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高等学校芸術科
(美術・音楽)学習指導案
日時
平成19年11日9日
(金)
生徒
北海道函館稜北高等学校 1年3・4組
指導者 教諭
教諭
1 題材名
佐々木幸治
奥田 毅
「印象派の画家と音楽家」
2 題材について
最近の生徒は、以前からクラシック曲の鑑賞に興味を示している。TVや映画のドラマなどでの取り扱いが多くなった事によるもな
のだろうが、今回印象派の音楽を題材にし視覚的分野や聴覚的分野などを関連して鑑賞できるように取り組んだ。
3 目標
○印象派の音楽と絵画の関連を理解させる。
○音楽から考えられる情景や物体などを想像させる。
4 題材の評価規準
美術への関心・意欲・態度
表現の技能
鑑賞の能力
美
印象派の画家がどのような考えを
印象派の画家の作品をスライドで
印象派の作品についてのイメージを理解
術
し、表現していったかを理解してい
見ることで、表現技法を理解している。 している。
る。
音
楽
音楽への関心・意欲・態度
表現の技能
色・形・物体・現象・印象などが
音楽から受ける印象を文章・スケッチ・ 印象派の絵画と音楽の表現がしっかり関
音楽にどのように表現されているか
鑑賞の能力
などに表現できる。
連つけられ理解している。
関心をもっている。
5.本題材の指導計画
(2 時間)
時
ねらい
教 材
学習の内容
評価規準
評価方法
間
第
1
(表現の技能)
主要な印象派
スライド
・作品を通して、印象 ・ 印象派の考え方、表現方法
・印象派の画家と音楽家に関し
の画家の作品
DVD
派のイメージを理解す などを理解したか。
て作成したレポート用紙による。
を紹介する。
る。
時
(鑑賞の能力)
(美術)
・ 印象派について、大まかに
理解したか。
・音楽を鑑賞して曲の (鑑賞の能力)
第
2
・鑑賞した曲か 印象派の絵画
イメージから曲名を連 ・ 曲のイメージをポイントよ
・発言や提出用紙の記入内容か
ら受ける様々
想する。
ら理解度をみる。
な印象を理解
し合う。
時
・何故そのよう
な印象を持っ
たか発表する。
(音楽)
CD
く味わっている。
・連想したことの中身
(感じたこと)印象を発(表現の技能)
表し合う。
・それぞれのイメージを独自の
言葉やスケッチなどで表現で 発想で表現できるかをみる。決
きる。
して正否を判定するのではない。
6
本時の指導 (本題材の指導計画の第1時 美術)
(1) 指導目標
印象派の画家の時代背景、考え方、表現方法などをスライド・DVD で鑑賞し、理解する。
(2) 展開
学習活動
挨
教師の働きかけ
評価規準
主要な印象派の画家の作品をスライドで見せながら、説明す
大まかに印象派についてのイメージ
拶
○本時の学習内容確認
る。
○美術鑑賞
を理解したか。
印象派について放送された番組を再編集したDVDを放映す
る。
○まとめ
印象派の考え方・表現方法を理解した
か。
印象派の画家についての特徴を理解したか。
そして2校時の印象派の音楽家についての関連の予告。
6 本時の指導 (本題材の指導計画の第2時
(1) 指導目標
音楽)
印象派の画家についての基本的知識の上にたって、印象派の音楽を聴き関連を理解し鑑賞できる。
(2) 展開
学習活動
挨
教師の働きかけ
評価規準
拶
○本時の学習内容確認
第1時の授業内容と本時の関連を理解させる。
第1時の内容が理解されている
・ 印象派の絵画を見せる。
・ 絵画における印象派の特徴を発表させる。
○音の絵画的感性
発表内容が的確である。
【発表】
感想表現の説明をする。
・ 文章表現
積極的に表現している。
【観察】
・ 色表現
・ 形や絵表現
○音楽鑑賞
管弦楽のための映像
イベリアより
生徒による評価
「祭りの日の朝」 ドゥビュッシー作曲
1. わからない
2.
すこしわかった
ムソルグスキー作曲
「展覧会の絵」より
3. わかった
4.
たいへんわかった
「卵の殻をつけたひなどりの踊り」
ラヴェル編曲
自己評価
授業内容
「象の子守歌」
「悲しい鳥」
「蛾」
○グループ発表
ラヴェル作曲
文 章
4・3・2・1 4・3・2・1
色 彩
4・3・2・1 4・3・2・1
形・絵
4・3・2・1 4・3・2・1
鑑賞しながら曲から受ける印象を用紙に記入させ
○まとめ
感想を発表させる。
○印象派の音楽家が考えたことを理解させる。
和音
(3度、5度、7度、9度、11 度)
印象派の画家と音楽家の特徴をレポートにまとめ、
提出させる予告をする。