紀の川市森林整備計画 自 平成24年 4月 1日 至 平成34年 3月31日 計画期間 (平成26年3月変更) 和歌山県 紀の川市 「Ⅱの第2の 2天然更 新に関する事 項」及び 「Ⅴの1森林 経営計画 の作成に関す る事項」 を 次のとおり変 更する。 Ⅱ 森林の整 備に関す る事項 第2 造林に 関する事 項 2 天然更 新に関す る事項 (1)天然更 新の対象 樹種 天然更新の対 象樹 マツ類、カ シ類、ナラ 類、シデ類 、カエ デ類 、ニレ類 、ブナ類 、シ イ 種 類、サクラ 類等の和 歌 山県内に自生 する樹木 であり、将 来その林 分 に おいて高木性 又は小高 木性となりう る樹種 ぼう芽による 更 カシ類、ナ ラ類、シデ 類、カエデ 類、ニ レ類 、ブナ類 、シイ類 、サ ク 新が可能な樹 種 ラ類等の高木 性又は小 高木性の樹種 2)天然更新 の標準的 な方法 天然 更新につ いては、気候 、地形、 土壌条件等の 自然的条 件、種子を供 給する母 樹 の 存 在 や 天 然 稚 樹 の 育成 状 況 、 周 囲 の 森 林 の状 況 等 か ら み て 、 主 とし て 天 然 力 の 活 用 により適確な 更新が図 られている森 林につい て行うものと する。 また 、早期の 更新が見込ま れない森 林については 、天然更 新補助作業又 は植栽を 行 い、確実な更 新を図る ものとする。 ア 天然 更新の対 象樹種の期待 成立本数 樹種 期待成立本 数 上記と同じ 10,000 本以上/ 1ヘクタール 天然更新 を行う際 には、当該天 然下種更 新の対象樹種 のうち稚 樹高50cm 以上のも の が期待成立本 数の3割 (1ヘクター ルあたり 3,000本 )以上成 立させるもの とする。 イ 天然 更新補助 作業の標準的 な方法 区分 標準的な方 法 地表処理 ササや粗腐植 の堆積等 により更新が 阻害され ている箇所で は、末木 枝条類の 除去あるいは かき起こ しを行う 刈出し 発生した稚樹 の生長を 妨げる雑草等 がある場 合に行う 植込み 雑草木が少な いにも関 わらず更新が 不十分な 箇所で行う 芽かき 切り株から出 た芽のう ち、生長の良 いものを 2~3本残し て、残り を間引く なお、ぼ う芽更新 による場合は 、ぼう芽 の発生状況等 を考慮し 、必要に応じ 、芽かき 及 び植込みを行 う。 ウ その 他天然更 新の方法 天然 更新の完 了確認は、伐 採が終了 した日を含む 年度の翌 年度の初日か ら起算し て 5 年 を 経 過 す る 日 ま でに 行 う も の と す る 。 また 、 森 林 法 第 1 0 条 の8 及 び 第 1 5 条 の 届 出 の 天 然 更 新 の 方 法に 基 づ き 適 確 な 更 新 が図 ら れ て い る か を 和 歌山 県 天 然 更 新 完 了 基準書に基づ き現地確 認するものと し、完了 の判断基準は 下記のと おりとする。 なお 、更新す べき立木の本 数に満た ず、天然更新 が困難で あると判断さ れる場合 に あ っ て は 、 伐 採 が 終 了し た 日 を 含 む 年 度 の 翌年 度 の 初 日 か ら 起 算 して 7 年 を 経 過 す る 日 ま で に 、 天 然 更 新 すべ き 立 木 の 本 数 を 満 たす よ う 天 然 更 新 補 助 作業 又 は 植 栽 を 行 い 確実に更新を 図るもの とし、実施後 に改めて 更新調査を行 うものと する。 天然更新 の完了の 判断基準 (3) に定める 伐採跡地の天 然更新を すべき期間が 満了した 日における更 新樹種の 成 立本 数 が、 期 待 成立 本 数の 3 割( 1 ヘ クタ ー ル当 た り3 , 0 00 本 )以 上 で、 稚 樹 高5 0cm以上ま で均等に 生長している 状態をも って更新の完 了とする 。 (3)伐採跡 地の天然 更新をすべき 期間 林地の 荒廃を早 期に防止する ため、当 該伐採が終了 した日を 含む年度の翌 年度の初 日 から起算して 5年を経 過する日まで に適確な 更新を確保す るものと する。 Ⅴ その他森 林の整備 のために必要 な事項 1 森林経 営計画の 作成に関する 事項 (1) 路網の整備の 状況その 他の地域の実 情からみ て造林、保育、伐採 及 び木材の搬出 を 一体として効 率的に行 うことができ ると認め られる区域 森林法施行 規則第 33 条第 1 号ロの 規定に基 づく区域につ いて、次の とおり定める も のとする。 区域名 林班 区域面積(ha) 打田町1 旧打田町1~7 376.17 打田町2 旧打田町8~30 1,560.41 打田町3 旧打田町31~ 36 233.37 粉河町1 旧粉河町1~20 1,307.60 粉河町2 旧粉河町21~ 25 387.33 粉河町3 旧粉河町26~ 44,68 1,371.15 粉河町4 旧粉河町45~ 67 1,314.79 那賀町1 旧那賀町1~5 294.90 那賀町2 旧那賀町6~19 807.60 桃山町1 旧桃山町1~22,32~36 1,339.10 桃山町2 旧桃山町23~ 31 395.02 桃山町3 旧桃山町37~ 50 815.35 貴志川町 旧貴志川町1 ~15 423.48 注 森林 の区域の 記載について は、付属 資料の市町村 森林整備 計画概要図に 図示する こ とをもって代 えること ができる。 (2) その他 森林 経営計画 の作成に当た り、特に 次 に掲げる事項 を適切に 実施すべきも のとする。 ア Ⅱ の第2の 3の植栽によ らなけれ ば適確な更新 が困難な 森林における 主伐後の 植 栽 イ Ⅱの 第4の公 益的機能別施 業森林等 の整備に関す る事項 ウ Ⅱ の第5の 3の森林の経 営の受委 託等を実施す る上で留 意すべき事項 及びⅡの 第 6の3の共同 して森林 施業を実施す る上で留 意すべき事項 エ Ⅲの 森林病害 虫の駆除及び 予防、火 災の予防その 他の森林 の保護に関す る事項
© Copyright 2024 Paperzz