資料3 - 国立大学協会

資料3
「第5回日仏高等教育シンポジウム」に関する意見交換メモ
【国立大学協会・国際交流委員会】
○委 員 長
青野敏博(徳島大学学長)(JACUIE 委員)
○専門委員
大嶋 誠(大分大学教授)(第4回日仏シンポ TF 座長)
○専門委員
三野博司(奈良女子大学教授)(第4回日仏シンポ TF 委員)
○企画部調査役 牧野 等
【フランス大使館】
○科学技術参事官
○大学間交流担当官
○通訳(科学技術部)
ジャン=ルイ・アルマン
ブノワ・ド・トレグロデ
渡辺早苗
意見交換内容
【国立大学協会】
○国大協としては数カ国からの交流事業の依頼があるため交通整理が必要であり、
直ちに了解はできない。また、公立大、私大もあるので、国大協だけでは決めら
れない。JACUIE での協議が必要である。
従って、本日のところは,大使館の意見だけ伺っておく。
【フランス大使館】
○第4回日仏シンポの報告書(仏語版)は完成した。日本語版は翻訳中である。
○2008年は日仏交流150周年に当たり、記念行事の一つと位置づけて、第5
回日仏高等教育シンポジウムを日本で開催したい。
○第5回シンポでは、参加者を拡大し、大学だけでなくグランゼコールや研究機関
も参加することとしたい。(教育だけでなく研究も加えたい。)
○日本の大学とフランスのグランゼコールとの交流が盛んになってきた。
○日仏共同博士課程にも力を入れもっと活発にしたい。
○慶応大学は 2008 年は、創立150周年に当たる。第4回日仏シンポにおいて
慶應大学の安西塾長は2008年に慶応大学で開催してもよいとの発言があっ
た。
○2008年秋に開催されるならば、フランス高等教育・研究省マダム・ぺクレス
大臣(日本語が少しできる)がおそらく参加可能であろう。
○開催に同意されるならば、大使館として予算を確保する必要があるので、早く回
答がほしい。開催希望時期は、2008年秋。
○グルノーブルで開催した際の費用は、約3万ユーロ(日本円で500万円程度)。
費用は、大使館(外務省)、高等教育・研究省、CPU(旅費負担)、グルノー
ブル大学連合が負担。
(参考)
フィヨン新内閣における組織改編およびフランス高等教育・研究担当大臣の任命
について5月18日フランス大統領府は、フランソワ・フィヨン(Francois Fillon)
首相がニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領に提出した新内閣の名簿を発
表した。新内閣は15人の大臣からなり、うち7人を女性が占める。高等教育・研究
担当大臣には、バレリー・ペクレス(Valérie Pecresse)女史が任命された。高等
教育・研究担当省は、以前はフランス国民教育・高等教育・研究省に置かれていた
が、今回の内閣では、独立した組織となった。ペクレス大臣の略歴は以下の通り:
1967年7月14日生(39歳)
HEC(École des Hautes Études Commerciales)及 びENA(École
Nationale d'Administration:国立行政学院)卒業
2002 年 よ り 下 院 議 員 お よ び UMP ( Union pour un Mouvement
Populaire:国民運動連合)事務局次長、2004年より、UMP報道官
ペクレス大臣の就任に伴い、高等教育・研究担当省の官房組織が編成された。官
房長(Directeur de cabinet)にフィリップ・ジレ(Philippe Gillet)教授(リヨ
ン高等師範学校学長、前ANR会長)が任命された。
参考資料:ルモンド5月25日号
http://www.recherche.gouv.fr/ministre/index.htm
2007年6月1日 日本学術振興会ストラスブール研究連絡センター