土砂災害の特徴/河川の水位と洪水の危険度、避難情報の流れ

ど しゃ さ い が い
とくちょう
し
かせん
土砂災害警戒情報に注意しましょう
土砂災害の多くは雨が
大雨による土砂災害発生の
原因で起こります。
危険度が高まったときに、
1時間に20ミリ以上、
または降り始めから
100ミリ以上の降雨量
100
ミリ
危険度3
避難してください。
水位はインターネットで
はん濫危険水位
テレメータ水位朱太川黒松内
避難判断水位
で検索すると確認することが
危険度2
状況に注意し、前ぶれ現象に
が必要です。
し
気象情報や避難情報に注意し避難の準備をしましょう。
発 表 さ れ な く て も 、斜 面 の
気づいた場合には、速やかに
きけんど
大雨の影響で河川の水位が上昇し、はん濫します。雨の降り方や住んでいる地域で異なりますので
危険度5
危険度4
気象庁から発表されます。
になったら十分な注意
こうずい
河川の水位から洪水の危険度を知っておきましょう
土砂災害の特徴を知っておきましょう
雨に注意しましょう
すいい
はん濫注意水位
危険度1
水防団待機水位
できるので、河川に近づいて
高水敷
はいけません。
普段の水位
前ぶれ現象に注意しましょう
次のような現象に気づいた場合は、土砂災害が発生する可能性があります。
直ちに周りの人と安全な場所へ避難しましょう。
前ぶれ現象
地中にしみ込んだ水分が土の抵抗力
危険度5 川から水が溢れてきます。
無理に避難せず、自宅等の2階に避難し救助を待ちましょう。
危険度4 川がはん濫する恐れがあります。
これまでには避難を終えましょう。
危険度3 避難判断水位を超えています。
避難を始めましょう。
危険度2 普段よりかなり増水しています。
避難の準備をしましょう。(要援護者の方は避難を始めましょう。)
がけ崩れ
危険度1 川の水位が上昇する恐れがあります。 テレビやラジオ、インターネットなどの情報に注意しましょう。
を弱め、雨や地震などの影響によって
急激に斜面が崩れ落ちることを
ひなんじょうほう
「がけ崩れ」といいます。
がけ崩れは、突然起きるため、人家の
近くで起きると逃げ遅れる人も多く、 小石がパラパラ がけから、水が 斜面のひび割れ、
死者の割合も高くなっています。
落ちてくる。
わき出てくる。 変形がみられる。
災害に関する情報は、下図の経路で町民のみなさんに
伝達されます。これらに注意し、すみやかに避難できる
ように心がけましょう。
なが
避難情報の流れ
後志支庁
札幌管区気象台
避難情報の流れ
気象情報・気象予報の流れ
黒松内町役場
前ぶれ現象
山腹、川底の石や土砂が長雨や集中
土石流
豪雨などによって一気に下流へと
押し流されるものを「土石流」といい
ます。その流れの速さは規模によって
報道機関
テレビ・ラジオ
異なりますが、時速20km∼40kmという
速度で一瞬のうちに人家や畑などを
壊滅させてしまいます。
山鳴りがする。 流木が混ざり
避難情報
前ぶれ現象
地すべり
「地すべり」といいます。土の量が多い
動き出すと、完全に停止させることは
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学校・保育園 インターネット
福祉施設等
がけや斜面から 地面にひび割れ 沢や井戸の水が
水が噴き出す。 ができる。
濁る。
発令時の状況
町民のみなさんがとるべき行動
避難準備
人的被害の発生する可能性が
高まった状況。
非常持出品の用意などの避難準備を開始。また、避難行動に
時間を要する方は避難行動を開始してください。
避難勧告
人的被害の発生する可能性が
明らかに高まった状況。
通常の避難行動ができる方は、指定避難所へ避難行動を開始
してください。
避難指示
人的被害の発生する危険性が
明らかに高まった状況。
もしくは人的被害が発生した状況。
避難勧告の発令で避難中の方は、確実に避難行動を完了させて
ください。避難に間に合わない方は、命を守る最低限の行動を
とってください。
ため、大きな被害が出ます。また、一度
予測は難しいです。
町内会
(自主防災組織)
町 民 の み な さ ん
水位が下がる。
下の方に移動する現象のことを
雨だけの原因ではないため、発生の
広報車
いるのに川の
影響と重力によってゆっくりと斜面の
非常に困難です。
防災行政無線
川の流れが濁り 雨が降り続いて
はじめる。
斜面の一部あるいは全部が地下水の
サイレン
災害が発生する前に、早めの避難を心がけてください。
自然現象のため不測の事態も想定されるため、その時の状況に応じて避難行動をとりましょう。
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