平成28年12月26日 News Release 香川県内民間企業の平成 28 年冬季ボーナス支給見込み アンケート調査結果について 百十四銀行(頭取 渡邊智樹)は、香川県内に本社または主工場をもつ民間企業 277 社を対象として、 平成 28 年冬季ボーナスの支給予想について、アンケート調査を実施しました。 110 社から有効回答(有効回答率 39.7%)があり、その調査結果をまとめましたのでお知らせします。 【調査要領】 調査対象 香川県内に本社または主工場をもつ民間企業:277 社 調査方法 郵送によるアンケート方式 調査時期 平成 28 年 11 月 24 日~12 月 16 日 回答状況 有効回答企業数:110 社 有効回答率:39.7% 調査委託先 一般財団法人 百十四経済研究所 株式会社 百十四銀行 高松市亀井町5番地の1 TEL 087-831-0114(大代表) 香川県内民間企業の平成 28 年冬季ボーナス支給見込みアンケート調査結果 ~ 冬のボーナス、4 年連続で前年を上回る ~ 概 要 1.アンケート回答企業におけるこの冬のボーナス1人当たりの「支給見込み 額」は58万9千円となり、昨年冬季実績の56万8千円よりも2万1千円の増加 (対前年比+3.70%)となった。冬のボーナスの支給見込み額が対前年の支 給実績を上回ったのは4年連続である。 2.産業別では、「製造業」の1人当たり支給見込み額は61万6千円で、昨年冬 季実績の57万8千円から3万8千円の増加(対前年比+6.57%)となった。 「非製造業」は54万5千円となり、昨年冬季実績の55万2千円から7千円の減 少(同▲1.27%)となった。 3.全11業種のうち1人当たり支給見込み額が昨年冬季実績を上回った業種は4 業種(製造業3業種、非製造業1業種)、下回った業種は7業種(製造業3業 種、非製造業4業種)であった。 4.1人当たり支給見込み額が昨年冬季実績より増加した企業の割合は回答企 業数全体の47.3%、逆に減少した企業の割合は40.0%であった。 5.今季のボーナス支給に際し重視した事項(複数回答)は、「決算の状況」 の選択割合が最も高く75.2%、次いで「足元の業況」の39.0%、「昨年の 水準」の33.3%、「従業員のモチベーションアップ」の28.6%となってい る。 調査結果の内容 1.支給見込み額 全産業 製造業 非製造業 589千円 616千円 545千円 21千円 38千円 ▲7千円 3.70% 6.57% ▲1.27% 支給月数 2.21カ月 2.35カ月 2.00カ月 対前年比(差異) 0.06カ月 0.12カ月 ▲0.03カ月 1人当たり支給額 対前年比(差異) 対前年比(増減率) ※ ※ ※ 1人当たり支給額の前年比の差異、増減率は千円未満四捨五入後の計数より算出 1 (千円未満四捨五入) 2.業種別の支給見込み状況(対前年比) 平成28年 冬季ボーナス支給(見込み)状況 項 目 1人当たり支給額(単位:千円) 対前年比 平成27年冬 差異 増減率(%) 平成28年冬 a b 平均年齢(歳) 平成28年冬 a-b 食料品 543 401 142 35.41 40.64 化学 764 635 129 20.31 38.10 金属製品 629 643 ▲ 14 ▲ 2.18 40.25 機械器具 680 689 ▲9 ▲ 1.31 37.66 輸送用機械器具 602 545 57 10.46 33.73 その他製造業 311 313 ▲2 ▲ 0.64 40.38 製造業 616 578 38 6.57 38.07 0.12ヵ月 - 支給月数 2.35ヵ月 2.23ヵ月 - 建設業 720 726 ▲6 ▲ 0.83 37.84 卸売業 502 509 ▲7 ▲ 1.38 40.69 小売業 359 365 ▲6 ▲ 1.64 40.74 運輸業 253 241 12 4.98 44.88 サービス業その他 546 564 ▲ 18 ▲ 3.19 39.49 非製造業 545 552 ▲7 ▲ 1.27 39.74 ▲0.03ヵ月 - 21 3.70 0.06ヵ月 - 支給月数 2.00ヵ月 2.03ヵ月 589 全産業 支給月数 568 2.21ヵ月 2.15ヵ月 - 38.71 - (注) ・1人当たり支給額の前年比の差異、増減率は千円未満四捨五入後の計数より算出 ・支給月数はアンケート項目で未回答企業があり1人当たり支給額とは必ずしもリンクしていない 平成28年冬季ボーナス 業種別の1人当たり支給見込み額の対前年比(増減率) (%) 50.00 40.00 35.41 30.00 20.31 20.00 10.46 4.98 10.00 0.00 ▲ 0.64 ▲ 0.83 ▲ 1.38 ▲ 1.64 ▲ 2.18 ▲ 1.31 ▲ 10.00 ▲ 3.19 ▲ 20.00 ▲ 30.00 ▲ 40.00 食 料 品 化 学 金 属 製 品 機 械 器 具 輸 送 用 機 械 器 具 そ の 他 製 造 業 製造業 建 設 業 卸 売 業 小 売 業 非製造業 2 運 輸 業 サ ー ビ ス 業 そ の 他 3.1 人当たり支給見込み額の対前年比(増減率) 冬のボーナスの 1 人当たり支給見込み額を対前年の支給実績と比較すると、平成 28 年冬季 は 3.70%増と、平成 25 年冬季(対前年比 3.73%増) 、平成 26 年冬季(同 1.33%増)、平成 27 年冬季(同 8.49%増)に続き、4 年連続で対前年比増減率がプラスとなる見込みである。 1人当たり支給見込み額の対前年比(増減率)の推移 (%) 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 ▲ 5.0 全産業 ▲ 10.0 うち製造業 うち非製造業 ▲ 15.0 ▲ 20.0 4.1 人当たり支給見込み額(対前年比)の増減回答企業数の割合 各企業の1人当たり支給見込み額を各企業の昨年の冬季支給実績と比較すると、支給見込み 額が増加した企業の割合は 47.3%、減少した企業の割合は 40.0%であった。 全産業(合計) 0% 製造業 50% 0% 100% 49.1 冬 46.1 19.6 34.3 冬 24年夏 47.3 21.8 30.9 24年夏 40.0 39.8 冬 38.6 37.0 25年夏 42.1 33.3 冬 39.8 25年夏 48.1 冬 50.9 26年夏 冬 27年夏 冬 28年夏 冬 57.7 48.6 50.4 20.4 14.8 15.7 14.4 27.9 20.2 18.6 62.6 54.8 47.3 増加 25.0 45.5 23年夏 冬 25.9 23年夏 31.2 31.0 15.0 22.4 13.9 31.3 12.7 40.0 前年並 減少 26年夏 冬 27年夏 冬 非製造業 50% 100% 32.7 55.6 16.7 25.0 17.5 15.8 49.2 18.6 56.5 12.9 43.9 19.3 41.3 23.8 56.4 28年夏 49.2 冬 47.5 14.5 (注)四捨五入の関係で内訳と合計が必ずしも一致しない 3 27.8 35.0 0% 23年夏 冬 24年夏 43.9 冬 42.1 50% 52.8 35.4 56.0 41.3 54.9 冬 53.1 30.6 26年夏 冬 34.9 27年夏 29.1 冬 37.7 11.9 40.7 冬 前年並 減少 18.9 28.3 41.7 18.0 26.0 23.9 25年夏 36.8 100% 22.9 32.2 28年夏 13.1 増加 21.8 13.7 24.5 21.2 25.0 12.0 26.0 69.2 15.4 15.4 61.1 増加 34.7 16.3 62.0 47.1 31.4 12.2 59.2 53.8 34.8 14.8 24.1 13.7 39.2 前年並 減少 5.ボーナス支給に際して重視した事項 今季のボーナス支給に際し重視した事項(予定含む)を、選択肢の中から複数回答で回答して もらったところ、選択割合が最も高かったのは、 「決算の状況」の 75.2%、次いで「足元の業況」 の 39.0%、「昨年の水準」の 33.3%、 「従業員のモチベーションアップ」の 28.6%となっている。 今季の支給に際し重視した事項 (複数回答可) (%) 90.0 80.0 75.2 70.0 60.0 50.0 39.0 40.0 33.3 30.0 28.6 16.2 20.0 14.3 10.0 5.7 4.8 3.8 3.8 世 間 の 相 場 や 傾 向 人 材 の 確 保 同 業 他 社 の 水 準 そ の 他 1.0 0.0 決 算 の 状 況 足 元 の 業 況 昨 年 の 水 準 従 業 員 の モ チ ベ ー シ ョ ン ア ッ プ 景 気 の 動 向 組 合 の 要 求 額 物 価 の 動 き (注)有効回答105社 うち製造業57社、非製造業48社 6.調査要領 調査対象 香川県内に本社または主工場をもつ民間企業:277 社 調査方法 郵送によるアンケート方式 調査時期 平成 28 年 11 月 24 日~12 月 16 日 回答状況 有効回答企業数:110 社 有効回答率:39.7% (H28.12.26 百十四経済研究所) 4
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