【単元名・教材名】 分かりやすく書こう 「おもしろいもの、見つけた」「様子を

3年国語科単元指導計画
【単元名・教材名】
分かりやすく書こう
「おもしろいもの、見つけた」「様子をつたえる」(全14時間)
【単元の目標】
〈関心・意欲・態度〉○伝えたいものを見つけて,わかりやすく書こうとしている。
〈 書 く こ と 〉○事柄ごとの段落に分け,事実を正確に書いたり,自分の考えを書いたりすることができる。(1)イ・エ
〈 読 む こ と 〉○分かりやすく書くためのポイントをつかむことができる。
(1)エ
〈伝統的な言語文化と国語の特質に関わる事項〉
○理解するために必要な語句について、国語辞典を使って調べることができる。(エ)(カ)
○指示語や接続語が文と文とのつながりに果たす役割を理解し,使うこと。(ク)
【5つの言語意識】
相手意識
目的意識
場面・状況意識
方法意識
評価意識
グループの仲間に
自分が見つけたおもしろ
いと思うものを伝えるた
めに
グループ発表会で
段落の役割を明確にして、自分
の伝えたいことを中心に文章を
構成することを通して
文章全体における段落の役割
や、自分の考えが明確になる
よう段落相互の関係に注意し
ながら書くことができる。
【単元を貫く課題】
おもしろいものを見つけ、仲間に紹介する分かりやすい文章を書こう。
【つけたい力】
文章全体を見通し、段落相互の関係に注意しながら、文章を書く力
【単元指導計画】
時
目標と評価規準
主
な
学
習
活
動
主に活用する知識・技能
言葉に関する知識
1
目標
1.紹介文を作った経験について話し合う
「おもしろいもの,見つけた」を
友達に
友達に紹介文を
紹介文を作るにはどうしたらいいのだろう。
るにはどうしたらいいのだろう。
読み,自分の知らせたいことを分 2.実際に「おもしろいこと」の紹介をする。
かりやすく書くためにはどうすれ 3.2つの例のうちどちらが分かりやすかったかを考える。
ばいいかを考える活動を通して,
・②の方がくわしくてわかりやすい。
単元の見通しをもつことができる。 ・写真があってわかりやすい。
・おもしろい点がわかった。
評価規準
4.
「おもしろいもの,見つけた」を読み単元をつらぬく課題を設定する。
「おもしろいもの,見つけた」を
おもしろいものを見
おもしろいものを見つけ、
つけ、仲間に
仲間に紹介する
紹介する分
する分かりやすい文章
かりやすい文章を
文章を書こう。
こう。
読み,分かりやすく書くためには 5.これからの学習につながる姿を振り返る。
書くポイントを整理する必要があ
ることに気付くことを通して,学
習の見通しをもっている。
領域に関する技能
・目的に応じて,中心
となる文をとらえ,
内容をつかむこと。
<読むこと>
(関心・意欲・態度)
2
目標
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
高野さんが取り組んだことを手が
高野さんの
高野さんの取
んだことから,書くために必要
くために必要なことを
えよう。
さんの取り組んだことから,
必要なことを考
なことを考えよう。
かりにしながら自分が伝えたいこ 2.高野さんが取り組んだことを順序立てて考えていく。
とを決め,事柄ごとに整理して書
①おもしろいものを見つける。
くことが必要であると理解できる。
②知らせたいことを整理する。
③事柄カードを書く。
④文章を書く。
評価規準
3.学び合い交流をして高野さんの取り組んだことを確認し,なぜこの手順に
高野さんが取り組んだことを手が
したのかを考える。
かりにしながら自分の伝えたいこ 4.交流したことをもとに,問い返しの発問をする。
とを伝えるためには,事実をもと
高野さんは
高野さんは何
さんは何で知らせたいことを整理
らせたいことを整理していたのかな
整理していたのかな。
していたのかな。
にそのおもしろさを伝えると効果
・相手に分かりやすく伝えるため
的であることを理解し,事柄ごと 5.今日の学習をまとめる。
に整理する必要があると理解して
分かりやすく伝
かりやすく伝えるためには,
えるためには,知らせたいことを事柄
らせたいことを事柄ごとに
事柄ごとに整理
ごとに整理する
整理する。
する。
いる。
6.本時の学習をふり返る。
・文章を書くために行
ったことを理解しな
がら読むこと。
<読むこと>(第1時)
(読むこと)
3
目標
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
高野さんが書いた文章を読み,そ
高野さんが
えよう。
。
高野さんが書
さんが書いた文章
いた文章をよんで
文章をよんで,
をよんで,文章の
文章の書き方を考えよう
れぞれ段落に何が書かれているか 2.高野さんが書いた「動物の写真がついているマンホールのふた」をんで,
を読み取ることを通して,段落に
書く方法を考える。
分けて書くと事柄のまとまりが分
・高野さんがどんなことを書いているか。
かりやすいということが理解でき
・まとまりはどのように分けられているか。
る。
3.学び合い交流をして気付いたことを話し合う。
・高野さんは紹介することを最初に書いている。
・段落ごとに内容がまとまっている。(段落について指導する)
評価規準
4.交流したことをもとに,問い返しの発問をする。。
高野さんが書いた文章を読み,見
それぞれのまとまりにはどんなことが書
それぞれのまとまりにはどんなことが書いてあるのかな。
いてあるのかな。
つけたことやその様子が段落に分
・おもしろいもの,おもしろいと思った理由,様子,場所。
けられて書かれている気付き,事 5.今日の学習をまとめる。
柄のまとまりごとに書くと分かり
文章を
文章を書くには,
くには,それぞれのまとまりごとに段落
それぞれのまとまりごとに段落に
段落に分ける。
ける。
やすいことを理解している。
6.本時の学習をふり返る。
・文中の主語と述語の ・段落ごとの内容にま
関係に注意すること。
とまりや事実につい
(2年生)
て考えながら読むこ
・句読点の使い方を理
と。
解していること。
<読むこと>
(2年生)
『ありの行列』
(読むこと)
4
目標
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
自分が紹介したいことを考え,そ
自分が
自分が紹介したいことを
紹介したいことを考
したいことを考えよう。
えよう。
れを選んだ理由を書く活動を通し
て,自分が何をおもしろいと思い 2.自分がグループの仲間に紹介したいと思うことを考える。
伝えたいかということを明確にす
・水族館
ることができる。
・アリーナの壁画
3.学び合い交流会で、考えたことを話し合う。
評価規準
4.交流会したことをもとに問い返しの発問をする。
自分が紹介したいことを考え,そ
紹介したいことは
紹介したいことは決
したいことは決まったけど,
まったけど,なぜそれを紹介
なぜそれを紹介したいのかな
紹介したいのかな。
したいのかな。
れを選んだ理由をかんがえること
・おもしろいと思った理由を考える。
を通して,自分の伝えたい内容を
整理し,書く内容を具体的にする 5.今日の学習をまとめる。
ことができている。
紹介したいことだけでなくその
紹介したいことだけでなくその理由
したいことだけでなくその理由を
理由を考えるとおもしろさが伝
えるとおもしろさが伝わりやすい。
わりやすい。
(書くこと)
6.本時の学習をふり返る。
3年「おもしろいもの,みつけた」①
5
・
6
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
・言葉には語句のまと
目標
紹介したいことの
まりがあることに気
紹介したいことの様子
したいことの様子をくわしくしよう
様子をくわしくしよう。
をくわしくしよう。
自分が伝えたいことをより詳しく
付くこと。
するために伝える事柄を事柄カー 2.紹介したいことの様子をくわしく書くためにはどうすればいいかを考える。
(2年生)
ドに書く活動を通して,内容ごと
・どんな景色か。 ・自分が感じた気持ち。
にまとまりに分けることができる。 ・どこにあるか。
・主語と述語の関係に
注意すること。
3.学び合い交流会で、考えたことを話し合う。
(2年生)
評価規準
自分の伝えたいことを事柄カード 4.交流会したことをもとに自分の事柄カードを見直す。
に書くことを通して,おもしろい
・必要に応じて書き加えや書き直しをする。
と思ったところや見つけた物の様
子を詳しく書き,それぞれの内容 5.今日の学習をまとめる。
ごとにわけることができる。
くわしく書
くわしく書くためには,
くためには,見つけたときの気持
つけたときの気持ちやものの
気持ちやものの様子場所
ちやものの様子場所などを
様子場所などを書
などを書く。
(書くこと)
7
6.本時の学習をふり返る。
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
目標
事柄カードを
事柄カードを使
カードを使って,
って,書く順番について
順番について考
について考えよう。
えよう。
自分の書いた事柄カードを組み立
てて文章にする活動を通し,紹介 2.書いた事柄カードを書きたい順に並べる。
するためには書く順序を考え書き
・おもしろいもの
たいことを明確にすると効果的で
・見つけた時の気持ち
あることを理解することができる。 ・ものの様子
・場所
3.学び合い交流会で、自分がカードを並べた順番の理由を話し合う。
評価規準
自分の書いた事柄カードを紹介し 4.交流会したことをもとに自分のカードを並べ直す。
たいこと・理由・そのものの様子
・場所などの順番に整理する活動 5.今日の学習をまとめる。
を通して,紹介したいことを文頭
はじめに紹介
はじめに紹介したいことを
紹介したいことを書
したいことを書いて,
いて,その説明
その説明をだんだんくわしくしていく
説明をだんだんくわしくしていく。
をだんだんくわしくしていく。
に書くことで自分の紹介したいこ
とが相手に分かりやすくなること 6.本時の学習をふり返る。
を理解している。
(書くこと)
8
・
9
・
10
目標
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
事柄カードの順序をもとに自分の
自分が
自分が紹介したいことを
紹介したいことを文章
したいことを文章にしよう
文章にしよう。
にしよう。
紹介したい事柄を書く活動を通し
て,カードの内容だけでは十分に 2.事柄カードをもとに文章を書く。
伝わらないことに気付き,文章に
・段落をまとまりごとにかえる
して伝えるために内容をより詳し
く書くことができる。
3.学び合い交流会で、書いたことを話し合う。
4.交流会したことをもとに問い返しの発問をする。
事柄カードの
事柄カードの内容
カードの内容だけでは
内容だけでは,
だけでは,文章にしても
文章にしても伝
にしても伝わりにくいけど,
わりにくいけど,どうしたらい
評価規準
いのかな。
いのかな。
事柄カードの順序をもつに自分の
・カードに書いたことをもとに内容をたくさん書く。
紹介したい事柄を書く活動を通し
て,カードの内容をわかりやすい 5.今日の学習をまとめる。
文章にするために見つけた時の自
事柄カードに
事柄カードに文
カードに文を足して,
して,内容をくわしくするとまとまりのある
内容をくわしくするとまとまりのある文
をくわしくするとまとまりのある文になる。
になる。
分の気持ちや,絵や写真などを用
いてそのものの様子を詳しく書く 6.本時の学習をふり返る。
ことができている。
・長音,拗音,発音な
どの表記ができ,助
の 「 は 」「 へ 」 及 び
「を」を文章の中で
正しく使うこと
(2年生)
・句読点を適切に打ち,
また,段落の始め,
会話部分の必要な箇
所は行を改めて書く
こと。
(第3時)
(書くこと)
11
目標
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
「様子をつたえる」を読み,様子
書いた文章
いた文章をよりよくするために
文章をよりよくするために,
をよりよくするために,様子のつたえ
様子のつたえ方
のつたえ方を考えよう。
えよう。
を詳しく伝えるに身近なものと比
べたり,事実をくわしくしたりす 2.「様子をつたえる」を読みとマンホールのふたの様子を書いた段落を読み
ると効果的であることを話し合う
伝わりやすい工夫を見つける。
ことができる。
・「大きい」だけでなく、自分の足と比べている。
・パンダの写真を説明している。
評価規準
「様子をつたえる」を読み,もの
の大きさや様子を詳しく伝えるた
めに話し合い,「大きい」だけでな
く「ぼくの足よりも大きい」と書
くなど,身近なものと比べること
ができている。
・目的や必要に応じて,
知りたい内容が書か
れた段落を細かく読
み,文章を引用する
こと。
<読むこと>
『ありの行列』
3.学び合い交流会で、考えたことを話し合う。
4.交流会したことをもとに自分の文章に書き足すことを考える。
5.今日の学習をまとめる。
様子をよりくわしく
様子をよりくわしく伝
をよりくわしく伝 えるには,
えるには,身近なものと
身近なものと比
なものと比 べたり,
べたり,表情などを
表情などを細
などを 細か
く書いたりする。
いたりする。
6.本時の学習をふり返る。
(書くこと)
12
・
13
目標
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
紹介したいことの文章をグループ
書いた文章
いた文章を
文章を交流し
交流し合い,意見を
意見を言い合おう。
おう。
の仲間で交流するときの観点を整
理し,紹介したいことが伝わって 2.交流するときの観点について確認する。
いる箇所を聞き取りながら交流す
・事実がくわしく書いてあるか。
ることができる。
・正しく段落を書くことができているか。
・感想
評価規準
紹介したいことを書いた文章を交
流するときは,具体的な事実が書
いてあるや誰にでも様子が伝わる
ように書いてあるなどを意識しな
がら読むことが効果的であること
を理解し,交流する活動を通して,
仲間の書いた文章のよさや修正点
を見つけている。
・お互いの文章を読ん
で考えたことを伝え
合い,感じ方に違い
があることに気付く
こと。
<読むこと>
『ありの行列』
3.学び合い交流会で、お互いの文章を読み合う。
4.読んだ文章について気付いたことを交流カードに書く。
・相手の紹介文のよさや改善点で見つけたことを全体交流する。
5.今日の学習をまとめる。
・紹介文のよさや改善点を相手に伝える。
6.本時の学習をふり返る。
(書くこと)
3年「おもしろいもの,見つけた」②
14
目標
1.つらぬく課題を確認して,本時の課題を設定する。
交流活動を通して,書き直したほ
書いた紹介文
いた紹介文を
紹介文を推敲して
推敲して,
して,完成させよう
完成させよう。
させよう。
うがよい点を参考にしながら書い
た文章の手直しをすることができ 2.書いてもらった交流カードをもとに,自分の紹介文を推敲する。
る。
・書き足す
・見つけたときの思いを書く
・長音,拗音,発音な
どの表記ができ,助
詞 の 「 は 」「 へ 」 及
び「を」を文章の中
で正しく使うこと。
(2年生)
評価規準
3.書き直した文章を交流する。
交流活動を通して,様子を詳しく
するために書き直したほうがよい 4.今日の学習をまめる。
点を参考にしながら書いた文章の
手直しをすることを通して,完成 5.本時の学習をふり返る。
することができている。
・句読点を適切に打ち,
また,段落の始め,
会話部分の必要な箇
所は行を改めて書く
こと。
(第3時・第10時)
(書くこと)
3年「おもしろいもの,見つけた」③