31 第 期 事業報告書 2003年 4 月 1 日∼2004年 3 月 31 日 PRINTED WITH SOY INK TM このパンフレットは、地球環境への負荷を低減させるために 古紙100%再生紙と大豆インキを使用しています。 「新たなるステージへの飛躍」 2004年3月期(2003年度)決算の状況 連結業績について 連結売上高の推移 (億円) 5,000 4,500 4,000 3,290 3,000 2,811 2,986 2001年度 2002年度 2,492 2,000 1,000 0 2003年度は、 創立30周年を迎えるとともに、 京都一高層の新本社 ビル (「本社・中央開発技術研究所」)へ移転するなど日本電産にと って大きな節目の年でありました。業績面でも連結売上高3,000億円・ 連結営業利益300億円の大台を超え、 「2010年売上高1兆円企業」 に向けて次のステージへ飛躍する年となりました。 主力製品であるハードディスクドライブ(HDD)用スピンドルモータ では、 全体の8割が流体動圧軸受(FDB: Fluid Dynamic Bearing) 搭載モデルへ移行したことにより、 収益性が着実に改善し本格的な 投資回収期に入って参りました。 また、 ノートパソコンやデジタル家電 市場の拡大を受け、 高付加価値の小型HDD用モータの需要が好 調に推移しております。2004年度はこれら小型HDDの需要拡大を チャンスと捉え、 製品開発や量産化に万全の体制を整備して参ります。 一方、 グループ企業に目を向けますと、 2003年10月にモータ及び制 御機器の有力企業である三協精機製作所(以下三協精機)へ資 本参加を行い、 グループ企業数は110社にまで拡大致しました。これ まで資本参加した企業の業績は順調に回復しており、 三協精機にお いても2000年度以来の通期営業黒字を目指し急ピッチで再建を進 めております。グループ企業各社の業績拡大を最大限に高める「連 邦経営」を今期も更に推進してゆく所存です。 2004年度より連結決算を米国会計基準に統一し、 より一層グロー バルスタンダードに基づく透明性の高い経営を推進して参ります。 「高 成長・高収益・高株価」 を志向する企業として、 当面の目標である 「2005 年度連結売上高5,000億円、 営業利益500億円」の達成に向け総力 を上げて参ります。 株主の皆様に置かれましては、 今後とも暖かいご支援ご鞭撻を賜 りますようお願い申し上げます。 代表取締役社長 1 2000年度 2003年度 2004年度 (見込み・米国会計基準) 2004年3月期(2003年度) の連結売上高は3,290億03百万円で前 期比10.2%の増収となりました。主力事業である精密小型モータやグ ループ企業の製品群の売上増加が寄与し、 過去最高の売上高を更 新しました。 連結営業利益・当期純利益の推移 (億円) 500 450 400 311 300 229 200 100 0 114 100 65 65 2000年度 200 162 160 2001年度 2002年度 当期純利益 2003年度 営業利益 2004年度 (見込み・米国会計基準) 一方、 利益面におきましては、 全ての製品セグメント (精密小型モ ータ、 中型モータ、 機器装置、 その他)が前期比増益を達成し、 連結 営業利益は過去最高の310億78百万円(前期比35.9%増) となりま した。これにより売上高営業利益率は前期の7.7%から9.4%と1.7ポイ ントの改善を果たしました。連結経常利益は、 営業外損失として三協 精機への資本参加による「のれん代」償却と下期の持分損失約20 億円を計上、 更に前期末に比べ円高が12%以上進んだことによる為 替差損約33億円の計上などもありましたが、 前期比32.9%増の236 億76百万円と過去最高益を更新しました。これにより連結当期純利 益も過去最高を更新し、 前期比76.5%増の114億48百万円と100億 円の大台を確保しました。 各事業セグメント別の売上高と営業利益に関しては、 4ページ以 降で詳述いたします。 2 事業セグメント別の業績について 四半期別の業績について 事業セグメント別の売上構成比(%) 四半期決算の推移 (%) 11 (億円) 1,000 800 売 上 高 736 769 731 750 751 831 9.6 845 9.7 863 9.7 8.7 600 8.1 9 8.3 400 7.1 1Q 業 利 益 率 その他 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 機器装置 7 中型モータ 売上高 営業利益率 四半期別に業績推移を見ますと、 売上高および営業利益率は第 1四半期より毎四半期ごとに着実に増加しております。特に第2四半 期にはHDDモータや光ディスク装置用モータなどの精密小型モータ を中心に、市場拡大やシェアアップによる販売数量拡大が貢献、海 外工場の生産性改善をともなって利益率が向上しました。 連結キャッシュフローについて 2003年度末の現金及び現金同等物の残高は、 736億03百万円と なり、 前期比242億87百万円増加しました。 「営業活動によるキャッシュフロー」は、前期比50億09百万円増 加し342億34百万円となりました。税金等調整前当期純利益が前期 に比べ100億96百万円増加した一方、 支出面ではJ IT (Just-in-time) 在庫等の積み増し資金が前期比約48億円増加しました。 「投資活動によるキャッシュフロー」は、 前期比144億22百万円増 加し、 435億91百万円の支出となりました。支出増加の要因は三協 精機への資本参加および既存連結子会社に対する持分増加のた めの株式購入資金など170億円強によるものです。 「財務活動によるキャッシュフロー」は、 前期比401億03百万円増 加し373億86百万円の調達となりました。キャッシュ増加の主な要因 は、 新株予約権付転換社債の発行による約309億円の調達と、 長短 借入金の調達・返済による前期比純増加分の約88億円が主な内容 です。 この結果、 「営業活動によるキャッシュフロー」から「投資活動によ るキャッシュフロー」を差し引いたあとの「フリーキャッシュフロー」は 約94億円のマイナスとなりました。 32.5 HDDモータ その他DCモータ (9.4) 10.1 ファンモータ (7.9) その他小型モータ (3.6) 63.5 モータ事業 2003年度の製品別売上構成比率は、 主力のモータ事業が63.5% と前期の69.0%から5.5ポイント減少しました。精密小型モータが数量・ 売上を拡大した一方、 中型モータにおいては車載用モータの販売方 法の変更(電子制御装置を実装しないモータ単体販売) による売上 減少の影響を受けました。 また、 日本電産コパルや日本電産トーソクを中心としたグループ企 業が主体の「機器装置」、 「その他」セグメントは、 設備投資需要の 回復や携帯電話・デジタルカメラ市場拡大により軒並み売上を伸ばし、 売上構成比率でもそれぞれ0.9ポイント、 4.6ポイント増加しています。 次に各事業セグメント別に業況を説明いたします。 精密小型モータ 売上高1,755億95百万円 売上高は前期比4.2%増の1,755億95百万円となりました。ファンモ ータがやや売上を落としたものの、 主力のHDD用モータ、 光ディスク ドライブ用モータの販売が好調に推移しました。 一方、 営業利益は、 前期比15.0%増の203億09百万円となりました。 主力製品の販売増加による量産効果や海外生産拠点の原価低減、 高付加価値製品の売上構成の増加が寄与しております。 精密小型モータの業績推移 (億円) 2,000 (億円) 240 1,556 1,500 1,305 1,686 1,756 203 180 177 157 1,000 120 126 500 0 60 2000年度 2001年度 売上高 3 精密小型モータ 11.5 6 2003年度 2002年度 53.4 25.0 8 7.0 200 0 10 営 2002年度 2003年度 0 営業利益 4 HDDモータは、 単独製品としては初めて大台を超える1,067億97 百万円と前期比9.3%の増収となりました。数量ベースでは売上増加 率を上回る20.8%の大幅増加となりました。2003年度は流体動圧軸 受(FDB: Fluid Dynamic Bearing) を搭載したモータの数量構成 が全体の8割を占め、 また、 2.5インチ以下の小型HDD向けの出荷が 前期比50%以上の増加となるなど、 日本電産が強みを持つ高付加 価値製品の売上が好調に推移しました。 その他DCモータは、 売上高310億63百万円と前期比21.8%の大 幅増収となりました。一方で数量ベースでは売上を更に上回る約 46%の大幅増加となりました。このモータの9割を占める光ディスクド ライブ向けがパソコン市場回復を受け数量が拡大するとともにマー ケットシェアの上昇が大幅数量増へと繋がりました。 ファンモータは、 売上高260億60百万円と前期比4.8%の減収となり ました。数量的にも前期比微増に留まりました。減収要因として、 第1 四半期におけるMPUクーリング/ゲーム機向けを中心とした減収(前 年同期比27%)が極端であったことが挙げられます。 機器装置 売上高378億31百万円 機器装置セグメントの売上高は378億31百万円と前期比19.1%の 大幅増収となりました。ここ数年低迷していたIT分野の設備投資需 要が下半期より増加基調となり、 日本電産キョーリの精密プレスや日 本電産リードの検査装置、 日本電産トーソクや日本電産コパルの各 種半導体製造装置などが何れも売上を増やしました。 一方、 営業利益は前期比52.2%増の32億34百万円となりました。 需要回復に伴う各社事業の稼働率向上と、 これまで実施してきた経 営体質の改善が増益実績に結びつきました。 機器装置の業績推移 (億円) 600 500 (億円) 60 504 50 400 338 300 中型モータの業績推移 (億円) 400 300 362 375 241 18 (億円) 20 332 15 200 10 100 5 5 0 0 -100 -10 -12 2000年度 2001年度 売上高 20 21 2000年度 2001年度 売上高 10 2002年度 2003年度 0 営業利益 その他 売上高824億01百万円 その他のセグメントは、売上高824億01百万円と前期比35.5%の 大幅増収、 増収額は約216億円に達しました。特に日本電産コパル のデジタルカメラ用シャッターや日本電産コパル電子の電子部品、 日 本電産トーソクの自動車部品など各社主力製品の需要が好調に推 移しました。 営業利益については、 90億20百万円と前期比55.5%の大幅増益 となりました。それぞれの会社が新製品の投入やコスト対応を国内 外の生産工場で推進した効果が利益増加に大きく寄与しました。 その他の業績推移 (億円) 1,000 90 2002年度 営業利益 2003年度 -15 800 824 608 600 554 442 400 (億円) 100 0 60 40 29 2000年度 80 58 42 200 2001年度 売上高 5 30 -5 -5 -200 -300 32 15 100 0 40 318 29 200 中型モータ 売上高331億73百万円 2003年度の売上高は前期比11.5%減の331億73百万円となりまし た。日本電産本体が手掛ける電動パワーステアリング用モータの販 売方法の変更(電子制御装置を実装しないモータ単体販売)が減 収の主な要因です。日本電産シバウラが担当する家電用モータは前 期比10%強の増加となっております。 一方、 営業利益は17億52百万円を計上し、 前期比3.5倍の大幅増 加となりました。車載用モータの販売数量拡大や家電用モータの中 国生産によるコストダウンが収益拡大に寄与しました。 378 20 2002年度 2003年度 0 営業利益 6 2005年3月期(2004年度)の連結業績見通し 大ブレークの予感−小型HDD市場 小型HDD用モータのラインナップ強化 2004年度決算より連結決算を米国会計基準に統一し、 国内にお ける開示も同基準によることを決定致しました。従来開示しておりま した経常利益が損益計算書から無くなる為、 2004年度業績見通し では税引前利益を開示致します。 2004年度の連結業績見通し 売 上 営 業 利 税 引 前 利 当 期 純 利 一 株 利 高 益 益 益 益 2003年度実績 2004年度見込み (日本会計基準) (米国会計基準) 3,290億03百万円 4,500億円 310億78百万円 450億円 228億09百万円 405億円 114億48百万円 200億円 176円20銭 305円21銭 前期比 伸び率 136.8% 144.8% 177.6% 174.7% 173.2% 注)為替水準の設定は1US$=105円で、アジア通貨もこれに連動して設定 2004年度はオリンピックの開催を控えるなど、 デジタル家電製品(薄 型TV、 DVDレコーダーなど)の市場拡大やPC需要の拡大が期待 されます。主力のモータ事業はこれらデジタル化の本格化と共に需 要拡大の基調にあり、 また、 日本電産コパルなどグループ各社もそれ ぞれが前期比増収・増益を見込んでおります。 更に、 昨年10月に資本参加した三協精機は経営体質の改善によ り業績が急速に回復してきており、 連結対象に加わる2004年度は連 結業績への貢献を見込んでおります。 これら売上・利益の増加要因を踏まえ、 2004年度の連結売上高は 前年比36.8%増の4,500億円、 営業利益は同44.8%増の450億円、 当 期純利益は同74.7%増の200億円の大幅増益を見込んでおります。 HDDは、 記憶容量や搭載アプリケーションのサイズに応じて様々 な大きさで市場に供給されています。パソコンをはじめDVDレコーダ ーやデジタルカメラなどデジタルデータを扱う商品が急速に市場を拡 大しており、 HDDには更なる高容量化と小型化、 静音性・耐久性が 要求されます。特に最近はメモリやMPUの性能向上に伴い、 携帯 性に優れたノート型PCの需要拡大がHDD市場を支えており、 また、 カーナビゲーションやデジタルカメラ、 更に成長著しい携帯音楽プレー ヤーなどのノンPC製品にもHDDが搭載され、 これら製品には2. 5イン (表紙写真:1.8インチ (右)及び1.0イン チ以下の小型HDDが使われています。 チ (左)サイズのHDD用モータ) HDD搭載アプリケーション ・サーバ、 ネットワーク・ストレージ、PCサーバ ・デスクトップPC、PC外付け用、監視カメラ 3.5インチ ・DVDレコーダー、ゲーム機、デジタルテレビ、デジタル複合機 ・ノートPC、PC外付け用、省スペースサーバ 2.5インチ ・カーナビゲーション、オーディオシステム、デジタル複合機 ・サブノートPC、PDA、 デジタルカメラ 1.8、1.0インチ ・携帯音楽プレーヤー、携帯ビデオプレーヤー、ムービーカメラ (注:インチはデータを書き込むディスクの直径を表しています) 2.5インチ以下の小型HDDはノートPCの需要拡大やノンPC製品と いう新たな成長市場をターゲットとして、 今後数年間、 年率30∼40% 増という大きな成長を期待されています。 また、 デジタルカメラやテレビ が搭載され高機能化著しい携帯電話にも1.0インチクラスのHDDを 搭載する動きも出てきており、 実用化が進めば飛躍的な数量増加が 期待されます。 三協精機製作所の連結業績見通し 売 上 高 営 業 利 益 当 期 純 利 益 2003年度実績 2004年度見込み 1,068億09百万円 -46億60百万円 -287億17百万円 1,100億円 50億円 100億円 前期比 伸び率 103.0% 黒字転換 黒字転換 小型HDD市場の世界出荷動向 (百万台) 200 年率30-40%増の成長市場 150 100 50 0 2003年 2.5インチ 7 2004年 2005年 2006年 2007年 (予測) (予測) (予測) (予測) 1.8インチ 1.0インチ 1.0インチ以下 出所:TSR 8 グループ戦略−連結業績拡大に向けて グループ企業の収益アップと連結業績拡大 一般に、 HDDのサイズが小さくなればなるほど、 設計や生産にお ける技術的な難易度は高くなります。スピンドルモータをはじめ電子 部品の供給先が限定されるため、 小型HDDは利益率の高い高付 加価値の製品としてマーケットに供給されています。 日本電産はHDD用スピンドルモータで世界市場の約70%のシェ アを持っていますが、 特に2.5インチ以下の小型HDD用モータになる とそのシェアは更に上昇します。日本電産の開発技術力・生産技術 力が常に最先端をリードしており、 2.5インチ以下の高付加価値製品 になるほど、 日本電産の競争力が発揮されるマーケットとなるためです。 特に2003年度は2.5インチ以下のHDDモータの需要が好調で、 連結 全体の売上増加や利益増加に大きく寄与しました。 日本電産はこれまで資本参加してきた企業の業績改善を通じて 連結業績の拡大に取り組んできました。2003年度はグループ各社が 新製品開発の強化や海外生産体制の拡充をはかり過去最高益を 更新するなど、 連結業績の拡大に大きく寄与しました。一方、 上場各 社に対する持分比率も引き上げ、 日本電産本体の企業価値向上に もつなげています。 2004年度も三協精機の事業再建を筆頭に、 それぞれの企業が連 結業績を担う 「連邦経営」を推進し、 グループ全体の企業価値向上 に努めてゆきます。 主要子会社の連結営業利益 (億円) 80 60 日本電産のHDDモータ出荷動向 02年度1Q出荷 数量=100 190 2.5インチ以下 3.5インチ 160 40 20 48 60 75 20 30 36 0 50 19 27 30 3 4 6 -20 -42 130 -60 100 日本電産 コパル 日本電産 トーソク 2002年度 70 -47 -40 1Q 2Q 2002年度 3Q 4Q 1Q 2Q 2003年度 3Q 日本電産 コパル電子 2003年度 日本電産 リード 三協精機 2004年度(見込み) 4Q これまで3.5インチHDD市場に特化していた米国のHDDメーカを 筆頭に2.5インチ市場への参入が活発化しており、 更に1.8インチや1.0 インチでは新興のHDDメーカも登場し、 急速に拡大する小型HDD市 場でスピンドルモータに対する需要も非常に強くなっています。 日本電産ではこれらモータ需要に流体動圧軸受(FDB) を搭載し たスピンドルモータをはじめ、 量産性・信頼性に優れた焼結金属を使 用したFDBモータの量産にもいち早く取り組み、 モデル数や生産能力、 収益性において競合他社を寄せ付けない体制を構築しており、 今後 の需要拡大を業績拡大に結び付けるべく対応を強化しております。 物流機能の強化−日本電産ロジステック(株) 海外生産の拡大と業績拡大に伴い、 物流の重要性が高まってい ます。日本電産は4月1日に、 前・三協流通興業を100%子会社化し、 日 本電産ロジステック株式会社を設立しました。 日本電産グループの物流コストの削減をはじめ、 サプライ・チェーン・ マネジメントを強化する客先に対する最適生産・短納期体制の実現に 向けて、 国内外に物流網を整備し業績への貢献に繋げてゆく考えです。 1.0インチHDD用スピンドルモータの増産を行うタイのバンカディ工場 9 10 連結貸借対照表 (単位:百万円) (単位:百万円) 資 産 の 部 期別 科目 前期 負 債 の 部 当期 (2003年3月31日) (2004年3月31日) 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 受取手形及び売掛金 有 価 証 券 た な 卸 資 産 繰 延 税 金 資 産 そ の 他 の 流 動 資 産 貸 倒 引 当 金 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産 建 物 及 び 構 築 物 機械装置及び運搬具 工 具 器 具 備 品 土 地 建 設 仮 勘 定 無 形 固 定 資 産 連 結 調 整 勘 定 その 他 の 無 形 固 定 資 産 投資その他の資産 投 資 有 価 証 券 繰 延 税 金 資 産 そ の 他 の 投 資 貸 倒 引 当 金 繰 延 資 産 資 産 合 計 167,972 49,491 80,144 266 24,298 4,144 10,176 △550 137,332 112,484 35,372 34,419 11,541 28,691 2,459 9,174 8,402 771 15,673 7,342 4,608 4,374 △651 13 245,925 74,487 117,896 217 42,262 2,778 8,906 △624 187,779 138,610 38,131 41,806 14,564 36,726 7,383 24,866 24,071 794 24,303 15,472 4,016 5,560 △745 0 305,318 433,706 前期 期別 科目 当期 (2003年3月31日) (2004年3月31日) 流 動 負 債 支払手形及び買掛金 短 期 借 入 金 1年以内返済予定長期借入金 1年以内償還予定転換社債 未 払 法 人 税 等 繰 延 税 金 負 債 賞 与 引 当 金 そ の 他 の 流 動 負 債 固 定 負 債 社 債 転 換 社 債 長 期 借 入 金 繰 延 税 金 負 債 退 職 給 付 引 当 金 役員退職慰労引当金 そ の 他 の 固 定 負 債 152,485 53,113 65,496 3,349 5,027 3,045 0 3,325 19,129 26,807 − 9,279 5,187 1,192 9,081 1,255 811 204,554 83,961 86,944 1,650 − 3,790 48 4,670 23,489 75,161 30,000 9,274 3,008 2,730 25,701 1,921 2,524 負 債 合 計 179,293 279,716 少 数 株 主 持 分 35,882 49,308 資 本 の 部 資 本 合 計 90,142 28,994 32,378 53,639 △701 1,966 △11,473 △123 104,681 負債、少数株主持分及び資本合計 305,318 433,706 26,485 26,360 44,282 △701 △561 △5,656 △65 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 土 地 再 評 価 差 額 金 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 自 己 株 式 (注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 総資産と純資産の推移 たな卸資産の推移 (億円) 500 400 (億円) 5,000 三協精機の連結 連結範囲の拡大 423 三協精機の連結 4,337 4,000 339 300 連結範囲の拡大 250 3,000 243 200 2,000 3,057 2,990 3,053 896 901 1,047 2003年3月末 2004年3月末 1,613 105 100 1,000 0 0 2000年3月末 2001年3月末 2002年3月末 2003年3月末 2004年3月末 775 822 2000年3月末 2001年3月末 総資産 11 2002年3月末 純資産 12 連結損益計算書 連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 前期 期別 ( 科目 自2002年4月 1日 至2003年3月31日 当期 )( 298,641 238,851 59,789 36,928 ( 3,320 ) 22,861 2,060 324 229 1,506 7,105 897 110 1,453 3,538 1,105 17,816 211 102 − 34 32 32 − − 9 5,315 1,266 1,255 1,462 − 975 354 12,712 5,035 △1,114 2,305 6,485 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 (うち連結調整勘定償却額) 営業利益 営業外収益 受 取 利 息 受 取 配 当 金 そ の 他 営業外費用 支 払 利 息 持 分 法 に よ る 投 資 損 失 た な 卸 資 産 廃 棄 損 為 替 差 損 そ の 他 経常利益 特別利益 固 定 資 産 売 却 益 投 資 有 価 証 券 売 却 益 関 係 会 社 株 式 売 却 益 持 分 変 動 損 益 貸 倒 引 当 金 戻 入 益 退 職 給 付 制 度 改 定 に 伴う利 益 厚生年金基金代行部分返上益 そ の 他 特別損失 固 定 資 産 処 分 損 投 資 有 価 証 券 評 価 損 退職給付会計適用に伴う会計基準変更時差異 本 社・研 究 所 等 移 転 費 用 特 別 技 術 料 そ の 他 税金等調整前当期純利益 法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税 法 人 税 等 調 整 額 少 数 株 主 利 益 当期純利益 自2003年4月 1日 至2004年3月31日 ) 329,003 256,879 72,123 41,044 ( 3,531 ) 31,078 1,851 243 219 1,388 9,253 728 1,946 1,478 3,339 1,760 23,676 2,440 205 472 2 191 93 459 972 44 3,308 1,344 6 1,207 316 − 433 22,809 6,994 604 3,761 11,448 (注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 連結剰余金計算書 前期 期別 科目 (資本剰余金の部) 資本剰余金期首残高 資本剰余金増加高 転 換 社 債 の 転 換 に よる 増 加 高 合 併 に よ る 増 加 高 株式交換に伴う新株発行による増加高 資本剰余金減少高 資本剰余金期末残高 (利益剰余金の部) 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 当 期 純 利 益 連 結 子 会 社 増 加 に よる 増 加 高 土 地 再 評 価 差 額 金 取 崩 額 利益剰余金減少高 配 当 金 役 員 賞 与 連 結 子 会 社 減 少 に よる 減 少 高 連 結 子 会 社 増 加 に よる 減 少 高 利益剰余金期末残高 ( 自2002年4月 1日 至2003年3月31日 (単位:百万円) 当期 1日 ) ( 自2003年4月 至2004年3月31日 ) 26,333 26 16 9 − − 26,360 26,360 6,018 2,509 − 3,509 − 32,378 39,134 6,518 6,485 32 1 1,371 1,271 99 0 − 44,282 44,282 11,449 11,448 1 − 2,092 1,909 128 50 3 53,639 (注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 13 (単位:百万円) 期別 ( 科目 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減 価 償 却 費 連結調整勘定償却額 貸倒引当金の増加額(△減少額) 退職給付引当金の増加額(△減少額) 賞与引当金の増加額 受取利息及び受取配当金 支 払 利 息 為 替 差 損 持 分 法 による 投 資 損 失 有形固定資産売却損(△売却益) 有形固定資産除却損 投資有価証券評価損 売上債権の減少額 (△増加額) たな卸資産の減少額 (△増加額) 仕 入 債 務 の 増 加 額 その他営業活動キャッシュ・フロー 小 計 利息及び配当金の受取額 利 息 の 支 払 額 法 人 税 等 の 支 払 額 営業活動によるキャッシュ ・ フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の預入による支出 定期預金の払出による収入 有価証券の取得による支出 有価証券の売却による収入 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の売却による収入 関係会社株式の売却による収入 関係会社株式の取得による支出 新規連結子会社株式の取得による支出 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 貸 付 に よ る 支 出 貸 付 金 回 収 による 収 入 その他投資活動キャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増加額 長 期 借 入 れ による 収 入 長期借入金の返済による支出 少数株主へ の株式発行 親会社による配当金の支払額 少数株主への配当金の支払額 社 債 償 還 に よる 支 出 社 債 発 行 に よる 収 入 その他の財務活動キャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額 現金及び現金同等物の期首残高 連結範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増加額 現金及び現金同等物の期末残高 前期 自2002年4月 1日 至2003年3月31日 12,712 15,138 3,070 105 1,433 163 △554 897 443 110 30 1,134 1,255 △6,839 △405 9,154 △1,421 36,430 557 △1,119 △6,642 29,224 当期 )( 自2003年4月 1日 至2004年3月31日 22,809 16,365 3,293 △1,123 △436 296 △462 728 1,921 1,946 △126 1,265 6 △12,833 △5,218 11,207 1,608 41,248 457 △741 △6,730 34,234 △166 319 7,842 ) △839 579 0,000 △186 157 △25,806 516 △557 120 9 △2,895 11,717 − 11 △275 179 6,461 △597 △29,168 △61 155 △27,163 722 △2,189 1,423 194 △6,528 00,000 △10,447 − △689 1,627 0,000 △373 △43,591 8,872 5,552 △5,599 273 △1,271 △656 △9,832 − △56 △2,717 △2,752 △5,413 53,586 1,142 49,315 13,583 − △4,794 460 △1,909 △767 − 30,872 △57 37,386 △3,813 24,216 49,315 71 73,603 (注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 14 単独貸借対照表 (単位:百万円) (単位:百万円) 負 債 の 部 資 産 の 部 期別 科目 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 受 取 手 形 売 掛 金 製 品 原 材 料 仕 掛 品 貯 蔵 品 前 渡 金 前 払 費 用 繰 延 税 金 資 産 一年以内償還予定関係会社社債 関係会社短期貸付金 未 収 入 金 そ の 他 の 流 動 資 産 貸 倒 引 当 金 固 定 資 産 有形固定資産 建 物 構 築 物 機 械 及 び 装 置 車 両 運 搬 具 工 具 器 具 備 品 土 地 建 設 仮 勘 定 無形固定資産 営 業 権 特 許 権 ソ フ ト ウ ェ ア その 他 の 無 形 固 定 資 産 投資等 投 資 有 価 証 券 関 係 会 社 株 式 出 資 金 関 係 会 社 出 資 金 関係会社長期貸付金 破 産 債 権 等 長 期 前 払 費 用 繰 延 税 金 資 産 そ の 他 の 投 資 貸 倒 引 当 金 資 産 合 計 15 前期 当期 (2003年3月31日) (2004年3月31日) 67,830 18,385 1,296 33,215 2,194 19 166 53 56 101 2,409 798 3,511 5,801 38 △219 101,041 24,562 9,795 214 1,531 10 1,525 11,395 89 366 239 0 72 53 76,112 3,754 61,779 375 8,104 − 491 13 1,971 139 △517 168,871 56,203 10,391 908 30,034 2,178 85 183 84 11 140 650 − 4,168 7,473 85 △195 160,938 27,796 9,070 211 1,205 15 1,568 15,667 56 267 119 0 93 52 132,874 8,410 112,171 420 8,832 973 491 33 1,444 620 △524 217,141 期別 科目 流 動 負 債 支 払 手 形 買 掛 金 短 期 借 入 金 一年以内返済予定長期借入金 一年以内償還予定転換社債 未 払 金 未 払 費 用 未 払 法 人 税 等 前 受 金 預 り 金 前 受 収 益 賞 与 引 当 金 設 備 関 係 支 払 手 形 そ の 他 の 流 動 負 債 固 定 負 債 社 債 転 換 社 債 長 期 借 入 金 退 職 給 付 引 当 金 役員退職慰労引当金 社 債 発 行 差 金 そ の 他 の 固 定 負 債 負 債 合 計 前期 当期 (2003年3月31日) (2004年3月31日) 65,997 1,104 21,742 29,010 1,653 5,027 6,133 369 15 4 47 5 862 22 − 14,834 − 9,279 3,821 1,179 518 − 36 80,832 73,324 228 20,430 43,931 1,453 − 5,203 547 370 8 82 4 983 71 9 43,691 30,000 9,274 2,368 659 541 817 29 117,016 資 本 の 部 28,994 33,223 33,223 37,172 720 32,550 ( 3,901 ) 2,695 △701 1,559 △123 資 本 金 資 本 剰 余 金 資 本 準 備 金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 任 意 積 立 金 当 期 未 処 分 利 益 ( うち 当 期 純 利 益 ) 土地再 評 価 差 額 金 その他有価証券評価差額金 自 己 株 式 26,485 26,360 26,360 36,454 720 29,050 ( 6,684 ) 4,965 △701 △493 △65 資 本 合 計 88,039 100,125 負 債・資 本 合 計 168,871 217,141 (注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.自己株式 当期 前期 14,360株 8,648株 16 利益処分 単独損益計算書 (単位:百万円) 科目 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受 取 利 息 受 取 配 当 金 そ の 他 営業外費用 支 払 利 息 社 債 利 息 為 替 差 損 そ の 他 経常利益 特別利益 固 定 資 産 売 却 益 投資有価証券売却益 関係会社株式売却益 貸 倒 引 当 金 戻 入 益 厚生年金基金代行部分返上益 そ の 他 特別損失 固 定 資 産 処 分 損 投資有価証券評価損 関係会社株式売却損 本 社・研 究 所 移 転 費 用 そ の 他 税引前当期純利益 法人税、 住民税及び事業税 法 人 税 等 調 整 額 当期純利益 前 期 繰 越 利 益 合併引継未処分利益 土地再評価差額金取崩額 中 間 配 当 額 当期未処分利益 ( 自2002年4月 1日 至2003年3月31日 (単位:百万円) 当期 前期 期別 )( 自2003年4月 1日 至2004年3月31日 129,164 115,762 13,401 9,880 3,520 6,431 122 5,813 495 2,699 197 113 2,109 279 7,252 51 8 − 13 30 − − 1,016 180 766 − − 68 6,288 761 561 4,965 2,270 82 1 635 6,684 118,636 105,200 13,436 11,953 1,482 5,634 120 4,915 598 2,330 192 85 1,705 347 4,785 1,485 15 466 2 22 972 6 1,176 263 6 613 292 0 5,095 1,469 930 2,695 2,162 − − 956 3,901 前期 期別 ) ( 科目 当期 自2002年4月 1日 至2003年3月31日 )( 自2003年4月 1日 至2004年3月31日 6,684 当 期 未 処 分 利 益 ) 3,901 こ れ を 次 の と お り 処 分 しま す 。 953 利 益 配 当 金 15円 (1株につき 普通配当) ( ) 65 取 締 役 賞 与 金 3 監 査 役 賞 与 金 3,500 任 意 積 立 金 2,162 次 期 繰 越 利 益 975 15円 ( ) 75 5 600 2,246 (注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.平成15年12月10日に、956百万円(1株につき15円00銭 内2円50銭 創立30 周年記念配当)の中間配当を実施いたしました。 配当政策−年間配当は前期比5円の増配 2003年度は中間配当に普通配当12円50銭に加えて創立30周年 記念配当2円50銭(合計15円) を実施致しました。期末配当も連結業 績を考慮し15円配当と致します。従って年間配当は2002年度の25円 から30円(30周年記念配当2円50銭を含む)へ5円の増配となります。 今後とも安定配当を通じて、 株主の皆様への還元に努めていきた いと考えております。 1株当り配当金 (円) 60 40 分割前ベース 20 25 25 30 2001年度 2002年度 2003年度 30 20 0 (注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 1999年度 当期純利益と配当性向 (億円) 80 当 60 期 純 利 益 40 2000年度 (%) 73 52 73.5 80 60 配 54 50 40 22.4 21.7 32.5 当 性 向 27 20 20 18.3 0 1999年度 2000年度 2001年度 当期純利益 17 2002年度 2003年度 0 配当性向 18 株式情報 株式について (2004年3月31日現在) ROE・EPS・BPSの推移 1)発行済株式総数 65,017,898株 2)当期末株主数 10,420名 3)大株主(上位10名) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 株 主 名 日本トラスティ・サービス信託銀行㈱ 日本マスタートラスト信託銀行㈱ 永 守 重 信 ㈲ エ ス ・ エ ヌ 興 産 ㈱ 京 都 銀 行 相 第 一 生 命 保 険 ( ) 資産管理サービス信託銀行㈱ 相 日 本 生 命 保 険 ( ) 相 明 治 安 田 生 命 保 険( ) ㈱ 東 京 三 菱 銀 行 持株数 7,344千株 6,528 5,971 4,433 2,904 2,544 2,258 1,852 1,721 1,507 連単ROE(株主資本利益率)の推移 (%) 16 持株比率 11.32 % 10.06 9.20 6.83 4.47 3.92 3.48 2.85 2.65 2.32 (注)1. 持株数は千株未満を切り捨て、議決権比率は小数点以下第3位を四捨五 入して表示しております。 ・サービス信託銀行㈱の持株数は、すべて信託業務に係る株式です。 2. 日本トラスティ 3. 日本マスタートラスト信託銀行㈱の持株数は、すべて信託業務に係る株式で あり、 その持株数のうち175千株は㈱鳥取銀行が、100千株は㈱八十二銀行 が保有する当社株式を退職給付信託に拠出したものです。 4. 資産管理サービス信託銀行㈱の持株数は全て信託業務に係る株式です。 12 8 4 0 1999年度 2000年度 2001年度 連結ROE 2003年度 2002年度 単独ROE 連単EPS(1株当り利益)の推移 (円) 400 300 分割前ベース 200 社債の状況 (2004年3月31日現在) 100 発行総額 未償還残高 償還期限 (百万円) (百万円) 第2回無担保転換社債 1999年 1月28日 10,000 9,274 2006年 3月31日 2008年満期円貨建転換社債 2003年10月17日 30,000 30,000 2008年10月17日 銘 柄 発行日 0 1999年度 2000年度 2001年度 連結EPS 2003年度 2002年度 単独EPS (注)2000年5月に株式分割(1株→2株)を実施しています。 時価総額の推移 連単BPS(1株当り純資産)の推移 (円) 4,000 時価総額の推移 (億円) 8,000 3,000 分割前ベース 6,000 2,000 4,000 1,000 2,000 0 0 19 3月末 2002年 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末 2003年 9月末 12月末 3月末 2004年 1999年度 2000年度 2001年度 連結BPS 2002年度 2003年度 単独BPS (注)2000年5月に株式分割(1株→2株)を実施しています。 20 「日本電産と環境との関わり」 環境理念や環境方針をはじめ環境保全の活動など当社の環境 問題への取り組みを、 多くの皆さま方に知っていただくために、 今年 初めて環境報告書を発刊しました。 (ウェブサイト:http://www.nidec.co.jp/environment/index.htmlに掲載) 日本電産の主力製品であるブラシレスDCモータは、 省エネ・長寿命・ 静音性に優れた環境負荷の低い製品です。IT・家電、 そして電装 化が進む自動車分野において、 当社ブラシレスDCモータの搭載が 急速に拡大しており、 環境負荷の低減に貢献しております。 会社概要 (2004年6月23日現在) 商 号 証券コード 6594 上場市場 東京証券取引所 大阪証券取引所 ニューヨーク証券取引所 本 社 京都市南区久世殿城町338 設 立 1973年7月23日 役 員 代表取締役社長 永守重信 取 取締役副社長 専 務 取 締 役 モータの環境特性 常 務 取 締 役 取 省エネルギー 締 役 小部博志 鳥山泰靖 澤村賢志 浜口泰男 絹川慶春 川口清三郎 木村年宏 服部誠一 締 役 常 勤 監 査 役 監 査 役 井上哲夫 鍜治 覚 浜田忠章 岩田 高 竹上清好 朝比奈秀夫 市川陽一 佐野忠義 勝山 勉 U R L http://www.nidec.co.jp/ 〈低消費電力〉 株主メモ 省資源 環境クオリティー 〈長寿命〉 〈低騒音〉 決 算 期 定時株主総会 配当金受領株主確定日 名義書換代理人 同事務取扱場所 「日本企業では初めての取り組み ―米国にIR専門オフィス設置―」 日本電産は従来から積極的に外国人投資家へのIR活動を行っ て参りましたが、 ニューヨーク証券取引所への上場を契機に米国並 びに欧州投資家より現地駐在員によるIR活動への要望が高まって きたことを受け、 2003年12月、 米国ニューヨークにIRに特化した駐在 員事務所を開設致しました。国内だけでなく海外でのタイムリーな情 報発信やきめ細かなIR活動を展開するとともに、 米国預託証券(ADR: American Depositary Receipt) の取引量拡大も狙っています。 尚、 ADRの流動性促進を目的として、 2004年1月、 原株とADRの 比率を従来の1原株=1ADRから1原株=4ADRへ変更致しました。 21 (郵便物送付先) (電話照会先) (URL) 毎年3月31日 6月中(議決権行使株主確定日3月31日) 利益配当金3月31日 中間配当金9月30日 大阪市中央区北浜四丁目5番33号 住友信託銀行株式会社 大阪市中央区北浜四丁目5番33号 住友信託銀行株式会社 証券代行部 〒183-8701 東京都府中市日鋼町1番10 住友信託銀行株式会社 証券代行部 (住所変更等用紙のご請求) 0120-175-417 (その他のご照会) 0120-176-417 http://www.sumitomotrust.co.jp/ STA/retail/service/daiko/index.html 同 取 次 所 公 告 の 方 法 1単元の株式の数 単元未満株式の買取 住友信託銀行株式会社 全国各支店 日本経済新聞に掲載する。ただし、商法特例法第16条第3項に定 める貸借対照表および損益計算書に係る情報は、 〈http:www.nidec.co.jp/kohkoku/index.html〉 において提供する。 100株 名義書換代理人事務取扱場所ならびに 同取次所でお取扱いします。 22
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