赤ちゃんは、おなかの中でどんなふうにしているの

5年
理科
学習相談
学研教育情報資料センター
小/理科/5年/生物と環境/
人と動物のたんじょう/理解シート
赤ちゃんは、おなかの中でどんなふうにしているの
赤ちゃんの体や手足ができてくると、体を回転させたり
ようすい
手足を動かしたり、羊水を飲んだり活発に動いているよ。
ら ん し
■約 0.2mm の卵子が、約7週間後には体内で動くようになる
せ い し
じゅせい
お母さんの体内で卵子がお父さんの精子と結びついた(受精)とき、赤ちゃんが
しきゅう
できます。大きさ約 0.2mm の卵子は、受精すると大変化を起こします。卵子は子宮
のかべにくっつき、そこにできたたいばんを通して、へそ
えいよう
さ ん そ
精子
のおから赤ちゃんに栄養や酸素が送られ、どんどん体がで
卵子
きていきます。
約7週めには身長が2cm ぐらいになり、目や耳ができ
手足の形もわかるようになります。このころからお母さん
の体内で動くようになり、9週めには体全体を動かすよう
になり、14 週めごろには回転までするようになります。
7週め
たいばん
へそのお
■約4か月で、人間らしい体の形ができあがる
子宮
16 週めごろには、身長は約 18cm にもなり、人間らしい
16 週め
体の形がほぼできあがります。そして、手足を動かしたり、
口をぱくぱくさせたり、とても活発に動くようになります。
このころから、お母さんのおなかに手を当ててみると、
羊水
中で赤ちゃんが動いたり、中からおなかをけったりするの
がわかるようになります。
出産日が近づいてくると頭を下にしていることが多くな
ります。32 週めごろには、赤ちゃんの体が大きくなってい
るため回転もできないぐらいになります。そして、およそ
約 32 週め
赤ちゃんの成長
38 週めごろ出産となり、元気な赤ちゃんが外に出てきます。
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