択 一 問題】 (科目別 一労働 一般 2) 【 O」、誤 つてい ると思われ るものには 「X」 次 の記述 の うち、正 しいと思われ るものには 「 と答 え、誤 つてい ると思われ るもの については誤 りの理 由を書 いて くだ さい。 (障害者雇用促進法) 1「 障害者 の雇用 の促進等 に関す る法律」にお いては 、障害者雇用率 を設定 してい る。そ の規定 によれ ば、従業員数 が 160人 の民間事業主 (一定 の特殊法人 を除 く。)に お い ては 、 重度 の障害者 を一 人雇用すれ ば、障害者雇用率 に関す る法律 上の義務 を果た してい る こ と になる。 なお、精神障害者 は考慮 しな い もの とす る (12-2補 )。 2 障 害者雇用促進法 に基 づ く障害者雇用率 を基礎 として、 事業所 にお い て雇用す べ き障害 者 の数 を算出す るにあた り、障害者 の就業 が 困難 であると認 め られ る職種 の労働者 が相 当 の割合 を占める業種 の事業所 につい ては、事業 主 の 申請 に基 づ き、業種 ご とにそ の事業所 で雇用 して い る労働者 の数 に応 じて定め られて い る 「 除外率」 を用 い る ことによ り、 そ の 数 を減ず る こ とが認 め られて い る (15-2)。 3 常 時雇用す る労働者 (障害者雇用促進法第 43条 第 1項 に規定 され てい る短時 間労働者 を除 く。)が 1,000人の事業所 で 、適 用 され る障 害者雇用率 が 1.8%、 除外率 が 40%の 場合 にお ける当該事業所 の法定雇用障害者数は、次 の計算 によ り 11名 となる (15-2)。 (1,000人-1,000人 ×40%)× 1.8%=10.8人 4 障 害者 の法定雇用率未達成 の事業主は、障害者雇用納付 金 として 、公共職 業安定所長 に 不足数 一 人 につ き月額 5万 円を納 める義務 を負 う (14-3)。 (労働組合法) 5 怠 業 には、能率 を低 下 させ るス ロー ダウン といわれ る消極的怠業 と、不良品を生産 した り機械 に損傷 を与 えるな どの使用者 に対す る破壊行為 、妨害行為 を行 うサ ボター ジュ とい われ る積極的怠業 があるが 、 いずれ につい て も労働 関係調整法第 7条 の争議行為 であるこ とか ら、 いか なる場合 で も、労働組合 の正 当な行為 として認 め られ 、刑事 上 の免責 が与 え られ る こととなる (15-1)。 6 労 働者 が企 業別労働組合 ではな く、 企 業 にかかわ りな く合 同 して組織 され た合 同労組 に 加入 してい る場合 にお いて も、合 同労組 の代表者 か ら団体交渉 の要求 を受 けた時には、使 用者 は正 当な理 由の ない 限 り団体交渉 に応 じなけれ ばな らず 、正 当な理 由な く拒んだ場合 には不 当労働行為 となる (12-5)。 7 あ る工場 にお い て 、常時使用 され る同種 の労働者 の 3分 の 2以 上の労働者 が 、同一 の労 働 協約 の適用 を受 けるに至 った ときには、同 じ工場 で使用 され る非組合 員 である同種 の労 働者 に も、当該労働協約 が適用 され る こととなる (13-1)。 8 不 当労働行為 の救済 申立 に係 る都道府県労働委員会 の救済命令等 に対 しては、 使用者 は、 救済命令等 を受 けた 日か ら原則 として 30日 以内 に 中央労働委員会 に再 審査 の 申立 をす る ことがで きるが、当該再審 査 の 申立期間 内であれば、再審 査 を経 る ことな く直 ちに当該救 済命令等 の取消 しの訴 えを提起 す る こともできる (9-1)。 9 使 用者 は、労働組合法第 7条 の規定 によ り不 当労働行為 を行 うこ とが禁 止 されてお り、 これ に違 反 した使用者 は、当該不 当労働行為 を行 つた こ とを構成要件 とす る労f9J組 合法第 28条 の罰則規定 に基 づ き、 1年 以下 の禁鋼若 しくは 100万 円以下 の罰 金 に処せ られ 、又は これ を併科 され る (15-5補 )。 (労働 関係調整法) 10 労 働争議 の調整方法 としては、 あ つせ ん、調停 、仲裁 の 3つ の方法 が労働 関係調整法 に用 意 されて い る。いずれ の方法につい て も、関係 当事者 の双方 か らの労働委員会 に対す る 申請は開始要件 とな つて い る。 また、調停 につい ては、労働協約 での定 めのいかんにかか わ らず 、関係 当事者 の一方 か らの 申請 も開始要件 とな ってい る (12-5)。 (個別労働 関係紛争解決促進法) 11 個 別労働紛争解決促進法 の 目的は、労働条件そ の他労働 関係 に関す る事項 につい て の 個 々 の労働者 と事 業 主 との間 の紛争 につい て、迅速 かつ適 正な解 決 を図 る こ とである。解 雇 、労働 条件 の変更等 の労働 条件や セ クシ ュアルハ ラス メ ン ト等 に関す る紛争 は この法律 の対象 になるが 、労働者 の募集及 び採用に関す る個 々 の求職者 と事 業 主 との間 の紛争 は こ の法律 の対象 にな らない (14-4)。 12 個 別 労働紛争法 にお い ては、労働 条件そ の他労働 関係 に関す る事項 につい て の個 々の 個別労働 関係紛争」 とい う。)に つい て 、当該個別労 労働者 と事業主 との間 の紛争 (以下 「 働 関係紛争 (労働者 の募集 及び採用 に関す る事項 につい て の紛争 を含 む。)の 当事者 の双方 又は一 方 か らあ つせん の 申請 があ つた場合 で、都道府県労働局長 が 当該個別労働 関係紛争 の解 決 の ために必要 があると認 めるときは、同法 に基 づい て設置 された紛争調 整委 員会 に あ つせん を行わせ るもの として い る (16-5)。 (男女雇用機会均等法) 13 募 集 又は採用 に当た つて 、男性又 は女性 を表す職種 の名称 を用 い る こ とは、職種 の内 カメラマ ン募集」 とす 容 を正確 に応 募者 に伝 えるために望ま しい ことであ り、 た とえば 「 る こ とは男女雇用機会均等法 に違 反 しな い (13-2)。 14 男 女雇用機会均等法 によれ ば、募集 又は採用 に当た つて、「 女性歓迎」や 「 女性 向きの 職種」 といつた表示 を行 うこ とや 、募集 又は採用 の対象 を女性 のみ とす る こ とは禁 止 され て い る (12-1)。 1 5 企 業 の採 用活動 で 、男性 に送付す る会社 の概 要 等 に 関す る資料 の 内容 を女性 に送付 す る資料 の 内容 と比 較 して 詳細 な もの とす る こ とは 、 男女雇用機 会均等 法違反 とな る ( 1 4 - 5 ) 。 以 上 択一解答】(科目別 一労働一般 2) 【 O 160人 ×1.8%=2.88キ 2人 重 度 (精神 障 害以外)は 1人 で 2人 04 X 除外率 の適用 には、 「 事業 主 の 申請」は要件 ではない (3) X 11名 」 ではな く 「 10名 」 1人 未満 の端数切 捨 の た め 、 「 (4) X 質υ (6) X 「 独 立行政法人高齢 ・障害者雇用支援機構」 安定所長」 ではな く、 「 積極的怠業 には、刑 事免責 が与 え られ ない場合 があ る O X 「 3分 の 2以 上 」 で はな く 「 4分 の 3以 上 」 (8) X 「 30日 以 内」 で はな く 「 15日 以 内 」 (9) X (10) X X 0と X つθ X (14) O (15) 0 食U ,′ (18) (19) (20) (21) ●乙 ●乙 (23) (24) (25) (26) 7′ うと (28) (29) (30) 不 当労働行為 を行 つて も、直 ちに罰則 が適用 され るわけではな い 一方 か らの 申請 で調停 が行 われ るのは、労働協約 の定めに基 づ くもの 「 募集 ・採用 に関す る事項」 も対象 となる 「 募集 ・採用 に関す る事項 」 はあ つせん の対象外 均等法違反 となる
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