流山市 平成23年度 『議会事務局長の仕事と目標』

議会事務局
流山市 平成23年度 『議会事務局長の仕事と目標』
議 会 事 務 局
組織構成(4月1日時点)
議会事務局
所属長名
福留 克志
正規職員
嘱託職員
再任用職員
臨時職員
その他
0
0
0
0
8
議会事務局長
アキヤマ
ジュン
秋山 純
04-7158-1111
(内線600)
職員構成人数
8
9
部の職員人数(局長含む)
A 部局内における各課の主な仕事内容
名 (職員構成人数+1)
(各課長記入⇒部局長確認)
【議会事務局】
市議会議員28人で構成する議会に関する事務を行っています。
市議会は、定例会や臨時会で、市長、議員等から提出された議案や市民等から提出された請願・陳情などを審議し議決します。
議会事務局では、定例会や委員会などの議会運営の補助を始め、会議録の作成、請願・陳情の受付などを行っています。また、議会の庶務的事
務のほか、議会だよりの編集、政策立案や議会改革など議会活動のための調査を行っています。
B 年度当初における課題とその解決策 (部局長記入)
【施策6-2/議会事務局】
市民の代表である議員の議会活動が最も展開される本会議場や委員会での討議内容に関してより分かりやすくまた、身近な会議風景をお伝えでき
るよう傍聴者向けのモニターや委員会でのインターネット中継を新たに行ってまいります。
【施策6-3/議会事務局課】
議会報告会は、議会活動に関する報告を議会全体で行うことにより議会活動への理解を進めると共に市民の議会に対する直接的な意見等をいた
だくことにより、議会として取り上げるべき課題等を共有しようとするものであります。
1
議会事務局
C1 部が関係する施策ごとの取り組み (各課長記入)
施 策 名
6-2 健全で効率的な行財政運営
取 り 組 み 担当課
実 施 時 期
1 議会ICT推進事業
議会事務局 7月~8月
議会活動の透明化と充実が図れるよう、傍聴用モニター、無線ラン設備などを整備します。
2 電子投票等本会議運営システム導入事業
議会事務局 9月
現在、議員別採決結果を公表していますが、委員会の開催通知など更にスマートフォンを
活用しICT化を推進します。
中間報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
1 議会ICT推進事業
傍聴者用モニターを傍聴者席北側壁面に1基設置し、9月定例会からは、採決結果や質問
議員の表情など、見やすくなりました。また、4階フロアーに無線ランを設置し、インターネット
環境(委員会の中継に利用)の整備を行いました。
2 電子投票等本会議運営システム導入事業
スマートフォンによる採決結果の公開だけではなく、、委員会の開催通知など議員への連
絡の合理化を図れるよう、議会運営委員会で鋭意協議しており年度内には一定の方向性を
確保してまいります。。
最終報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
スクリーンに映し出す映像については、既存の機器を
傍聴用モニター、無線ラン設備を設置したほか、12月定例会の一般質問から既存のプロ
ジェクター、パソコン、スクリーンを活用し、議場内で地図、現場写真等の補足資料をスクリー 使用することで極力経費のかからないように努めまし
ンに映し出すことによって争点の視覚化、議会の見える化を図るなどして、議会ICTの推進に た。
努めました。
委員会の開催通知等については、議員が所有しているパソコンに送信(28人中18人)する
ことにし、通信事務の効率化につながる第一歩を踏み出しました。スマートフォンの活用につ
いては、ペーパーレス化とも合わせタブレットへの機種変更も含め、更に効率的な方法を検討
してまいります。
D1 施策の進捗と方向性
指標の動向 (各課長記入)
指 標 名
ホームページアクセス数(本会議中継)
ホームページの充実希望者
単 位
件
取 得 方 法
業務取得
年度
実績値
%
まちづくりアンケート
実績値
平成22年度
平成23年度
4,858
6,995
平成24年度
望むべき動向
19.5
実績値
指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入)
既存の機器を活用することによって、議場内にスクリーンを設置し、インターネットによる補足資料の映像配信を可能にしました。
CMS議会ホームページづくりに企業と共同で取り組んでおり、4月以降、経費をかけないで多くの人にとっていっそう見やすく分かりやすい議会ホー
ムページを構築していく予定です。
他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入)
電子採決システムやユーストリームを活用した委員会のインターネット中継など、ICTを利用した議会の見える化については、先駆的な議会です。
また、平成13年から継続している議会改革についても議会基本条例の制定をはじめ、一般質問の一問一答方式、反問権の付与、自由討議の採用
など、着実に実績を上げてきております。
今後の方向性(翌年度以降の取り組み・課題など) (部局長記入)
議会ICT推進計画の着実な実施を十分なご議論を経て進めえいくことが涵養だと思います。また、議会は言論の府であることを市民にアピールでき
るよう市民にとって聞きたいことが聞ける議会づくりを目指していく必要性を感じます。
2
議会事務局
C2 部が関係する施策ごとの取り組み (各課長記入)
施 策 名
6-3 地方分権・広域行政への取組み
取 り 組 み 担当課
1 議会改革の推進
議会報告会や市民との意見交換会を実施するとともに議会広報を充実し、市民に開かれ
た議会を推進します。
実 施 時 期
議会事務局 11月
中間報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
1 議会改革の推進
11月6日及び13日の両日に議会報告会を開催し、9月定例会で実施した決算審査の状
況について報告するとともに、放射能問題について市民との意見交換を実施する予定です。
最終報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
議会報告会は、7人ずつの4班体制で議会広報広聴特別委員会の基本運営方針に基づき、
各班が独自に報告の方法や内容などを検討しています。その結果、パワーポイントを活用し、
市民に見やすく、分かりやすい資料を作成するなどの工夫が多く見られるようになりました。
D2 施策の進捗と方向性
指標の動向 (各課長記入)
指 標 名
開催時の参加者人数
単 位
人
取 得 方 法
業務取得
年度
実績値
流山議会だより読者
%
まちづくりアンケート
実績値
58.2
議会報告会充実希望者
%
まちづくりアンケート
実績値
16.1
平成22年度
平成23年度
平成24年度
望むべき動向
302
指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入)
議会報告会は4班体制で、資料作成、会場設営、報告書作成など、それぞれの班が分かりやすくするための工夫を行っており、市民目線の報告とな
るよう努めています。
他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入)
議会報告会については、議員自らが準備から報告書作成まで一貫して行っていますが、他市では、事務局職員が係る業務が多いと聞いています。
議会だよりは、市民が読みやすい紙面になるよう、引き続き、議会広報広聴特別委員会で創意、工夫してまいります。
今後の方向性(翌年度以降の取り組み・課題など) (部局長記入)
議会からの情報発信では、「議会だより」が中心になっているので、その内容の充実、特に「読んでみたくなる」紙面づくりに留意すべきと思います。ま
た、議会報告会は、議会が市民から直接意見を聞く場として重要な事業として位置づけ、今後とも取り扱っていきたいと思います。
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議会事務局
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
E 適正な負担と徴収
1
項目
取り組み
中間報告
最終報告
1 自主財源の確保の強化
非該当項目
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
F 税外収入の拡充
1
1 自主財源の確保の強化
項目
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
G 課税対象の獲得
1
1 自主財源の確保の強化
項目
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
H スリムな組織体制の推進
項目
2 効率的行政組織の構築
組織編成について
議会インターネット中継や電子採決システムなど、議会改革が推進
されており、それに伴う法令解釈や例規の条文整理の業務が重要に
なってきております。また、議会の活性化に呼応して他市議会への調査
取り組み
議会事務局
の実施や各市議会からの照会も多くなってきているため、庶務係に配
属した法制担当書記が有効に機能するよう検討してまいります。
1
法制担当書記につきましては、議会で開催される会議の中で法規関係の質問等に対応
できるよう、特に議会運営委員会を中心に出席してもらうほか、議員提出議案についても
中間報告 条文の整理や他法令との関係など指導を受けながら議会の立案能力の向上に役立って
おります。
議員発議の条例を提案するに当たって、法制担当書記の適確な助言により効果的成果
がありましたが、執行部職員としての政策法務が主であるため、議会事務局専属の法制
最終報告 担当者の配置が課題です。
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
I 地方債及び債務負担行為残高の抑制
1
3 健全な財政運営の維持
項目
取り組み
中間報告
最終報告
4
議会事務局
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
J 財政硬直化の抑制
項目
1
3 健全な財政運営の維持
時間外勤務の削減について
今年度は、改選に伴う事務量の増加の他、人事異動もあり、事務事
業運営に多少時間もかかると思われますが、議会会期中以外のノー残
取り組み 業デイやクールアースデイにおける定時退庁を徹底させ、効率的な業 議会事務局
務遂行に努めます。
定例会会期中はもとより、閉会中でも各委員会の会議開催が続いており、会議資料の作
成準備や会議録の作成など時間のかかる業務ではありますが、内部事務の再点検によ
中間報告 り、時間のかからない会議資料の作成方法など議員間でも議題にしていただくよう協議し
てまいります。また、ノー残業デイやクールアースデーなど更に徹底して時間外勤務の削
減に努めてまいります。
ノー残業デイの徹底に心掛けましたが、継続審査議案や委員会における参考人招致、
市内視察調査など、議会閉会中の委員会の開催数が増加し、議会会期中以外のノー残
業デイにおける定時退庁を徹底できませんでした。
最終報告
今後は、会議の運営方法を協議するなど、効率的な委員会運営になるよう努めていき
ます。
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
K 公会計制度の活用
1
3 健全な財政運営の維持
項目
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
L 財産の有効活用
1
項目
取り組み
中間報告
最終報告
4 市有財産の維持と活用の適正化
非該当項目
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
M 公共施設の維持管理
1
項目
取り組み
中間報告
最終報告
4 市有財産の維持と活用の適正化
非該当項目
5
議会事務局
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
N 予算編成権の一部移譲
項目
5 庁内分権の推進
議会費の予算要望書について
議会基本条例に基づき、議会で議会費の予算要望書を作成し、市長
へ提出している。その項目について、各委員会や会派からの要望事項
取り組み を会派代表者会議で取りまとめているが、今年度は、ICT推進基本計画 議会事務局
書の実践年でもあることから会派代表者会議で事業内容や項目につい
て更に精査されるよう検討する。
1
議会費の予算要望は、会派代表者会議に集約されておりますので、それぞれの委員会
中間報告 からの要望については、十分な議論を経て事業の精査を行い必要なものを絞って要望し
てまいります。
最終報告
各委員会や会派からの予算要望事項29件を会派代表者会議で10件に集約し、市長
へ予算要望書を提出しました。
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
O 下位職への決裁権限の移譲
1
項目
取り組み
中間報告
最終報告
5 庁内分権の推進
非該当項目
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
P 人事権の一部移譲
1
5 庁内分権の推進
項目
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
Q 情報公開・情報発信の充実
項目
1 情報の共有
議会情報の提供について
議場内の傍聴者用モニターの設置や委員会のインターネット中継の
ためのユーストリーム機材の設置など、市民にとって分かりやすい情報
取り組み を提供する。また、議会報告会の概要や意見交換会の内容などをホー 議会事務局
ムページ等で公開し、議会情報を提供する。
1
委員会や議会報告会をユーストリームを利用してインターネット上で公開していくことにつ
きまして、市内にある江戸川大学の指導を受けるなどして議会の見える化をより推進して
中間報告
おります。
議会運営委員会、常任委員会、特別委員会については、平成23年11月21日から
ユーストリームを利用したインターネット中継をしています。
また、ユーストリームの使い方や機材等について、江戸川大学講師による指導を3回受
最終報告
けました。現在、3画面切り替え操作ができ、視聴者にとって見やすい画像を配信できる
ようになりました。
6
議会事務局
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
R 地域団体・NPO・個人への活動支援
1
2 市民との協働によるまちづくりの推進
項目
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
S 民学官の連携
項目
2 市民との協働によるまちづくりの推進
地元大学との連携について
江戸川大学から講師を招いて、ユーストリームの活用方法や機材の
有効的な使い方などの講義を聴くほか、実践的な助言をいただき、議
取り組み 会の見える化を推進する。
1
議会事務局
江戸川大学からユーストリームに関してその活用方法の実践的な指導を受け、インター
ネット中継を通じて議会をより身近に感じていただけるよう市民の理解を深められるよう努
中間報告 めております。
ユーストリームの使い方や機材等について、江戸川大学講師による指導を3回受けまし
た。現在、3画面切り替え操作ができ、視聴者にとって見やすい画像を配信できるように
最終報告 なり、議会の見える化を推進することができました。
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
T 職員の地域参加
1
2 市民との協働によるまちづくりの推進
項目
取り組み
中間報告
最終報告
U 各種附属機関(審議会等)の公募委員枠の拡大
1
項目
取り組み
中間報告
最終報告
3 市民活力の有効活用
非該当項目
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
V アウトソーシングの推進
1
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
3 市民活力の有効活用
項目
取り組み
中間報告
最終報告
7
議会事務局
W 部局長及び課長のマネジメント能力向上
項目
Ⅲ 職員のスキルアップと意識改革
1 職員のスキルアップ
マネジメントの実践
定例的に事務局内ミーティングを実施し、各係の業務の進捗状況を
把握するとともに、課題について協議し、方向性を指示するなど問題解
取り組み 決に向けたマネジメントを実践する。
議会事務局
1
新しい特別委員会が二つ設置されるなど業務量が増加しておりますが、職員間で協議し
ながら業務の再配分を行うほか、業務内容についても常に簡素化等による効率化につい
中間報告 て勘案しております。市民目線に沿って必要な業務内容について議員ともども協議する機
会を持ち続けてまいります。
課題や方向性について、定期的に協議していますが、議会閉会中の委員会開催や、議
会運営に関して先駆的な対応をしてきているためかここ数年他市からの視察者が急増し
最終報告 ており、その視察受け入れのための業務量が増大しました。そのため、事務局職員全員
で業務を再配分し対応しました。
Ⅲ 職員のスキルアップと意識改革
X 活動する職員の育成
1 職員のスキルアップ
項目
1
職員が専門的知識を習得するためには、中堅職員、新採職員がしっ
かりと基礎知識を身に付けることが必要である。特に議事係は経験が
取り組み 浅い職員が多いため、専門的研修には積極的に参加させる外、日々問 議会事務局
題意識をもって行動できるよう周りの職員がフォローする体制づくりをす
すめる。
ある程度経験が重要な職場でもありますので、職員には研修により得られる機会を利用
して他市の状況を照会してもらうなど、研修も知識だけではなく経験事例を合わせて取り
中間報告 寄せるような能動的な研修参加に努めてもらっております。
業務日程が詰まっている中、各係で協力し合い、極力職員が研修に参加できるように努
めました。
最終報告 また、業務を通しての研修(OJT)は、職員ひとり一人がかなり質が高いものになったと
思います。
8