清和中校長便り№7 5月31日

平成28年5月31日
笑顔の登校
感謝の下校
言葉に出会い学ぶ !!
山都町立清和中学校
文 責 校長 河田 知治
心の進化!!
ざ い
倉の内の財は朽つる
こと有り
さ い
く
身の内の才は朽つる
こと無し
こがね
千両の金を積むとい
えども
が く
一日の学にはしかず
倉 の中 に大 切 にし ま ってお い
た 財 産 でも 、な く な る こと が あ
ります 。
し か し 、一 度 身 についた 智 恵 や
能 力 は な く な る こと が あ り ま
せん 。
いく ら 大 金 を 積 ん でも 、1日 1
日 の学 び には 及 ば な いのです 。
実 語 教 より
たから
か ぞ
習い読むといえども復せざれば、只隣の財を計うるが如し
勉強をするのも本を読むのも、一度だけではなくて繰り返しやらなければ、ただ隣
の家の財産を数えるようなものです。それでは自分のものにはなりませんよ。という
教え。「読書百遍意自ずから通ず」という言葉通り、最初は意味がわからなくて
も、百回読むと何が書かれているかが自然とわかってくる。楽器の演奏も同じです。
そういうふうにして完全に修得したものを「技」といいます。繰り返し練習して技を
覚えていくというのは、日本人が何かを身につける時に、昔からやってきたやり方で
す。この技は「型」ともいいます。何度も繰り返す基本的な動作を「型」といいます。
日本の製品が世界中で称賛されたのも、何度も何度も作り方を改善して、失敗しない
ような完全な型を作ったところに秘密がありました。
給食は全員一緒に
今年度より、1年生から3年生まで全員一緒に食事をしています。
本校の給食の食器は陶器の為とてもきれいです。しかし、陶器は重いのが難点です。
人数が少ないため、給食当番がまわってくる頻度が高いです。しかし、全員だと頻度
が低くなります。毎日全校集会が実施可能です。等、長所短所はありますが、利点の
方が多いと考え全員一緒に食事をしています。一ヶ月経ち、給食の「型」は完全に出
来たと思います。清和中学校の特色である少ない人数だからこそ出来る取り組みを今
後も実践していきたいと思います。
校内には良い言葉や教えを掲示しています
校内には中体連に向けた言葉かけや生徒の心に良い影響を及ぼしそうな言葉が至る
所に掲示されています。何かの機会に生徒の心の励みになることがあれば嬉しいと考
え、取り組んでいます。授業参観が出来ていない現状ですから、ご存じないと思いま
すので、子どもさんに聞いてください。掲示された言葉が一つでも即答できたら素晴
らしいと思います。