建設課長の仕事宣言! 建設課長 1 橋本 有功 基本姿勢 本市の第6次総合計画の将来都市像である「住みたくなるまち 鳥栖 –“鳥栖スタイルの 確立”-」を目指し、まちづくりの基本目標の中で、≪基本目標1≫自然と共生を図り、快適 な生活を支えるまち、≪基本目標2≫安全で安心して暮らせるまち、及び≪基本目標6≫市民 の視点に立った行政運営を行うまち、を事務事業の目指す方向として位置づけ、安全・安心で 快適な道路環境の推進、交通事故のない安全なまち、市民協働による道路美化の推進、また、 公共施設の持続的な維持管理のための計画を策定していくことにより、市民の皆様が“住み良 さを実感”でき、“魅力あふれるまち”となるよう努めてまいります。 本年度は、以下の事務事業に取り組んでまいります。 (1)人口が増加傾向の中、市内を通過する車両も増加しており、通学路の安全確保や高齢者を はじめとする市民の皆様の安全安心の生活空間を確保する必要があります。このため、道路 沿線の良好な生活・居住環境を維持するため、幹線道路の整備や地域生活に密着した生活道 路・通学路の交通安全対策に重点をおいた取り組みを進めてまいります。 (2)市が保有する公共施設の経年劣化について、施設の劣化状況や健全度等を調査検証し、公 共施設の延命化及び最適化を基本に予防保全による保全計画の策定を進めてまいります。 (3)市民協働による道路美化及び景観の向上を図るため、市道の美化活動のボランティア団体 の更なる拡充を進めてまいります。 2 重点事業(リープロ 11)の概要 (1)≪安全・安心・快適な道路づくりプロジェクト≫ ○道路新設改良事業・生活道路モデル事業 市街地の交通処理や沿線の良好な道路環境を確保するため、幹線道路の整備は重要 な課題であることから、幹線道路網の効果的・効率的な整備を関係機関と一体となっ て取り組みます。また、通学路を主体として交通状況及び道路状況を調査し、交通 安全対策の計画を含めた安全で快適な道路環境の整備を進めていきます。 (2)≪市民に信頼される市役所プロジェクト≫ ○公共施設マネジメント 公共施設の経年劣化への対応のための長寿命化計画策定について、これまでに建築 部の改修必要箇所の確認と概算費用を算出してきたことから、今後、電気設備及び機 械設備等の改修箇所及び概算費用と健全度判定、改修時期等の検証と検討を進め、各 施設の特性に応じたマネジメント内容の計画策定を進めていきます。 (3)≪みんなで進める新しいまちづくりプロジェクト≫ ○道路里親制度 市民のボランティアによる道路の環境美化活動を通して、市民協働のまちづくりを 進めていきます。また、道路里親の新たな担い手となるボランティア団体等の募集を 更に進めていくことで、道路への愛着や生活環境向上への市民意識の高揚を図ってい 3 重点事業(リープロ 11)の取組み きます。 3 重点事業(リープロ 11)の取組み 〔 具体的取組名 〕 道路新設改良事業・生活道路モデル事業 〔 〔 5年後の姿 〕 生活道路では、こどもたちやベビーカーを押したお母さんなど、そこで生活している市民 が安全に行き交い、自動車はその横をゆっくりと通行しています。 目 □現 標 値 状 〕 値:生活モデル地区指定数= 2箇所 □5年後の目標値:生活モデル地区指定数= 5箇所 〔取組を達成するための事業〕 ○道路新設改良事業・生活道路モデル事業 〔事業内容〕 幹線道路網の効果的・効率的な整備として、平田・養父線及び、大刀洗・立石線の道路 改良事業の推進を図ります。また、安全で快適な生活道路の整備として、市内の各小学校 の通学路を対象に歩行者通行帯のカラー着色を主体とした交通安全整備の優先順位を検 討し、交通安全対策のための計画を策定し、事業推進を図っていきます。更に、新たな道 路新設・改良事業に当たっては、歩行者・自転車通行帯の確保に努めます。 〔3年間のスケジュール〕 事業名 H25 年度 ・道路改良事業 道路新設改良事業・ の推進(2路線) 生活道路モデル事業 ・小学校周辺交 通安全整備計 画の策定 H26 年度 ・歩行者通行帯カラー 着色を主体とした交通 安全整備の実施 (2地区程度) H27 年度 ・歩行者通行帯カラー 着色を主体とした交通 安全整備の実施 (2地区程度) 〔 事業名:道路新設改良事業・生活道路モデル事業 H25 年度スケジュール 〕 道路新設改良事業(用地交渉、改良工事) 第1四半期 生活道路モデル事業(交通安全整備計画業務着手) 道路新設改良事業(用地交渉、改良工事) 第2四半期 生活道路モデル事業(交通安全整備計画の検証【実態調査、優先度の検討】) 道路新設改良事業(改良工事) 第3四半期 生活道路モデル事業(交通安全整備計画(素案)についての庁内協議) 道路新設改良事業(改良工事) 第4四半期 生活道路モデル事業(次年度整備地区の課題整理・関係者協議) お問い合わせ 建 設 課 (TEL 0942-85-3596 / E-Mail kensetu@city.tosu.lg.jp) 3 重点事業(リープロ 11)の取組み 〔 具体的取組名 〕 公共施設マネジメント 〔 〔 5年後の姿 〕 将来にわたり持続可能な財政運営が行われています。 目 □現 標 値 状 〕 値:公共施設中長期保全計画策定進捗率= 30% □5年後の目標値:公共施設中長期保全計画策定進捗率=100% 〔取組を達成するための事業〕 ○公共施設中長期保全計画策定事業 [事業内容〕 公共施設の計画的改修と更新を行うため、市有施設 158 施設のうち保全計画が必要な 265 棟を対象として、建築部の改修箇所と概算費用の算出を行った。今後、電気設備及び機械設 備の改修箇所と概算費用の算出、改修時期の検討を行い、併せて建築部の施設改修優先度や 時期の検討を行っていきます。更に、施設の延命化、最適化の検討を行ったうえで計画全体 整理を進め、公共施設の中長期保全計画の策定を行います。 〔3年間のスケジュール〕 事業名 H25 年度 H26 年度 H27 年度 公共施設中長期保全 公共施設中長期保全 公共施設中長期保全 公共施設中長期保全 計画(電気・機械設 計画策定(改築・改 計画策定(改築・改 計画策定事業 備)策定 修・廃止等)・整理 修・廃止等)決定 〔 事業名:公共施設中長期保全計画策定事業 H25年度スケジュール 〕 第1四半期 施設設備機器の調査・保全計画(電気設備及び機械設備部)委託仕様書作成 第2四半期 電気設備及び機械設備保全計画書作成及び現地調査、修繕改修費用試算 第3四半期 電気設備及び機械設備保全計画書作成及び現地調査、修繕改修費用試算 第4四半期 中長期保全計画書(施設設備機器関係)の全体整理 お問い合わせ 建 設 課 (TEL 0942-85-3596 / E-Mail kensetu@city.tosu.lg.jp) 3 重点事業(リープロ 11)の取組み 〔 具体的取組名 〕 道路里親制度 〔 〔 5年後の姿 〕 「おかげさま・お互いさま」の気持ちを大切にし、地域活動や市民活動に積極的に参加 する住民が、それぞれの立場でそれぞれの役割を果たしています。 目 □現 標 値 状 〕 値:道路里親制度加入団体数 = 13団体 □5年後の目標値:道路里親制度加入団体数 = 17団体 〔取組を達成するための事業〕 ○道路里親制度推進事業 [事業内容〕 市民のボランティアによる道路の環境美化等の活動(道路清掃・除草・道路状況の情 報発信など)を通して、市民協働のまちづくりを進めていきます。また、道路里親の新 たな担い手となる団体等の拡充のため、市報やホームページ掲載などを通じて広報活動 を進めていきます。また、里親団体との意見交換・情報交換を更に進めていくことで、 市民協働のまちづくりと道路への愛着等の市民意識の向上を図っていきます。 〔3年間のスケジュール〕 事業名 道路里親制度推進 事業 H25 年度 H26 年度 H27 年度 道路里親団体等との 道路里親団体等との 道路里親団体等との 意見・情報交換、団体 意見・情報交換、団体 意見・情報交換、 募集の推進、その他の 募集の推進、その他の 里親団体募集の推進 里親対応の検討 里親対応の検討 〔 事業名:道路里親制度推進事業 H25年度スケジュール 〕 第1四半期 道路里親団体の募集の推進 第2四半期 道路里親団体との意見・情報交換、道路里親団体の募集の推進 第3四半期 道路里親団体の募集の推進 第4四半期 道路里親団体との意見・情報交換、道路里親団体の募集の推進 お問い合わせ 建 設 課 (TEL 0942-85-3596 / E-Mail kensetu@city.tosu.lg.jp)
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