来年度を見据えて 28年度、ここが変わります!! 大人として、教師として…

平成 28年1月14日(木)
(いのち)
相模原市立共和中学校
学校だより 第 9 号
来年度を見据えて
大人として、教師として…
遅ればせながら、明けま
しておめでとうございます。
本年も本校の教育活動へのご理解とご協力
を、よろしくお願い申し上げます。
今年のお正月は、例年になく穏やかな天気
に恵まれました。私はいつものことながら、
元日はニューイヤー駅伝、
2・3日は箱根駅伝
と、テレビに釘づけの三日間でした。
さて、本年度も残り三か月。私ども教職員
は、既に10月末から来年度に向けて様々な
準備を進めているところです。
昨年11月末、私の教え子のトロンボーン
コンサートに行きました。その女性は目が不
自由で、
盲導犬とともに音楽活動をしており、
ナンシーという盲導犬は、今年3月で引退を
することになりました。
皆さんは、盲導犬のパピーウォーカーのこ
とをご存じですか? それは、盲導犬候補の
子犬を約 10 ヵ月間、家族の一員として育て
るボランティアのことです。この時期に、溢
れるほどの愛情を注ぐことが、子犬の「社会
化」に重要なポイントとなるといわれていま
す。たまには、いたずらもしながら、子犬は
家族と共に様々な経験や出会いをする中で、
社会や家庭の中で暮らすためのルールを学ん
でいくのだそうです。その過程で、人間に対
する親しみと信頼感が築かれ、将来、目の不
自由な方との生活がスムーズに送れるように
なるということを聞いたことがあります。
私たちの仕事もこれに近いような気がして
なりません。教師には、母性と父性、そして、
子どもとともに戯れる子ども性、さらに、指
導の一貫性が必要不可欠であると考えます。
また、私たちは、大人と子どもの間には、
大きな壁があることも教えなければならない
と考えています。いたずらに、大人の権威や
教師の権威だけを押しつけるつもりはありま
せんが、その権威とは、崇高で慈愛に溢れ、
時として子どもの前に大きく立ちはだかるし
なやかで大きな壁でなければならないと思っ
ています…。
28年度、ここが変わります!!
さて、平成28年度、本校の教育活動にお
ける主な変更点をお伝えします。
なお、
ご不明な点やご質問がありましたら、
遠慮なくお問い合わせください。
①同好会の朝練習の登校時間を「通年、
7時15分以降」とします。
⇒本年度までは、4月~10月は7時00
分、11月~3月は7時15分でしたが、
少しでも生徒やご家庭の負担を軽減する
ため、通年7時15分以降に変更します。
②定期テスト(年4回)の実施教科を全面的
に見直します。
⇒定期テストの実施教科の見直しを行うと
ともに、授業時間の確保に努めます。
詳細につきましては、来年度の保護者会で
具体的に説明させていただきます。
③職場体験の見直しを図ります。
⇒従前の「事業所プール方式」に変更します。
その上で、生徒自身が個人で探したい場合
は、それを優先します。つまり、原則とし
て、個人で体験先を探していただく必要は
なくなります。
④共和学級担任の専任化を図ります。
⇒来年度、共和学級在籍生徒が増えることか
ら、2名の学級担任を専任化し、よりきめ
細かな指導体制を構築します。
⑤各学年、学力テストを年2回実施します。
⇒4月に実施される3年生の全国学力・学習
状況調査に合わせて、1・2年生は「学力
テスト」を実施します。これにより、各学
年ともに年間2回実施となります。
★コラム –ちょっといい話-★
昨年12月からに週1~2回、何人かの若い先生方と校
地周辺のゴミ拾いをするようになりました。朝7時半頃から、
二人1組で正門から左右分かれて、ゴミ袋とトングを持って
1周します。
本校周辺は、条例により「路上喫煙禁止区域」にも関わ
らず、タバコの吸い殻が多いこと。タバコを吸うなら、マナ
ーを守ってほしいと憤りを感じます。また、缶飲料の飲み捨
ても少なくありません。先日は、グランド側のマンションの
植え込みに、沢山の缶が捨てられていました。
いずれにせよ、本校の若い先生方の心意気に感動し、
皆さまに紹介させていただきました (^∀^)。
(文責 校長 山口則夫)