プロジェクト・シブサワ”

川口市立里中学校
総合的な学習の時間
今こそ、埼玉県の偉人・渋澤栄一の起業精神を
”プロジェクト・シブサワ”
お菓子会社をつくり、埼玉県の農業特産品をいかした夢のあるお菓子の新商品を開発しよう!!
楽しい体験学習をとおして、様々なスキルを身に付けよう!!
食
育
埼玉県の特産品・地産地消
・食品の栄養素・品質表示
キャリア教育
ジグソー学習
渋澤栄一の起業精神・会
話し合いの仕方・パッケ
プロジェクト
社をつくる疑似体験
ージデザイン・プレゼン
シブサワ
言語活動
体験学習
プレゼン・ディスカッシ
会社をつくる疑似体験・お
ョン
菓子の商品開発
教科横断的な学習
ゲストティーチャー
家庭科(食育)・美術(デザ
学芸員・コピーライター・
イン)社会(公民・経済)
観光物産協会・製菓会社
新学習指導要領で求められている
思考力・判断力・表現力 を育成し、学習意欲を高める 学習活動である。
①身近で興味のある学習テーマであるから、 生徒の主体的な学習 が促され、学習意欲が高まる。
(学校教育法による学力の定義に「学習意欲」が示されている。)
②ブレスト、ディスカッション、プレゼンなどの 言語活動 を主体においた学習活動である。
③ 様々なプロを招き 、指導していただく、生きた教材である。
④お菓子の新商品の開発をとおして、健康、安全、食育 など社会事象にも興味関心が広がる。
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課題名
”プロジェクト・シブサワ”
お菓子会社をつくり、埼玉県の農業特産品をいかした夢のあるお菓子の新商品を開発しよう!!
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活動のねらい
①「よい商品とは何か」ブレストやディスカッションをとおして(言語活動)新商品を開発する。
②自分たちが開発した新商品のプレゼンをとおして表現力を培う。
(効果的なプレゼンをするために、プレゼンソフトの活用、CM づくりを行う)
③東日本大震災以降、特に求められている会社の社会貢献を「渋沢栄一の起業精神」から学ぶ。
④埼玉県の農業特産品を知り、それを食育にいかしていく。
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実施時期
4
学習内容
平成 24 年9月下旬~11 月上旬
①「お菓子会社をつくり、埼玉県の特産品を使った夢のあるお菓子の新商品を開発し、プレゼンをしよう」
をテーマに、4 人一組で会社を設立し、お菓子の新商品を開発し、プレゼンをする。会社の設立にあって
は、株式会社の仕組みを学習するために東証アカデミーの講師派遣制度活用し、説明していただく。また、
会社は利潤追求だけではなく、社会貢献という使命を担っていることを、郷土の偉人「渋沢栄一の起業精
神」について埼玉県立文書館学芸員からお話しいただく。
②商品の開発~プレゼンの学習では、コピーライター多賀大祐氏から効果的なポスターやパッケージの作り
方のコツをアドバイスしていただく。ポスター、パッケージの作成では社会科と美術科で連携して行う。
③商品のプレゼンでは、IT の活用、CM づくり、パフォーマンスなど様々な形を取り入れさせる。製菓会
社の人、コピーライターをゲストティーチャーとして招き講評をいただき、一番夢のある商品は、 一番売
れそうな商品は、自己評価、相互評価をする。
④ジクソー学習を取り入れ、各担当が「話し合いの仕方について」「食品の品質管理について」「パッケー
ジやポスターのデザインについて」「キャッチコピーや PC を使ったプレゼンの仕方について」のスキルを
学び、その後のグループ活動のリーダーとして活動させていく。
⑤教科横断的な学習を取り入れる。家庭科(食育)、美術(パッケージデザイン)、社会(公民・経済)
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期待される成果
新学習指導要領で求められている思考力・判断力・表現力を育成し、学習意欲を高める学習活動である。
①身近で興味のある学習テーマであるから、生徒の主体的な学習が促され、学習意欲が高まる。(学校教育
法による学力の定義に「学習意欲」が示されている。)
②ブレスト、ディスカッション、プレゼンなどの言語活動を主体においた学習活動である。
③様々なプロを招き、指導していただく、生きた教材である。
④お菓子の新商品の開発をとおして、健康、安全、食育など社会事象にも興味関心が広がる教材である。
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指導計画(14時間)
①株式会社のしくみを学ぼう。・・・2 時間
・ゲストティーチャー(東証アカデミー)を講師に、株式会社のしくみ、株式会社のつくり方を学ぶ。
②埼玉県の偉人「渋沢栄一の起業精神」を学ぼう。・・・1時間
・ゲストティーチャー(埼玉県立文書館の学芸員)を講師に「渋沢栄一の興業精神」を学ぶ。
③会社(お菓子会社)をつくろう。・・・1時間
・4~5 人で一つの会社をつくる。
・会社名を決める。
・会社の組織を決める。(・社長:話し合いを進め、意見をまとめる
ンセプト、食品の品質管理
・商品開発担当:新商品のコ
・製品デザイン担当:パッケージ、ポスターデザイン
・広報担当 :キ
ャッチコピー、プレゼン、CM)
④学習スキルを学ぼう(ジグソー学習)・・・1 時間
・話し合いの仕方について(指導担当:国語科)
・食品の品質管理について(指導担当:家庭科、学校栄養士)
・目を引くパッケージデザインやポスターデザインについて(指導担当:美術科)
・キャッチコピーのつくり方や PC を使ったプレゼンの仕方について(指導担当:コピーライター)
⑤埼玉県の農業特産品を活用した夢のあるお菓子を開発しよう。4時間
・商品名、コンセプト、ターゲットを考える。
・パッケージ、ポスターのデザインを考え、作成する。
⑥新商品のプレゼンを考えよう・・・4時間
・プレゼンソフトを使ったプレゼン
・デジカメを使った CM づくり
・パフォーマンスを取り入れたプレゼン
⑦プレゼンをしよう・・・1時間
・製菓会社の人(森永製菓)、コピーライターをゲストティーチャーとして招き講評をいただく。
・一番夢のある商品は、一番売れそうな商品は、自己評価、相互評価をする。
⑧お菓子グランプリの決定・・・1時間
・各学級で選ばれた優秀商品のプレゼンを行い、グランプリを決定する
・埼玉県物産観光協会、コピーライター、栄養士をゲストティーチャーとして招き講評をいただく。
⑨学習したことを振り返ろう・・・1時間
・学んだこと、分かったことなどを振り返る。
⑩グランプリ商品アイデアの具体化と発信
・グランプリ商品の試作品を作成する
・埼玉県産業労働部観光課にアイデアを紹介する
⑪グランプリ商品の商品化
・地域の和菓子屋とコラボし商品化
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備考
・この実践では、証券知識普及プロジェクト~中学生・高校生のための経済・金融体験プログラム~「みん
なで体験!株式会社とお金のしくみ」を使用