今こそ実践する「MDM」、 その本質と成功のポイントを明かす

今こそ実践する「MDM」、
その本質と成功のポイントを明かす
2016年3月11日
インフォマティカ・ジャパン株式会社
セールスコンサルティング部
ソリューションアーキテクト エバンジェリスト
久國 淳
企業を取り巻くIT環境とデータ活用に向けた課題
アプリケーションサイロとデータサイロ
業務アプリケーション
アナリティクス
Eコマース
モバイル
ソーシャル
センサー
Data Source/Consumer
散在する
データ
増大し続ける
データ
機密データの
漏えいリスク
低い
データ品質
バラバラの
コード体系
スパゲティ状態の
システム連携
革新し続ける
テクノロジー
Data Stores
メインフレーム
ERP
データベース
ファイル
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
クラウド
Hadoop
2
企業を取り巻くIT環境とデータ活用に向けた課題
アプリケーションサイロとデータサイロ
業務アプリケーション
アナリティクス
Eコマース
モバイル
ソーシャル
センサー
Data Source/Consumer
経営情報可視化における
増大し続ける
長いリードタイム
散在する
データ
 散在・冗長化したマスターに
機密データの
起因する業務非効率
漏えいリスク
データ
 SAPやSalesforceを含む各種
システム間、クラウド-オンプレミス
間の統合コスト増大
スパゲティ状態の
システム連携
低い
データ品質
 重複や不整合など品質が悪く
データを信頼できない
バラバラの
コード体系
革新し続ける
 ビジネス・ITの変化に対する
テクノロジー
 複数の事業・チャネルから得られる
顧客情報を統合・活用できない
柔軟性・機敏性の欠如
Data Stores
メインフレーム
ERP
データベース
ファイル
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クラウド
Hadoop
3
すべてのデータをつなぐ、データのための統合プラットフォーム
Clean, Safe, Connectedなデータを供給するデータハイウェイ
業務アプリケーション
アナリティクス
Eコマース
モバイル
ソーシャル
センサー
Data Source/Consumer
Intelligent Data Platform
アクセス
統合
供給
評価
品質向上
辞書化
保護
Data Stores
メインフレーム
ERP
データベース
ファイル
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クラウド
Hadoop
4
Informatica Intelligent Data Platform
Clean, Secure & Connected Dataを供給するデータ統合プラットフォーム
メタデータ管理
Data Intelligence
推測エンジン
Data Infrastructure
データ統合
データ品質
マスターデータ管理
データセキュリティ
 接続コネクター
 プロファイリング
 マルチドメインMDM
 データマスキング
 データ統合 (ETL)
 クレンジング
 商品情報管理 (PIM)
 テストデータ管理
 データ仮想統合
 マッチング (名寄せ)
 データアーカイブ
 データ統合ハブ
Vibe Virtual Data Machine
Map Once. Deploy Anywhere.
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5
データ統合・データ品質・マスターデータ管理ともに市場のトップリーダー
 インフォマティカ社の製品は第三者機関の評価において、これらの領域のソフトウェアとして、いずれもトップリーダーとして
位置づけられています。
データ品質管理分野
マスターデータ管理分野
現在の提案力
データ連携・統合分野
戦略の強さ
出典: Gartner
Magic Quadrant
for Data Integration Tools, ,
Jul 2015
出典: Gartner
Magic Quadrant
for Data Quality Tools, ,
Nov 2015
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
出典: Gartner
Magic Quadrant
for MDM of Customer Data,
Nov 2015
6
Informaticaがフォーカスする5つのITイニシアチブ
Application
Consolidation
Total Customer
Relationship
 アプリケーション統合
 データ移行
 ホスト撤廃
 統合顧客情報基盤
Analytics
 グループ経営情報可視化
 ビッグデータ分析
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Cloud
Modernization
 クラウド統合
Data Governance
 データ資産管理・統制
7
データ統合プラットフォーム拡張の方向性
Data Integration Hub
データ連携の高度化
 データ連携ハブ基盤整備(P2Pファイル連携撤廃)
Data Services
 データ仮想統合
Data Quality
 データ品質の
評価/改善/維持
Master Data
Management
 顧客情報統合
 製品情報統合
 360°ビュー
PowerCenter
 データ物理連携(ETL)
 メタデータ管理
データマネジメントの高度化
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8
散在するマスターに起因する企業におけるデータ統合の課題
営業・マーケティング
調達・サプライヤー管理
受注・チャネル管理
M&Aにおけるシステム統合
単一ビューの欠如
複数事業・マルチチャネルでの
顧客情報共有と活用
マスター
データ
生産・在庫管理
組織・従業員管理
?
バリューチェーンにおける
製品トレーサビリティ確保
トランザクション
関係性
ビューの欠如
ビューの欠如
中長期的な
アプリケーション再構築
データガバナンス
得意先
品目
仕入先
従業員
得意先
品目
仕入先
組織
組織
従業員
ロケーション
得意先
仕入先
ロケーション
品目
従業員
クラウドサービス
アプリケーション
レガシー
非構造データ
外部データ
XML
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9
マスターデータ管理(MDM)とは
GRC
業務効率向上
コスト削減
新規顧客獲得
と維持
意思決定の
向上
企業統合
マスターデータ管理基盤
仕入先
MDMの本質:
マスターデータを一元的に統合管理することで、
品目
ロケーション
関連するすべてのデータへのアクセスを可能にする
得意先
組織
クラウドサービス
アプリケーション
従業員
レガシー
非構造データ
外部データ
XML
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10
MDMの本当の効能って
?
翻訳
効率化
信頼性
360°ビュー
 コード変換自動化
 二重メンテの排除
 ゴールデンマスター
の管理
 ビジネス部門への
包括的な情報供給
ビジネスユーザーに、信頼できる品質の高い包括的なデータを供給することで、
営業力の強化やCXの向上、マーケティング効率の改善、意思決定精度の向上など、
ビジネスに直結する価値を創出する。
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11
統合マスターデータ管理で実現する360°ビュー
顧客を中心とした包括的360°ビュー
 最も信頼できる顧客マスター情報
 各チャネルでの購買履歴
 家族、友人など顧客間の関係
 コールセンター問合せ履歴
 お気に入り商品、勤務先、対応
店舗など他マスター間の相互関係
 現在の配送ステータス
 ソーシャルメディアのインタラクション
45
24
4
コールセンター
45
ERP
MDM
24
4
Eコマース
CRM
統合マスターデータ管理
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12
包括的な360°ビューを提供する統合顧客情報基盤の例
1
24
収集
MDM
 個客を軸とした
マーケティング分析
SFA
2 クレンジング
(標準化・補完)
24
コールセンター
6 配信
DWH
24
アナリティクス
3 名寄せ
商品
4
店舗・代理店
5 関連付け
契約管理
従業員
24
ポータル
4 階層管理
(世帯・法人グループ)
4
EC
4
 個客を中心とした
360°ビューの提供
4
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インフォマティカプラットフォーム 機能配置
Sources
マスターデータ管理
データ収集
データ配信
Applications
Operational
Applications
データモデル定義・作成・変更
ローディング
Relational and
Flat Files
Legacy
Third Party
Data
項目マッピング
ローディング
マスタ登録・更新・削除
検索・参照
バリデーション
ワークフロー
項目マッピング
キーマッピング
階層管理
リレーション
クロスリファレンス
キーマッピング
値変換
名寄せ
マージ
統計情報
値変換
エラー対応
ダウンロード
アップロード
変更履歴
エラー対応
ユーザ管理
権限管理
監査ログ
Legacy
Analytical
BI
データ品質管理
プロファイリング
クレンジング
マッチング
スコアリング
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仮想ビュー
Dashboard
14
柔軟なマスターデータ統合を実現するInformatica MDM
プラットフォーム型 MDM
アプリケーション型 MDM
適応型 MDM
固定型 MDM
マルチドメイン MDM
ドメイン限定型 MDM
様々な要件に対して適応性がある柔軟な
プラットフォームアプローチ




データ層の統合プラットフォーム
異種システム間の連携が得意
単一ドメインからマルチドメインまで広く対応
柔軟性が高くスモールスタートが可能
特定の要件に対して予めパッケージングされた
アプリケーションアプローチ




特定アプリケーション間の連携が得意
特定ドメイン(品目のみ/顧客のみetc)に限定
事前定義されたモデルへのFit&Gapアプローチ
柔軟性が低く定義外の要件はモディフィケーション
MDM
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
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マルチドメインのあらゆるマスターデータを管理する柔軟なプラットフォーム
固定されたデータモデル、テンプレートを使用し、顧客や製品など決まったマスターデータで設計、開発する必要のある
他のMDMアプリケーションとは異なり、Informatica MDMに制限はなく、自由にモデルを実装することができます。
 さまざまな領域のマスターデータを管理
 得意先/顧客
 仕入先
 製品・サービス
 契約
 組織・従業員
 チャネル
 財務・経理
 資産
 参照テーブル など
要件に合わせて柔軟にモデルを設計可能
参照テーブル
(1:N)
マスター
テーブル
 グローバルでのマルチドメインMDM導入実績








Johnson & Johnson: 顧客、製品、提携、価格、販売員など
Merck, Astra Zeneca, Eli Lillyなど: 顧客、製品など
Kodak, GE Aviation, Apple: B2B顧客、製品など
Daimler Trucks: 顧客、製品、ベンダーなど
Waste Management: B2B、B2C顧客、場所、サービス、契約など
Merrill Lynch: B2C顧客、会計/金融商品など
Deutsche Bank: 企業、証券商品など
Monsanto, Millennium, Abbott: 参照データ、顧客、製品など
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
リレーションテーブル
(N:N)
16
MDMにおけるマスターデータモデルの変換
MDM
ETL
ID
Name
001
Informatica Japan K.K.
マッピングによる
マスター構造の標準化
名寄せ ゴールデンレコード
Name
ABC
Informatica Japan
Name
XR01
Informatica Japan K.K.
クロスリファレンス
ETL
ID
ID
Landing
Staging
Sys
ID
Name
SAP
001
Informatica Japan K.K.
EBS
ABC
Informatica Japan
Base Objects
マッピング
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
17
あらゆるデータへのアクセスを実現する接続コネクター
PowerExchange
レガシーやアプリケーション、DB、クラウドなど、さまざまなシステム環境への接続コネクターを提供。
ノンコーディングで接続を確立、バッチからリアルタイムまで要件に応じたデータ連携を実現します。
メインフレーム
アプリケーション
データベース
技術標準
クラウド/SMS
非構造データ
 DB2 for z/OS
 DB2 for i5/OS
(AS/400)
 ADABAS
 Datacom
 IDMS
 IMS DB
 VSAM
 Hyperion
 JDE World
 JDE
EnterpriseOne
 LDAP
 Lotus Notes
 MS Dynamics
CRM
 Oracle EBS
 PeopleSoft
 SAP ERP/BW
 SAS
 Siebel
 Tableau















 ODBC
 JDBC
 XML
 Amazon
RDS/S3/Redshift










Adabas
Cassandra
C-ISAM
DB2
Greenplum
Informix
MongoDB
MS Excel/Access
MySQL
Netezza
Oracle
SAP HANA
SQL Server
Sybase
Teradata
メッセージング







MS MQ
JMS
TIBCO
UltraMessaging
Websphere MQ
webMethods
Webサービス





MS Azure
Salesforce
SCDC Analytics
Facebook
Twitter など
Flat File
Word, Excel
PDF
Email
HTTP
ASCII Report
HTML
RPG
ANSI
LDAP
など
ビッグデータ
 Hadoop
 Cloudera
 HowtonWorks
 MapR
 Pivotal
 データ仮想化のソースにも対応
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
18
MDMにおけるマスターデータコードの変換 : クロスリファレンス機能
各システムのマスターデータコードを統合一元管理(関連付け・コード読替え)
レコードのロード時に、クロスリファレンス(XREF)表にソースシステムのレコードとマスター統合管理のゴールデンレコード
を関連付けて自動管理します。これにより、ソースシステムのマスターコードを統一・変更することなくマスターを統合、
コードの読替えをすることが可能になります。
MDM
OLAP のマスターデータ
PKEY_SRC_
OBJECT
FULL_NAME
3507
インフォマティカ・ジャパン
株式会社
統合マスター(ゴールデンレコード)
PHONE_NUM
ROWID_
OBJECT
FULL_NAME
PHONE_NUM
10810
インフォマティカ・ジャパン株式会社
03-5229-7211
+81-3-5229-7211
会計システム のマスターデータ
FULL_NAME
PHONE_NUM
A53UT1
Informatica Japan K.K.
03-5229-7211
SFA のマスターデータ
クロスリファレンス表(XREF)
名寄せ
PKEY_SRC_
OBJECT
最も信頼すべき値をゴールデンレコードに
ROWID_
OBJECT
ROWID_
SYSTEM
PKEY_SRC_
OBJECT
10810
OLAP
3507
FULL_NAME
PHONE_NUM
インフォマティカ・ジャパン
+81-3-5229-7211
株式会社
PKEY_SRC_
OBJECT
FULL_NAME
PHONE_NUM
10810
FIN
A53UT1
Informatica Japan K.K.
03-5229-7211
X0156
株式会社インフォマティカ
03-9999-9999
10810
SFA
X0156
株式会社インフォマティカ
03-9999-9999
MDMで一意なグループIDを採番
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
各ソースシステムのレコードを保持
19
クロスリファレンス画面イメージ
単一ビュー
関係性
ビュー
トランザクション
ビュー
ゴールデンレコード
ソースシステム: WEBのマスターレコード
ソースシステム: CRMのマスターレコード
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
20
関係性ビューサンプル
単一ビュー
関係性
ビュー
トランザクション
ビュー
顧客を中心として、購入商品/サービスや所属組織、世帯、地域などあらゆるデータとの関連性を包括的に可視化
世帯関係
顧客
友人
購入した商品/サービス
所属組織
Salesforceなどにウィジェットとして
埋め込み表示することも可能
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
21
Total Customer Relationship 360°ビュー
単一ビュー
関係性
ビュー
トランザクション
ビュー
マスターデータ(ゴールデンレコード)
ロイヤルティ
SNSアカウント&ポスト
おすすめ商品
購買傾向分析
購買履歴
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
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スタイル別 マスター統合ユースケース
アプリケーション
スタイル
コンソリデーション型
MDM
ハブ型
マスター更新
集中管理型
統合方式
複数システムから単一ターゲットシス
テムに対して、コード/モデル変換や
粒度の標準化をした上でマスターを
連携。片方向の集約。
MDMで一元的にマスターを登録・
複数システム間でマスターを関連付
け、MDMで統一コードを採番管理、 更新し、関連アプリケーションに供給。
相互参照表(クロスリファレンス)を 片方向の配信
生成して双方向同期。
マスタードメイン
勘定コード、製品など
製品、顧客など
取引先
人事・組織・ロケーションなど
関連システム
会計、原価管理、BI/DWH
ロジ、CRM、ERP
ロジ、ERP、人事
想定シナリオ
異なる会計システムから統合会
計・連結会計システムへの勘定
コードの変換を伴うデータ連携
異なる生産・在庫・販売システム
間での品目マスターの同期・関連
付け
取引先マスターの登録一元化に
よるグループ取引先コードの統一
異なる販売管理システムから情報
分析・原価管理システムへの品目
コード変換・粒度の標準化を伴う
データ連携
原材料ー中間加工品ー最終製
品など、事業をまたぐ取扱い品目
間の関連付けとトレーサビリティの
確保
システム再構築に伴うマスター移
行でも利用可
原材料を中心とした関連サプライ
ヤービューや、その逆などサプライ
チェーンにおける360°ビューの把握
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
取引先のグループ法人階層・口
座などの関係性管理
得意先を中心とした販売品目や
組織などカスタマーリレーションシッ
プに関する360°ビューの把握
人事・組織マスターの集中管理、
周辺システムへの強制配信
23
MDM導入のユースケース
テーマ
アプリ再構築/M&Aにおける
マスターデータハブ整備
統合顧客情報基盤構築
法規制・
コンプライアンス対応
業界
大企業・業界共通
(特に製造・流通が案件多)
製造(自動車、ハイテク、医薬)
流通(小売、不動産、サービス)
金融(保険、銀行、証券)
金融(銀行、証券)
医薬
課題
ホストの撤廃やM&A、SAPのグローバ
ル展開など、中長期的な業務アプリ
ケーション再構築に際するマスターの
標準化
CRM(マーケ/SFA)、コールセンター、
EC、店舗、代理店など、複数システ
ムに顧客データが散在、地域・事業・
業務・チャネル横断で包括的に顧客
を把握できない
バーゼルやドッド・フランクをはじめ、各
種自主規制のもと、取引業務や当局
への報告に際して正当性とトレーサビ
リティを担保しなければならない
ソリューション
・品目/取引先などのゴールデンレコー
ド生成
・ハブ&スポーク型のデータ連携・移行
・アプリ間のマスターデータ同期配信
・顧客のゴールデンレコード生成
・顧客の世帯管理や法人階層管理
・顧客と商品、チャネル、従業員などマ
スター間の関連性を保持
・顧客を中心に、トランザクションデータ
まで紐づけた360°ビューを提供
・顧客のゴールデンレコード生成
・グローバルレベルの法人階層管理
・顧客と有価証券、契約などの関連
性保持
対象マスター
全マスター
顧客を中心に、店舗、代理店、商品
/サービス/契約、従業員など
顧客、有価証券、契約、組織など
期待効果
・マスターメンテ業務の効率化
・マスターデータガバナンスの強化
・アプリ再構築の開発移行コスト削減
・既存IT投資の保護
・営業力、マーケティング効率の向上
・CX、CSの向上
・情報収集業務効率化
・アナリティクス高度化
・対監査性の強化
・違反リスク、ペナルティコストの低減
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
24
アプリ再構築/M&Aにおけるデータハブ整備
ERP
メインフレーム
CRM
ERP
メインフレーム
Sales ODS
New App
New App
データハブ基盤
会計
CRM
データ連携基盤
DWH
会計
MDM
DIH
マスターデータ
ハブ
トランザクション
データハブ
Cloud
HR
データマート
Sales ODS
データマート
DWH
 P2Pの連携では、各アプリケーション間で個別にマスター
データのコード変換・モデル変換が必要
 コード変換表(クロスリファレンス)とモデル変換ロジック
をハブで一元的に管理
 各アプリケーションで独自のマスターデータを管理するため、
どのマスターが正しいのかわからない
 MDMで全社共通モデルの最も信頼すべきゴールデンマ
スターを一元的に管理
 アプリケーションの再構築ごとに、既存アプリケーションから
マスターデータを寄せ集めて移行しなくてはならない
 アプリケーションの再構築時には、MDMから包括的な
マスターデータを移行可能に
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
25
メットライフ社導入事例: 包括的顧客360°ビューの実現
事業・地域・部門・チャネルごとに断片化した顧客情報
個人営業
?
?
法人営業
従業員
マーケ
ティング
?
?
事業・地域・部門・チャネル横断の包括的な統合顧客情報
契約中心から
顧客中心へ
ロケーション
世帯
コール
センター
商品
課題
 グローバルで70以上のアプリケー
ションに顧客情報を含むデータが
散在、収集・利活用が困難
 個人顧客の世帯や顧客間の関係
性、法人顧客の法人階層など、
顧客を取り巻く関係性が統合管
理できない
ソリューション
効果
 個人顧客・法人顧客の情報を一
 包括的な顧客ビューにより顧客理
元的に統合管理
 個人顧客と法人顧客間の関係や
階層・ネットワークなど様々な関係
性を管理
 監査対応のための顧客情報更新
履歴を管理
解が深まり、営業力強化とマーケ
ティング/カスタマーサービスの最適
化を実現、クロスセル/アップセル率
を向上
 顧客タッチポイント横断(オムニ
チャネル)でのCX向上
 顧客、ニーズ、インフルエンサーに
関する包括的な信頼性の高い情
報提供により、チャネル横断営業/
マーケティング効率を改善
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
26
MDMプロジェクト(検討から導入まで)の成功のポイント
1
ゴールと期待効果の設定と
経営・ビジネス部門との合意
『M&Aに伴う迅速なシステム統合』、『顧客360°ビュー
による営業力強化』、『グローバル品目統合による業務
効率化』など、ビジネス/IT両面の目的と期待効果を設定、
社内のコンセンサスをとる。
IT理由だけだと投資対効果を説明できません!
2
3
ゴールを実現するための
スコープの設定(絞込み)
ビジネス部門を巻き込んだ
プロジェクト体制作り
目的に優先順位をつけ、各目的達成のために必要な
統合対象(システム、マスター、業務プロセス、組織)
スコープを設定する。
盛り込みすぎは厳禁、必要最小限のスコープから!
対象マスターデータのオーナー業務部門を巻き込んで、
要件定義とマスターデータモデルの設計を進める。
ITだけでゴールデンマスターの設計はできません!
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
27
(C) 2016 Informatica Japan K.K. All rights reserved
28