ディストレスト債権投資ニュース 公開用 2009 年 10 月 23 日 プレス・リリース メディア・コンタクト: 相野 貴信 Tel: +81(0)3-6439-7801 Fax: +81(0)3-3423-9894 106-6115 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15 階 (原英語版の翻訳) Email: [email protected] キャピタル・サービス・グループは インドにおけるサービシング拠点構築のため 国際金融公庫(IFC)及び Tata Capital と業務提携を結びました キャピタル・サービス・グループは世界銀行グループの国際金融公社(IFC)及びインドの Tata Capital 社(Tata Capital)と業務提携し、インドにおけるサービシング拠点を構築していきます。こ の提携により取り扱うアセットはインドの金融業界の不良債権を含むディストレスト・アセット が中心となります。 IFC の主要な業務目標は、開発途上国の金融システムを清浄化し、債権の流れを生む手助けをす ることにより、途上各国の市場価値の毀損した債権や企業再生債権の増加に取り組み、世界金融 危機からの脱却を支援することです。Tata グループ傘下の Tata Capital はインドの金融業界にお いて確かな営業ルートと巨大な案件調達ネットワークを保有しています。CSG は包括的な業務 規程及び業務マニュアル、厳格な内部統制、先進的なローン・サービシングとレポーティング・ システム、サービシング・オペレーション等によりアジアにおいて 10 年の不良債権を含むディ ストレスト・アセットのサービシング経験を持ち、グループ内企業は国際的格付け機関から最高 の格付け評価を受けています。 キャピタル・サービス・グループ最高経営責任者(CEO)のカール・エヴァレットは今回の業務提 携について次のように述べています。 「IFC と Tata Capital は共に、キャピタルとの今回の提携に より展開するサービシング事業の市場が、事業収益の面ばかりでなく経済成長の面でも多くの可 能性を含んでいるということで合意しています。現在の世界的経済危機の中ではなおのこと、イ ンドのような新興の金融市場ではさらなる成長を促すためにも、強力な金融セクターの構築が重 要な要素となります。IFC と Tata Capital の両社はパートナーとして協力しながら大きな期待 を持ってインドにおける新しいビジネスを構築して行きたいと考えています」 キャピタル・サービス・グループについて CSG は、日本、タイ、シンガポール、マレーシア、台湾、中国本土、およびフィリピンの各拠 点におけるグループ会社を通じ、債権及び不動産アセットマネジメント・サービスをアジア全土 の顧客の皆様に提供しています。CSG の 2009 年 6 月末時点の取扱アセットは総額 80 億米ドル、 従業員総数は約 250 名です。また CSG の日本及びタイにおけるグループ会社は、共にスペシャ ル・サービシング部門でフィッチ・レーティングスがそれぞれの国で現在付与する最高格付けを 得、また日本では S&P からもプライマリー・サービシングの複数部門で高い格付け評価を得て います。CSG のアジアにおけるアセットマネジメントの実績は 10 年に及び、取扱アセットの総 額は 200 億米ドルに上ります。CSG に関するさらに詳しい情報は http://www.capserv.com からご Page 1 of 2 覧いただけます。 国際金融公庫(IFC)について IFC はワシントンに本社を置く世界銀行グループの系列機関です。IFC は開発途上の国々に安定 した経済的成長をもたらすため、途上国の民間セクター開発、民間資産の流動等を促し、政府や 企業にビジネスリスクの軽減等のコンサルティング・サービスを提供しています。IFC の 2009 会計年度の新規投資総額は 145 億ドルに達し、昨年来の経済危機の中で途上国の開発に多くの資 金援助を行ってきました。IFC に関するさらに詳しい情報は www.ifc.org からご覧いただけます。 Tata Capital Limited について Tata Capital は Tata Sons Limited の 100%子会社であり、インド準備銀行に登録されています。Tata Capital は個人及び企業顧客の多様なニーズを満たすため、その系列各社を通じて、消費者金融 及びコンサルティング・サービス、企業金融、証券、投資銀行、未公開株式等の業務サービスを 提供しています。Tata の名はインドで 140 年間に渡り、その高度なブランド・バリューと優れた 企 業 倫 理 か ら 人 々 の 尊 敬 を 集 め て い ま す 。 Tata Capital に 関 す る さ ら に 詳 し い 情 報 は www.tatacapital.com からご覧いただけます。 重要なお知らせ:本プレス・リリースは参考情報の提供のみを目的としています。 Page 2 of 2
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