梅雨時の生活 こんなところに気を配ろう

平成28年6月21日
新座市立第三中学校
校
長 隠塚 輝明
養護教諭 福井 幹子
とうとう梅雨に入ってしまいました。6月になってから頭痛を訴えて保健室に来る生徒が多くなって
います。梅雨時は、天候によって気温も様々です。体調を崩しやすい時期ですので、睡眠時間をたっぷ
りとって、疲れを翌日に残さないようにしましょう。
梅雨時の生活
こんなところに気を配ろう
体を清潔に
湿気が多くべたつく季節です。突然の雨に打たれることも…
替えの下着、体育着、靴下、タオルなどを準備しておきましょう。新陳代謝の激しい
時期ですので、一度着た体育着は洗濯をするようにしましょう。
食中毒に注意しよう
食中毒の起こりやすい時期です。予防の基本は手洗いです。給食の前には
しっかり手を洗うようにしてください。
また、食材は早めに食べること、温度管理をしっかりすること、十分に
加熱をすることも大切です。
雨の日の過ごし方を考えよう
梅雨の時期になると、湿気で廊下が滑りやすくなります。そんな中、廊下を
走ったりすると大きなけがにつながることがあります。廊下や教室内では走らず
落ち着いた生活を心がけてください。
蚊の発生を防ごう
蚊が媒介するジカ熱やデング熱などの感染症の予防のためには、蚊を発生させ
ないことが大切です。ヒトスジシマカの幼虫は、例えば、植木鉢の受け皿や空き
缶・空ペットボトル・空きビンにたまった水、放置された古タイヤにたまった水
などによく発生します。必要のないものは処分しましょう。
、
歯の健康に気をつけよう
■ 歯肉炎を予防しよう
■
歯科検診の結果、歯肉炎1と言われた人が24.8%、歯肉炎2と言われた人が16%いました。合
わせると、約半数の生徒の歯肉に炎症があることになります。
*歯肉炎1:軽度の歯肉炎があります。歯肉(歯ぐき)に軽度の腫れや出血がみられます。このまま
放置すると歯肉炎が進行する可能性が高くなります。
*歯肉炎2:治療を必要とする歯肉の病気があります。早めに治療を受けてください。
[健康な歯肉]
[歯肉炎になった歯肉]
また、むし歯や歯肉炎の原因になる歯垢が残っている、あるいは、歯の表面に歯石が沈着していると
言われた生徒も34%いました。
■きれいにみがこう■
[汚れが付きやすいところ]
[みがき方]
つまさきでみがく
歯と歯の間
かかとでみがく
歯と歯肉のさかいめ
歯ブラシをななめに当ててみがく
かみ合わせ
歯ブラシを細かく動かしてみがく
でこぼこしている所
歯ブラシをたてに当ててみがく
背の低い歯
歯ブラシをななめにしてみがく
自分の歯の状態に合わせて、ていねいにみがくようにしましょう。