道路交通法の一部改正

道路交通法の一部改正
平成 27 年 6 月 17 日公布
道路交通法の一部を改正する法律が6月 17 日に公布されました。
概要は次のとおりです。
第1 公布日
平成 27 年6月 17 日
第2 改正の概要
1 高齢運転者対策(公布後2年以内に施行)
75 歳以上の免許所有者
(3年に1度、認知機能検査を受検)
第
1 分 類
第 2 分 類
(認知機能低下のおそれ)
(認知症のおそれ)
特定の違反
改
正
前
第
3 分 類
(問題なし)
次回更新まで
↓
検査と診断なし
医師の診断等
・特定の違反 → 臨時の認知機能検査を受験
改
正
後
・認知機能検査結果が、前回より低く判定さ
医師の診断等
れた場合は、臨時高齢者講習を受講
・第1分類と判定 → 医師の診断等
認
2
知
症
と
診
断
→
免
許
の
取
消
し
・
停
止
準中型免許等の新設(公布後2年以内に施行)
自動車の種類として、新たに準中型自動車(車両総重量 3.5 ㌧以上 7.5 ㌧未満)
の区分を定めるとともに、同車両を運転するための運転免許区分として準中型免許
を新設(現行は、普通自動車(車両総重量5㌧未満)、中型自動車(車両総重量5㌧
以上 11 ㌧未満)の区分)
3
免許の仮停止の対象範囲の拡大(公布日より施行)
対象範囲に酒気帯び運転又は過労運転等の違反行為をして、交通事故を起こし、
人を傷つけた場合を新たに追加(現行では、酒気帯び運転等を伴う交通死亡事故、
ひき逃げ、酒酔い・無免許等を伴う交通死傷事故が対象)