千代田区立神田一橋中学校学校だより平成 26 年度第5号平成 26 年 5 月 30 日発行日本の良さ（５月 19 日朝礼校長講話より）太田耕司来月 6 月 12 日から、ブラジルでワールドカップが開催されます。今日は、サッカーの話題で私が印象に残っている二つの話をしたいと思います。まず、3 年前の女子ワールドカップ。この大会は「なでしこジャパン」がアメリカを破って初めて、世界一になった大会です。2 対 2 のまま、ＰＫ戦にまでもつれた決勝で優勝が決まった瞬間、選手みんなが最後にＰＫをきめた熊谷選手に駆け寄り抱き合って喜んでいました。しかしその時、日本チ -校訓- 向礼貢学節献ームの輪に 1 人加わっていない選手がいました。宮間選手です。宮間選手は、優勝が決定した瞬間にアメリカのベンチに歩み寄り、アメリカの選手と健闘をたたえ合っていたのです。彼女のこのフェアプレーの精神や思いやりの気持ちは、アメリカチームのゴールキーパーだった「ホープ・ソロ」という選手によってアメリカ全土にＴＶでながれ、宮間選手のスポーツマンシップは全世界の知るところとなりました。次に、2 年前のロンドンオリンピックでの男子サッカー3 位決定戦。この試合は、日本が韓国に敗れ、メダルを逃した試合です。しかし試合後に、日本のサポーターの観客席での様子が写真にとられ、世界中の感動を呼びました。サポーターがみんなで自分たちが使った観客席のごみを拾い、掃除している様子の写真です。誰に指示されたわけでもないでしょうし、掃除するというきまりがあったわけでもありません。しかし試合に負けたにも関わらず、自分たちが使った観客席を自分たちで掃除する様子が、世界中の感動を呼んだのだと思います。ワールドカップは、世界中の多くの人々が熱狂するスポーツの祭典です。世界中の人々が、みんな自分の国に勝ってほしいと願っています。しかし、宮間選手やロンドンオリンピックの観客の皆さんのような行動こそが、国としての品格を表すのではないでしょうか。「思いやりのある行動」や「礼儀正しい行動」の一つ一つが、本当に自分の国を愛することなのだと思います。世界に誇ることのできる、日本や日本人の持つ「良さ」について、ワールドカップを機会に、是非、考えてみてください。【ご家庭の皆様へ】「思いやり」や「礼儀正しい行動」等について、ご家庭でも話題にしていただければ幸いです。学校でも、夜遅い携帯電話の使用や、ラインでの悪口など、モラルに関わる指導が続いています。子どもたちの関心の高い話題から、モラル（情報モラルも）の向上に努めていきたいものです。ご協力をお願いします。神田一橋中学校５月 5 月 14 日(水) 授業参観行い日常的な授業風景です。どの教科でもビデオカメラや PC、実物投影機、プロジェクター等 ICT 機器を日常的に利【液晶 TV を利用】用しています。 5 月 29 日（木）前期生徒総会が開かれました。「生徒の、生徒による、生徒のための生徒会」全校生徒が自分たちの課題を乗り越えていくことができる力を養います。前期生徒総会を【ビデオで実物を拡大】【参加生徒数の確認】【議長の選出】これからの神田一橋日曜主な行事備考 2 月 3 火 4 水 5 木 6 金 7 土 8 日通信④ 9 月朝礼・安全指導 10 火 11 水 12 木間は、部活動も停止期間となります。し 13 金っかり学習に取り組みましょう。 14 土 15 日修学旅行始（３）３年生は修学旅行です。日本の古都を存分に楽しみましょう。また、２年生は３日間、最上級生です。意識して過ごし修学旅行終（３）てください。また６日は英検受験日です英語検定試験（午後）区一斉清掃日「挑戦」を具体的にしていきましょう！先１９日（木）から、今年度最初の定期考査が予定されています。1 年生にとって定期考査１Ｗ前＜部活動停止期間始＞は初めての定期考査です。考査前の 1 週