3Dや動画など、動きのあるコンテンツを表示させることが可
能になる『AR』の利用範囲は、アイデア次第で無限に広がります。
まだあまりなじみのない媒体かもしれませんが、お客様に対して、
こんな使い方をしたら効果的ですよ!と、どんどんご提案していき
たいですね」と藤池社長は意欲的だ。
ぶぎんレポート No.185 2015 年 2 月号
「AR」の使い方
①QRコードから無料のスマートフォンアプリ
「junaio」をダウンロードする。
②「junaio」を起動する。
インタビュー
我々に“商品”はない
顧客の課題を解決し、喜ばれることが使命
― 社員教育のお話が出ましたが、御社は雇
用の安定についても、確固たる理念をお持ち
と伺っています。
顧客の課題解決をサポートし、喜ばれるこ
とが当社の仕事であり、存在価値であると考
えれば、今後さらに発展するためには、社員
一人ひとりの提案力や課題解決力こそが我々
のビジネスの種であり、そのアイデアをデザ
インに仕上げて期待通りの効果を上げられる
当社は現在、本社、蓮田工場、2014年春
かどうかも、社員のスキルやセンス次第とい
に新たに開設した栗橋工場の3拠点に70名
うことになります。
が在籍しており、営業から製作・施工まで、
全員正規雇用というのは、社員みんなが仕
全員が正規雇用です。
事を愛し、ベストを尽くして成長してくれる
生活と労働環境が安定していなければ、本
環境を整えようという、経営者としての責任
腰を入れて学ぶことも、成長もできないとい
と期待の表れなのです。
うのは、先代からのモットーです。
― まさに“人財育成”というお考えですね。
当社の仕事には、いわゆる“商品”がありま
せん。塗装やマーキングフィルムの製作、店
舗デザインといった成果は生まれますが、それ
社員の皆さんもきっと期待に応えてくれるこ
とでしょう。
ぜひそう願っております。
らはすべて、お客様の課題やご要望に対して、
これはちょっと自慢になるかもしれません
最適なソリューションを提案した結果です。
が、当社の社員はいきいきしていると思いま
この画像から
「AR」を体験できる!
サンの
デ
社
ます!
株式会
き
で
が
場見学
工
ル
ャ
バーチ
③「junaio」の起動画面右上のSCAN
ボタンをタップし、カメラを上の画像
にかざしてください。
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株式会社デサン概要
創 業
1981年7月
資 本 金
3,000万円
売
上
高
7億4,000万円(2014年12月期)
従
業
員
70名(2014年12月期)
本社営業所
〒331-0815
さいたま市北区大成町
4-140
営業車も当然、カラフルにラッピング。7色の車体は、街
の中でもパッと目を引く。
す。それがなぜかと考えると、多分“自分の
蓮田工場
〒349-0137
蓮田市大字高虫1358-1
仕事が目に見える”からではないでしょうか。
前述した駅の広告、ラッピングバス、店舗
デザインなど、街をちょっと見回すだけで
も、当社が手掛けた案件は必ず目に入りま
す。もちろんそこに、デサンと記してあるわ
栗橋工場
〒349-1103
久喜市栗橋東6-17-7
けではありませんが、家族に“あれは自分の
仕事だよ”と誇ることができ、お客様にも喜
んでいただける。
そんな手応えが、日々の業務や成長のモチ
ベーションになってくれていたらいいですね。
― この時代、やりがいを実感できる会社で
働けるのは、とても幸せなことだと思います。
電 話
048-651-1881(代)
ホームページ
http://www.dessin.co.jp
取
本店営業部
引
店
私は昔から“一期一会”という言葉が好き
です。
父が当社を立ち上げたのは、3M Company
とのご縁でマーキングフィルムという新素材
を知ったからです。そして私が不況でピンチ
の時にお客様を紹介していただき、そこで新
たな事業のヒントを得ることができたのもご
縁です。
社員たちが世の中に数ある会社の中から、
当社に入ってくれたのも、彼らが新たな顧客
を開拓してくれるのもご縁と思って、出会い
を大切にしていきたいですね。
日々成長する社員とともに、お客様のビジ
ネスを成功に導くことが、当社の使命なので
すから。
8
ぶぎんレポート No.185 2015 年 2 月号
国内最大級の車輛塗装が可能な
「栗橋工場」2014年4月開設!
2014年4月、デサン3つ目の生産拠点となる栗橋
工場が稼働を開始した。
敷地面積9200㎡・建物4700㎡というゆとりある
施設には、大型トラック、大型バス、特殊建機など
も余裕で収容できる、最長20m対応の「乾燥炉付超
大型塗装ブース」や「集塵ブース」が整備された。
同社の塗装事業の主力拠点として、今後ますます
の発展が期待されている。