討議資料 第 1 次案 <医療生協が考える社会の変化をとらえる3つの視点> ①健康は国民の主権であること。憲法の精神を生かした医療・社会 保障制度を発展させる。 ②高齢化を社会の足かせでなく、豊かで成熟した社会と考える。 ③くらしを協同で支える経済活動の優位性を広げる 健康をつくる、平和をつくる、いのち輝く社会をつくる これまでの到達 これまで3期の中長期計画に取り組みました。 【第 1 期(2003~2005 年) 】 新・出雲市民病院の開設後の運営に力をいれました。大きな投資 となったため経営基盤の改善に取り組みました。 【第2期(2006~2008 年) 】 病院建設の地域のみなさんのエネルギーを活かせる組織として、医療 生協へ転換をしました。 【第3期(2009~2013 年) 】 大きな生協づくり、活発な生協活動に取り組みました。 討議の進め方 第 1 次案をもとにご意見を頂きたいと考えます。 支部や班及び事業所で討議を進めます。 2015 年春にむけて「ビジョン案」(総代会案)を 作成します。 2015 年の生協総代会へ提案します。 お問い合せ 出雲医療生活協同組合 出雲市塩冶町 1536-1 TEL 0853-21-2735 FAX 25-0622 URL www.izumo-hewcoop.jp 日本医療福祉生協連では、高齢化社会の進行と社会保障制度への 不安がある中で、健康であかるいまちづくりをめざして、 「2020 年ビジョン」 を策定しました。また全国の医療生協へも、組合員とともにめざすべき方向 を作成することを呼びかけています。 私たちもその趣旨にそって、 「出雲医療生協の 2020 年ビジョン」を作成し たいと考え、第1案をつくりました。組合員や職員のみなさんにご意見を呼 びかけるものです。 ■高齢化の進行、人口減少を迎える社会 人口は 2015 年をピーク に減少が見込まれていま す。一方、65 歳以上の高 齢者の割合は益々高まり ます。出雲市も 10 年で 1 万人以上減少の見込み。 <様々な課題> 高齢者夫婦だけの世帯、 独居高齢者世帯の増加 要介護認定者の増加 認知症者 1.5 倍(10 年後) 医療から介護の必要性増 ■急性期の病院を縮小、在宅への患者の追い出し(政府) 将来の人口減少を見越し、政府は急性期病院の病床が多すぎるとして縮 小政策を強化しています。将来は在宅療養が基本となるよう「施設(病院) から在宅」への追い出しの動きが政策化されています。 2020 年にむけた出雲医療生協のビジョンづくり(討議資料) 理事会第 1 次案 「ありたい姿」 ☆医療と介護・暮らしをつなぐ切れ目のないサー ビスの提供をめざします! <目標> 理事会で、日本生協連の 2020 年ビジョンの 4つの柱で相談をしました、ご意見をお願いします。 事業所と支部(地域で) 切れ目のないサービスを広げ 切れ目のないサービスを広げ くらしを支える医療生協になろう! くらしを支える医療生協になろう! 私たちの思い 事業 高齢化社会が進む中で、私たちは高齢者の方の安心 を支える活動を進めることを基本にした長期計画を 考える必要があると考えています。 ともに取り組むビジョンが必要ではと考えています。 まちづくり 活動の拠点としての「たまり場」づくり。空き家での学童教 室。地域の実情をつかむマップづくり。声かけ活動。 健康チャレンジ参加者1万人。健康インストラクター、認知 症サポーター養成、健康づくり班会の展開 人と人とを結ぶ助け合いのネット ワー ク が広がり、「お 互い様」のま ちづくりが進ん でいる。 有償ボランティア制度づくり、地域での相談窓口の設置、 生協の「お助けマン」、生活支援コーディネーター ☆地域に大きな生協組織が あり、組合員と職員が活動を 進めている。 ☆笑顔で長生きできるまち づくりの推進者となる 住民が自分ら しく生きら れるよう、地域ま るご と健康づ くり活動が進ん でいる 組 織 地域包括ケアの拠点病院づくり、地域リハビリの拠点づく り、長期療養患者向け病棟再編の検討、家庭医養成 在宅支援センターで相談や介護サービス事業の充実 社会的弱者(高齢者、障害者等)の方が、医療・介護 難民になら ないよう取り組ん でいる。 無料低額診療事業の取得、在宅支援センターでの相談機 能の強化、地域支部での地域サポートをする仕組み そして、安心できるまちづくりに組合員と職員が 多様な要求に応えるま ちづくりが幅広い住民が参加し て取り組ま れている。 地域包括ケア の要の役割を果たす 。そのため 医療活 動の質向上、地域的な役割を担っ ている。 組合員の健康で長生きしたいという要求に応える活動 を広げ ている。 WHO提唱のヘルスプロモーション事業、健康づくりのため の部門づくり、職員と組合員の協同の場づくり す べての地域に支部と班をつくり、活動が進め ら れて いる。 医療生協の理念や「いのちの章典」を担う人材育成を 進め ている。 すべtの地区に支部をつくる。支部に健康づくりの体制をつ くる。2020年までに〇人の組合員、〇億円の出資をめざ す。 楽しい班会や企画が催され、組合員外にも 輪が広 がっ ている。 班会の内容を充実させる。外部の方にも案内できる機会を 増やす。 生協活動があら ゆる層に広がっ ている。そのため の人 材が多数確保されて いる。 若い世代の参加や女性の視点を活かした活動。定年退職 した生協職員の経験を地域で生かす。地域で特技などを 持っている方を生協に迎え入れる。 社 会 的 役 割 安心・安全にくら せるよう生活を守る活動を、幅広い団 体と進め ている。 つながりのなかった組織とも協同の機会を増やす。医療や 介護、福祉や行政機関との連携を強化する。 戦争推進につな がる憲法改悪や法整備に反対してい る。平和と民主主義を守る活動を進め て いる。 憲法9条を守る活動、核兵器廃絶の平和運動、自然エネル ギーを活かした社会への転換の運動を進める。
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