基 礎 化 学

1 年 次 科 目
目 次
専門教育科目
教 養 科 目
薬 学 概 論
………………
2
基 礎 英 語
……………… 32
社 会 薬 学
………………
4
情報処理演習
……………… 40
薬 用 資 源 学
………………
6
コミュニケーション論
……………… 44
機能形態学Ⅰ
………………
8
心 理 学
……………… 48
有 機 化 学 Ⅰ
……………… 10
基 礎 数 学
……………… 50
有機化学Ⅰ特講
……………… 14
基礎数学演習
……………… 54
有機化学Ⅱ特講
……………… 16
基礎生物学特講
……………… 58
有機化学演習
……………… 18
基 礎 物 理 学
……………… 60
理 論 化 学
……………… 20
基 礎 化 学
……………… 62
理論化学特講
……………… 24
基礎化学演習
……………… 66
分 析 化 学 Ⅰ
……………… 26
哲 学
……………… 70
生 化 学 Ⅰ
……………… 28
法 学
……………… 74
早期臨床体験
……………… 30
経 済 学
……………… 78
倫 理 学
……………… 82
英 会 話
……………… 86
中 国 語
……………… 90
フ ラ ン ス 語
……………… 94
―1―
薬 学 概 論
専門科目 (必修) 1年次 半期(前期) 1単位 教授 岡野 善郎、准教授 大光 光男
一
般
目
標
到
達
目
標
薬の医療における役割、薬剤師が果たすべき役割及び活動分野、医薬品開発及
び創薬の歴史的な変遷について概説する。
A 基本事項
(1)薬剤師の使命
【①医療人として】
1. 常に患者・生活者の視点に立ち、医療の担い手としてふさわしい態度で行動する。(態度)
2. 患者・生活者の健康の回復と維持に積極的に貢献することへの責任感を持つ。(態度)
3. チーム医療や地域保健・医療・福祉を担う一員としての責任を自覚し行動する。(態度)
4. 患者・患者家族・生活者が求める医療人について、自らの考えを述べる。SGD 形式(知識・態度)
5. 生と死を通して、生きる意味や役割について、自らの考えを述べる。SGD 形式(知識・態度)
6. 一人の人間として、自分が生きている意味や役割を問い直し、自らの考えを述べる。SGD 形式(知識・態度)
7. 様々な死生観・価値観・信条等を受容することの重要性について、自らの言葉で説明する。SGD 形式(知識・態度)
【②薬剤師が果たすべき役割】
1. 患者・生活者のために薬剤師が果たすべき役割を自覚する。(態度)
2. 薬剤師の活動分野(医療機関、製薬企業、衛生行政等)と社会における役割について説明できる。
3. 医薬品の適正使用における薬剤師の役割とファーマシューティカルケアについて説明できる。
4. 医薬品の効果が確率論的であることを説明できる。
5. 医薬品の創製(研究開発、生産等)における薬剤師の役割について説明できる。
6. 健康管理、疾病予防、セルフメディケーション及び公衆衛生における薬剤師の役割について説明できる。
7. 薬物乱用防止、自殺防止における薬剤師の役割について説明できる。
8. 現代社会が抱える課題(少子・超高齢社会等)に対して、薬剤師が果たすべき役割を提案する。SGD 形式(知識・態度)
【③患者安全と薬害の防止】
1. 医薬品のリスクを認識し、患者を守る責任と義務を自覚する。(態度)
2. WHO による患者安全の考え方について概説できる。
3. 医療に関するリスクマネジメントにおける薬剤師の責任と義務を説明できる。
4. 医薬品が関わる代表的な医療過誤やインシデントの事例を列挙し、その原因と防止策を説明できる。
5. 重篤な副作用の例について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。(知識・態度)
6. 代表的な薬害の例(サリドマイド、スモン、非加熱血液製剤、ソリブジン等)について、その原因と社会的背景及びその後
の対応を説明できる。
7. 代表的な薬害について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。(知識・態度)
授
業
形
式
複数の学内教員 ( 前期)及び学外教員 ( 後期)で行う。授業は講義、一部演習・実習を取
り入れて行う。1コマ90分で実施する。
評
価
方
法
筆記試験(50%)及びレポート(50%:文章力、論理性)で評価する。
教
科
書
・各講師より資料・プリントが配布予定
・
「スタンダード薬学シリーズ II 薬学総論 薬剤師としての基本事項」、東京化学同人(発刊準備中、
使用予定)
・「高齢者のケア役立つ薬の大事典」、関西看護出版
・よくわかる学びの技法 ミネルブァ書房
参
考
無し
書
―2―
医療人としての薬剤師の使命、薬剤師及び薬の医療の中における果たすべき
授
役割、薬学、薬剤師及び薬が歴史的にどのように医療に貢献してきたかについ
業
て学ぶ。さらに、地域における薬局の役割、地域における保健・医療・福祉の
概
連携体制と薬剤師、医療の中における患者安全と薬害防止について学ぶ。
要
授 業 計 画
No.
項 目
ガ
1
イ
ダ
授 業 内 容
方略
コアカリ
SBO 番号
ン
ス、 基 本 事 項:
薬剤師になる前に学んでおくこと
薬 剤 師 の 使 命、 薬 剤
薬剤師の活動分野
A(1) ① 1-8,
A(1) ② 6
師が果たすべき役割
2
薬 剤 師 が 果 た
す べ き 役 割
薬剤師の活動分野、医薬品適正使用、ファー
マシュ - ティカルケア、地域における薬局
A(1) ② 1-5
の役割
医療において薬学が果たしてきた役割、薬
3
薬学の歴史と未来
物療法の歴史と人類に与えた影響、薬剤師
の役割の変遷、将来の薬剤師と薬学の果た
A(1) ④ 1-4
す役割
チーム医療や地域保健・医療・福祉を担う薬剤
4
薬 剤 師 の 使 命、 患
師:A(1)②2∼4、患者を守る責任と義務、
者安全と薬害防止
患者安全の考え方、リスクマネジメントと薬剤
A(1) ③ 1-4
師、医薬品が関わる医療過誤やインシデント
5
6
7
薬剤師が果たすべき
健康管理、疾病予防、セルフメディケーション
役 割、 医 薬 品 の 効
における薬剤師の役割
果、 患 者 安 全 と 薬 害
高齢者ケア、リスクマネジメント、医療過誤、
の 防 止、 高 齢 者 ケ ア
重篤な副作用と回避する手段
患者安全と薬害の
高齢者ケア、リスクマネジメント、医療過
防 止、 高 齢 者 ケ ア
誤、重篤な副作用と回避する手段
薬剤師が果たすべ
き 役 割、 患 者 安 全
と 薬 害 防 止: 医 薬
品のリスクと患者
を守る責任と義務
患者や生活者のための薬剤師の役割
医療に関するリスクマネジメントにおける
薬剤師の責任と義務
―3―
A(1) ②4,
A(1) ③ 3-5
A(1) ③ 3-5
A(1) ②
1-3,6,8,
A(1) ③ 1-3
社 会 薬 学
専門科目 (必修) 1年次 半期(後期) 1単位 教授 岡野 善郎、准教授 大光 光男
一
般
目
標
到
達
目
標
医療現場の薬剤師や医師により医療における薬剤師の役割、社会の薬剤師に対
する期待、地域医療との関わり、チーム医療の一員としての自覚、多職種との
連携、コミュニケーション能力の必要性について学習する。医療の各分野で活
躍されている学外教員による講義や一部演習や実習を取り入れて実施する。
【④薬学の歴史と未来】
1. 薬学の歴史的な流れと医療において薬学が果たしてきた役割について説明できる。
2. 薬物療法の歴史と、人類に与えてきた影響について説明できる。
3. 薬剤師の誕生から現在までの役割の変遷について説明できる。
4. 将来の薬剤師と薬学が果たす役割について討議する。SGD 形式(知識・態度)
B 薬学と社会
(4)地域における薬局と薬剤師
【①地域における薬局の役割】
1. 地域における薬局の機能と業務について説明できる。
2. 医薬分業の意義と動向を説明できる。
3. かかりつけ薬局・薬剤師による薬学的管理の意義について説明できる。
4. セルフメディケーションにおける薬局の役割について説明できる。
5. 災害時の薬局の役割について説明できる。
6. 医療費の適正化に薬局が果たす役割について説明できる。
【②地域における保健、医療、福祉の連携体制と薬剤師】
1. 地域包括ケアの理念について説明できる。
2. 在宅医療及び居宅介護における薬局と薬剤師の役割について説明できる。
3. 学校薬剤師の役割について説明できる。
4. 地域の保健、医療、福祉において利用可能な社会資源について概説できる。
5. 地域から求められる医療提供施設、福祉施設及び行政との連携について討議する。
(知識・態度)
A 基本事項
(5)自己研鑽と次世代を担う人材の育成
【③生涯学習】
1. 生涯にわたって自ら学習する重要性を認識し、その意義について説明できる。
2. 生涯にわたって継続的に学習するために必要な情報を収集できる。(技能)
授
業
形
式
複数の学内教員 ( 前期)及び学外教員 ( 後期)で行う。授業は講義、一部演習・実習を取
り入れて行う。1コマ90分で実施する。
評
価
方
法
筆記試験(50%)及びレポート(50%:文章力、論理性)で評価する。
教
科
書
・各講師より資料・プリントが配布予定
・
「スタンダード薬学シリーズ II 薬学総論 薬剤師としての基本事項」、東京化学同人(発刊準備中、
使用予定)
・「高齢者のケア役立つ薬の大事典」、関西看護出版
・よくわかる学びの技法 ミネルブァ書房
参
考
無し
書
―4―
医療人としての薬剤師の使命、薬剤師及び薬の医療の中における果たすべき
授
役割、薬学、薬剤師及び薬が歴史的にどのように医療に貢献してきたかについ
業
て学ぶ。さらに、地域における薬局の役割、地域における保健・医療・福祉の
概
連携体制と薬剤師、医療の中における患者安全と薬害防止について学ぶ。
要
授 業 計 画
No.
項 目
8
薬 剤 師 の 使 命、 医 療
の担い手としての態
度、 薬 剤 師 が 果 た す
べ き 役 割、 薬 学 と 社
会: 地 域 に お け る 薬
局と薬剤師の役割
9
授 業 内 容
薬学と社会:地域にお
ける保健・医療・福祉
の連携体制と薬剤師、
地域包括ケアの理念、
利用可能な社会資源
講義と共にロールプレイ、医療機器実習も行う
薬剤師の役割
薬局の役割
方略
コアカリ
SBO 番号
A(1) ① 1-2,
A(1) ② 1,3,
B(4) ① 1-6,
② 1-2,4-5
薬剤師の地域医療と在宅医療との関わり
B(4) ② 1-2、
4-5
学校薬剤師の役割、地域包括ケアの理念
B(4) ② 1、3
薬 学 と 社 会、 地
10
域 に お け る 保 健・
医 療・ 福 祉 の 連
携体制と薬剤師
11
薬 剤 師 が 果 た
薬物乱用防止、自殺防止における薬剤師の
す べ き 役 割
役割、行政官の薬剤師が行う業務
A(1) ② 7
薬 学 と 社 会: 地
12
域 に お け る 保 健・
地域包括的ケアの理念、地域から求められる医
医 療・ 福 祉 の 連
療提供施設、福祉施設及び行政との連携
B(4) ② 1、
4-5
携体制と薬剤師
13
患
者
安
全
と
薬
害
の
防
止
地域における薬局と
14
薬 剤 師、 地 域 に お け
る 保 健・ 医 療・ 福 祉
連携体制と薬剤師
代表的な薬害の原因と社会的背景及び対応、こ
れらの理解度を深めるために実際に薬害被害者
A(1) ③ 5-7
より経緯や経過をを聞く
学習内容のまとめ、薬局の機能と業務、医薬分
業の意義と動向、薬局の薬学的管理、セルフメ
ディケーション、災害時の薬局の役割、地域包
括ケア、在宅医療と居宅医療における薬剤師の
役割
―5―
B(4) ① 1-6、
② 1-2、
4-5
薬用資源学
専門科目 (必修) 1 年次 1期 2 単位 准教授 城戸 克己
一
般
目
標
自然界に存在する物質を医薬品として利用できるようになるために、代表的な
生薬の基原、特色、臨床応用および天然生物活性物質の単離、構造、物性、作
用などに関する基本的事項を修得する。基原、性状、含有成分、品質評価など
に関する基本的事項を修得する。
〇代表的な薬用植物の学名、薬用部位、薬効などを挙げることができる。
C5(1)1-1
〇代表的な薬用植物を外部形態から説明し、区別できる。(知識)C5(1)1-2
到
〇植物の主な内部形態について説明できる。C5(1)1-3
〇法律によって取り扱いが規制されている植物(ケシ、アサ)の特徴を説明で
達
きる。C5(1)1-4
目
標
授
業
形
式
教科書を用い、適宜パワーポイントを利用した講義形式で行う。
評
価
方
法
定期試験
100%
教
科
「最新薬用植物学」奥田 拓男 編集(廣川書店)
書
参
考
「最新生薬学」奥田 拓男 編集(廣川書店)
書
―6―
薬用に使用される天然物の多くは、植物由来である。また、漢方薬に使用され
授
る多くの生薬は、植物由来である。植物の分類と形態を知り、基源植物、性状、
業
薬用部位、薬効成分などに関する基礎知識を修得する。
概
要
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
方略
コアカリ
SBO 番号
薬用植物の発展と現状、薬用植物の分類と
1
歴史
2
植物の形態
総
C5(1)1-3
論
3
薬用植物の成分とその試験法および分類
4
薬用植物の育成と生産
バッカク菌科、サルノコシカケ科、コウジ
5
カビ科など
C5(1)1-1,2
6
イチイ科、マオウ科、アサ科など
C5(1)1-1,2、
C5(1)1-4
7
モクレン科、キンポウゲ科など
C5(1)1-1,2
8
ボタン科、ケシ科、バラ科など
C5(1)1-1,2、
C5(1)1-4
9
マメ科、ミカン科、ヒメハギ科など
10
薬 用 植 物 解 説
ウコギ科、セリ科など
11
リンドウ科、キョウチクトウ科など
12
シソ科、ナス科など
13
ゴマノハグサ科、キク科など
14
ユリ科、アヤメ科など
15
サトイモ科、ショウガ科など
―7―
C5(1)1-1,2
機能形態学Ⅰ
専門科目 (必修) 1年次 4 期 3単位 講師 清水 典史
一
般
目
標
到
達
目
標
○医薬品の標的となる生体分子の基本構造と、その化学的な性質に関する基本的事項を修得する。
○細胞膜、細胞小器官、細胞骨格などの構造と機能に関する基本的事項を修得する。
○細胞間コミュニケーション及び細胞内情報伝達の方法と役割に関する基本的事項を修得する。
○各器官の構造と機能に関する基本的事項を修得する。
○生体の維持に関わる情報ネットワークを担う代表的な情報伝達物質の種類、作用発現機構に関す
る基本的事項を修得する。
○細胞膜受容体および細胞内 ( 核内 ) 受容体の代表的な内因性リガンドの構造と性質について概説で
きる。C4(1)2-1
○細胞膜を構成する代表的な生体成分を列挙し、その機能を分子レベルで説明できる。C6(1)1-1
○細胞骨格の構造と機能を説明できる。C6(1)3-1
○エンドサイトーシスとエキソサイトーシスについて説明できる。C6(1)3-2
○細胞間コミュニケーションにおける情報伝達様式を説明できる。C6(6)1-1
○細胞膜チャネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。C6(6)2-1
○細胞膜受容体から G タンパク系を介する細胞内情報伝達について説明できる。C6(6)2-2
○細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介する細胞内情報伝達について説明できる。C6(6)2-3
○細胞内情報伝達におけるセカンドメッセンジャーについて説明できる。C6(6)2-4
○細胞内 ( 核内 ) 受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。C6(6)2-5
○人体を構成する器官、器官系の名称、形態、体内での位置および機能を説明できる。C7(1)3-1
○組織、器官を構成する代表的な細胞の種類(上皮、内皮、間葉系など)を列挙し、形態的および
機能的特徴を説明できる。C7(1)3-2
○中枢神経系について概説できる。C7(1)4-1
○末梢 ( 体性・自律 ) 神経系について概説できる。C7(1)4-2
○骨、筋肉について概説できる。C7(1)5-1
○代表的な骨格筋および関節の名称を挙げ、位置を示すことができる。C7(1)5-2
○皮膚について概説できる。C7(1)6-1
○感覚器系について概説できる。C7(1)13-1
○血液・造血器系について概説できる。C7(1)14-1
○神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。C7(2)1-1
○代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説できる。C7(2)1-2
○神経系、感覚器を介するホメオスタシスの調節機構の代表例を列挙し、概説できる。C7(2)1-3
○神経による筋収縮の調節機構について説明できる。C7(2)1-4
○体温の調節機構について概説できる。C7(2)8-1
○血液凝固・線溶系の機構について概説できる。 C7(2)9-1
授
業
形
式
プリントおよびスライドを用いて、講義形式で行う。
評
価
方
法
定期試験(100%)により評価する。
教
科
「新しい機能形態学 −ヒトの成り立ちとその働き」
小林静子 編集 (廣川書店)
書
参
考
「集中講義 生理学」
岡田隆夫 編集 (メジカルビュー社)
書
―8―
病気とは、生体機能が正常状態から逸脱した状態といえる。また、現在使用さ
授
れている薬の多くは、生体機能を調節することによって治療効果を示す。従って、
業
生体機能の理解なくして医療分野の学問を理解することは不可能である。本講
概
義では、生体の機能および形態に関する基礎知識を身につけさせ、今後医療分
要
野を学んでいくための礎とする。
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
細胞機能の基礎
細胞膜、細胞骨格
2
細胞間コミュニ
細胞内情報伝達
4
細胞内情報伝達
細胞内情報伝達
神 経 に よ る
神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達、
生体機能の調節
代表的な神経伝達物質
自律神経の構造と機能
プリント C7(1)4-2
自律神経の構造と機能
プリント C7(1)4-2
体性神経の構造と機能
プリント C7(1)4-2
5
6
末 梢 神 経 系
7
8
骨 格 筋 の 収 縮
9
10
コアカリ
SBO 番号
C6(1)1-1、
プリント C6(1)3-1、
C6(1)3-2
C6(6)1-1、
プリント C6(6)2-1、
C6(6)2-2
C6(6)2-3、
プリント C6(6)2-4、
C6(6)2-5
C7(2)1-1、
プリント C7(2)1-2、
C7(2)1-3
ケ ー シ ョ ン と
3
方略
中 枢 神 経 系
11
覚
器
系
筋の種類と構造、骨格筋の収縮、
プリント
C7(1)5-1、
C7(2)1-4
脊髄の構造、脊髄反射
プリント
C7(1)4-1、
C7(1)3-1
脳の構造、脳幹、間脳、小脳
C7(1)4-1、
プリント C7(2)8-1、
C7(1)3-1
大脳基底核、大脳半球
プリント
C7(1)4-1、
C7(1)3-1
プリント
C7(1)13-1、
C7(1)3-1
興奮収縮連関
体性感覚、味覚、嗅覚、聴覚、前庭感覚、
12
感
13
骨 格 系、 皮 膚
骨の構造と機能、皮膚の構造と機能
プリント
14
血 液・ 造 血 器 系
血液の成分と機能、造血器
C7(1)14-1、
プリント C7(1)3-1、
C7(1)3-2
15
血 液 凝 固・ 線 溶 系
血液凝固および線溶に関わる因子とその役割
プリント C7(2)9-1
視覚
―9―
C7(1)5-1、C7(1)6-1、
C7(1)3-1、C7(1)3-2
専門科目 (選択必修) 1年次 通年(前期) 3単位 准教授 白谷 智宣
○基本的な化合物を命名し、ルイス構造式で書くことができる。
○薬学領域で用いられる代表的化合物を慣用名で記述できる。
○有機化合物の性質に及ぼす共鳴の影響について説明できる。
○エタンおよびブタンの立体配座と安定性について説明できる。
○基本的な炭化水素およびアルキル基をIUPACの規則に従って命名することが
できる。
○アルカンの基本的な物性について説明できる。
○アルカンの構造異性体を図示し、その数を示すことができる。
○シクロアルカンの環の歪みを決定する要因について説明できる。
○シクロヘキサンのいす形配座と舟形配座を図示できる。
○シクロヘキサンのいす形配座における水素の結合方向(アキシアル、エクア
トリアル)を図示できる。
○置換シクロヘキサンの安定な立体配座を決定する要因について説明できる。
ソロモンの新有機化学 T.T.W.Graham Solomons 著 花房昭静他監訳 廣川書店
大学生のための有機反応問題集 山口泰史 著 (三共出版)
教材:HGS 分子構造模型C型セット(丸善)
―10―
―11―
有機化学Ⅰ
専門科目 (選択必修) 1年次 通年(後期) 3単位 准教授 白谷 智宣
一
般
目
標
到
達
目
標
脂肪族および芳香族炭化水素の性質を理解するために、それぞれの基本構造、
物理的性質、反応性に関する基本的知識を修得する。
○有機反応における結合の開裂と生成の様式について説明できる。
○基本的な有機反応(置換、付加、脱離、転位)の特徴を概説できる。
○ルイス酸・塩基を定義することができる。
○有機反応を電子の動きを示す矢印を用いて説明できる。
○構造異性体と立体異性体について説明できる。
○キラリティーと光学活性を概説できる。
○エナンチオマーとジアステレオマーについて説明できる。
○ラセミ体とメソ化合物について説明できる。
○絶対配置の表示法を説明できる。
○ Fischer 投影式と Newman 投影式を用いて有機化合物の構造を書くことが出来る
○有機ハロゲン化合物の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
○反応の進行を、エネルギー図を用いて説明できる。
○求核置換反応(SN1 および SN2 反応)の機構について、立体化学を含めて説明できる。
○ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構を図示し、反応の位置選択性(Saytzeff 則)を説
明できる。
○アルケンへの代表的なシン型付加反応を列挙し、反応機構を説明できる。
○アルケンへの臭素の付加反応の機構を図示し、反応の立体特異性(アンチ付加)を説明できる。
○アルケンへのハロゲン化水素の付加反応の位置選択性(Markovnikov 則)について説明できる。
○カルボカチオンの級数と安定性について説明できる。
○アルケンの酸化的開裂反応を列挙し、構造解析への応用について説明できる。
○アルキンの代表的な反応を列挙し、説明できる
○炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カルベン)の構造と性
質を説明できる。
○アルコールの代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
○エーテル類代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
○オキシラン類の開環反応における立体特異性と位置選択性を説明できる。
○フェノール、チオール類の抗酸化作用について説明できる。
授
業
形
式
教科書を用いる講義、分子模型による演習
評
価
方
法
前期定期試験
30%、後期中間試験 30%、後期定期試験 40%
教
ソロモンの新有機化学 T.T.W.Graham Solomons 著 花房昭静他監訳 廣川書店
科
大学生のための有機反応問題集 山口泰史 著 (三共出版)
書
教材:HGS 分子構造模型C型セット(丸善)
参
考
「基礎有機化学」
大嶌 幸一郎 著 (東京化学同人)
書
―12―
―13―
有機化学Ⅰ特講
専門科目 (選択必修) 1年次 2期 1.5 単位 准教授 白谷 智宣
一
般
目
標
基本的な無機および有機化合物の構造、物性、反応性を理解するために、電
子配置、電子密度、化学結合の性質などに関する基本的知識を修得する。
脂肪族および芳香族炭化水素の性質を理解するために、それぞれの基本構造、
物理的性質、反応性に関する基本的知識を修得する。
○
代表的な化合物を IUPAC 規則に基づいて命名することができる。
○ 薬学領域で用いられる代表的な化合物を慣用名で記述できる。
○ 基本的な化合物を、ルイス構造式で書くことができる。
○ 有機化合物の性質と共鳴の関係について説明できる。
到
○ 構造異性体と立体異性体の違いについて説明できる。
○ キラリティーと光学活性の関係を概説できる。
○ エナンチオマーとジアステレオマーについて説明できる。
達
○ ラセミ体とメソ体について説明できる。
○ 絶対配置の表示法を説明し、キラル化合物の構造を書くことができる。( 知識、技能 )
目
○ フィッシャー投影式とニューマン投影式を用いて有機化合物の構造を書くことができる。( 技能 )
○ エタン、ブタンの立体配座とその安定性について説明できる。
○ アルカンの基本的な性質について説明できる。
標
○ アルカンの構造異性体を図示することができる。( 技能 )
○ シクロアルカンの環のひずみを決定する要因について説明できる。
○ シクロヘキサンのいす形配座における水素の結合方向(アキシアル、エクアトリアル)を図示で
きる。( 技能 )
○ 置換シクロヘキサンの安定な立体配座を決定する要因について説明できる。
授
業
形
式
教科書を用いる講義、分子模型による演習
評
価
方
法
定期試験
100%
教
科
書
ソロモンの新有機化学 T.T.W.Graham Solomons 著 花房昭静他監訳(廣川書店)
教材:HGS 分子構造模型 C 型セット(丸善)
参
全有機化合物名称のつけ方 廖 春栄 著(三共出版)
考
わかりやすい化合物命名法 山本郁男、細井信造、夏苅英昭、高橋秀依
著(廣川書店)
書
[現代化学シリーズ 6]立体化学 大木道則 著(東京化学同人)
―14―
炭素原子がその4個の価電子で他の炭素またはヘテロ原子と結合する際、その
授
結合の仕方と結合する原子で、多種多様の有機化合物の物性や反応性が生じ、
業
生体内においても多様な有機反応が生命をささえている。基本的な炭素原子の
概
化学と有機反応等を学ぶのに必要な基礎知識を修得するために、掲げている到
要
達目標にそって講義する。
授 業 計 画
授 業 内 容
項 目
1
有 機 化 学 序 論
有機化学とは、有機化合物の分類
講義
C1-(1)-1-1,
C3-(1)-1
2
有 機 化 合 物
官能基 , 代表的化合物名と慣用名
講義
C3-(1)-1-1、
C3-(1)-1-2
3
有機化合物の構造
化学結合 , ルイス構造式、共鳴
講義
C3-(1)-1-3、
C3-(1)-1-4,
C1-(1)-1-3
4
炭化水素の構造
講義
C1-(1)-1-1,
C1-(1)-1-2
講義
C3-(2)-1-1,
C3-(2)-1-2,
講義
C3-(1)-2-7,
C3-(1)-2-8
講義
C3-(2)-1-3,
C3-(2)-1-4
講義
C3-(2)-1-5
講義
C3-(1)-2-1,
C3-(1)-2-2,
C3-(1)-2-3
講義
C3-(1)-2-4,
C3-(1)-2-5,
シグマ結合とパイ結合、
sp3 混成 , sp2 混成、sp 混成
シグマ結合と結合の回転、
5
ブタンの配座解析
ア
ル
カ
方略
コアカリ
SBO 番号
No.
ン
6
ニューマン投影式、フィッシャー投影式
環の安定性とひずみ、
7
シクロへキサンの立体配座
シクロアルカン
8
置換シクロヘキサンの立体
構造異性体と立体異性体、
9
キラリティーとキラル分子
立
10
体
化
学
キラリティーとキラル分子、
メソ体とラセミ体
―15―
有機化学Ⅱ特講
専門科目 (選択必修) 1年次 3期 1.5 単位 准教授 白谷 智宣
一
般
目
標
脂肪族および芳香族炭化水素の性質を理解するために、それぞれの基本構造、
物理的性質、反応性に関する基本的知識を修得する。
脂肪族および芳香族炭化水素の性質を理解するために、それぞれの基本構造、
物理的性質、反応性に関する基本的知識を修得する。
○
ルイス酸・塩基、ブレンステッド酸・塩基を定義することができる。
○ 基本的な有機反応(置換、付加、脱離)の特徴を理解し、分類できる。
○ 炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルボアニオン、ラジカル)
到
の構造と性質を説明できる。
○ 反応の過程を、エネルギー図を用いて説明できる。
達
○ 基本的な有機反応機構を、電子の動きを示す矢印を用いて表すことができる。
( 技能 )
目
○ 有機ハロゲン化合物の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
○ 求核置換反応の特徴について説明できる。
標
○ 脱離反応の特徴について説明できる。
授
業
形
式
講義
評
価
方
法
定期試験
100%
教
科
書
参
考
書
ソロモンの新有機化学 T.T.W.Graham Solomons 著 花房昭静他監訳(廣川書店)
教材:HGS 分子構造模型 C 型セット(丸善)
[現代化学シリーズ 6]立体化学 大木道則 著(東京化学同人)
基礎有機化学 大嶌 幸一郎 著(東京化学同人)
―16―
有機反応が如何にして起るのか、反応種や、分子の構成原子から生起する構造
授
上の性質と電子の挙動、それに基づく反応を論理的に講義し、医療の専門領域
業
につながる本質的な基盤である有機化学の知識の修得を目的とする。
概
要
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
酸性度・塩基性度、ルイス酸・塩基、
1
2
3
4
5
有
機
反
応
有 機 ハ ロ ゲ
ン
化
合
物
6
7
求 核 置 換 反 応
講義
C3-(1)-1-7
有機反応(置換、付加、脱離、転位反応)
講義
C3-(1)-1-6
有機反応の機構
講義
C3-(1)-1-9
命名法、物性、反応性
講義
C3-(3)-2-1
SN2 反応
講義
C3-(1)-1-8,
C3-(3)-2-2
SN1 反応 カルボカチオン
講義
C3-(3)-2-2
講義
C3-(3)-2-2
講義
C3-(3)-2-3
講義
C3-(3)-2-3
結合の開裂 ( ホモリシスとヘテロリシス )
と生成、炭素原子を含む反応中間体
響する因子
9
E2 反応、E1 反応と反応機構
脱
10
C3-(1)-1-5
競合反応、SN1、SN2 反応の反応速度に 影
8
離
反
コアカリ
SBO 番号
講義
構造と酸性度、塩基性度の関係
有 機 反 応 序 論
方略
応
アルケンの合成
(セイチェフ則とホフマン則)
―17―
有機化学演習
専門科目 (選択必修) 1年次 集中 1単位 准教授 白谷 智宣
一
般
目
標
到
達
目
標
脂肪族の性質を理解するために、それぞれの基本構造、物理的性質、反応性
に関す基本的知識を修得する。
○有機ハロゲン化合物の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
○求核置換反応(SN1 および SN2 反応)の機構について、立体化学を含めて説
明できる。
○ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構を図示し、反応の位置選択性
(Saytzeff 則)を説明できる。
○アルケンへの代表的なシン型付加反応を列挙し、反応機構を説明できる。
○アルケンへの臭素の付加反応の機構を図示し、反応の立体特異性(アンチ付
加)を説明できる。
○アルケンへのハロゲン化水素の付加反応の位置選択性(Markovnikov 則)に
ついて説明できる。
○カルボカチオンの級数と安定性について説明できる。
○アルケンの酸化的開裂反応を列挙し、構造解析への応用について説明できる。
○アルキンの代表的な反応を列挙し、説明できる
○アルコールの代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
○エーテル類代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
○オキシラン類の開環反応における立体特異性と位置選択性を説明できる。
授
業
形
式
有機化学
I の補足講義および演習
評
価
方
法
演習態度
50%試験 50%
教
ソロモンの新有機化学 T.T.W.Graham Solomons 著 花房昭静他監訳 廣川書店
科
大学生のための有機反応問題集 山口泰史 著 (三共出版)
書
教材:HGS 分子構造模型C型セット(丸善)
参
考
「基礎有機化学」
大嶌 幸一郎 著 (東京化学同人)
書
―18―
有機化学は記憶の積み重ねではなく、基礎的な原理を理解し、それに基づい
授
て考え理解してゆく教科である。有機化学 I の講義で得た知識を基に、それら
業
を応用し実際に問題を解くことにより、問題解法のポイントを把握し、有機化
概
学の知識の修得を目的とする。
要
授 業 計 画
No.
1
担当教員
授 業 内 容
有 機 ハ ロ ゲ ン
方略
コアカリ
SBO 番号
命名法、物性、反応性
講義
C4-(3)-1- 1
2
SN 2 反応
講義
C4-(3)-1-2
3
SN 1 反応 カルボカチオン 講義
C4-(3)-1-2
競合反応
講義
C4-(3)-1-2
講義
C4-(3)-1-2
E 2 反応、E 1 反応と反応機構
講義
C4-(3)-1-3
7
命名法、物性、反応性
講義
C4-(2)-2-1、2
8
付加反応
講義
C4-(2)-2-3,4,
C5-(2)-2-1
付加反応
講義
C4-(2)-2-6 C5-(2)-2-2
アルケンの反応と合成
講義
C4-(2)-2 C5-(1)-1
アルキンの反応と合成
講義
C4-(2)-2-7 C5-(1)-1-2
命名法、物性、反応性、合成
講義
C4-(3)-2-1,
C5-(1)-1-4
アルコールの良い脱離基への変換
講義
C4-(3)-2-2,
C5-(1)-1-3
化
合
物
求 核 置 換 反 応
4
SN 1、SN 2 反応の反応速度に 影響する
5
6
因子
脱
ア
離
ル
反
ケ
応
ン
9
10
11
ア
ル
キ
ン
12
ア ル コ ー ル
13
14
エ
ー
テ
ル
命名法、物性、反応と合成
講義
C4-(3)-3-1,2、
C5-(1)-1-6
15
チ
オ
ー
ル
命名法、物性、反応と合成
講義
C4-(3)-3
―19―
専門科目 (選択必修) 1年次 通年(前期) 3単位 准教授 田畠 健治
―20―
―21―
専門科目 (選択必修) 1年次 通年(後期) 3単位 准教授 田畠 健治
―22―
電子の状態や原子の性質に基づいて無機物質を理解する。また、生体内での
授
無機物質の重要性と錯体化学の発展によって生まれた「生物無機化学」につい
業
ても、その成果に触れる。
概
要
授 業 計 画
項 目
1
元 素 の 化 学(1)
典型元素
講義
C4(1)3-1
2
元 素 の 化 学(2)
遷移元素
講義
C4(1)3-2
3
元 素 の 化 学(3)
講義
C4(1)3-3 ∼ 4
4
元 素 の 化 学(4)
無機医薬品
講義
C4(1)3-5
5
錯 体 (1)
錯体の構造と基本的性質
講義
C4(1)4-1
6
錯 体 (2)
錯体の配位結合に関する理論
講義
C4(1)4-2 ∼ 6
7
錯 体 (3)
医薬品として用いられる錯体
講義
C4(1)4-7
生体内で機能する金属イオン
講義
C6(1)3-1
講義
C6(1)3-2 ∼ 3
講義
C6(1)3-2 ∼ 3
講義
C6(2)5-1
8
中
間
試
授 業 内 容
窒素、イオウ、リン、ハロゲンの酸化物と
オキソ化合物
方略
コアカリ
SBO 番号
No.
験
お よ び 解 説
9
生 体 無 機 化 学(1)
10
生 体 無 機 化 学(2)
11
生 体 無 機 化 学(3)
12
生 体 無 機 化 学(4)
生体内で機能する無機化合物(活性酸素と
一酸化窒素)
生体内で機能する錯体
DNA塩基と反応する錯体(医薬品として
の錯体)
―23―
理論化学特講
専門科目 (選択必修) 1年次 半期(後期) 2 単位 (非)講師 白木原 康雄
一
般
目
標
化学物質の基本的性質を理解するために、原子分子の構造、化学結合の基本的
知識を習得し、それらを応用する技能を身につける。この目的のため、基礎物
理で扱えなかった、原子と原子核についての基礎知識を習得する。
○原子と原子核の量子力学的振る舞いについて説明できる。
○化学結合の成り立ちについて説明できる。
到
○軌道の混成と分子軌道の概念について説明できる。
達
○ファンデアワールス力について例を挙げて説明できる。
○水素結合について説明できる。
目
○分子の分極とモーメントについて説明できる。
標
授
業
形
式
講義。プリントを用いた演習も随時行う。
評
価
方
法
中間試験と定期試験の結果で評価する。
教
科
書
「ベーシック薬学教科書シリーズ 4 無機化学」青木伸編著(化学同人)
「基礎からのシグマベスト、高校これでわかる物理」文英堂編集部編 新課程版
参
考
授業の中で必要に応じて紹介する。
書
―24―
理論化学に関して、
1年生で知っておくべき基本的事項を習得する。そのために、
授
高校の物理の中で関連した分野の基本的事項を修得する。
業
概
要
授 業 計 画
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
項 目
授 業 内 容
原 子 と 原 子 核,
基
礎
物
理 (1)
原 子 と 原 子 核,
基
礎
物
理 (2)
原 子 と 原 子 核,
基
礎
物
理 (3)
原 子 の 構 造
と
周
期
表 (1)
原 子 の 構 造
と
周
期
表 (2)
原 子 の 構 造
と
周
期
表 (3)
元 素 の 一 般
的
性
質 ( 1 )
元 素 の 一 般
的
性
質 ( 2 )
元 素 の 一 般
質 ( 3 )
方略
電子と光子、粒子性と波動性
講義
量子力学
講義
原子と原子核の構造
講義
原子の構造と性質、電子の粒子性と波動性
講義
原子軌道と量子数、電子配置
講義
有効殻電荷と遮蔽、周期表
講義
元素の基本性質、原子の大きさ
講義
イオン化エネルギー、電子親和力
講義
電気陰性度とその応用
講義
的
性
10
中
間
11
化
学
結
合 (1)
イオン結合と共有結合
講義
12
化
学
結
合 (2)
ルイス構造
講義
13
化
学
結
合 (3)
原子価結合法と混成軌道
講義
14
化
学
結
合 (4)
分子軌道法
講義
15
化
学
結
合 (5)
分子間力
講義
試
験
―25―
コアカリ
SBO 番号
分析化学Ⅰ
専門科目 (選択必修) 1年次 集中 2単位 教授 黒木 広明
一
般
目
標
到
達
目
標
授
業
形
式
評
価
方
法
教
科
書
参
考
書
水溶液中での物質の性質を理解するため、各種の化学平衡に関する基本的知
識を習得する。また、化学平衡の応用として、試料中に存在する物質の濃度を
正確に知るために、代表的な医薬品、その他の化学物質の容量分析法の原理、
操作法などを修得する。
○活量と活量係数について説明できる。C1(3)2-2
○平衡と化学ポテンシャルの関係を説明できる。C1(3)2-3
○イオン強度について説明できる。C1(3)2-6
○電解質の活量係数の濃度依存性(デバイ・ヒュッケルの式)について説明できる。C1(3)2-7
○標準電極電位について説明できる。C1(3)3-2
○酸・塩基平衡を説明できる。C2(1)1-1
○溶液の水素イオン濃度(pH)を計算できる。C2(1)1-3
○緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。C2(1)1-4
○代表的な緩衝液の特徴とその調整法を説明できる。C2(1)1-5
○化学物質の pH による分子形、イオン形の変化を説明できる。C2(1)1-6
○錯体・キレート生成平衡について説明できる。C2(1)2-1
○錯体の安定度定数について説明できる。C4(1)4-4
○沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。C2(1)2-2
○酸化還元電位について説明できる。C2(1)2-3
○酸化還元平衡について説明できる。C2(1)2-4
○中和滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。C2(2)3-1
○非水滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。C2(2)3-2
○キレート滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。C2(2)3-3
○沈殿滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。C2(2)3-4
○酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。C2(2)3-5
○電気滴定(電位差滴定、電気伝導度滴定など)の原理、操作法および応用例を説明できる。C2(2)3-6
○日本薬局方収載の重量分析法の原理および操作法を説明できる。C2(2)2-3
○日本薬局方収載の容量分析法について列挙できる。C2(2)2-4
教科書、資料集、パワーポイントを用いて講義形式で行う。
試験成績を基に態度等を含め総合的に評価する。
試験成績は、中間試験及び定期試験の点数配分を1:1で算出する。
試験成績(90%)
、態度等(10%)
「薬学のための分析化学」 桜井 弘 編集(化学同人)
「分析化学Ⅰ資料集 分析化学教室 編」
「第 16 改正日本薬局方解説書」
日本公定書協会(廣川書店)
「薬学領域の分析化学」 財津 潔・鶴田 泰人 編集(廣川書店)
「演習で理解する薬学の分析化学」 編集 山口 他 (廣川書店)
「スタンダード薬学シリーズ 物理系薬学Ⅱ」 日本薬学会編(東京化学同人)
―26―
分析化学の基礎となる水溶液中における化学平衡の例として、酸塩基平衡、
授
錯生成平衡、酸化還元平衡、沈殿平衡について説明する。また、これら化学平
業
衡の分析化学への応用として、日本薬局方医薬品の定量法(容量分析法)につ
概
いて解説する。
要
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
溶 液 の 化 学
活量、活量係数、イオン強度、可逆反応に
おける化学平衡と質量作用の法則
酸と塩基の考え方、酸と塩基の強さ、pKa、
2
pH の定義、酸塩基化学種と pH 分布
3
酸
と
塩
基
4
錯 体 の 化 学
7
中間試験及び解説
9
錯 体 の 化 学
C2(1)1-1,2,3,6
容量分析法、酸塩基滴定法、滴定曲線、酸
C2(2)2-4,
C2(2)3-1
非水滴定、電気滴定
C2(2)2-4,
C2(2)3-2,6
金属錯体、金属−配位子結合の考え方
C2(1)2-1
金属錯体の安定性(安定度定数、条件付安
C2(1)2-1,
C4(1)4-4
定度定数)
8
C1(3)2-2,3,6,7
C2(1)1-4,5
薬の分析への応用(直接滴定、逆滴定)
、
6
コアカリ
SBO 番号
緩衝液、多塩基酸、標定
塩基指示薬
5
方略
1∼ 7 回目までの講義範囲の中間試験
キレート滴定法、金属指示薬、薬の分析へ
の応用
酸化還元電位、標準酸化還元電位、ネルン
C2(2)2-4,
C2(2)3-3
スト式
C1(3)3-2,
C2(1)2-3,4
酸化還元滴定
C2(2)3-5
12
薬の分析への応用
C2(2)2-4
13
沈殿の生成と溶解度積
C2(1)2-2
10
11
14
15
酸 化 と 還 元
沈 殿 の 生 成
沈殿滴定法、ファヤンス法、フォルハルト
法
薬の分析への応用、重量分析法
―27―
C2(2)3-4
C2(2)2-3,4
専門科目 (選択必修) 1年次 集中 2単位 准教授 廣村 信
―28―
―29―
早期臨床体験
専門科目 (選択必修) 1年次 通年 1単位 クラス担任
一
般
目
標
到
達
目
標
医療の担い手として求められる活動を適切な態度で実践するために、薬剤師の
活躍する臨床現場で必要な心構えと薬学的管理の基本的な流れを把握する。
(1)薬学臨床の基礎
【①早期臨床体験】
2. 地域の保健・福祉を見聞した具体的体験に基づきその重要性や課題を討議する。
(知識・態度)
3. 一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)を説明し、シミュレータを用いて実施できる。(知識・技能)
A 基本事項
(1)薬剤師の使命
【①医療人として】
1. 常に患者・生活者の視点に立ち、医療の担い手としてふさわしい態度で行動する。
(態度)
2. 患者・生活者の健康の回復と維持に積極的に貢献することへの責任感を持つ。
(態度)
3. チーム医療や地域保健・医療・福祉を担う一員としての責任を自覚し行動する。
(態度)
4. 患者・患者家族・生活者が求める医療人について、自らの考えを述べる。
(知識・態度)
5. 生と死を通して、生きる意味や役割について、自らの考えを述べる。
(知識・態度)
6. 一人の人間として、自分が生きている意味や役割を問い直し、自らの考えを述べる。
(知識・態度)
7. 様々な死生観・価値観・信条等を受容することの重要性について、自らの言葉で説明する。
(知識・態度)
B 薬学と社会
(1)人と社会に関わる薬剤師
3. 人・社会の視点から薬剤師を取り巻く様々な仕組みと規制について討議する。
(態度)
4. 薬剤師が倫理規範や法令を守ることの重要性について討議する。
(態度)
5. 倫理規範や法令に則した行動を取る。
(態度)
2 年次
【①早期臨床体験】
1. 患者・生活者の視点に立って、様々な薬剤師の業務を見聞し、その体験から薬剤師業務の重要性
について討議する。(知識・態度)
A 基本事項
(5)自己研鑽と次世代を担う人材の育成
【④次世代を担う人材の育成】
1. 薬剤師の使命に後輩等の育成が含まれることを認識し、ロールモデルとなるように努める。
(態度)
2. 後輩等への適切な指導を実践する。(技能・態度)
授
業
形
式
臨床体験学習を実施する。
臨床体験後に体験項目に関して、SGD
形式にてパワーポイントプロダクトまたは模造紙
にまとめる。その後全体発表を実施する。
評
価
方
法
臨床体験出席状況(20%)
オリエンテーション・SGD における出席状況と SGD 参加態度(20%)
レポート・アンケート 提出書類期限遵守 (20%)
試験 40% で総合評価する。
教
科
書
よくわかる学びの技法、スタンダード薬学シリーズ
I薬剤師としての基本事項、Ⅱ薬学と社会
参
考
無し
書
―30―
・各項目に対する体験学習を実施する。
授
・各項目の体験学習後に、SGD 形式等において、パワーポイントプロダクト作
業
成または模造紙にまとめる。
概
・全体発表を実施する。
要
授 業 計 画
No.
項 目
1
フレンドシップ
キ
ャ
ン
プ
1
2
年
授 業 内 容
生
ガ イ ダ ン ス
一 次 救 命 処 置
方略
コアカリ
SBO 番号
英彦山青年の家登山、バーベキュー
早期臨床体験について
一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)を説明
一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)シミュ
レータを用いた体験学習
F(1) ① -3
一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)基づき
その重要性や課題を討議する。
(知識・態度)(SGD 形式 ) 等
事前学習(態度と心構え)
3
4
地 域 の 保 健・ 福 祉
全
体
発
表
地域の保健・福祉を見聞した具体的体験
(知識・態度)
F(1) ① -2
地域の保健・福祉を見聞した具体的体験に基づ
きその重要性や課題を討議する。
(知識・態度)(SGD 形式 ) 等
一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)
、地域
の保健・福祉を見聞した具体的体験に基づきそ
の重要性や課題を討議した内容について発表
F(1) ① -2,3
事前学習(態度と心構え)
5
2
年
生
薬局薬剤師の業務
福岡市内および実家先での薬局見学
体験学習
F(1) ① -1
薬局見学後の討議 (SGD 形式 ) 等
全体発表 (1 年生合同発表会 )
薬局見学後の討議内容の発表
事前学習(態度と心構え)
6
病院薬剤師の業務
F(1) ① -1
福岡市内および実家先での病院見学
病院薬剤師の業務
7
早 期 臨 床 体
験
ま
と
め
「病院見学後の討議」
「早期臨床体験で学んだこと、どのような薬剤
師になりたいか」(SGD 形式 ) 等
全体発表 (1 年生合同発表会 )
・病院見学後の討議内容と早期臨床体験まとめ
の発表
―31―
体験学習
F(1) ① -1
基 礎 英 語
教養科目 (必修) 1 年次 通年(前期) 2 単位 講師 デニース・エップ
一
般
目
標
社会のグローバル化に伴って、医学・薬学の現場でも国際感覚と英語運用能力
の必要性がますます高まっています。こうした状況に対応できるように、特に
Reading, Writing, Listening, and Speaking の能力の向上を目指します。
英文の構造の分析力と読解力の向上
-To explore English through various topics for communication
-To train the ear to listen to English
到
-To improve vocabulary and reading skills
-To learn self-expression through basic writing and speaking
達
-To develop new study skills
目
標
授
業
形
式
評
価
方
法
教
科
書
テキストを使用し、少人数もしくはペアで、会話のスキル・アップができる。Regular
reading,
writing, speaking and listening practice, plus weekly mini-tests to check for
learning.
平常点(出席 10%、小テスト 30%、発表・受講態度等 10%)
と定期試験 50%
Eco-Navigation and Society (Nan'Un-do)
Listening Breakthrough for the TOEIC Test (Nan'Un-do)
参
a notebook ノート
考
fi
le folder for worksheets ファイルフォルダー
書
dictionary 英和・和英 辞書
―32―
英語力に自信を持たせ、さまざまな場面で使える英語の知識を増やし、英語をコミュニ
授
ケーションの道具として使いこなせるように指導をしています。
業
Classes are based on a reading topic from the textbook with a brief speaking time,
概
followed by review or introduction of a new topic, explanation of the main topic in
要
English, a mini-test to check for understanding, and weekly homework. Written tests
cover topics of study for comprehension, vocabulary and basic writing.
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
Orientation to Class
The Only Flower
in the World (1)
2
The Only Flower
in the World (2)
3
H
i
d
e
o
Higashikokubaru (1)
4
H
i
d
e
o
Higashikokubaru (2)
5
World Baseball
Classic ( WBC) (1)
6
World Baseball
Classic ( WBC) (2)
7
B o x i n g
( 1 )
8
B o x i n g
( 2 )
9
L O H A S
( 1 )
10
L O H A S
( 2 )
11
P r o p o l i s
( 1 )
12
P r o p o l i s
( 2 )
13
Shiretoko
(1)
14
Shiretoko
(2)
15
Term 1 Review
授業の方針・方法と成績評 価の説明、自己紹介
・Ch.1 本文の説明、単語、リスニング , comprehension activities
・Ch.1 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.3 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.3 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.4 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.4 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.5 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.5 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.6 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.6 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.7 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.7 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.8 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.8 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
Review of Ch.1, 2-8
・Mini-test
・前期定期試験の説明
―33―
方略
コアカリ
SBO 番号
基 礎 英 語
教養科目 (必修) 1 年次 通年(後期) 2 単位 講師 デニース・エップ
一
般
目
標
社会のグローバル化に伴って、医学・薬学の現場でも国際感覚と英語運用能力
の必要性がますます高まっています。こうした状況に対応できるように、特に
Reading, Writing, Listening, and Speaking の能力の向上を目指します。
英文の構造の分析力と読解力の向上
-To explore English through various topics for communication
-To train the ear to listen to English
到
-To improve vocabulary and reading skills
-To learn self-expression through basic writing and speaking
達
-To develop new study skills
目
標
授
業
形
式
評
価
方
法
教
科
書
テキストを使用し、少人数もしくはペアで、会話のスキル・アップができる。Regular
reading,
writing, speaking and listening practice, plus weekly mini-tests to check for
learning.
平常点(出席 10%、小テスト 30%、発表・受講態度等 10%)
と定期試験 50%
Eco-Navigation and Society (Nan'Un-do)
Listening Breakthrough for the TOEIC Test (Nan'Un-do)
参
a notebook ノート
考
fi
le folder for worksheets ファイルフォルダー
書
dictionary 英和・和英 辞書
―34―
英語力に自信を持たせ、さまざまな場面で使える英語の知識を増やし、英語をコミュニ
授
ケーションの道具として使いこなせるように指導をしています。
業
Classes are based on a reading topic from the textbook with a brief speaking time,
概
followed by review or introduction of a new topic, explanation of the main topic in
要
English, a mini-test to check for understanding, and weekly homework. Written tests
cover topics of study for comprehension, vocabulary and basic writing.
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
Term 2 Class
Expectations
W a s h o k u ( 1 )
2
W a s h o k u
3
M e t a b o l i c
Syndrome (1)
4
M e t a b o l i c
Syndrome (2)
5
Koshu Wine (1)
6
Koshu Wine (2)
7
Pellet Stoves (1)
8
Pellet Stoves (2)
9
Cogeneration
S y s t e m s ( 1 )
10
Cogeneration
S y s t e m s ( 2 )
11
R i c e
( 1 )
12
R i c e
( 2 )
13
S e n i o r s
( 1 )
14
S e n i o r s
( 2 )
15
Term 2 Review
( 2 )
・後期授業の取り組みについての諸注意
・Ch.9 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Ch.9 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.10 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.10 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.11 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.11 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.12 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.12 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.13 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.13 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.15 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.15 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.19 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
・Ch.19 本文の説明、単語、リスニング ,
comprehension activities
・Mini-test
Review of Ch. 9-13, 15, &19
・Mini-test
・後期定期試験の説明
―35―
方略
コアカリ
SBO 番号
基 礎 英 語
教養科目 (必修) 1年次 通年(前期) 2 単位 (非)講師 池間 昌典
一
般
目
標
今 日、 医 学・ 薬 学 界 は、 ま す ま す International( 国 際 的 ) に な り、 国 内
外の学会で英語力の必要性が求められています。したがって、この講座では
Reading、Writing、Listening、Speaking の4技能の向上・習得(Master)を
目指すことは、言うまでもありません。
○英文を理解するための
Sense Group(意味のかたまり)、 Breath Group(息を
切る場所)の習得
○英文に慣れ親しみ、速読、速解の Skill(技術)の習得
到
○ Think in English(英語で考える頭)の訓練と習得
達
目
標
授
業
形
式
評
価
方
法
教
科
書
授業の前半は、Projector(投射器)により英文演習例題を提示し、英文読解、内容把
握の演習をします。授業の後半は、演習例題で取り組んだ
Knowhow(ノウハウ)を、テ
キストに応用し、英文読解と内容把握の訓練をします。
前期の定期試験と平常点(=授業の出・欠席、授業における演習、レポートなど)に
よる総合評価。すなわち、定期試験を70%+平常点を30%で評価します。
Touring Britain
著者 Kazumi Aizawa / Noriko Itoh / Richard Powell
出版社:ASAHI
PRESS
TOEIC テストのリスニング攻略 (Listening Breakthrough for the TOEIC Test)
出版社:南雲堂
参
Pocket Oxford English Dictionary
考
Concise
Oxford English Dictionary
書
Longman Dictionary of Contemporary English
―36―
―37―
基 礎 英 語
教養科目 (必修) 1年次 通年(後期) 2 単位 (非)講師 池間 昌典
一
般
目
標
今 日、 医 学・ 薬 学 界 は、 ま す ま す International( 国 際 的 ) に な り、 国 内
外の学会で英語力の必要性が求められています。したがって、この講座では
Reading、Writing、Listening、Speaking の4技能の向上・習得(Master)を
目指すことは、言うまでもありません。
○英文を理解するための
Sense Group(意味のかたまり)、 Breath Group(息を
切る場所)の習得
○英文に慣れ親しみ、速読、速解の Skill(技術)の習得
到
○ Think in English(英語で考える頭)の訓練と習得
達
目
標
授
業
形
式
評
価
方
法
教
科
書
授業の前半は、Projector(投射器)により英文演習例題を提示し、英文読解、内容把
握の演習をします。授業の後半は、演習例題で取り組んだ
Knowhow(ノウハウ)を、テ
キストに応用し、英文読解と内容把握の訓練をします。
後期の定期試験と平常点(=授業への出・欠席、授業における演習、レポートなど)に
よる総合評価。すなわち、定期試験を70%+平常点を30%で評価します。
Touring Britain
著者 Kazumi Aizawa / Noriko Itoh / Richard Powell
出版社:ASAHI
PRESS
TOEIC テストのリスニング攻略(Listening Breakthrough for the TOEIC Test)
出版社:南雲社
参
Pocket Oxford English Dictionary
考
Concise
Oxford English Dictionary
書
Longman Dictionary of Contemporary English
―38―
―39―
情報処理演習
教養科目 (必修) 1年次 通年(前期) 2 単位 (非)講師 藤岡 豊三雄
一
般
目
標
本講義では、薬学生に必要なコンピュータ活用の基礎能力を習得する。このため、情
報技術の基礎的知識と一般に実務で利用される Office ソフトの操作等のコンピュータリ
テラシーを中心に学習します。学生生活の中で情報を自在に活用できるよう、道具とし
てのパソコンの操作技術を身につけてほしい。
○医療情報システムに関して概略述べることができる。
○情報とはなにか、その種類や情報の量について理解し述べることができる。
○ OS(Windows)の基本機能と操作、ファイルとフォルダーの管理ができる
到
ようになる。
○ワープロソフトの基本操作、編集操作を理解し自在に文書作成ができるよう
達
になる。
○クラウド環境の活用(メールやネットワークストレージ)ができるようにな
目
る。
○簡単な画像処理ができるようになる。
標
○化学構造式をコンピュータ上で作成できる。
○プレゼンテーションソフトを用いて、医薬品情報の提供資料の作成や効果的
なコミュニケーションが取れるようになる。
授
業
形
式
教科書を参照しながら、演習室にて演習形式で行う。後半は一部演習形式で行う。
※各自、記憶媒体(フラッシュメモリ等)を必ず準備して下さい。
評
価
方
法
出席状況・授業態度 10%、課題 30%、定期試験 60%
教
科
書
「Windows7 によるコ・メディカルのための情報リテラシー」
、佐藤憲一・川上準子著
(共立出版)
参
考
医療情報学入門」
、樺澤一之・豊田修一著(共立出版)
書
―40―
情報の概念、情報を処理するシステム及び医薬系における既存の医療情報シ
授
ステムについて概要を学習する。また、情報の活用に必要な、Office ソフトの
業
基本操作と各ソフトを連携させた効率的な活用法及び個人利用できるクラウド
概
環境の活用法も習得する。
要
授 業 計 画
No.
1
2
3
項 目
授 業 内 容
情報リテラシーと医
医薬学生としてのリテラシーの必要性と
薬系情報システム
既存の医薬系情報システム
OS の 基 本 操 作
OS の概要と基本操作(文字入力とファイルや
フォルダーの管理)
、クラウド環境の活用
(電子メール、Web ストレージ等)
ワ ー プ ロ ソ
ワープロソフトの概要、基本操作
フ ト の 活 用
日本語文字、文章の入力
4
MS-Word 実 習 - 1
5
MS-Word 実 習 - 2
実用文書の作成と編集機能、修飾機能
文章のレイアウト、作表と罫線
ビジュアルな文書の作成、オブジェクトの
挿入、ビジネス文書の作成、数式の作成
長文の作成(論文・レポート:目次・脚注等)
6
MS-Word 実 習 - 3
7
ワープロ総合演習
Word によるドキュメントの作成
画像の利用と化
簡単な画像処理
学構造式の描画
化学構造式描画ソフトの利用
プ レ ゼ ン テ ー
プレゼンテーションの基礎と PowerPoint
シ ョ ン の 作 成
の基本機能、スライドの作成と編集
8
9
10
11
12
13
14
15
P o w e r P o i n t
実
習
-
1
P o w e r P o i n t
実
習
-
2
P o w e r P o i n t
実
習
-
3
Word 総合演習
いろいろなコンテンツの利用 1
いろいろなコンテンツの利用 1
課題作成
情 報 の 概 念
情報の単位、符号化と 2 進数
情 報 処 理 シ ス
ハードウェア・ソフトウェアの基本構成と
テ ム の 仕 組 み
処理の仕組み
ネ ッ ト ワ ー
IT 機器とネットワークプロトコル、
ク の 仕 組 み
セキュリティ対策
―41―
方略
コアカリ
SBO 番号
情報処理演習
教養科目 (必修) 1年次 通年(後期) 2 単位 (非)講師 藤岡 豊三雄
一
般
目
標
本講義では、情報処理演習Ⅰに続き専門科目での活用を念頭に置きながら、薬物体内
動態等で利用するシミュレーション手法や医薬品情報等の有効な検索手法及び随時発生
する種々の情報を統合的に、また矛盾なく一元的に管理できるデータベースの活用手法
等を学習します。
○表計算ソフトを用い代表的な薬物の体内動態等のシミュレーションが出来
る。数式等を関数も利用し自由に組み立てることができる。
○表計算ソフトでさまざまなグラフの作成・編集やデータベース機能を操作で
到
きる。
○専用のデータベースソフト(Access)を利用し統合的な情報の管理ができる
達
ようになる。
○インターネットを利用して医薬品情報の活用(検索・収集・整理)や情報の
目
受発信ができる。また、インターネット上の有効なサービスを利用できるよ
うになる。
標
○医薬系に必要な情報倫理関して概略述べることができる。
授
業
形
式
教科書を参照しながら、演習室にて演習形式で行う。
※各自、記憶媒体(フラッシュメモリ等)を必ず準備して下さい。
評
価
方
法
出席状況・授業態度 10%、課題 20%、定期試験 70%
教
科
書
「Windows7 によるコ・メディカルのための情報リテラシー」
、佐藤憲一・川上準子著
(共立出版)
参
考
Excel
によるメディカル/コ・メディカル統計入門」
、勝野恵子・井川俊彦著(共立出版)
書
―42―
表計算によるデータの加工、シミュレーションとデータベースによる情報の
授
管理及びインターネットを利用した医薬品情報の検索。また、情報の発信とし
業
てホームページの作成等を演習にて実施する。
概
要
授 業 計 画
No.
項 目
1
表計算ソフトの活用
2
Excel 実
習 -1
3
Excel 実
習 -2
4
Excel 実
習 -3
簡単なグラフの作成と編集操作
5
Excel 実
習 -4
薬物体内動態等のシミュレーションさまざまな
グラフの作成
関数のグラフ表現、ゴールシーク他
6
Excel 実
習 -5
7
表計算総合演習
8
デ ー タ ベ ー ス
9
MS-Access 実習 - 1
10
11
12
13
14
15
授 業 内 容
MS-Access 実習 - 2
インターネット
の
活
用
1
表計算の概念と基本機能
セル番地と数式、簡単な関数を使った式
表の書式設定と編集操作
さまざまな関数の活用
数学 / 三角・論理・統計関数他
データベース機能の活用(並べ替え、抽出)
クロス集計とピボットテーブル
Excel によるドキュメントの作成
データベースの基本概念
データモデル、集合・関係演算等
テーブル・フォームによるデータ入力とク
エリの作成及びリレーションシップ
レポートの作成とデータベースのアプリ
ケーション化(メニュー画面の作成)
インターネットの仕組みと情報検索
インターネット
情報倫理(医療情報の適切な取り扱い、安全管
の
理などのガイドライン)と情報セキュリティ
活
用
2
インターネット
の
活
用
3
インターネット
の
活
発
展
用
課
4
題
オンラインでの医薬品情報検索
Web ページの作成と情報発信
課題作成
―43―
方略
コアカリ
SBO 番号
コミュニケーション論
教養科目 (必修) 1年次 半期(後期) 1 単位 (非)講師 重松 恵子
一
般
目
標
携帯文化の浸透、パソコンの普及、家庭での親子関係の希薄化などにより、現況では
他者と会話をする機会が極端に少なくなっている。したがって人間関係を築く基礎とな
るコミュニケーションのスキルを身に付けるのも困難な状況にある。
本講座ではそのような状況をふまえ、人間関係を築く上での基本を学び、さらに自分
の考えを明確に伝えることができる能力を育成する。
①コミュニケーションの定義について理解できる。
②ノンバーバルコミュニケーションの重要性について認識できる。
③表情トレーニングを受け、人と対応する際に、自然な笑顔と豊かな表情がで
到
きるようにする。
④多様な価値観を受け入れることができる。
達
⑤ハートリスニング・ボディートーキングができる。
⑥敬語を、場面や人間関係に応じて的確に使うことができる。
目
⑦人前で、自分の考えを明確に効果的に話すことができる。
⑧質問する力をつけ、会話力を向上させる。
標
⑨基本的人権を理解し、アサーティブ行動ができる。
⑩対人葛藤に対処する具体的方法を身につけ実践することができる。
授
業
形
式
講義と演習形式の授業を並行して行う。
評
価
方
法
定期試験 60%
提出物・授業への参加度40%
教
科
テキスト不要、適宜プリント配布
書
参
考
必要に応じ、紹介する。
書
―44―
人間関係を築く上で、
コミュニケーションは不可欠の要素である。その基本は、
授
まず相手を受け入れ、理解することである。本講座では、相手の話を徹底的に
業
肯定的に聴くという基本的な態度を身につけることから始め、さらに自分の考
概
えを明確に話すことができるようになるまでを学ぶ。
要
その際、基本的な人権意識を培うためにアサーティブ行動の理論を学び、自
己も他者も生かすコミュニケーションの技法を身に付ける。
授 業 計 画
No.
1
2
3
項 目
授 業 内 容
コ ミ ュ ニ ケ ー
シ
ョ
ン
と
は
コ ミ ュ ニ ケ ー
シ ョ ン の 特 徴
言 葉 と コ ミ ュ
ニ ケ ー シ ョ ン
方略
コアカリ
SBO 番号
定義と仕組みについて
講義
A(3)1,2、3
不可逆性・先行性・シンボル性
講義
A(3)1,2、3
言語の本質・機能・恣意性
講義
A(3)1,2、3
4
人間関係の基本
さわやかな第一印象の築き方
講義演習 A(3)1,3
5
言 葉 の 限 界
エクササイズ「流れ星」の実践
講義演習 A(3)1,3
6
話し方の実践(1)
発声練習。ボディートーキング
講義演習 A(3)1,2
7
話し方の実践(2)
ポジィティブリスニング
講義演習 A(3)1,3
8
敬
語
法(
1)
敬語の種類と使われる場面について
講義
A(3)1,2、3
9
敬
語
法(
2)
特別な尊敬語・謙譲語
講義
A(3)1,2
10
敬
語
法(
3)
尊敬語、謙譲語の作り方
講義演習 A(3)1,2
11
話し方の実践(3)
会話力
講義演習 A(3) 2,3
12
話し方の実践(4)
質問力
講義演習 A(3) 2,3
13
アサーション(1)
受身的行動・攻撃的行動
講義
14
アサーション(2)
アサーティブ行動とは
講義演習 A(3) 2,3
15
アサーション(3)
対人葛藤に対するスキル
講義
―45―
A(3) 2,3
A(3) 2,3
コミュニケーション論
教養科目 (必修) 1年次 半期(後期) 1単位 (非)講師 月岡 寛子
一
般
目
標
コミュニケーションについて基礎的な理論を理解し、人間関係を築く基礎となるコミュ
ニケーションのスキルを楽しく身につけることを目標とする。
①コミュニケーションの定義について理解できる。
②ノンバーバルコミュニケーションの重要性について認識できる。
③多様な価値観を受け入れることができる。
到
④敬語を、場面や人間関係に応じて的確に使うことができる。
⑤質問する力をつけ、会話力を向上させる。
達
⑥人に自分の考えを伝えることができる。
⑦基本的人権を理解し、アサーティブ行動ができる。A(3)1 ∼ 3
目
標
授
業
形
式
講義と演習形式の授業を並行して行う。
評
価
方
法
定期試験 50%、レポート 30%、授業態度(授業への参加度、出席)20%
教
科
テキスト不要、適宜プリントを配布する。
書
参
考
適宜紹介する。
書
―46―
人間関係を築く上で、コミュニケーションは必要不可欠なものである。コミュ
授
ニケーションは聴くことと話すことに大きく分けることができる。本講座では、
業
聴くことと話すことについて基本的な技法を学ぶとともに、普段自身が行って
概
いるコミュニケーションについて振り返る機会としたい。
要
授 業 計 画
No.
1
2
3
4
項 目
授 業 内 容
コ ミ ュ ニ ケ ー
シ
ョ
ン
と
は
コ ミ ュ ニ ケ ー
シ ョ ン の 特 徴
言 葉 と コ ミ ュ
ニ ケ ー シ ョ ン
非 言 語 コ ミ ュ
ニ ケ ー シ ョ ン
方略
コアカリ
SBO 番号
定義と仕組みについて
A(3)1.2.3
不可逆性・先行性・シンボル性
A(3)1.2.3
言語の本質・機能・恣意性
A(3)1.2.3
非言語コミュニケーションの重要性
A(3)1.2.3
5
人間関係の基本
自分の感情との付き合い方
A(3)2.3
6
聴くことの実践
傾聴について
A(3)2.3
7
敬
語
Ⅰ
敬語の種類と使われる場面
A(3)1.2.3
8
敬
語
Ⅱ
特別な尊敬語・謙譲語
A(3)1.2
9
敬
語
Ⅲ
尊敬語・謙譲語の作り方
A(3)1.2
10
話
し
方
1
会話力
A(3)2.3
11
話
し
方
Ⅱ
質問力
A(3)2.3
12
アサーションⅠ
アサーションとは
A(3)2.3
13
アサーションⅡ
アサーションの実践
A(3)2.3
14
ま
と
め
Ⅰ
様々な事例から考える
A(3)2.3
15
ま
と
め
Ⅱ
様々な事例から考える
A(3)2.3
―47―
心 理 学
教養科目 (必修) 1年次 半期(前期) 1単位 (非)講師 月岡 寛子
一
般
目
標
科学としての心理学と、一般に広がっている心理学のイメージとはかなり隔た
りがある。 科学としての心理学について理解し、学んだ知識や考え方を日々の
生活に生かせるようにする。
○科学としての心理学の領域について概説できる。
○錯視などの心理的環境について体感し、再確認できる。
○発達について理解し、各発達段階の特徴を概説できる。
到
○思考の発達や乳児の能力について概説できる。
○生涯発達の視点から自我同一性の確立、世代性について自分の問題としてと
達
らえることができる。
○臨床心理学について学問的に理解できる。
○心理療法について概説できる。
目
○性格や性格検査について理解し、科学としての心理学について概説できる。
○個人と集団、社会との関わりについて理解し、自己認知を深める。
標
A(3)2 1 ∼ 3
○学習について理解し、日常生活で効果的な学習ができるようになる。
授
業
形
式
主に共通教材としてプリント資料を用い、講義形式で行う。
評
価
方
法
定期試験を中心に、確認テスト、受講態度なども考慮する。
出席態度 20%、小レポート・確認テスト 30%、定期試験 50% である。
教
科
テキスト不要。
書
参
考
書
大学 1・2 年生のためのすぐわかる心理学 坂上裕子ら 著(東京図書)
心理学 第 4 版 鹿取 廣人ら 編(東京大学出版会)
―48―
科学としての心理学とは何か その理解を中心に、心理学の基本的な概念や考
授
え方の定着をはかり、同時に自身について考える機会を作る。内容は、心理学
業
の領域について、知覚・認知の働き、学習、生涯発達、臨床心理学、性格、個
概
人と集団などである。
要
授 業 計 画
No.
項 目
1
心 理 学 と は
心理学とはどんな学問か
2
知 覚 と 認 知 Ⅰ
見えの不思議
3
知 覚 と 認 知 Ⅱ
記憶の仕組み
4
発 達 の 理 解
発達とは
5
人
発達段階とその特徴
6
臨床心理学とは
臨床心理学とはどんな学問か
7
無 意 識 と は
意識と無意識
8
心
法
心理療法への理解
9
自 分 ら し さ
性格の構造と理論
10
性格理解の方法
性格検査の種類と特性
11
社会心理学とは
社会心理学とはどんな学問か
12
の
理
一
療
授 業 内 容
生
対 人 コ ミ ュ ニ
ケ ー シ ョ ン
A(3)2-1 ∼ 3
A(3)2-1 ∼ 3
集団の中での人々
集団の中での人々の行動
14
学
学習と条件付けや動機付け
15
メンタルヘルス
と
は
コアカリ
SBO 番号
社会の中でのコミュニケーション
13
習
方略
心の健康について
―49―
A(3)2-1 ∼ 3
基 礎 数 学
教養科目 (選択必修) 1年次 通年(前期) 2 単位 教授 山元 完二
一
般
目
標
薬学を学ぶ上で基礎となる数学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領
域で応用するための基本的技能を身に付ける。
○薬学で現れる様々な現象を式で表現することができる。
(知識・技能)
○指数関数、対数関数の基本概念を理解し、それらを用いた計算ができる。
(知識・技能)
到
○整関数、指数関数、対数関数、三角関数において微分の概念を理解し、
それらの導関数を求めることができる。(知識・技能)
達
○2変数の関数において編微分ができる。(知識・技能)
○ 2 変数の関数において全微分を求めることができる。(知識・技能)
目
標
授
業
形
式
教科書を用いて講義形式で行う。
評
価
方
法
定期試験、時々行う小テスト、授業への参加度で評価する。具体的には、定期試験の得
点と小テストの得点の合計を 100 点に換算し、出席状況と受講態度などを減点方式で評
価する。例えば,定期試験と小テストすべて満点だった人が合計
160 点だったとする。
そして,この人が 2 回欠席している場合、一回の欠席を -3 点とし、160 ×(100/160)
-3 × 2=94 という評価が付くことになる。
教
科
書
「薬学系のための数学入門」 安西 和紀(他)著(講談社)
「新訂 基礎数学問題集」(大日本図書)
参
考
特にはないが、授業の中で紹介することがある。
書
―50―
「数学は科学の言葉である」と言われる。科学としての薬学の言葉として、最も
授
重要な整関数、指数関数、対数関数そして三角関数について、微小変化量の比
業
である微分法を中心に学んでいく。言葉の習得に反復が欠かせないのと同様に、
概
数学の学習にも反復が不可欠である。このような観点で授業を進めていく。
要
授 業 計 画
No.
1
項 目
数
と
授 業 内 容
コアカリ
SBO 番号
式について
F(6)1-1
2
指数関数
F(6)1-1
3
対数関数(その 1)
F(6)1-2
4
対数関数(その 2)
F(6)1-2
5
対数の応用(その 1)
F(6)1-3
6
対数の応用(その 2)
F(6)1-3
7
三角関数
F(6)1-1
8
微分係数と導関数
F(6)1-3
9
関数の積,商の導関数
F(6)1-7
10
指数関数の導関数
F(6)1-4
対数関数の導関数
F(6)1-4
12
三角関数の導関数
F(6)1-4
13
編微分と全微分
F(6)1-4
14
複合的な式の導関数
F(6)1-4
まとめ
F(6)1-4
関
11
15
微
式
方略
数
分
法
関数とその導関数
―51―
基 礎 数 学
教養科目 (選択必修) 1年次 通年(後期) 2 単位 教授 山元 完二
一
般
目
標
薬学を学ぶ上で基礎となる数学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領
域で応用するための基本的技能を身に付ける。
○簡単な関数の不定積分と定積分を求めることができる。
○置換積分法、部分積分法を用いて不定積分と定積分を求めることができる。
○変数分離形の微分方程式を解くことができる。
到
○公式を用いて1階線形微分方程式を解くことができる。
○個々の問題で微分方程式を立てることができる。
達
○微分方程式を薬学に応用し、それを解くことができる。
目
標
授
業
形
式
教科書を用いて講義形式で行う。
評
価
方
法
定期試験、時々行う小テスト、授業への参加度で評価する。具体的には、定期試験の得
点と小テストの得点の合計を 100 点に換算し、出席状況と受講態度などを減点方式で評
価する。例えば,定期試験と小テストすべて満点だった人が合計
160 点だったとする。
そして,この人が 2 回欠席している場合、一回の欠席を -3 点とし、160 ×(100/160)
-3 × 2=94 という評価が付くことになる。
教
科
「薬学系のための数学入門」
安西 和紀(他)著(講談社)
書
参
考
特にはないが、授業の中で紹介することがある。
書
―52―
数学は科学の言葉である」と言われる。科学としての薬学の言葉として、最も
授
重要な整関数、指数関数、対数関数そして三角関数について、微小変化量の和
業
である積分法とその応用として微分方程式を解くことを中心に学んでいく。言
概
葉の習得には反復が欠かせない。同様に数学の学習にも反復が不可欠である。
要
このような観点で授業を進めていく。
授 業 計 画
No.
1
項 目
微
分
授 業 内 容
法
「基礎数学Ⅰ」の復習
方略
コアカリ
SBO 番号
F(6)1-1
2
不定積分、定積分
F(6)1-1
3
整関数の積分
F(6)1-2
4
指数関数の積分
F(6)1-2
5
対数関数の積分
F(6)1-3
6
三角関数の積分
F(6)1-3
7
置換積分法、部分積分法
F(6)1-1
8
変数分離形の微分方程式
F(6)1-3
9
1階線形微分方程式
F(6)1-7
反応速度
F(6)1-4
11
微分方程式の応用
F(6)1-4
12
微分方程式の薬学への応用
F(6)1-4
行列
F(6)1-4
行列式
F(6)1-4
様々な問題の演習
F(6)1-4
積
10
分
法
微 分 方 程 式
13
行
列
14
15
ま
と
め
―53―
基礎数学演習
教養科目 (選択必修) 1年次 通年(前期) 2 単位 教授 山元 完二
一
般
目
標
薬学を学ぶ上で基礎となる数学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領
域で応用するための基本的技能を身に付ける。
○薬学で現れる様々な現象を式で表現することができる。
(知識・技能)
○指数関数、対数関数の基本概念を理解し、それらを用いた計算ができる。
(知識・技能)
到
○整関数、指数関数、対数関数、三角関数において微分の概念を理解し、
それらの導関数を求めることができる。(知識・技能)
達
○2変数の関数において編微分ができる。(知識・技能)
○ 2 変数の関数において全微分を求めることができる。(知識・技能)
目
標
授
業
形
式
教科書を用いて講義形式で行う。
評
価
方
法
定期試験、時々行う小テスト、授業への参加度で評価する。具体的には、定期試験の得
点と小テストの得点の合計を 100 点に換算し、出席状況と受講態度などを減点方式で評
価する。例えば,定期試験と小テストすべて満点だった人が合計
160 点だったとする。
そして,この人が 2 回欠席している場合、一回の欠席を -3 点とし、160 ×(100/160)
-3 × 2=94 という評価が付くことになる。
教
科
書
「薬学系のための数学入門」 安西 和紀(他)著(講談社)
「新訂 基礎数学問題集」(大日本図書)
参
考
特にはないが、授業の中で紹介することがある。
書
―54―
数学は科学の言葉である」と言われる。科学としての薬学の言葉として、最も
授
重要な整関数、指数関数、対数関数そして三角関数について、微小変化量の比
業
である微分法を中心に学んでいく。言葉の習得には反復が欠かせないのと同様
概
に、数学の学習にも反復が不可欠である。このような観点で授業を進めていく。
要
授 業 計 画
No.
1
2
項 目
数
と
授 業 内 容
式
方略
コアカリ
SBO 番号
式について
F(6)1-1
式の計算の演習
F(6)1-1
3
指数関数
F(6)1-1
4
指数関数の演習
F(6)1-1
5
対数関数(その 1)
F(6)1-2
6
対数関数の演習
F(6)1-2
7
対数関数(その 2)
F(6)1-2
8
対数関数の演習
F(6)1-2
対数の応用(その 1)
F(6)1-3
10
対数の応用
F(6)1-3
11
対数の応用(その 2)
F(6)1-3
12
対数の応用
F(6)1-3
13
三角関数
F(6)1-1
14
三角関数の演習
F(6)1-1
15
微分係数と導関数
F(6)1-3
16
微分係数と導関数の演習
F(6)1-3
17
関数の積、商の導関数
F(6)1-7
18
関数の積、商の導関数の演習
F(6)1-7
19
指数関数の導関数
F(6)1-4
20
指数関数の導関数の演習
F(6)1-4
対数関数の導関数
F(6)1-4
対数関数の導関数の演習
F(6)1-4
23
三角関数の導関数
F(6)1-4
24
三角関数の導関数の演習
F(6)1-4
25
編微分と全微分
F(6)1-4
26
編微分と全微分の演習
F(6)1-4
27
複合的な式の導関数
F(6)1-4
28
複合的な式の導関数の演習
F(6)1-4
まとめ
F(6)1-4
まとめ
F(6)1-4
9
21
22
29
30
関
微
数
分
法
関数とその導関数
―55―
基礎数学演習
教養科目 (選択必修) 1年次 通年(後期) 2 単位 教授 山元 完二
一
般
目
標
薬学を学ぶ上で基礎となる数学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領
域で応用するための基本的技能を身に付ける。
○簡単な関数の不定積分と定積分を求めることができる。
○置換積分法、部分積分法を用いて不定積分と定積分を求めることができる。
○変数分離形の微分方程式を解くことができる。
到
○公式を用いて1階線形微分方程式を解くことができる。
○個々の問題で微分方程式を立てることができる。
達
○微分方程式を薬学に応用し、それを解くことができる。
目
標
授
業
形
式
教科書を用いて講義形式で行う。
評
価
方
法
定期試験、時々行う小テスト、授業への参加度で評価する。具体的には、定期試験の得
点と小テストの得点の合計を 100 点に換算し、出席状況と受講態度などを減点方式で評
価する。例えば,定期試験と小テストすべて満点だった人が合計
160 点だったとする。
そして,この人が 2 回欠席している場合、一回の欠席を -3 点とし、160 ×(100/160)
-3 × 2=94 という評価が付くことになる。
教
科
「薬学系のための数学入門」
安西 和紀(他)著(講談社)
書
参
考
特にはないが、授業の中で紹介することがある。
書
―56―
数学は科学の言葉である」と言われる。科学としての薬学の言葉として、最も
授
重要な整関数、指数関数、対数関数そして三角関数について、微小変化量の和
業
である積分法とその応用として微分方程式を解くことを中心に学んでいく。言
概
葉の習得には反復が欠かせないのと同様に、数学の学習にも反復が不可欠であ
要
る。このような観点で授業を進めていく。
授 業 計 画
No.
1
2
項 目
微
分
授 業 内 容
法
「基礎数学Ⅰ」の復習
方略
コアカリ
SBO 番号
F(6)1-1
演習
F(6)1-1
3
不定積分、定積分
F(6)1-1
4
不定積分、定積分の演習
F(6)1-1
5
整関数の積分
F(6)1-2
6
整関数の積分の演習
F(6)1-2
7
指数関数の積分
F(6)1-2
8
指数関数の積分の演習
F(6)1-2
対数関数の積分
F(6)1-3
10
対数関数の積分の演習
F(6)1-3
11
三角関数の積分
F(6)1-3
12
三角関数の積分の演習
F(6)1-3
13
置換積分法、部分積分法
F(6)1-1
14
置換積分法、部分積分法の演習
F(6)1-1
15
変数分離形の微分方程式
F(6)1-3
16
変数分離形の微分方程式の演習
F(6)1-3
17
1階線形微分方程式
F(6)1-7
18
1 階線形微分方程式の演習
F(6)1-7
反応速度
F(6)1-4
9
19
20
積
分
法
微 分 方 程 式
反応速度の演習
F(6)1-4
21
微分方程式の応用
F(6)1-4
22
微分方程式の応用の演習
F(6)1-4
23
微分方程式の薬学への応用
F(6)1-4
24
微分方程式の薬学への応用の演習
F(6)1-4
25
行列
F(6)1-1
行列計算の演習
F(6)1-1
行列式
F(6)1-1
28
行列式計算の演習
F(6)1-1
29
様々な問題の演習(1)
F(6)1-4
様々な問題の演習(2)
F(6)1-4
26
27
30
行
ま
列
と
め
―57―
基礎生物学特講
教養科目 (選択必修) 1年次 半期(後期) 1 単位 講師 井上 裕一
一
般
目
標
薬学を学ぶ上で必要な基礎力を身につけるために、細胞、組織、器官、個体、
集団のレベルでの生命現象を理解するとともに科学的な立場からの生命倫理観
を育てる。
1 真核生物、原核生物、ウィルスの特徴を説明できる。
2 細胞小器官の構造と機能を説明できる。
3 細胞周期とその制御機構について説明できる。
到
4 体細胞と生殖細胞の細胞分裂について説明できる。
5 個体発生について概説できる。
達
6 細胞分化における幹細胞の役割について概説できる。
7 遺伝子の構造と形質発現の意味について説明できる。
目
8 遺伝子の形質発現の調節について説明できる。
9 体液性免疫と細胞性免疫について説明できる。
標
10 免疫のしくみを遺伝子の形質発現と関連づけて説明できる。
授
業
形
式
教科書(図説)と講義プリントを中心に板書しながら講義を進める。必要に応じて演習
を行い講義内容を確認する。
評
価
方
法
定期試験の成績(80%)及び課題提出、出席状況、受講態度(20%)を考慮し、総
合的に評価する。
教
科
「図説生物」東京書籍、
「生物研究ノート」 博洋社
書
参
考
「キャンベル生物学」
丸善 その他講義中に紹介する。
書
―58―
生物学の中でも、薬学基礎にあたる分野を中心に「生き物とは何か」を求めて
授
基本的な事項を確認して、最近のトピックを盛り込んで講義を進める。
業
概
要
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
方略
コアカリ
SBO 番号
1
細
胞 ( 1 )
原核生物と真核生物
C8(3) ① -1
2
細
胞 ( 2 )
細胞小器官
C6(1) ② -1
3
細 胞 分 裂(1)
細胞周期
C6(7) ① -1
4
細 胞 分 裂(2)
生殖細胞の形成
C6(7) ① -2
5
動 物 の 発 生(1)
ウニ・カエルの発生
C7(1) ② -1
6
動 物 の 発 生(2)
ヒトの発生
C7(1) ② -1
7
動 物 の 発 生(3)
細胞・組織・器官の分化
C7(1) ③ -2
8
試 験 の ま と め
細胞、細胞分裂、発生のまとめ
9
遺
伝
子(1)
遺伝子の構造、遺伝子の複製
C6(4) ③
10
遺
伝
子(2)
転写、翻訳
C6(2) ④
11
遺
伝
子(3)
形質発現の調節
C6(1) ④
12
免
疫 ( 1 )
生体防衛反応
C8(1) ① -4
13
免
疫 ( 2 )
免疫を担当する組織・器官
C8(1) ②
14
免
疫 ( 3 )
分子レベルで見た免疫のしくみ
C8(1) ③
―59―
基礎物理学
教養科目 (選択必修) 1年次 半期(前期) 2 単位 (非)講師 白木原 康雄
一
般
目
標
高校物理で習う内容のうち、物理系講義を受講するのに必要な内容を修得する
ことを目的とする。
物理学の考え方を修得する。
物体の運動について、原理と実例を説明できる
エネルギーの概念を説明できる
到
熱とエネルギーの関係について説明出来る。
波としての音、光について説明できる。
達
電気、磁気、それらの関係について、原理と実例を説明できる。
目
標
授
業
形
式
講義。プリントを用いた演習も随時行う。
評
価
方
法
中間試験と定期試験の結果で評価する。
教
科
書
基礎からのシグマベスト、高校、これでわかる物理基礎(新課程版)。文英堂編集部編
基礎からのシグマベスト、高校、これでわかる物理(新課程版)。文英堂編集部編
参
考
授業の中で必要に応じて紹介する。
書
―60―
大学に入学するまで並びに1年生が知っておくべき基本的事項を習得する。物
授
理に特有の、ものの見方、考え方を修得する。
業
概
要
授 業 計 画
No.
項 目
1
物 理 の 世 界
運動、エネルギー、波、光、電気、原子
講義
2
物 体 の 運 動 (1)
運動の表現、速度、加速度
講義
3
物 体 の 運 動 (2)
力 , 運動の法則
講義
4
物 体 の 運 動 (3)
運動量、力の釣り合い
講義
5
物 体 の 運 動 (4)
運動の例:等速円運動
講義
6
物 体 の 運 動 (5)
運動の例:単振動
講義
7
物 体 の 運 動 (6)
運動エネルギー、位置エネルギー
講義
8
中
9
熱とエネルギー (1)
熱、温度、仕事 , 熱力学の法則
講義
10
熱とエネルギー (2)
気体の状態方程式
講義
11
波、
音、
光 (1)
波とは ?、横波、縦波
講義
12
波、
音、
光 (2)
光の干渉、回折、散乱
講義
13
電 気 と 磁 気 (1)
電気力、電場、電位
講義
14
電 気 と 磁 気 (2)
15
電 気 と 磁 気 (3)
間
試
授 業 内 容
方略
験
導体と誘電体 , コンデンサ
コイル 直流回路、交流回路
電場と磁場
講義
講義
―61―
コアカリ
SBO 番号
基 礎 化 学
教養科目 (選択必修) 1年次 通年(前期) 3 単位 講師 桒田 厚司
一
般
目
標
物質を構成する基本単位である原子および分子の性質を理解するために、原子・分子の
構造および化学結合に関する基礎的知識を習得する。
酸・塩基並びに酸化・還元に関する基本的知識を習得する。
特に、電子との関わりを中心とする化学変化について基本的知識を習得する。
有機物質の基本的な反応性を理解するために、代表的な反応、分離法、構造決定などに
ついての基本的知識を習得する。
○原子の成り立ちについて説明できる。
○化学結合および分子の極性について説明できる。
○物質量(mol)について説明できる。
到
○化学の基本法則について説明できる。
○化学変化とその量的関係について説明できる。
達
○酸・塩基の反応について説明できる。
○水素イオン濃度とp H について説明できる。
目
○中和反応について説明できる。
○酸化・還元反応について説明できる。
標
○有機化合物の特性と構造及びアルカン・シクロアルカンについて説明できる。
○アルケンとアルキンについて説明できる。
○アルコールとエーテルについて説明できる。
○カルボン酸とエステルについて説明できる。
授
業
形
式
講義・演習・小テスト
評
価
方
法
試験(80%)「中間試験 40%、定期試験 40%」
レポート・小テスト・態度等(20%)
教
視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録(数研出版)
科
化学研究ノート(博洋社)
書
必要に応じてプリント等を配布
参
考
特別には指定しないが、授業の中で紹介することがある。
書
―62―
大学に入学するまで並びに
1 年生が学ぶべき事柄の基礎学力を身に付ける。
授
炭素原子がその 4 個の価電子で他の炭素と結合する際、その結合の仕方と結合
業
する原子で、多種多様の有機化合物の特性や反応性が生じる。基本的な炭素原
概
子の反応等を学ぶのに必要な基礎知識を習得する。
要
授 業 計 画
項 目
1
物 質 の 構 成(1)
物質・原子の成り立ち
講義・
演習
C1(1) ① ,
C1(1) ②
2
物 質 の 構 成(2)
化学結合、分子の極性
講義・
演習
C1(1) ① ,
C1(1) ②
3
物 質 の 構 成(3)
物質の量的関係
講義・
演習
4
物 質 の 構 成(4)
基本法則、化学変化と量的関係
講義・
演習
5
物 質 の 変 化(1)
酸と塩基、水素イオン濃度
講義・
演習
C2(1) ① ,
C2(2) ①
6
物 質 の 変 化(2)
中和
講義・
演習
C1(2) ⑥ ,
C2(2) ①
7
物 質 の 変 化(3)
酸化と還元
講義・
演習
C1(2) ③ ,
C1(2) ⑥ ,
C1(1) ②
8
中間試験及び解説
物質の成り立ち∼酸化と還元の解説
9
有 機 化 合 物(1)
10
有 機 化 合 物(2)
授 業 内 容
有機化合物の特性と分類、
官能基と化学式の決定
有機化合物の特性と分類、
官能基と化学式の決定
方略
コアカリ
SBO 番号
No.
講義・
演習
講義・
演習
C1(1) ① ,
C1(1) ② ,
C1(1) ③
C1(1) ① ,
C1(1) ② ,
C1(1) ③
C2(3) ① ,C2(3) ② ,
C3(1) ① ,C3(1) ② ,
C3(3) ①
C2(3) ① ,C2(3) ② ,
C3(1) ① ,C3(1) ② ,
C3(3) ①
講義・
演習
C3(2) ① ,
C3(2) ② ,
C3(3) ②
講義・
演習
C3(3) ③
反応性
講義・
演習
C3(3) ④
アルカンとアルケンとアルキンの命名法、
11
有 機 化 合 物(3)
12
有 機 化 合 物(4)
13
有 機 化 合 物(5)
14
有 機 化 合 物(6)
カルボン酸の命名法、物性、反応性
講義・
演習
C3(3) ④
15
有 機 化 合 物(7)
エステルと油脂の命名法、物性、反応性
講義・
演習
C3(3) ④
物性、反応性
アルコールとエーテルの命名法、物性、
反応性
アルデヒドとケトンの命名法、物性、
―63―
基 礎 化 学
教養科目 (選択必修) 1年次 通年(後期) 3 単位 講師 桒田 厚司
一
般
目
標
有機化合物の基本的な反応性を理解するために、代表的な反応、構造決定などについて
の基本的な知識を習得する。
生命活動に関わる物質の構成物質について、構造等の基本的知識を習得する。
気体の性質並びに反応速度に影響を与える諸因子に関する基本知識を習得する。
化学平衡に関する基本的知識について習得する。
○芳香族炭化水素の特徴と構造について説明できる。
○酸素・窒素を含む芳香族化合物について説明できる。
○糖類、アミノ酸とタンパク質について説明できる。
到
○医薬品について説明できる。
○気体の特徴やボイル・シャルルの法則並びに状態方程式について説明できる。
達
○反応の速さについて説明できる。
○化学平衡について説明できる。
目
標
授
業
形
式
講義・演習・小テスト
評
価
方
法
試験(80%)「中間試験 40%、定期試験 40%」
レポート・小テスト・態度等(20%)
教
視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録(数研出版)
科
化学研究ノート(博洋社)
書
必要に応じてプリント等を配布
参
考
特別には指定しないが、授業の中で紹介することがある。
書
―64―
大学
1 年生が知っておくべき基本的事項を習得する。
授
芳香族化合物である基本的知識を習得する。
業
生命活動の基本である糖類やアミノ酸やタンパク質の基本的知識を習得する。
概
化学平衡に関わる基本的知識を習得する。
要
授 業 計 画
No.
項 目
1
有 機 化 合 物(1)
2
有 機 化 合 物(2)
3
有 機 化 合 物(3)
4
授 業 内 容
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、
命名法、物性、反応性
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、
命名法、物性、反応性
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、
方略
講義・
演習
講義・
演習
コアカリ
SBO 番号
C3(1) ① ,
C3(1) ② ,
C3(2) ③
C3(1) ① ,
C3(1) ② ,
C3(2) ③
C3(1) ② ,
C3(2) ③ ,
C3(3) ⑤
命名法、物性、反応性
講義・
演習
天然有機化合物(1)
生命と物質(医薬品)
講義・
演習
C3(3) ③
5
天然有機化合物(2)
糖類
講義・
演習
C6(2) ②
6
天然有機化合物(3)
アミノ酸
講義・
演習
C6(2) ③
7
天然有機化合物(4)
タンパク質
講義・
演習
8
中間試験及び解説
有機化合物∼天然有機化合物の解説
9
物 質 の 状 態(1)
物質の三態、気体
10
物 質 の 状 態(2)
11
物 質 の 変 化(1)
12
C6(2) ④ ,C6(2) ⑥ ,
C6(3) ① ,C6(3) ③
講義・
演習
C1(2) ①
講義・
演習
C1(2) ①
イオン化傾向と電池、電気分解
講義・
演習
C1(2) ② ,
C1(2) ⑦
物 質 の 変 化(2)
化学反応の速さ、化学反応のしくみ
講義・
演習
C1(3) ①
13
物 質 の 変 化(3)
化学平衡(平衡移動)の原理
講義・
演習
C1(2) ④
14
物 質 の 変 化(4)
平衡状態における化学平衡(気体)の原理
講義・
演習
C1(1) ④
15
物 質 の 変 化(5)
平衡状態における化学平衡(酸・塩基)の原理
講義・
演習
C2(2) ① ,
C2(2) ②
ボイルの法則、シャルルの法則、
状態方程式
化学反応とエネルギー、
―65―
基礎化学演習
教養科目 (選択必修) 1年次 通年(前期) 3 単位 講師 桒田 厚司
一
般
目
標
物質を構成する基本単位である原子および分子の性質を理解するために、原子・分子の
構造および化学結合に関する基礎的知識を習得する。
酸・塩基並びに酸化・還元に関する基本的知識を習得する。
特に、電子との関わりを中心とする化学変化について基本的知識を習得する。
有機物質の基本的な反応性を理解するために、代表的な反応、分離法、構造決定などに
ついての基本的知識を習得する。
○原子の成り立ちについて説明できる。
○化学結合および分子の極性について説明できる。
○物質量(mol)について説明できる。
到
○化学の基本法則について説明できる。
○化学変化とその量的関係について説明できる。
達
○酸・塩基の反応について説明できる。
○水素イオン濃度とp H について説明できる。
目
○中和反応について説明できる。
○酸化・還元反応について説明できる。
標
○有機化合物の特性と構造及びアルカン・シクロアルカンについて説明できる。
○アルケンとアルキンについて説明できる。
○アルコールとエーテルについて説明できる。
○カルボン酸とエステルについて説明できる。
授
業
形
式
講義・演習・小テスト
評
価
方
法
試験(80%)「中間試験 40%、定期試験 40%」
レポート・小テスト・態度等(20%)
教
視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録(数研出版)
科
化学研究ノート(博洋社)
書
必要に応じてプリント等を配布
参
考
特別には指定しないが、授業の中で紹介することがある。
書
―66―
大学に入学するまで並びに
1 年生が学ぶべき事柄の基礎学力を身に付ける。
授
炭素原子がその 4 個の価電子で他の炭素と結合する際、その結合の仕方と結合
業
する原子で、多種多様の有機化合物の特性や反応性が生じる。基本的な炭素原
概
子の反応等を学ぶのに必要な基礎知識を習得する。
要
授 業 計 画
授 業 内 容
項 目
1
物 質 の 構 成(1)
物質・原子の成り立ち
講義・演習 C1(1) ① ,C1(1) ②
2
物質の構成(1)演習
物質・原子の成り立ち
講義・演習 C1(1) ① ,C1(1) ②
3
物 質 の 構 成(2)
化学結合、分子の極性
講義・演習 C1(1) ① ,C1(1) ②
4
物質の構成(2)演習
化学結合、分子の極性
講義・演習 C1(1) ① ,C1(1) ②
5
物 質 の 構 成(3)
物質の量的関係
講義・演習
6
物質の構成(3)演習
物質の量的関係
講義・演習
7
物 質 の 構 成(4)
基本法則、化学変化と量的関係
講義・演習
8
物質の構成(4)演習
基本法則、化学変化と量的関係
講義・演習
9
物 質 の 変 化(1)
酸と塩基、水素イオン濃度
講義・演習 C2(1) ① ,C2(2) ①
10
物質の変化(1)演習
酸と塩基、水素イオン濃度
講義・演習 C2(1) ① ,C2(2) ①
11
物 質 の 変 化(2)
中和
講義・演習 C1(2) ⑥ ,C2(2) ①
12
物質の変化(2)演習
中和
講義・演習 C1(2) ⑥ ,C2(2) ①
13
物 質 の 変 化(3)
酸化と還元
講義・演習
14
物質の変化(3)演習
酸化と還元
講義・演習
15
中間考査及び解説
物質の成り立ち∼酸化と還元の解説
16
有 機 化 合 物(1)
有機化合物の特性と分類、官能基と化学式の決定
講義・演習
17
有機化合物(1)演習
有機化合物の特性と分類、官能基と化学式の決定
講義・演習
18
有 機 化 合 物(2)
有機化合物の特性と分類、官能基と化学式の決定
講義・演習
19
有機化合物(2)演習
有機化合物の特性と分類、官能基と化学式の決定
講義・演習
20
有 機 化 合 物(3)
アルカンとアルケンとアルキンの命名法、物性、反応性
講義・演習
21
有機化合物(3)演習
アルカンとアルケンとアルキンの命名法、物性、反応性
講義・演習
22
有 機 化 合 物(4)
アルコールとエーテルの命名法、物性、反応性
講義・演習 C3(3) ③
23
有機化合物(4)演習
アルコールとエーテルの命名法、物性、反応性
講義・演習 C3(3) ③
24
有 機 化 合 物(5)
アルデヒドとケトンの命名法、物性、反応性
講義・演習 C3(3) ④
25
有機化合物(5)演習
アルデヒドとケトンの命名法、物性、反応性
講義・演習 C3(3) ④
26
有 機 化 合 物(6)
カルボン酸の命名法、物性、反応性
講義・演習 C3(3) ④
27
有機化合物(6)演習
カルボン酸の命名法、物性、反応性
講義・演習 C3(3) ④
28
有 機 化 合 物(7)
エステルと油脂の命名法、物性、反応性
講義・演習 C3(3) ④
29
有機化合物(7)演習
エステルと油脂の命名法、物性、反応性
講義・演習 C3(3) ④
―67―
方略
コアカリ
SBO 番号
No.
C1(1) ① ,C1(1) ② ,
C1(1) ③
C1(1) ① ,C1(1) ② ,
C1(1) ③
C1(1) ① ,C1(1) ② ,
C1(1) ③
C1(1) ① ,C1(1) ② ,
C1(1) ③
C1(2) ③ ,C1(2) ⑥ ,
C1(1) ②
C1(2) ③ ,C1(2) ⑥ ,
C1(1) ②
C2(3) ① ,C2(3) ② ,C3(1) ① ,
C3(1) ② ,C3(3) ①
C2(3) ① ,C2(3) ② ,C3(1) ① ,
C3(1) ② ,C3(3) ①
C2(3) ① ,C2(3) ② ,C3(1) ① ,
C3(1) ② ,C3(3) ①
C2(3) ① ,C2(3) ② ,C3(1) ① ,
C3(1) ② ,C3(3) ①
C3(2) ① ,C3(2) ② ,
C3(3) ②
C3(2) ① ,C3(2) ② ,
C3(3) ②
基礎化学演習
教養科目 (選択必修) 1年次 通年(後期) 3 単位 講師 桒田 厚司
一
般
目
標
有機化合物の基本的な反応性を理解するために、代表的な反応、構造決定などについて
の基本的な知識を習得する。
生命活動に関わる物質の構成物質について、構造等の基本的知識を習得する。
気体の性質並びに反応速度に影響を与える諸因子に関する基本知識を習得する。
化学平衡に関する基本的知識について習得する。
○芳香族炭化水素の特徴と構造について説明できる。
○酸素・窒素を含む芳香族化合物について説明できる。
○糖類、アミノ酸とタンパク質について説明できる。
到
○医薬品について説明できる。
○気体の特徴やボイル・シャルルの法則並びに状態方程式について説明できる。
達
○反応の速さについて説明できる。
○化学平衡について説明できる。
目
標
授
業
形
式
講義・演習・小テスト
評
価
方
法
試験(80%)「中間試験 40%、定期試験 40%」
レポート・小テスト・態度等(20%)
教
視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録(数研出版)
科
化学研究ノート(博洋社)
書
必要に応じてプリント等を配布
参
考
特別には指定しないが、授業の中で紹介することがある。
書
―68―
大学
1 年生が知っておくべき基本的事項を習得する。
授
芳香族化合物である基本的知識を習得する。
業
生命活動の基本である糖類やアミノ酸やタンパク質の基本的知識を習得する。
概
化学平衡に関わる基本的知識を習得する。
要
授 業 計 画
授 業 内 容
方略
コアカリ
SBO 番号
No.
項 目
1
有 機 化 合 物(1)
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、命名法、物性、反応性
講義・演習
2
有機化合物(1)演習
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、命名法、物性、反応性
講義・演習
3
有 機 化 合 物(2)
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、命名法、物性、反応性
講義・演習
4
有機化合物(2)演習
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、命名法、物性、反応性
講義・演習
5
有 機 化 合 物(3)
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、命名法、物性、反応性
講義・演習
6
有機化合物(3)演習
芳香族化合物炭化水素の特性と分類、命名法、物性、反応性
講義・演習
7
天然有機化合物(1)
生命と物質(医薬品)
講義・演習
C3(3) ③
8
天 然 有 機 化 合 物( 1) 演 習
生命と物質(医薬品)
講義・演習
C3(3) ③
9
天然有機化合物(2)
糖類
講義・演習
C6(2) ②
10
天 然 有 機 化 合 物( 2) 演 習
糖類
講義・演習
C6(2) ②
11
天然有機化合物(3)
アミノ酸
講義・演習
C6(2) ③
12
天 然 有 機 化 合 物( 3) 演 習
アミノ酸
講義・演習
C6(2) ③
13
天 然 有 機 化 合 物(4)
タンパク質
講義・演習
14
天 然 有 機 化 合 物(4) 演 習
タンパク質
15
中間試験及び解説
有機化合物∼天然有機化合物の解説
16
物 質 の 状 態(1)
物質の三態、気体
講義・演習
C1(2) ①
17
物質の状態(1)演習
物質の三態、気体
講義・演習
C1(2) ①
18
物 質 の 状 態(2)
ボイルの法則、シャルルの法則、状態方程式
講義・演習
C1(2) ①
19
物質の状態(2)演習
ボイルの法則、シャルルの法則、状態方程式
講義・演習
C1(2) ①
20
物 質 の 変 化(1)
化学反応とエネルギー、イオン化傾向と電池、電気分解
講義・演習 C1(2) ② ,C1(2) ⑦
21
物質の変化(1)演習
化学反応とエネルギー、イオン化傾向と電池、電気分解
講義・演習 C1(2) ② ,C1(2) ⑦
22
物 質 の 変 化(2)
化学反応の速さ、化学反応のしくみ
講義・演習
C1(3) ①
23
物質の変化(2)演習
化学反応の速さ、化学反応のしくみ
講義・演習
C1(3) ①
24
物 質 の 変 化(3)
化学平衡(平衡移動)の原理
講義・演習
C1(2) ④
25
物質の変化(3)演習
化学平衡(平衡移動)の原理
講義・演習
C1(2) ④
26
物 質 の 変 化(4)
平衡状態における化学平衡(気体)の原理
講義・演習
C1(1) ④
27
物質の変化(4)演習
平衡状態における化学平衡(気体)の原理
講義・演習
C1(1) ④
28
物 質 の 変 化(5)
平衡状態における化学平衡(酸・塩基)の原理
講義・演習 C2(2) ① ,C2(2) ②
29
物質の変化(5)演習
平衡状態における化学平衡(酸・塩基)の原理
講義・演習 C2(2) ① ,C2(2) ②
C3(1) ① ,C3(1) ② ,
C3(2) ③
C3(1) ① ,C3(1) ② ,
C3(2) ③
C3(1) ① ,C3(1) ② ,
C3(2) ③
C3(1) ① ,C3(1) ② ,
C3(2) ③
C3(1) ② ,C3(2) ③ ,
C3(3) ⑤
C3(1) ② ,C3(2) ③ ,
C3(3) ⑤
C6(2) ④ ,C6(2) ⑥ ,
C6(3) ① ,C6(3) ③
C6(2) ④ ,C6(2) ⑥ ,
講義・演習
C6(3) ① ,C6(3) ③
―69―
哲 学
教養科目 (選択) 1 年次 通年(前期) 3 単位 教授 坂戸 道和
一
般
目
標
明日も太陽は東の空に昇るだろう、という予測は果たしてどれくらい確実だろうか?そのことを君
は何処でどのようにして知ったのだろうか?あるいはまた、何か一つでも、この世界に関して確実
な知識というものを諸君は持っているだろうか?その答えは恐らく、 Non ! である!こんな単純
な問題の中にも、人間の知識とそれを取り巻く世界についての、語りつくせないほどの問題が潜ん
でいることを哲学は教えてくれます。哲学的に考えるとはどういうことか。哲学と科学、宗教との
違いはどこにあるのか。それらのことを通して、世界と自己との関係をより深く知ること。こんな
楽しいことに改めて哲学は君たちに気付かせてくれるでしょう。
1.
素朴な世界観に対する懐疑 −私の生存には何か意味があるのだろうか?
2. 世界と人生の目的についての詮索と、その答え。
3. ワインは甘いか、酸っぱいか? −感覚の主観性という難問。
4. 私の心は私の身体のどこにあるのか?
到
5. 物と心 −二元論とそれの不都合。
6.
物体 とは何か? −主観的観念論の奇妙な結論。
7. 無意味な問い −神は存在するか?
達
8. アキレスは亀に追いつけない!? −パラドックスについて。
9.
目
万物流転 と 何物も変化しない −運動否定論。
10. なぜ三角形の内角の和は180度なのか? −数学的真理と事実的真理。
11. 数学の真理と事実の真理(続き)
。
12. 知識の不確実性について。
標
13. 哲学には正解がない! −ニュートリノは光よりも速い?
14. 真理とは何か? −論理学と経験的知識。
15. 明日も太陽は東の空に昇るだろうか? −自然法則の確実性について。
授
業
形
式
講義
評
価
方
法
前後期の定期試験によって(100%)評価する。
教
科
プリントを随時配布する。
書
参
考
授業中必要に応じて指示する。
書
―70―
授
業
概
要
私たちの日常生活を支配する信念は、その多くが不確かであるばかりか、誤りで
さえある。哲学は常識に潜む多くの誤謬を白日に晒し、その誤りの拠って来る原
因を尋ね、そこからの出口を探求する。その過程で、諸君は今まで夢にも見たこ
とのない、新たな世界についての知見に出会うことになるだろう。本講義ではで
きるだけ実生活に即した具体的な姿で哲学的思考の姿を示していきたい。
3-4:常識に対する懐疑 5-8:感覚的知識の主観性 9-11:言葉の有意味性につ
いて 12-14:知識の確実性ということ 15-17:哲学と科学 18-21:デカル
トの懐疑」
22-24:二元論の問題点 25-26:人生の意味づけ
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
序
論
懐疑
2
序
論
なぜ私は生きているのか?
3
序
論
私は何を知りうるか?
私はいかに生きるべきか?
4
序
論
答えの無い問 − the meaning of life
5
序
論
way-out : 自己目的 あるいは
causa-sui という概念
6
哲学の基礎的概念
7
哲学の基礎的概念
証明の論理構造とその限界
8
哲学の基礎的概念
帰納と演繹
9
哲学の基礎的概念
ユークリッド幾何学と
花紅柳緑 の世界の消息
10
哲学の基礎的概念
パラドクス − Zenon と Parmenides
11
哲学の基礎的概念
古聖賢の教説(1)
12
哲学の基礎的概念
古聖賢の教説(2)
13
哲学の基礎的概念
哲学の難しさについて
14
哲学の基礎的概念
哲学の難しさについて(2)
15
哲学の基礎的概念
ロボットに心はあるか?
方略
「万能者は存在せねばならない」
・・・?
−神の存在証明
(注意:数字は講義の順序、時間と必ずしも一致するものではない)
―71―
コアカリ
SBO 番号
哲 学
教養科目 (選択) 1 年次 通年(後期) 3 単位 教授 坂戸 道和
一
般
目
標
明日も太陽は東の空に昇るだろう、という予測は果たしてどれくらい確実だろうか?そのことを君
は何処でどのようにして知ったのだろうか?あるいはまた、何か一つでも、この世界に関して確実
な知識というものを諸君は持っているだろうか?その答えは恐らく、 Non ! である!こんな単純
な問題の中にも、人間の知識とそれを取り巻く世界についての、語りつくせないほどの問題が潜ん
でいることを哲学は教えてくれます。哲学的に考えるとはどういうことか。哲学と科学、宗教との
違いはどこにあるのか。それらのことを通して、世界と自己との関係をより深く知ること。こんな
楽しいことに改めて哲学は君たちに気付かせてくれるでしょう。
16.
ライオンの牙とヒトの知性 −知識(理性)の目的とその素性について。
17. 夢と現実 −われ思う、ゆえにわれ在り。
18. 主観と客観 −心と物
19. コインは丸いか、箸は曲がっているか? −現象と本体
到
20. なぜ一体、ものが見えるのか?
21. 目はそれ自身を見ることはできない、ということ −もう一つの世界。
22. 物理学的説明の性格とその不備。
達
23. 目的なき生存は生きるに値しないか?
24. 人生の哲学的意味づけ −おわりに。
目
標
授
業
形
式
講義
評
価
方
法
前後期の定期試験によって(100%)評価する。
教
科
プリントを随時配布する。
書
参
考
授業中必要に応じて指示する。
書
―72―
授
業
概
要
私たちの日常生活を支配する信念は、その多くが不確かであるばかりか、誤りで
さえある。哲学は常識に潜む多くの誤謬を白日に晒し、その誤りの拠って来る原
因を尋ね、そこからの出口を探求する。その過程で、諸君は今まで夢にも見たこ
とのない、新たな世界についての知見に出会うことになるだろう。本講義ではで
きるだけ実生活に即した具体的な姿で哲学的思考の姿を示していきたい。
3-4:常識に対する懐疑 5-8:感覚的知識の主観性 9-11:言葉の有意味性につ
いて 12-14:知識の確実性ということ 15-17:哲学と科学 18-21:デカル
トの懐疑 22-24:二元論の問題点 25-26:人生の意味づけ
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
哲学の基礎的概念
心と物
2
哲学の基礎的概念
観念論という考え方(2)
ロックとバークリ
3
哲学の基礎的概念
観念論という考え方(2)
ロックとバークリ
4
哲学の基礎的概念
主観 / 客観、現像 / 物自体
− 2 元論の行き止まり
5
哲 学 の 諸 問 題
‘見る(知覚する)
’といこと’
6
哲 学 の 諸 問 題
‘ある から見えるのか、
見えることを‘ある’というのか?
7
哲 学 の 諸 問 題
私の身体(感官)の持つ意味
−その両世界性
8
哲 学 の 諸 問 題
この世界は私の身体に依存しているという
こと
9
哲 学 の 諸 問 題
10
哲 学 の 諸 問 題
心とは何か
11
哲 学 の 諸 問 題
科学は進歩するか? −真理という概念
12
哲 学 の 諸 問 題
科学は進歩するか? −真理という概念
13
哲 学 の 諸 問 題
知識は人を幸福にするか
14
哲 学 の 諸 問 題
生と死
−正解における否定的なものの意味
15
哲 学 の 諸 問 題
否定的なものと肯定的なものの総合
−煩悩を句菩提、娑婆速浄土
方略
物理学的モデルの不備
‘projection’の逆理
(注意:数字は講義の順序、時間と必ずしも一致するものではない)
―73―
コアカリ
SBO 番号
法 学
教養科目 (選択) 1 年次 通年(前期) 3 単位 (非)講師 國府 新助
一
般
目
標
社会において薬剤師が果たすべき責任、義務などを正しく理解できるようにな
るため、薬学を取り巻く法や制度に関する基本的な知識を習得し、それらを活
用するための基本的技能と態度を身につける。
・薬剤師の医療人としての倫理的責任を自覚する。
・社会規範としての法の説明ができる。
・法の解釈・適用の説明ができる。
到
・契約法の概要を説明できる。
・不法行為法の概要を説明できる。
達
・製造物責任法の説明ができる。
・民法の重要な項目を列挙し、その内容を説明できる。
目
・医薬品による副作用被害が生じた場合の救済について、その制度・内容の概
略説明ができる
標
授
業
形
式
教科書を中心に講述します。
六法全書を必携のこと。
評
価
方
法
試験
(80% )、出席状況 (10% )、レポート提出(10%)、などにより総合的に評価する。
教
科
『ポイント法学』
三好・鈴木他編 嵯峨野書院
書
参
考
書
―74―
人は様々な活動を通して社会と関わっているが、その活動は法律を抜きにし
授
ては成立しないといっても過言ではない。
業
本講義では、まず法律的なものの見方を概観する。次に私達の生活関係に関
概
する法である民法について、契約法・不法行為法・家族法などをみてゆく。
要
上記に関連して、薬剤師に関わる医薬品の副作用被害が生じた場合の、民事
責任についてもふれる予定である。
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
法 学 へ の 誘 い (1)
法とは何か
2
法 学 へ の 誘 い (2)
法源(法の存在形式)
3
法 学 へ の 誘 い (3)
法の体系
4
法 学 へ の 誘 い (4)
法の効力
5
法 学 へ の 誘 い (5)
法の適用と解釈
6
民 法 の 基 礎( 1)
民法全体の構成
7
民 法 の 基 礎( 2)
自然人の権利能力 法律行為
8
債 権 と 法( 1)
契約の成立など
9
債 権 と 法( 2)
売買
10
債 権 と 法( 3)
賃貸借
11
不 法 行 為( 1)
一般的不法行為の成立要件
12
不 法 行 為( 2)
特殊の不法行為
13
不 法 行 為( 3)
不法行為の効果
14
家 族 と 法( 1)
親族法
15
家 族 と 法( 2)
相続法
―75―
方略
コアカリ
SBO 番号
法 学
教養科目 (選択) 1 年次 通年(後期) 3 単位 (非)講師 國府 新助
一
般
目
標
社会において薬剤師が果たすべき責任、義務などを正しく理解できるようにな
るため、薬学を取り巻く法や制度に関する基本的な知識を習得し、それらを活
用するための基本的技能と態度を身につける。
・薬剤師の医療人としての倫理的責任を自覚する。
・刑法の意義と機能について概要を説明できる。
・刑法学派について説明できる。
到
・罪刑法定主義について概略説明ができる。
・犯罪論について論理的に説明できる。
達
・罪数論について説明できる。
・刑罰論について概要を説明できる。
目
・刑法の重要な項目を列挙し、その内容を説明できる。
・薬剤師の刑事責任について、説明ができる
標
授
業
形
式
教科書を中心に講述します。
六法全書を必携のこと
評
価
方
法
試験
(80% )、出席状況 (10% )、レポート提出(10%)、などにより総合的に評価する。
教
科
『ポイント法学』
三好・鈴木他編 嵯峨野書院
書
参
考
書
―76―
人は様々な活動を通して社会と関わっているが、その活動は法律を抜きにし
授
ては成立しないといっても過言ではない。
業
法学Ⅱでは、法学Ⅰに続き、何が犯罪で何が刑罰かを定めた刑法について、
概
その概要を説明する。
要
上記に関連して、薬剤師に関わる刑事責任についてもふれる予定である。
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
犯 罪 と 法( 1)
刑法の基礎
2
犯 罪 と 法(2)
刑法の基本原則
3
犯 罪 と 法(3)
犯罪行為と法①
4
犯 罪 と 法(4)
犯罪行為と法②
5
犯 罪 と 法(5)
刑罰と法①
6
犯 罪 と 法(6)
刑罰と法②
7
犯 罪 と 法(7)
個人的法益に対する罪①
8
犯 罪 と 法(8)
個人的法益に対する罪②
9
犯 罪 と 法(9)
個人的法益に対する罪③
10
犯 罪 と 法(10)
社会的法益に対する罪①
11
犯 罪 と 法(11)
社会的法益に対する罪②
12
犯 罪 と 法(12)
社会的法益に対する罪③
13
犯 罪 と 法(13)
国家的法益に対する罪①
14
犯 罪 と 法(14)
国家的法益に対する罪②
15
犯 罪 と 法(15)
国家的法益に対する罪③
―77―
方略
コアカリ
SBO 番号
経 済 学
教養科目 (選択) 1 年次 通年(前期) 3 単位 (非)講師 市東 亘
一
般
目
標
経済学は,私達を取り巻く経済現象を理解するための学問と思われがちですが,実は経済現象にと
どまらず,文化,社会,政治,法律,犯罪,教育,その他,人間が関わるあらゆる現象を分析対象
としています.結局,経済学は,分析方法に特徴を持つのであり,分析対象に特段の制約を設けて
いないということです.本講では,ミクロ経済学を中心に学習し,日常の様々な問題に対し,経済
学の考え方を用いた問題解決方法を学びます.
ミクロ経済学の考え方を用いて,日常の様々な問題に対して経済学的な問題解
決能力を身に付けることを目標とします.
到
達
目
標
授
業
形
式
講義とディスカッション形式で進めます.
評
価
方
法
持ち帰り形式の中間・期末試験の平均点に,ディスカッションの評価をボーナス点とし
て加点し成績を付けます.
教
科
教科書は用いず適宜資料を配布します.
書
参
考
講義で紹介します.
書
―78―
日常の問題を題材に,経済学的な見方をディスカッションした後,ミクロ経済
授
学の以下の理論項目を学びます.
業
(1)消費者行動理論,(2)企業行動理論,(3)市場均衡,
概
(4)厚生経済学の基本定理,(5)余剰分析
要
授 業 計 画
No.
項 目
1
経 済 学 と は?
2
イ
ン
セ
授 業 内 容
ン
テ ィ ブ の 力
経済学の問題解決アプローチについて.
テキストディスカッション.
3
〃
効用関数の定義.
4
合 理 性 の 謎
5
〃
消費者行動理論.
6
〃
効用最大化問題.
7
無 差 別 原 則
8
〃
企業行動理論.
9
〃
利潤最大化問題.
10
〃
費用便益分析.
11
なぜ価格は善か
12
〃
パレート最適性.
13
〃
分配と配分の問題.
14
〃
規範的分析の基礎
15
税金はなぜ悪か
テキストディスカッション.
テキストディスカッション.
ノーフリーランチの原則
需要曲線と供給曲線.
厚生経済学の基本定理.
余剰分析.
―79―
方略
コアカリ
SBO 番号
経 済 学
教養科目 (選択) 1 年次 通年(後期) 3 単位 (非)講師 市東 亘
一
般
目
標
経済学
I の続きとして,最初にミクロ経済学の問題解決法を学びます,次に,我々
の生活を取り巻く経済を理解すべく,マクロ経済学の考え方を学びます.
マクロ経済学では,インフレやデフレ,金利,為替レートなど,新聞で目にす
る言葉を中心に,経済の仕組みを理解することを目標とします.
到
達
目
標
授
業
形
式
講義とディスカッション形式で進めます.経済学 I を受講済みであることを前提として授
業を進めるので,前期に必ず経済学 I を受講してからこの講義に臨んで下さい.
評
価
方
法
持ち帰り形式の中間・期末試験の平均点に,ディスカッションの評価をボーナス点とし
て加点し成績を付けます.
教
科
教科書は用いず適宜資料を配布します.
書
参
考
講義で紹介します.
書
―80―
経済学
I の続きであるミクロ経済学分野から,(1)外部性とコースの定理,に
授
ついて学び,マクロ経済学分野から,
(2)国民所得統計,
(3)消費者物価指数,
業
(4)失業統計,
(4)名目利子率と実質利子率,
(5)労働市場と賃金の決定,
(6)
概
乗数効果と有効需要の理論,
(7)国際収支表,
(8)外国為替市場と外国為替レー
要
ト,について学びます.
授 業 計 画
No.
項 目
1
法 定 の 経 済 学
2
〃
外部性と内部化.
3
〃
コースの定理.
4
授 業 内 容
マ ク ロ 経 済
学 の デ ー タ
テキストディスカッション.
国民所得統計.
5
〃
〃
6
〃
〃
7
〃
GDP デフレータと消費者物価指数.
8
〃
失業率.
9
金 利 の 見 方
10
〃
名目利子率と実質利子率.実物投資の決ま
り方.
インフレ税と日本の財政赤字.
11
労
働
市
場
労働需要と労働供給.実質賃金と名目賃金.
12
乗
数
効
果
乗数効果と有効需要の理論.
13
国際収支表の見方
14
外国為替レート
名目為替レートと実質為替レート.
15
外 国 為 替 市 場
対外純投資と貿易.
開放経済版三面等価の原則.財貨の国際循
環.
―81―
方略
コアカリ
SBO 番号
倫 理 学
教養科目 (選択) 1年次 通年(前期) 3 単位 教授 坂戸 道和
一
般
目
標
善 と 悪 の問題は人間にとって最大の関心事の一つでしょう。ところが何が善
で何が悪なのか、古今、人々の意見は一致を見ない。その原因は善悪という言葉の
意味の正確な理解を欠いているからです。講義では善悪の意味を、幸福とは何か?
という問題に関連させながら考え、倫理、道徳の根本に横たわる人生の意味の解明
を目指します。
人殺しはなぜ悪いのか?出来婚は道徳的に非難さるべきか?戦争は本当に避け
られるのだろうか?人間の生存に何か目的はあるのだろうか?性はなぜ秘匿さ
れねばならないのか?このような疑問について、明確な解決の道筋を諸君と一
到
緒に探っていき、一通りの理解に到達することを目標と考えています。
達
目
標
授
業
形
式
テキストによりながら、
講義しますが、授業中の学生諸君からの質問を大いに歓迎します。
評
価
方
法
定期試験によって評価を行う(100%)
。欠席は一回につき素点から 3 点を減点。
教
科
必要に応じてプリントを授業前に配布。
書
参
考
講義中に適宜指示。
書
―82―
倫理学(道徳哲学)は、たとえば物理学や化学、あるいは経済学や法学などが事実を対
象とするのと異なり、規範(行為の善悪)を探求する学問です。そのため、この学問に
授
要求される思考形式や方法論は、他の事実学とは根本的に異質なものとなります。普段
業
私達はこの事を余り意識してはいませんが、これはとても重要な事です。事実と価値は
概
異なる世界に属しており、両者は区別して取り扱う必要があります。この二つを混同す
要
れば、道徳についての議論は往々実りの薄いものとなることを知らねばなりません。講
義の要点は、道徳について意味のある結論に到達するためには何が必要なのか、具体例
を引きながら、そのための問題意識を深めていくことになるでしょう。
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
金持ちは悪人で、貧乏人ほど善人?
−勝ち組はなぜ自己チュウなのか。
2
正義とは強者の利益のことである
−利己性と道徳
方略
最近の新聞記事から
3
法を守って餓死した判事の話、
患者を遺棄する病院の話。
4
道徳の最高則ー汝殺す勿れ(不殺生戒)
。
5
倫理と道徳の根底にあるもの
−生存の自己目的性と相互依存性。
6
道徳の歴史的回顧
姥捨山ー認知症の親を捨てる子の話
殺児と棄老の風習。
7
人は道徳的に進歩するか?
−正義と平等について。
8
職業に貴賎あり!
− フーゾク はなぜ学生のアルバイトと
して相応しく j ないのか?
9
性道徳のもつ意味ー動物性と道徳。
道徳の原理的考察
10
法を守ることが善
−では、法の正義は何が保障するのか?
11
人はなぜ殺しあうのか?
−そして、戦争は悪か?
つ
い
て
人生は 涙の谷間 である
−それは哀しいほど、ますます愛おしくな
ること、について。
13
ま
と
め
まとめ
14
ま
と
め
まとめ
15
ま
と
め
まとめ
12
様々な道徳学説に
(注意:数字は講義の順序、時間と必ずしも一致するものではない)
―83―
コアカリ
SBO 番号
倫 理 学
教養科目 (選択) 1年次 通年(後期) 3 単位 教授 坂戸 道和
一
般
目
標
善 と 悪 の問題は人間にとって最大の関心事の一つでしょう。ところが何が善
で何が悪なのか、古今、人々の意見は一致を見ない。その原因は善悪という言葉の
意味の正確な理解を欠いているからです。講義では善悪の意味を、幸福とは何か?
という問題に関連させながら考え、倫理、道徳の根本に横たわる人生の意味の解明
を目指します。
人殺しはなぜ悪いのか?出来婚は道徳的に非難さるべきか?戦争は本当に避け
られるのだろうか?人間の生存に何か目的はあるのだろうか?性はなぜ秘匿さ
れねばならないのか?このような疑問について、明確な解決の道筋を諸君と一
到
緒に探っていき、一通りの理解に到達することを目標と考えています。
達
目
標
授
業
形
式
テキストによりながら、
講義しますが、授業中の学生諸君からの質問を大いに歓迎します。
評
価
方
法
定期試験によって評価を行う(100%)
。欠席は一回につき素点から 3 点を減点。
教
科
必要に応じてプリントを授業前に配布。
書
参
考
講義中に適宜指示。
書
―84―
倫理学(道徳哲学)は、たとえば物理学や化学、あるいは経済学や法学などが事実を対
象とするのと異なり、規範(行為の善悪)を探求する学問です。そのため、この学問に
授
要求される思考形式や方法論は、他の事実学とは根本的に異質なものとなります。普段
業
私達はこの事を余り意識してはいませんが、これはとても重要な事です。事実と価値は
概
異なる世界に属しており、両者は区別して取り扱う必要があります。この二つを混同す
要
れば、道徳についての議論は往々実りの薄いものとなることを知らねばなりません。講
義の要点は、道徳について意味のある結論に到達するためには何が必要なのか、具体例
を引きながら、そのための問題意識を深めていくことになるでしょう。
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
生存は苦である!?
−悲観主義と楽観主義。
1
2
様々な道徳学説に
つ
い
て
病気は人類の友、ライオンはシマウマの従
僕 −天敵の持つ意味。
3
生存の目的は生存自体であること
−道徳律と生物学的進化。
4
ジキル博士とハイド氏
−人の本源的な二元性。
5
善悪の相補的性格
−善悪は不可分であること。
6
方略
人間性と道徳の関係
情けは他人のためならず
−私の半分はあなたである、ということ。
7
戦争責任について
−原爆投下についてアメリカ人は道義的責
任を負うべきか?
8
人生における儀式の意味について
−冠婚葬祭。
9
一夫一婦制は唯一正しい制度か?
−婚姻制度の歴史。
離婚の増加と道徳的退廃の因果関係につい
て。
10
道徳の原理的考察(再)
11
道徳の自己目的化という転倒の持つ意味。
12
終わりにー道徳の意味について。
13
ま
と
め
まとめ
14
ま
と
め
まとめ
15
ま
と
め
まとめ
(注意:数字は講義の順序、時間と必ずしも一致するものではない)
―85―
コアカリ
SBO 番号
英 会 話
教養科目 (選択) 1年次 通年(前期) 2 単位 講師 デニース・エップ
一
般
目
標
英語圏の日常で用いられる基本表現と基礎的な文法を学び、英語による会話能
力を高める。
自己紹介ができる。
自分の考えを自信をもって表現できる。
到
正しい発音で表現ができる。
達
状況に合わせて正しく質問と応答ができる。
目
標
授
業
形
式
テキストを使用し、少人数もしくはペアで、会話の練習をする。
Dialogue
practice, plus weekly writing and mini-tests to check for
learning.
評
価
方
法
50% Class work (10% attendance, 10% participation, 30% weekly mini-tests)
50% Final Exam (Written 30% and Speaking 20%)
教
科
Speak
Now 1 (Oxford)
書
参
考
dictionary
( 英和・和英辞書 )、notebook, ファイルフォルダー ( プリント用)
書
―86―
This
is a basic level English Conversation course in first term, moving into a higher
授
業
概
要
level with hospital English for the second term. The goals of this course are to provide
students with opportunities to practice English for overall communication, by giving
the variety of activities from presentation to controlled practice, and then on to less
controlled practice. Through this practice, the course will help students build up their
vocabulary and improve their pronunciation, conversational skills, listening ability and
confidence in using English in the medical setting.
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
Class introduction
G r e e t i n g s
Self-introduction
Asking for personal
i n f o r m a t i o n
Making small talk
Lesson 1 and 2
How are you?
Nice to meet you.
Lesson 3 and 4
Can you say that again?
Nice weather, isn't it?
3
Writing and Speaking
Dialogue Creation
Review Lessons 1-4
4
Likes and Dislikes
F a v o r i t e s
5
Te l l i n g t i m e
A s k i n g a n d
giving opinions
6
F a m i l y
P e r s o n a l i t y
7
C o m p l i m e n t s
C l o t h i n g
8
R o u t i n e s
Asking questions
9
Describing sequence
Describing ongoing activities
10
Describing places
Giving Suggestions
11
L o c a t i o n s
Giving Directions
1
2
12
13
14
15
Speaking Test 1
(conversation)
Practice and perform
Pa s t Te n s e Ve r b s
Talk and Ask
about the past
Reacting to news
D e s c r i b i n g
f u t u r e p l a n s
Describing features
Te r m R e v i e w
Lesson 5 and 6
I love hip-hop!
My favorite movie is...
Lesson 7
What time is it?
Writing
Lesson 9 and 10
Do you have any brothers?
She's pretty smart.
Lesson 11 and 12
I love your shirt!
What's she wearing?
Lesson 13 and 14
When do you get up?
When do you get there?
Lesson 15 and 16
What do you do first?
What are you doing?
Lesson 17 and 18
What's your place like?
Where can I get a lamp?
Lesson 19 and 20
Where's the mall?
Take a left.
Write, practice and speak
Lesson 29 and 30
I had a great weekend!
What time did you call?
Lesson 31 and 32
You won't believe this!
What are your plans?
Lesson 24
Your phone is so cool!
Writing
―87―
方略
コアカリ
SBO 番号
英 会 話
教養科目 (選択) 1年次 通年(後期) 2 単位 講師 デニース・エップ
一
般
目
標
英語圏の日常で用いられる基本表現と基礎的な文法を学び、英語による会話能
力を高める。
自己紹介ができる。
自分の考えを自信をもって表現できる。
到
正しい発音で表現ができる。
達
状況に合わせて正しく質問と応答ができる。
目
標
授
業
形
式
テキストを使用し、少人数もしくはペアで、会話の練習をする。
Dialogue
practice, plus weekly writing and mini-tests to check for
learning.
評
価
方
法
50% Class work (10% attendance, 10% participation, 30% weekly mini-tests)
50% Final Exam (Written 30% and Speaking 20%)
教
科
Vital
Signs (Nan'undo)
書
参
考
dictionary
( 英和・和英辞書 )、notebook, ファイルフォルダー ( プリント用)
書
―88―
This
is a basic level English Conversation course in first term, moving into a higher
授
業
概
要
level with hospital English for the second term. The goals of this course are to provide
students with opportunities to practice English for overall communication, by giving
the variety of activities from presentation to controlled practice, and then on to less
controlled practice. Through this practice, the course will help students build up their
vocabulary and improve their pronunciation, conversational skills, listening ability and
confidence in using English in the medical setting.
授 業 計 画
No.
項 目
16
Review class expectations
New book introduction
Hospital Departments
17
Application forms
18
Parts of the Body
19
I l l n e s s e s
20
Daily
21
Hospital Objects
22
Lo cat ions of
Hospital Objects
23
Speaking Test 2
(conversation)
Practice and perform
24
Hospital Directions
and Instructions
25
Directions (ouside
of the hospital)
26
Chatting with
a
P a t i e n t
27
T a k i n g
a
Medical History
28
Speaking Test 3
(conversation)
Practice and Perform
Review;
Write, practice and speak
29
Hospital Procedures
Unit 12 Tag questions
and answers,
giving instructions
30
F i n a l r e v i e w
Pharmacy Dialogue
Review and consolidation of study;
final writing of first time customer
Routine
授 業 内 容
Unit 1 Simple present tense
Can I help you?
Which department?
Unit 2 S-V agreement;
taking personal information,
occupations, dates
Unit 3 present progressive verbs;
What's the matter?
names of body parts
Unit 4 simple past tense;
simple medical sicknesses,
symptoms
Unit 5 auxiliary verbs;
time, hospital routines
and schedules
Unit 6 future tense,
What's this? What are these?
names of objects
Unit 7 progressive tenses;
prepositions,
Where is x? Where are xx?
Review
Write, practice and speak
Unit 8 directions
and commands,
Where do I go?
Unit 9 active and
passive forms;
Where is the pharmacy?
Unit 10 present versus perfect tense;
common topics,
frequency words
Unit 11 present perfect tense;
When? How long?
Have you ever...?
―89―
方略
コアカリ
SBO 番号
中 国 語
教養科目 (選択) 1年次 通年(前期) 2 単位 (非)講師 任 春江
一
般
目
標
○中国語の基本構造を理解すること。
○簡単な中と国語を日本語に訳せること。
○自分のことを簡単に中国語で紹介できること。
○薬剤師として、漢方薬勉強の時に必要な中国語知識。
○正しい中国語の発音ができること。
○中国語の構造を理解すること。
○簡単な中国語を日本語に訳せること。
到
○自分で中国語を書けること。
○中国人の考え方と価値観を理解すること。
達
○漢方薬と関連するものの表現を身につけること。
目
標
授
業
形
式
教科書をベースに実用例文を加味して、受講生の発表を促し、講義するとともに、演習
の型を組み込む。
評
価
方
法
普段の小テスト
40%、定期試験 50 ∼ 60%、出席と受講態度
教
科
「新しいキャンパス的中国語」
渋谷 裕子 / 孟若燕 編著(同学社出版)
書
参
考
中日辞典(古本でも良い)
書
―90―
中国語の学習を通して、中国の歴史・文化、漢方などの知識を紹介する。随時
授
ビデオ資料などを取り入れる。
業
21 世紀にふさわしい薬剤師になるような授業を目指す。
概
要
(注) 1コマ 90 分の授業1コマをもって、1回の講義とする。
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
中 国 と 中 国 語
中国とその言葉について紹介する 発音の
中 国 語 の 発 音(1)
要領と記号の習得(四声など)
2
中国語の発音(2)
〃 演習
3
挨
拶
人称代名詞
ビデオ
4
職
業
5
復
習
学習した内容の再確認
演習
6
学 校 の 施 設
述語文、疑問詞、副詞
ビデオ
7
日
用
品
指示代名詞
演習
8
数
量
詞
数の言い方、物の指し方
演習
9
家
族
在・方位詞など
演習
10
復
習
学習した内容の再確認
ビデオ
11
形
容
詞
形容詞述語文、前置詞
演習
12
誕
生
日
日付、曜日、時間の言い方
演習
13
自
介
日常的な動作
演習
14
作
文
自己紹介など
ビデオ
15
総
習
自分のことを話す
1
己
紹
復
是 の文、名前、国籍の尋ね方
―91―
方略
ビデオ
演習
コアカリ
SBO 番号
中 国 語
教養科目 (選択) 1年次 通年(後期) 2 単位 (非)講師 任 春江
一
般
目
標
○中国語の基本構造を理解すること。
○簡単な中と国語を日本語に訳せること。
○自分のことを簡単に中国語で紹介できること。
○薬剤師として、漢方薬勉強の時に必要な中国語知識。
○正しい中国語の発音ができること。
○中国語の構造を理解すること。
○簡単な中国語を日本語に訳せること。
到
○自分で中国語を書けること。
○中国人の考え方と価値観を理解すること。
達
○漢方薬と関連するものの表現を身につけること。
目
標
授
業
形
式
教科書をベースに実用例文を加味して、受講生の発表を促し、講義するとともに、演習
の型を組み込む。
評
価
方
法
普段の小テスト
40%、定期試験 50 ∼ 60%、出席と受講態度
教
科
「新しいキャンパス的中国語」
渋谷 裕子 / 孟若燕 編著(同学社出版)
書
参
考
中日辞典(古本でも良い)
書
―92―
中国語の学習を通して、中国の歴史・文化、漢方などの知識を紹介する。随時
授
ビデオ資料などを取り入れる。
業
21 世紀にふさわしい薬剤師になるような授業を目指す。
概
要
(注) 1コマ 90 分の授業1コマをもって、1回の講義とする。
授 業 計 画
No.
項 目
1
前 期 内 容 復 習
単語、文法
2
公
設
完了の表現、語気詞
ビデオ
3
趣
味
助動詞、可能の表現
演習
4
ス
ツ
助動詞、願望の表現
演習
5
乗
物
前置詞、時点と時量の言い方
演習
6
復
習
学習した内容の再確認
ビデオ
7
地
名
結果補語、比較級
演習
8
色 々 な 動 作
方向補語
演習
9
食
物
動作の進行と持続
演習
10
演
習
演習
11
復
習
学習した内容の再確認
ビデオ
12
電
器
用
品
強調構文、助詞の使い方
演習
13
自
然
現
象
存在の表現、自然現象
演習
14
季
節
使役、受身の表現、自由作文
演習
15
総
習
学習した内容
共
施
ポ
ー
り
べ
復
授 業 内 容
―93―
方略
コアカリ
SBO 番号
フランス語
教養科目 (選択) 1年次 通年(前期) 2 単位 (非)講師 田中 真理
一
般
目
標
初級文法の学習を第一の目標とするが、同時に視聴覚教材を活用し、
実践的に読む・聞く・話す・文を書く、それぞれの力をバランスよく養っていく。
また、日本とフランス両国の比較などを通して、文化や社会の理解に努める。
教科書に収録されている文や単語は正しく発音でき、意味も分かる。
既習の文を使って教室の中で実践的に相手に質問したり、質問に答えたりできる。
到
達
目
標
授
業
形
式
学生各自が、少なくとも単語の予習をして授業に臨んでいることを前提に、
評
価
方
法
期末に行う定期試験 50%
文法学習を講義と質疑応答を合わせた形式で行う。
聞き取りや発音に関しては、全体練習をしたのち、時間の許す限り 1 人 1 人行う。
平常で行う小テストや課題・宿題の得点40%
授業に対する取り組み姿勢(予習をしているか、課題や宿題を提出したかなど)10%
教
科
「Pascal
au Japon」
藤田祐二 著 (白水社)
書
参
考
書
仏日辞書(必携)
一般書店で手に入るもので構わないので、必ず常に携帯することを求める
―94―
教科書を完全に理解することを基本的な目標とする。原則的に3回の授業で2
授
課分を学習する。学生各自の予習は必須である。
業
余力があれば、会話の練習を行ったり、フランス文化に関連する視聴覚教材や
概
映画鑑賞などもできる可能性がある。
要
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
0
課
フランス語とはどんな言葉?
2
1
課
国籍を言う
3
2
課
名前・職業を言う
4
0,1,2 課 の ま と め
5
3
課
持ち物を尋ねる
6
4
課
趣味を語る
7
1 ∼ 4 課の総復習
教科書に設定されている復習問題を解く
8
5
課
誰なのか尋ねる
9
6
課
したいことを尋ねる
10
5,6 課 の ま と め
11
7
課
住んでいる所を言う
12
8
課
何をしているのか尋ねる
13
5 ∼ 8 課の総復習
教科書に設定されている復習問題を解く
14
9
家族を語る
15
1 ∼ 9 課全体の復習
課
定期試験に向けての学習
―95―
方略
コアカリ
SBO 番号
フランス語
教養科目 (選択) 1年次 通年(後期) 2 単位 (非)講師 田中 真理
一
般
目
標
初歩的な文法の学習を基礎に置く。必須初級文法はフランス語I修了段階では
まだ半分に満たないため、学習を継続する。話す・聞く・書く等の力もバラン
スよく身につけられるように努力を続ける。
各自、自宅でもCDを活用するなどして聴き取りや発音の能力を強化する。
授業前の予習は必ず行い、予習時の疑問点の解明や理解したことの確認をするという授
業態度を確立する。
授業後は、重要な文型はもちろん、教科書掲載文の完全暗記などを通して
到
フランス語の構文が自然に身につくレベルを目指す。
達
目
標
授
業
形
式
学生各自が、少なくとも単語の予習をして授業に臨んでいることを前提に、講義と質疑
評
価
方
法
学期末に行う定期試験 50%
平常で行う小テストや宿題の得点40%
授業に対する取り組み姿勢(予習をしているか、など)10%
応答を合わせた形式で行う。聞き取りや発音に関しては、全体練習をしたのち、時間の
許す限り 1 人 1 人行う。
教
科
「Pascal
au Japon」
藤田祐二 著 (白水社)
書
参
考
書
仏日辞書(必携)
一般書店で手に入るもので構わないので、必ず常に携帯することを求める
―96―
教科書を完全に理解することを基本的な目標とする。原則的に3回の授業で2
授
課分を学習する。
業
余力があれば、会話の練習をしたり、フランス文化に関連する視聴覚教材や映
概
画鑑賞などもできる可能性がある。
要
授 業 計 画
No.
項 目
授 業 内 容
1
1
0
課
年齢を言う
2
1
1
課
時刻を言う
3
9 ∼ 11 課の総復習
教科書に設定されている復習問題を解く
4
1
2
課
紹介する
5
1
3
課
日常生活の表現
6
12.13 課 の ま と め
7
1
4
課
量を表す
8
1
5
課
天候を言う
9
12 ∼ 15 課の総復習
教科書に設定されている復習問題を解く
10
1
6
課
比較する
11
1
7
課
過去のことを言う
12
1
7
課
過去のことを言う(前回の続き)
13
1
8
課
未来のことを言う
14
16 ∼ 18 課の総復習
教科書に設定されている復習問題を解く
15
10 ∼ 18 課 の 復 習
定期試験に向けての学習
―97―
方略
コアカリ
SBO 番号