No.51( 1月 6日) - カラカス日本人学校ホームページ

第 51 号
平成 27(2015)年 1 月 6 日
在ベネズエラ日本国大使館
附属カラカス日本人学校発行
目指す児童生徒像
よく考える子
思いやりのある子
進んでやりぬく子
強くたくましい子
日本もベネズエラもよく知る子
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。2 0 1 5 年新春
■■■ 平成2 6 年度第2学期終業式 ■■■
平成 26 年 12 月 23 日に,第2学期の終
業式を行いました。2学期の自分自身の成
長をひとりひとりが発表しました。どの子
も自分自身を見つめ,自分が頑張って伸び
たこと,成長したことを堂々と述べました。
胸張って,誇らしげに発表する子どもたち
の瞳は輝いていました。この日限りで日本
に帰国する二人に,在学証書が授与されま
した。カラカス日本人学校で学んだことを
いつまでも誇りにして欲しいと思います。学校長からは,「プラス志向で何事も頑張りましょう」という
話がありました。担当の先生から冬休みの過ごし方カラカスバージョンを聞き,最後にカラカス日本人学
校の校歌をみんなで歌いました。この日の校歌は,いつもより心にしみ入る静かな静かな校歌でした。
■■■ 校庭の樹木に名称札が付きました!■■■
野沢真吾先生に全面的にご協力いただき,同定作
業を行い,校庭の樹木約 70 本(約 40 種類)に日
本語(カタカナ表記)とスペイン語(アルファべ
ット表記)のアクリル板の名称札を付けました。
これで校内にいながらにして,南国の樹木の名前
や花,果実を知ることができます。この作業は「創立 40 周年記念事業」の一環として行いました。
■■■飼育小屋では、みーんなが仲良しです!■■■
ウサギとカメならぬ,ウサギとアヒルが同居し,隣り
では,アヒルとニワトリが同居しています。子どもたち
と教職員で大事に育てている人気者の小動物たちはみん
なとっても仲良しです。仲良く,すくすく育っています。
これらの小動物もまた、大切な教育環境そのものです。
カラカス日本人学校をもっともっと知り、もっともっと好きになるために…(その42)
「学校沿革史」が見せてくれる美しい風景の数々…その9
思い出は緑の風の中に…
修学旅行は、学校生活の中でも特別の思い出を残してくれる大切な学校行事です。だから、カラカス日本人
学校においても、創立4年目の昭和 54 年(1979)に初めての修学旅行が、小学部マラカボ、中学部ボゴタで
実施されました。以降、毎年小学部、中学部で実施されています。ただ、行き先や形態はその時の学校規模や
治安状況などが影響して、変化しています。平成 11 年度(1999)までは小学部、中学部別々に修学旅行が実
施されていました。小学部の行き先は一貫してマラカイボでしたが、中学部はボゴタ、パナマ、クマナ、プエ
ルト・オルダス、メリダ、クラサオ、プエルト・ラ・クルス、オリエンテなど行き先がその年度で変わってい
ました。平成 12 年度からは小学部は修学旅行がなくなり、宿泊学習だけになります。
そして、平成 14 年度(2002)からは児童生徒数の減少により、小学部と中学部が合同
で修学旅行が行われるようになりました。行き先も、ドミニカ共和国、プエルト・オル
ダス方面、バルセロナ方面、メリダ方面、マルガリータ
方面、クマナ・グリダム方面、クラサオ方面、パナマ方
面になりました。修学旅行の歴史を見るだけでも、ベネ
ズエラや近隣諸国のその時代の状況を知ることができま
す。修学旅行の思い出は、思い出の中でも特別の色彩を
持っています。その思い出を寄せ集めたらどんなパッチ
ワークが出来上がるのでしょう。考えただけでも、胸が
熱くなってきます。(写真左:1982年中学部修学旅行ボゴ
タにて 右:1979年小学部修学旅行マラカイボにて)