学校だより12月号 学校教育目標 かしこい子 やさしい子 たくましい子の育成 TEL 043-487-3140 FAX 043-462-5031 在籍児童数277名 (11月末現在) キャリア教育 (働くこと・人に喜ばれる仕事) ○6年生がキャリア教育の一環として,地域の事業所等で職場体験を行いました。 現在日本は経済大国であり,先端技術を駆使した工業国として世界 中の工業製品の中核の部品や製品を製造していますが,日本の若者の 引きこもりや仕事離れが進んでいるとの報道もあります。その理由の 一つに職業観・勤労観の欠如もあるようです。 千代田小学校の子ども達は,コンビニエンスストアーや消防署等, 学区内の事業所等で様々な職業体験をさせてい ただきました。そのどれもが人に喜んでもらえ る仕事,人に役立つ仕事であり,子ども達なり に仕事の良さを感じ取ることができたことと思われます。 これは,6年生に限りません。各家庭にあっても家族の一員として の役割を持たせ,「喜ばれる・役に立つ」経験をさせていきたいと考 えています。学校でも清掃活動や委員会活動を通して,みんなに喜ば れ,役に立つ経験をさせていきたいと思います。 チューリップの球根植え(来年4月のチューリップ祭りに向けて) 江戸時代から日本と係わりの深かったオランダに今年は,千代田小学校から4名児童が 行き,アンネ・フランク校の子ども達と交流を持ちました。そして,お土産にオランダを 代表する花であるチューリップを頂いてきました。子ども達は,言葉を超えた交流 を体験 したようです。 毎年, 佐倉市内の5年生がチューリップ祭りに向けて, チューリップの球根を植えています。4月には,地域の多 くの方や観光客が佐倉を訪れ,色とりどりのチューリップ の花を眼で楽しみ,心を潤わせています。昨年は,10年 前にオランダから来日し,千代田小学校で交流を体験した 青年が来校しました。校舎内を回りながら,当時を懐かし みながら,職員玄関に掲示されていたチューリッ プの写 真を見ながら感慨深げに見入っていたことを思い出 しま す。 チューリップを通して,日本とオランダとの繋がりを理 解するとともに,未来に向けて様々な国について理解を 深めながら,コミュニケーションのできる子ども達を育てていきたいと考えています。 ○ 歯科管理検診(健康な歯で健康な身体を) ○5年生が学校医の大谷先生に歯の健康状態を診ていただく,歯科管理検診を行いました。 歯は,食べ物を噛み砕くだけではなく,よく噛むことで唾液が分泌され,消化をよくしま す。お子さんにもよく噛むことの大切さをお話していただくと ともに,早食いをしないように留意していただきたいと思いま す。 また,虫歯やその他の歯の異常があると,物がよく噛めませ ん。そのために消化を悪くし,お腹の調子が悪くなることもあ ります。 今一度,お子さんの歯の健康について,観察していただきた いと思います。 12月~1月の主な行事予定 ※年度当初と変更になった予定:ゴシック表記 12/1 2 3 7 8 9 10 11 15 16 17 18 19 21 22 火 水 木 月 火 水 木 金 火 水 木 金 土 月 火 代表委員会 3年:校外学習,集金日,健康タイム ALT 指導,算数授業校内研究会 クラブ活動最終 書き初め指導 読み聞かせ1・4・6年,健康タイム ALT 指導,ベルマーク回収,おたのしみコンサート(1回目:昼休み) 読み聞かせ2・3・5年,家庭教育学級 おたのしみコンサート(2回目:昼休み) 個別面談(希望者),短縮 A 個別面談(希望者),短縮 A 歌声交流会,大掃除,地区児童会 午前:授業(給食あり),給食後児童下校,午後:教育ミニ集会(保護者参加) 授業終了,全校集会,短縮 B,集団下校11:45 振替休業日(19日の振替) 1/7 8 11 12 13 14 15 16 17 19 20 21 22 25 26 27 28 30 木 金 月 火 水 木 金 土 日 火 水 木 金 月 火 水 木 土 授業開始,短縮 B,全校集会,集団下校11:45 給食開始,月曜日課(チャレンジなわとび練習),委員会活動 「成人の日」でお休み 代表委員会,ベルマーク回収 チャレンジなわとび練習,読み聞かせ(1・4・6年) PTA 理事会,家庭教育学級 読み聞かせ(2・3・5年),避難訓練 白地図資料展(志津コミュニティーセンター),夜間パトロール 白地図資料展(志津コミュニティーセンター) 佐倉市学習状況調査,アルミ缶回収 チャレンジなわとび練習 ALT 来校 集金日 歌声交流会 チャレンジなわとび練習 校内授業研修:道徳 ALT 来校 授業参観,チャレンジなわとび集会,月曜日課 アンネのバラ(スブニール ド アンネ フランク=アンネの形見) ○アンネの父のオットーさんが園芸家の方と8年かけて,もっとも美しいバラにスブニール アンネ フランク(アンネの形見)と名付けて,アンネにささげました。 つぼみの時は,深紅で開花するとオレンジ色,それから黄色が かった黄金色に変わります。また,日差しを浴びると花の先から 薄桃色に変わり,赤みをおびてきます。 このアンネのバラは,1972年にアンネの父,オットー フ ランクにより「平和と自由」を願って日本に贈られました。また, 2010年10月12日に佐倉オランダ児童交流20年を記念し て,「友好」の証として,オランダ:ブレイス アンネ フランク スクールの児童とともに植樹されました。 そして,アンネが願っていた(混乱と惨禍から平和な世界へ) ことを以下に記し,千代田小学校にあるアンネのバラの意味を心 に留めていきたいと思います。 ド アンネの手記から(1944年7月15日の日記) ※アンネの日記は,戦争の最中に書かれたものです。 「私には,混乱と惨禍と死という土台の上に将来の展望を築くことなどできませ ん。この世界が徐々に荒廃した原野と化してゆくのを私はまのあたりに見ていま す。(中略)でも,私は,いつかはすべてが正常に復し,今の惨害にも終止符が打 たれ,平和な,静かな世界がもどってくるだろうと。」
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