2015 年度 シラバス 科目名 観光と地理 担当者 伊藤 善和 免許・資格 開講学科等 現代教養学科 授業形態 講義 開講時期 後期 配当学年 2 単 2 位 数 必 修 ・選 択 選択 授業概要と方法 地理学の基礎的な知識や研究対象、地図の決まりごとと見方を講義し、応用的なフィールドとして「観光」 をテーマにした諸課題を開設する。新しい観光のあり方や世界遺産などの新しいテーマに力点を置き、国内で は沖縄と北海道、海外では観光先進国であるニュージーランドを対象とした事例を学習する。 授業の到達目標 地理学の基礎的な知識を習得し、国境や領土問題などの現代的な諸問題を理解する。観光の側面から地域開 発や地域貢献などの諸課題を理解し、日常の観光的な活動に役立つ素養を身につける。 授業外に行うべき学修活動(準備学修・事後学修) 国土交通省のホームページより、「観光白書」を検索し、最近の観光情勢と観光庁の発表している政策課題 を勉強しておくこと。 評価方法 筆記試験で評価する。講義資料、ノート、参考図書などは持ち込み可とし、記憶力よりも理解力、地理的な 感覚がどの程度備わっているかを評価する。出席を点数化し、80%以上に 5 点、90%以上に 10 点を加算する。 教科書 参考図書 地図とデータでよくわかる日本地理 その他(受講要件、学生へのアドバイス、連絡手段等) 参考書として使用する「地図とデータでよくわかる日本地理」の授業で触れないページも、日常的によく目 を通しておくこと。日常のニュースや出来事に関し、常に地図を見て場所を確認する習慣を身につけること。 授業計画 1 地理学の体系と研究課題 2 地図の読み方と日本の領土 3 観光資源の地理学的考察(自然景観)① 4 観光資源の地理学的考察(自然景観)② 5 国立公園と世界遺産(自然遺産) 6 日本の世界遺産(文化遺産) 7 観光資源の地理学的考察(文化遺産)① 8 観光資源の地理学的考察(文化遺産)② 9 新しい観光の波(エコツーリズム、グリーンツーリズム、ヘルスツーリズム、産業観光、スポーツツーリズムなど) 10 観光開発と地域貢献 11 観光地の事例研究―沖縄 12 観光地の事例研究―北海道 13 観光地の事例研究―ニュージーランド① 14 観光地の事例研究―ニュージーランド② 15 後期試験/観光地の事例研究―ニュージーランド③
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