流山市 平成27年度 『健康福祉部長の仕事と目標』

健康福祉部
流山市 平成27年度 『健康福祉部長の仕事と目標』
健 康 福 祉 部
組織構成(4月1日時点)
健康福祉部長
ミヤジマ
ヨシユキ
宮島 芳行
04-7158-1111
(内線340)
所属長名
正規職員
嘱託職員
再任用職員
臨時職員
6
19
社会福祉課
矢口 道夫
25
高齢者生きがい推進課
今野 忠光
12
3
介護支援課
早川 仁
26
14
障害者支援課
小西 和典
21
8
児童発達支援センター 長谷川 聖二
22
1
11
健康増進課
29
1
49
8
104
増田 恒夫
職員構成人数
135
部の職員人数(部長含む)
A 部局内における各課の主な仕事内容
0
248
その他
0
名 (職員構成人数+1)
(各課長記入⇒部局長確認)
●健康福祉部は、平成27年4月1日から「流山市高齢者支援計画」、「第5次流山市障害者計画・第4期流山市障害者福祉計画」、
「流山市健康づくり支援計画」の3つの計画をスタートします。これらの計画は各課の事業を適確に遂行することにより実行していき
ます。
【社会福祉課】
・資産、その他あらゆるものを生活の維持のために活用しても、なお生活に困窮する方に対し、生活保護制度に基づく扶助を実施し、
生活保障(最低限度)と、世帯の自立を助長していきます。
・離職・低給与・引きこもり・ニート・債務超過など現在或いは将来的に生活に困窮する方の自立支援を行う生活困窮者自立支援事業
を実施します。
・民生委員・児童委員の適正配置に努め、それぞれの地域において常に住民の立場に立った相談や必要な援助を行い、社会福祉の
増進に努めます。
・平成26年度に実施した臨時福祉給付金給付事業を今年度も引き続き実施するため、支給事務を適正に進めていきます。
・健康福祉政策室では孤独死対策として、平成26年10月に「流山市地域支え合い活動推進条例]を制定し、平成27年4月から日常
的な見守り活動や災害時の避難支援活動等に携わる自治会に対して、ひとり暮らしの高齢者等に関する情報(支え合い活動対象
名簿)を提供するとともに、活動体制の整備を行う自治会に対し支援を行っていきます。
【高齢者生きがい推進課】
・住み慣れた地域で生き生きと暮らせるよう、高齢者の日常生活や敬老行事等の支援を行うとともに、老人クラブ、高齢者の就労を
支援しているシルバー人材センターへ助成を行っています。また、75歳以上の方を対象とした後期高齢者医療制度を適正に執行
するために、保険証の交付や保険料の徴収をはじめ、高額医療費の支給や人間ドック・脳ドックの助成等を行っています。
【介護支援課】
・高齢者が心身の健康を保ち、いきいきと暮らせるための介護予防事業や要介護状態になった場合でも住み慣れた地域で継続して
暮らしていけるための在宅サービス及び施設サービスの提供、権利擁護をはじめとする総合相談など介護保険制度全般に係る
事業や事務を行っています。その他、疾病など居宅で療養する方に対して、療養サービスの提供を行う訪問看護ステーションの
運営を行っています。
【障害者支援課】
・障害者の日常生活を支援するため、手帳の交付や障害福祉サービスに関する事務を行っています。
また、障害者の就労を就労を支援する施設「流山市就労支援センター」を運営しています。
【児童発達支援センター】
・成長・発達の遅れが心配な幼児(概ね2歳から就学前の幼児)に対して、基本的習慣、運動、社会性・対人性などの全体発達を通園
施設(つばさ学園、児童デイつばさ)に通い直接支援を促します。また、幼児ことばの相談室では、発音や吃音など言語聴覚士によ
り直接支援を行っています。
・心身の成長や発達に心配のある乳幼児及び児童や保護者に対し相談、面接、診察などをとおして、障害児の早期発見、早期療育
に努めています。さらに、平成27年度から障害児相談支援事業、保育所等訪問支援事業を新たに開始し、地域支援の充実を図り
ます。
【健康増進課】
・市民の健康増進活動や保健サービスを行う「流山市保健センター」の管理運営を行っています。同センターでは、健康相談、保健指
導、健康診査、感染症の予防接種やヘルスアップ事業など地域保健に関する事業を実施し、併設する平日夜間・休日診療所にて救
急患者の応急処置を行い市民の健康で明るい暮らしづくりを推進していきます。
1
健康福祉部
B 年度当初における課題とその解決策 (部局長記入)
【施策4-2/高齢者生きがい推進課・障害者支援課・介護支援課】
【高齢者生きがい推進課】
〈高齢者ふれあいの家支援事業〉
課 題:高齢者が地域で交流できる生きがい活動の場として開設をすすめる「高齢者ふれあいの家」については、市内全小学区
(16小学校)に1か所以上の設置を目指しています。現在は市内12小学校区に15か所に開設していますが、4小学校
区については未設置となっています。
解決策:未設置の小学校区については、地元自治会等を対象に、開設準備金や家賃助成など制度について説明をするとともに、
開設に向けた働きかけを行っていきます。
【障害者支援課】
〈計画の推進に向けて〉
課 題:平成27年度からスタートした第5次障害者計画・第4期障害福祉計画は、在宅福祉サービスの充実や短期入所施設の
整備促進など、多種多様なメニューを掲げており、特に「親なき後の不安解消」のために早急に新たなグループホーム等
を整備することが必要と位置付けています。当該計画を実効性のあるものとするため、今後、財源の確保が課題となります。
解決策:計画を推進していく源資とするために、基金への計画的な積立てが必須となります。そのためには、現行の福祉手当の
見直し等も検討していきます。
〈重度心身障害者(児)医療費給付改善事業〉
課 題:現行の制度は、対象者が医療機関等に医療費の一部負担金をいったん支払った後、市へ毎月請求することで助成が受け
られる償還払い方式でした。申請手続きを行うことが難しい受給者も多いことから、助成を受けることができない状況を改善
する必要があります。
解決策:制度を改正し、平成27年8月診療分から、医療機関の窓口で受給券を提示することにより、受給券に記載された自己負担
額のみで医療サービスを受けられる現物給付方式を開始します。
〈身体障害者福祉センター指定管理者事業〉
課 題:身体障害者以外の障害者にも施設を利用できるようにしてほしいとの要望があることから、障害者総合支援法の障害の種別
に関係なく同じサービスを利用できるとする考え方に則り、利用対象者の拡大を図る必要があります。
解決策:「流山市福祉会館の設置及び管理に関する条例」の一部を改正し、全ての障害者が施設を利用できるようにします。
【介護支援課】
〈地域包括ケアシステムの推進に向けて〉
課 題:高齢者ができる限り住み慣れた地域で暮らしが続けられるように、「医療、介護、予防、住まい、生活支援」が一体的に提供
される地域包括ケアシステムの推進を図る必要があります。
解決策:介護保険法改正に伴い創設された、介護予防の総合化や生活支援の充実を図る「介護予防・日常生活支援総合事業」及び
医療と介護の連携を推進し在宅療養サービスの質の向上を図る「在宅医療連携拠点事業」などを実施し「地域包括ケアシス
テム」の推進を図ります。
【施策4-4/健康増進課】
〈新型インフルエンザ等感染症対策事業〉
課 題:病原性が高い新型インフルエンザや同様に危険性のある新感染症が発生した際の体制整備が急務となっています。
解決策:新型インフルエンザ等に対する強化を図り、新型インフルエンザ等の発生時において感染拡大を可能な限り抑制し市民
の生命及び健康を保護し、市民生活及び市民経済に及ぼす影響が最少となるよう新型インフルエンザ等の対策に関する
行動計画の策定を進めます。
【施策4-5/社会福祉課・障害支援課・児童発達支援センター】
〈駒木台福祉会館グランド整備事業〉・〈つばさ学園施設整備改修事業〉
課 題:駒木台福祉会館敷地内に併用するつばさ学園の児童発達支援センターを園庭に設置するため,園庭が狭隘となるため
グランドの確保が必要となります。
解決策:園庭に不足する施設を建設するため、周辺地を借用して駒木台福祉会館グラウンドの整備を行っていきます。
また、児童発達新センターへの移行に伴い、つばさ学園改修事業にあたっては平成27年度は、設計業務委託、28年度
は増改築工事を予定しています。関係課と連携を取り、利用保護者の方並びに地域住民の方のご理解とご協力を頂きな
がら事業を進めます。
【施策4-7/介護支援課・社会福祉課】
〈特別養護老人ホーム等整備事業〉
課 題:特別養護老人ホーム等への入所を希望する待機者は、今後の本市の重要施策の一つです。
解決策:特別養護老人ホーム待機者のうち要介護度の高い入所待機者解消を早期に図ることを目的として特別養護老人ホームの
整備を引き続き進めます。
〈地域支え合い活動推進事業〉
課 題:地域での見守りを行うためには、多くの自治会等の協力が必要となる。
解決策:日常的な見守り活動や災害時の避難支援活動等に多くの自治会に携わっていただくよう自治会へ地域支え合い活動推進
事業の説明を行っていきます。また、地域が高齢者等を支援していく環境整備に努めます。
2
健康福祉部
C1 部が関係する施策ごとの取り組み (各課長記入)
施 策 名
4-2 高齢者や障害者がいきいき暮らせる社会づくり
取 り 組 み 担当課
実 施 時 期
【高齢者ふれあいの家支援事業】
高齢者生き 平成27年4月1日から平成27年度
高齢者が地域で交流を図り生きがい活動の拠点づくりとして、個人や団体に「高齢 がい推進 末まで
者ふれあいの家」の設置を奨励しています。当該事業は空家になっている民家等を 課
利用し、「高齢者ふれあいの家」を展開する場合の開設準備金や家賃などを助成す
る制度です。また、当該事業は全小学校区(16小学校)に1か所以上の設置を目指
しており、現在は市内12小学校区に15か所を開設しています。平成27年度は未
設置の小学校区を重点に新規開設に努めていきます。
【敬老バス支援事業】
高齢者生き 平成27年4月1日から平成27年度
市が委託した敬老バスの貸し出しを行い、高齢者団体の相互の親睦やレクリエー がい推進 末まで
ション活動などを支援しています。平成26年度までは大型バスにより運営していた 課
ため、申込条件を30人以上の利用に限定していましたが、平成27年度からは、よ
り多くの方に利用頂くため、中型バスも導入し申込条件を20人以上に改めました。
【後期高齢者医療費制度】
75歳以上の高齢者及び65歳以上74歳以下で一定の障害認定を受けた人に適
切な医療を提供しています。
高齢者生き 平成27年4月1日から平成27年度
がい推進 末まで
課
【後期高齢者医療人間ドック・脳ドック助成事業】
被保険者の健康の保持増進のため人間ドック・脳ドックの受診者に助成を行いま
す。平成27年度からは、脳血管疾患の早期発見、早期治療を図るため、脳ドック
の受診についても助成を追加しました。
高齢者生き 平成27年4月1日から平成27年度
がい推進 末まで
課
【介護予防・日常生活支援総合事業】
介護支援
予防給付として実施していた介護予防訪問介護及び介護予防通所介護を総合事業 課
へ移行し、多様な担い手による多様なサービスをつくることで個々のニーズに対す
るサービスを拡充し在宅生活の安心確保を図ります。一般介護予防事業としては、
全ての高齢者を対象として、介護予防の拠点づくりを進めます。積極的な外出の機
会をつくるために、「高齢者ふれあいの家」を利用して介護予防体操を行う「ながい
き応援団派遣事業」を実施し、自治会や老人会などへ拡大します。また、口腔機能
向上、栄養の改善、音楽療法など「ながいき応援団派遣事業」のメニューの多様化
を進めます。 介護支援サポーター事業では、高齢者の社会参加を通じた介護予防
を図るために、サポーター登録を増やしていきます。
平成27年4月1日から平成27年度
末まで
【在宅医療連携拠点事業】
介護支援
介護や医療が必要となっても、住み慣れた地域で生活することを支えるためには、 課
医療及び介護が連携し、サービスを包括的、継続的に提供する必要があります。そ
のために、介護職と医療職が一同に参加する顔の見える会議である「介護と医療を
つむぐ会」と介護と医療の連携上の課題を具体的に検討し解決策を図る「医療連携
会議」を実施するとともに、介護と医療の情報連携システム「ICT」の活用を促進しま
す。また、市民向け講座等を開催し、啓発を行います。
平成27年4月1日から平成27年度
末まで
【障害者自立支援給付事業】
障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社
会生活を営むために必要となる福祉サービス給付を行うものです。介護給付、訓
練等給付、自立支援医療給付、補装具給付などがあります。その中でも、生活支
援の中心となる居宅介護(ホームヘルプサービス)やグループホーム及び訓練の
場である生活訓練事業所や就労支援施設の充実を図ります。
障害者支
援課
平成27年4月1日から平成27年度
末まで
【障害者地域生活支援事業】
障害者支
・地域の特性や利用者の状況に応じ、柔軟な形態により相談支援、日中一時支援、 援課
移動支援、日常生活用具給付、コミュニケーション支援、地域活動支援センター
など、障害者が地域で自立した生活を送るための支援を行います。
・必須事業である相談支援事業の充実にむけて、相談支援事業所の充実に努め
ます。 また、昨年に引き続き手話通訳士を配置することでコミュニケーション支
援事業の充実を図ります。
平成27年4月1日から平成27年度
末まで
3
健康福祉部
中間報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
【高齢者ふれあいの家支援事業】
ふれあいの家「きた」(新川小学校区)が6月に、ふれあいの家「こもれび」(西深井小
学校区)が9月に、それぞれオープンしました。9月末現在で市内12小学校区に17か
所を開設しています。今後も未設置の小学校区を重点に新規開設に努めます。
【敬老バス支援事業】
より多くの方に利用頂くため、ことし4月からは中型バスを導入し申込条件を20人
以上に改めました。平成27年度上半期は、87団体、3,234人の方の利用申請が
ありました。
【後期高齢者医療制度】
7月には「被保険者証の更新」及び「保険料納入通知書の送付」などについて、広
報紙等により、周知を図りました。
被保険者証更新時の送付案内にて、保険料の軽減措置及び支払方法の周知に努
めました。
また、市から送付する高額療養費や高額介護合算療養費等の通知にジェネリック
医薬品の利用案内を同封し医療費負担の軽減を推進しています。
【後期高齢者医療人間ドック・脳ドック助成事業】
今年4月からは人間ドックに加え、脳ドックについても検査費用の一部を助成してい
ます。平成27年度上半期は、人間ドックが303人、脳ドックが240人、人間ドック
(脳検査追加)が151人の方が受診の利用申請をしました。
【介護予防・日常生活支援総合事業】
4月より、多様な荷い手、多様なサービスの充実を図り個々に合わせたサービスの
充実を図ることを目的とした、介護予防・日常生活支援事業を開始しました。8月末
までの総合事業の利用状況は、みなし指定事業者による現行の訪問介護相当の
利用者が46人、通所介護相当の利用者が88人、基準を緩和した指定事業者(3か
所)の利用は4人でした。また、新規の相談で、介護支援課及び高齢者なんでも相
談室・地域包括支援センターでチエックリストを実施し、事業対象者となった者は、1
0人です。また、一般介護予防事業として、「ながいき応援団」の派遣を延べ22か所
延べ917人へ行っています。 (8月末現在)
(課題と解決方法・留意事項など)
「ながいき応援団」の派遣事業先の拡大をする
ための策を検討、また、派遣終了後も介護予防
が自主的に取り組めるようにプログラムを検討し
ていく予定です。
【在宅医療連携・拠点事業】
引き続き医療と介護の連携が図れるよう、現在
2つの会議を通じて、介護と医療の連携推進を図っています。「介護と医療をつむぐ の課題の抽出と、それの解決に向けた具体策が
会」では、熱中症や対人支援に関する研修会や事例検討を2回実施(参加者 医療 検討できるようにしていきたい。
や介護にかかわる多職種合計178名)、連携に関わる課題の抽出を行いました。ま
た、在宅医療介護連携推進会議を2回実施し、つむぐ会から抽出された課題や認知
症施策についての検討をしました。またICT(インターネットを利用した患者情報を共
有できるシステム)の登録者は52名となっています。
医師会と共催で市民向け講座を実施しました。
【障害者自立支援給付事業】
障害者自立支援給付事業の4月から8月までの延べ利用件数は、介護給付3,5
52件(前年同時期3,031件)、訓練等給付1,741件(前年同時期1,550件)、
合計5,293件(前年同時期4,581件)と前年同時期に比べ712件の増加となっ
ています。
【障害者地域生活支援事業】
障害者が地域で自立した生活を送るために必要となる相談支援の充実に向け、
市内の中部地域に相談支援事業所「相談支援センターまほろば」、北部地域に「す
みれ」、平成27年度は南部地域に「ファーレ」が設置され、市内3カ所体制となりま
した。
地域生活支援事業については、利用者がニーズに応じて自由に事業者を選ぶこ
とができるよう、契約事業所を随時追加しています。
地域生活支援事業(8月末まで)のうち、日中一時支援の利用件数(延べ件数)に
ついては、732件(前年度同時期767件)、移動支援については、219件(前年度
同時期251件)、地域移動支援については、90件(前年度同時期191件)となりま
した。
手話通訳士の設置については、4月から常勤として障害者支援課に配置し、聴覚
障害者に対するコミュニケーション支援事業の充実に努めています。
4
健康福祉部
最終報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
【高齢者ふれあいの家支援事業】
今後も未設置の小学校区に設置を目指すととも
ふれあいの家「きた」(新川小学校区)が6月に、ふれあいの家「こもれび」(西深井小 に歩いて通える身近な「ふれ合いの場」となるよ
学校区)が9月に、それぞれオープンしました。現在、市内12小学校区に17か所を開 うに増設に努めます。
設しています。今後も更なる開設に努めます。
【敬老バス支援事業】
相次ぐ大型バスの事故により、一般貸切バスへ
今年度から多くの方に利用頂くため、中型バスを導入し申込条件を20人以上に改 の規制が厳しくなったことから、平成29年度に向
めました。平成27年度(平成28年2月末現在)は、235団体、8,306人の方の利 けて、制度の見直しが必要となります。
用申請がありました。
【後期高齢者医療制度】
「被保険者証の更新」、「保険料納入通知書の送付」、「高額療養費」等について、
広報紙等を通じ広くお知らせするとともに、年度更新時や新規加入者への保険証の
送付時には、自己負担割合や保険料の軽減措置及び支払方法、各種医療給付内
容等が記載された案内を同封し、制度の周知に努めました。
また、健康診査の実施及び人間ドック・脳ドック助成利用、ジェネリック医薬品の利
用案内等を通じ医療費の軽減を推進しました。
次年度は保険料改定があり、制度内容が一部変
更になることから、職員が制度を熟知した上で分
かりやすい説明をする必要があります。今後も広
報紙やホームページ等で制度の周知を図るとと
もに、日常の窓口及び電話対応等に備え、職員
がより研鑽に努めます。
【後期高齢者医療人間ドック・脳ドック助成事業】
4月から人間ドックに加え、新たに脳ドックについても検査費用の一部助成を開始し
ました。2月末時点では、計791人(人間ドック361人、脳ドック261人、人間ドック
(脳検査追加)169人)の方が申請し、計633人(人間ドック294人、脳ドック204
人、人間ドック(脳検査追加)135人)の方が助成を受けています。
被保険者の健康増進及び医療費の軽減の両面
から、疾病の予防及び早期発見、早期治療は重
要であるため、引き続き助成を実施するととも
に、利用者向けの分かりやすいパンフレットを作
成し、利用促進を図ります。
【介護予防・日常生活支援総合事業】
4月より開始した介護予防・日常生活支援事業では、1月審査分までの総合事業
の利用状況(累計)は、みなし指定事業者による現行の訪問介護相当の利用者が7
19人、通所介護相当の利用者が1,233人、基準を緩和した指定事業者(5か所)
の利用は延べ36人でした。また、新規の相談で、介護支援課及び高齢者なんでも
相談室・地域包括支援センターでチェックリストを実施し、事業対象者となった者は、
24人です。また、支援の担い手となっていただくための「担い手養成講座」を4回実
施し、1月末までに54人の方が研修を修了しています。また、一般介護予防事業と
して、身近な場所で介護予防に取り組むことができるようふれあいの家や自治会へ
「ながいき応援団」の派遣を実施しました。(延べ25か所延べ1852人) (1月末現
在)。介護支援サポーターの登録者数は、504人です。
(課題と解決方法・留意事項など)
担い手養成研修の修了者が活動できるように、
緩和した基準によるサービスの普及を図ります。
「ながいき応援団」の派遣事業先の拡大をする
ための策を引き続き検討し、派遣終了後も介護
予防が自主的に取り組めるようなプログラムの提
供を検討します。
【在宅医療連携・拠点事業】
引き続き医療と介護の連携が図れるよう、現在
2つの会議を通じて、介護と医療の連携推進を図っています。「介護と医療をつむ の課題の抽出と、それの解決に向けた具体策が
ぐ会」では、熱中症や対人支援に関する研修会や医師との合同研修を5回実施し 検討できるようにしていきたいと考えます。
(参加者は医療や介護にかかわる多職種延べ938名)、連携に関わる課題の抽出
を行いました。また、在宅医療介護連携推進会議を5回実施し、つむぐ会から抽出
された課題や認知症施策についての検討をしました。またICT(インターネットを利
用した患者情報を共有できるシステム)の登録者は72名(2月末現在)となっていま
す。
【障害者自立支援給付事業】
障害者自立支援給付事業の4月から2月までの延べ利用件数は、介護給付8,0
37件(前年同時期7,169件)、訓練等給付3,818件(前年同時期3,583件)、
合計 11,855件(前年同時期10,752件)と前年同時期に比べ1,103件の増
加となっています。
サービス等利用計画は障害福祉サービスを利用
する全員が必要となることから、今後も計画を作
成できる事業所の開設をより一層推進し、計画相
談支援の充実を図っていきます。
【障害者地域生活支援事業】
障害者が地域で自立した生活を送るために必要となる相談支援の充実に向け、
市内の中部地域に相談支援事業所「相談支援センターまほろば」、北部地域に「す
みれ」、平成27年度は南部地域に「ファーレ」が設置され、市内3カ所体制となりま
した。
地域生活支援事業については、利用者がニーズに応じて自由に事業者を選ぶこ
とができるよう、契約事業所を随時追加しています。
地域生活支援事業(1月末まで)のうち、日中一時支援の利用件数(延べ件数)に
ついては、1,463件(前年度同時期1,614件)、移動支援については、442件
(前年度同時期495件)、地域移動支援については、148件(前年度同時期ま263
件)となりました。
手話通訳士の設置については、4月から常勤として障害者支援課に配置し、聴覚
障害者に対するコミュニケーション支援事業の充実に努めています。
市内の委託相談支援事業所が、障害者の地域
の身近な相談機関として貢献していくために、今
後も市と協力体制を密にしていく必要がありま
す。
5
健康福祉部
D1 施策の進捗と方向性
指標の動向 (各課長記入)
指 標 名(後期基本計画)
生きがいを感じる高齢者の割合
単 位
取 得 方 法
%
アンケート
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
83.8
84.1
84.0
80.3
84.1
84.5
【算出式】まちづくり達成度アンケート調査「生きがいをもって元気に暮らしていると思いますか」における65歳以上の「そう思う」+「どちらかといえ
ばそう思う」の割合
Ⅰ
目標値の達成状況
達成できなかった
高齢化社会を迎えるとともに地域住民の高齢化対策への意識の高まりや取組が次第に活
発になってきています。地域住民主導のふれあいの家の活動は高齢者の生きがいの創出
左記の や社会的孤立感の解消等に寄与できるものと考えます。平成27年度は2か所増設し、市内
理由・背景 17か所となりました。今後も地域での活動が減退することなく更なる活発化につながるよう
活動支援と地域住民との共同に取り組んでいきます。
指 標 名(後期基本計画)
要介護(要支援)認定者を除く高齢者
の割合
単 位
取 得 方 法
%
業務取得
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
84.2
84.1
84.5
84.3
84.7
85.2
Ⅱ 【算出式】 (「65歳以上の人口」ー「要介護(要支援)認定者÷「65歳以上人口」×100
目標値の達成状況
左記の 平成27年4月より介護予防・日常生活支援総合事業を開始し、市民の介護予防に対する意
識や関心を高めることができました。来年度以降も元気高齢者が増えるよう取り組みます。
理由・背景
達成できた
指 標 名(後期基本計画)
単 位
取 得 方 法
年 度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
福祉サービスを受けている障害者の
目標値
32.6
35.0
35.2
35.4
%
業務取得
割合
実績値
32.8
35.1
Ⅲ 【算出式】 「障害者手帳所持者で障害福祉サービス利用者」÷「障害者手帳所持者」×100
目標値の達成状況
左記の 計画相談支援の充実が図られてきており、障害福祉サービス利用者も増加傾向となってい
理由・背景 ます。
達成できた
指 標 名(後期基本計画)
単 位
取 得 方 法
年 度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
目標値
1.2
1.3
1.4
1.8
市内企業における障害者雇用率
%
業務取得
実績値
1.3
1.5
Ⅳ 【算出式】 「障害者の常用雇用者」÷「法定労働者数」×100
目標値の達成状況
左記の 障害者の自立支援、雇用促進の制度が充実し、雇用が安定したものとなっています。
理由・背景 障害別では、知的障害及び精神障害が増加傾向にあります。
達成できた
指 標 名(後期基本計画)
就労支援施設を利用している障害者
数
単 位
取 得 方 法
人
業務取得
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
326
389
400
390
412
450
【算出式】就労支援施設として就労移行支援施設、就労継続支援A型・B型施設、地域活動支援センターⅢ型施設である「マーレ」「アモール」「か
Ⅴ たぐるま」「キッチンよつば」「こまぎ園」「南天の木」「初石工房」「いろいろやハーモニー」「エンゼルフラワー」「さつき園」「流山市就労支援センター」
等を利用している障害者数の合計
目標値の達成状況
左記の 就労支援施設は、市内や近隣市において多く開設され、それに伴い利用者も増加していま
理由・背景 す。今後も利用者は増加していくと見込まれます。
達成できた
指 標 名(後期基本計画)
単 位
取 得 方 法
年 度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
目標値
14.0
16.0
17.0
18.0
高齢者ふれあいの家設置目標数
施設
業務取得
実績値
15.0
17.0
Ⅵ 【算出式】今年度末現在の「高齢者ふれあいの家」の設置総数
高齢者の引きこもりや孤立感の防止のため、民家や空き店舗等で高齢者のための居場所
目標値の達成状況
左記の
を開設し社会参加を促進することで、高齢者の生きがいの推進を図りました。高齢者ふれあ
理由・背景
達成できた
いの家は、平成27年度中に15か所から17か所になりました。
指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入)
・民間企業における障害者への理解が進む中において、障害者雇用率も年々増加傾向にあります。
他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入)
今後の方向性(翌年度以降の取り組み・課題など) (部局長記入)
・障害者が自立できるよう障害福祉サービスの充実を図ります。
6
健康福祉部
C2 部が関係する施策ごとの取り組み (各課長記入)
施 策 名
4-3 誰もが安心して暮らすことのできる生活支援づくり
取 り 組 み 担当課
実 施 時 期
【生活保護面接相談事業】
社会福祉
生活保護の相談の段階から制度の仕組みを十分に説明するとともに他法他施策や 課
地域の社会資源の活用等について適切な助言を行い、要保護者に対して、きめ細
かな面接相談、申請手続きへの援助指導を行います。
平成27年4月1日から平成27年度
末まで
【生活保護法等に基づく扶助事業】
社会福祉
保護受給者に適切な援助及び指導を行います。保護の開始にあたっては、生活上 課
の義務や届出の義務等の保護の受給要件について十分説明の上、適切な指導を
行います。
また、利用しうる資源や能力の活用を怠り又は忌避している場合は、随時指導を行
います。
平成27年4月1日から平成27年度
末まで
【臨時福祉給付金給付事業】
社会福祉
平成26年度に実施した臨時福祉給付金事業を今年度も引き続き給付を行います。 課
給付対象者は市民税(均等割り)が課税されていな方で、生活保護の被保護者等を
除いた方 一人に6千円を支給します。
平成27年8月から平成27年11月4
日まで
中間報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
【生活保護面接相談事業】
生活保護業務の実務経験のある面接相談員が業務を担当し、生活相談や活用可
能な他法制度の案内などをきめ細かく支援しています。
本年4月から9月末までの相談件数は168件でした。
【生活保護法等に基づく扶助事業】
生活保護受給者の方々が、安定した生活を送れるように支援するとともに、世帯の
自立に向けた援助や支援を行いました。また、不適正な保護の受給を防止するた
め、保護受給者に収入の申告義務を説明するとともに、金融機関・生命保険会社・
年金事務所・雇用先企業などへの調査等を実施しました。
【臨時福祉給付金給付事業】
受付期間は平成27年8月3日から平成27年11月4日までの3か月です。
申請書発送件数非課税者 16,641件 、未申告者1,623件 合計18,264件
支給は10月から順次振り込みを行っていきます。
最終報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
【生活保護面接相談事業】
平成27年度から開始された生活困窮者自立支
生活保護の実務経験を有する面接相談員が、生活にお困りの方々の相談を受け、 援事業では、生活保護の該当ではないが、現に
保護制度の説明や申請の受付を行いました。また、合わせて、生活困窮者自立支 生活に困窮する世帯の支援を実施しており、今
援事業など相談者が利用可能な社会資源や他法制度、自立のために活用できる 後一層の連携を図る必要があります。
能力などについても助言を行いました。
本年度当初から、28年年度の相談件数は312件でした。
【生活保護法等に基づく扶助事業】
生活保護受給者の方々が、安定した生活を送れるように支援を行うとともに、世帯
の自立に向けた助言や指導を行いました。また、不適正に保護を受給することのな
いよう保護受給者の義務の説明を行うとともに、金融機関・生命保険会社・年金事
務所・被保護者を雇用する企業などへの調査等を実施しました。
【臨時福祉給付金給付事業】
平成27年8月3日から平成27年11月4日までの3か月間で受付を行い、給付金の
支給を行いました。
支給人数19,021人(2月末)、給付額114,126,000円を給付しました。
7
健康福祉部
D2 施策の進捗と方向性
指標の動向 (各課長記入)
指 標 名(後期基本計画)
生活保護受給者数
Ⅰ
単 位
取 得 方 法
人
業務取得
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
1,725
1,555
1,760
1570(見込み)
1,790
1,900
【算出式】 生活保護受給者数
生活保護受給者は、依然増加傾向にありますが、目標値は下回っています。生活保護受給
左記の 者数は目標を掲げて達成を図るものとは性質が異なるため「目標値の達成状況」への記入
理由・背景 はしていません。また、実績値の今年度の確定は、平成28年度の「部長の仕事と目標(当
初報告)」に記載します。
指 標 名(後期基本計画)
単 位
取 得 方 法
年 度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
目標値
10.2
10.2
10.2
10.5
保護率
%
業務取得
実績値
8.9
9.0(見込み)
目標値の達成状況
Ⅱ
目標値の達成状況
保護率は、目標値は下回っています。生活保護受給者数は目標を掲げて達成を図るものと
左記の は性質が異なるため「目標値の達成状況」への記入はしていません。また、実績値の今年
理由・背景 度の確定は、平成28年度の「部長の仕事と目標(当初報告)」に記載します。
指 標 名(後期基本計画)
就労支援により就労を開始した生活
保護世帯数
単 位
取 得 方 法
世帯
業務取得
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
12
0
14
12
16
24
【算出式】就労支援により就労を開始した生活保護世帯数
Ⅲ
目標値の達成状況
左記の
理由・背景
指標名を昨年度までの「就労支援により自立した生活保護世帯数」から「就労支援により就
労を開始した生活保護世帯数」に変更しました。就労により保護からの自立には至らずと
も、自立に向けたステップを踏んでいる世帯数を示すこととしました。
達成できなかった【見込み】
指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入)
生活保護受給者のそれぞれの状況に応じた様々なニーズに応じ、支援や助言を行いサポートをしています。
他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入)
ハローワークとの連携による保護受給者の就労支援や業務委託による就労支援などを実施し、保護受給者の自立に向けた支援を実
施しています。
今後の方向性(翌年度以降の取り組み・課題など) (部局長記入)
担当員の増員など実施体制の整備を進め、就労支援・不正受給の防止などと合わせて、保護受給者へのきめ細かなサポートを実施
します。
8
健康福祉部
C3 部が関係する施策ごとの取り組み (各課長記入)
施 策 名
4-4 健康で明るい暮らしづくり
取 り 組 み 担当課
【新型インフルエンザ等感染症対策事業】
新型インフルエンザ等の感染拡大に備え、対策に実施体制や予防・まん延防止対
策などを盛り込んだ新型インフルエンザ等対策行動計画を策定します。
健康増進
課
実 施 時 期
平成27年4月から平成27年9月ま
で
【乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん訪問事業)】
健康増進
生後2~3か月の乳児がいる全ての家庭に保健師・助産師が訪問し子育て支援に 課
関する情報を提供しながら支援が必要な家庭に対しては、適切なサービスに結び
つけます。
平成27年4月から平成27年度末ま
で
【母子健康診査事業】
母子保健法による母子手帳の発行や、妊婦・乳児の一般健康診査のほか3か月
児・1歳6か月児・3歳児の健康診査を行います。
健康増進
課
平成27年4月から平成27年度末ま
で
【ヘルスアップ事業】
健康増進
日頃運動習慣のない方や運動初心者の方を対象に有酸素運動やストレッチ、筋力 課
トレーニングを取入れた運動教室を開催します。
開催場所は市内5か所の福祉会館等で、全10回の教室です。
27年度から小さなお子さんがいても安心して教室に参加できるように新たに託児付
の教室を設けます。
前期教室:平成27年6月から10月
後期教室:平成27年11月から平成
28年3月
【予防接種事業】
乳幼児から高齢者まで様々な予防接種を実施し病気の蔓延防止を図ります。
健康増進
課
平成27年4月から平成27年度末ま
で
【高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用助成事業】
健康増進
高齢者の肺炎球菌感染症予防のため平成26年10月から65歳以上の5歳刻み年 課
齢の方が定期接種の対象となりましたが、65歳以上で定期接種の対象とならない
方にも接種費用の助成を行っていきます。
平成27年4月から平成27年度末ま
で
【健康増進事業】
健康増進
生活習慣病予防のための健康診査、がんの早期発見のための各種がん検診を実 課
施します。また、平成27年度は、特定健診充実事業の心電図検査対象者の見直し
を行い対象者の拡充を図りました。結核肺がん検診については検診会場を2か所
(森の倶楽部、向小金福祉会館)増やして実施します。
平成27年4月から平成27年度末ま
で
【健康づくり啓発事業】
健康増進
市民に密着した健康的な食生活及び総合的な健康づくりを普及させるとともにその 課
推進を図るため、「健康づくり推進員」21名を新たに委嘱しました。そして今年度から
スタートした「流山市健康づくり支援計画」の目標達成に向けて、推進員の皆様とと
もに「健康づくり推進員行動計画」を策定し各種事業を展開します。
平成27年4月から平成27年度末ま
で
【災害医療対策事業】
健康増進
大規模災害発生時に災害救護対策本部を設置するとともに市内5か所に救護所を 課
設置し、災害医療コーディネーターの医師が救護所などに配置する医療関係者の
調整を行います。平成27年度は、救護所に必要な医薬材料や備品などの備蓄を
行います。
平成27年4月から平成27年度末ま
で
9
健康福祉部
中間報告(取組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況 (課題と解決方法・留意事項など)
【新型インフルエンザ等感染症対策事業】
福祉施策審議会への諮問、答申やパブリックコメントを行い「流山市新型インフルエ
ンザ等対策行動計画」を平成27年9月に策定しました。
【乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん訪問事業)】
生後2~3か月の乳児がいる家庭を、保健師・助産師が訪問し、子育てに関する情
報提供や、支援を要する家庭の早期把握に努めました。
8月までの訪問件数は、655件でした。
全件把握を目標としているため、訪問による母子
との面談ができなかった家庭の把握について
は、その後の3か月児健康診査の結果等を確認
するなどし、支援を要する家庭について適切な
サービスの提供を行っていきます。
【母子健康診査事業】
9月末現在の母子健康手帳の発行件数は、909件、3か月児健康診査受診者数
は、8月末現在686人、9月末現在の1歳6か月児健康診査受診者数は、874人
(受診率94.6%)、3歳児健康診査受診者数は、816人(受診率93.4%)でした。
乳幼児健康診査は乳幼児の病気の予防と早期
発見、および健康の保持・健康の増進を目的とし
ているため、未受診者に対し受診勧奨を行い、受
診率の向上に努めていきます。
【ヘルスアップ事業】
前期教室(6月から10月)を市内5か所の福祉会館等で行っています。
また、今年度から小さなお子さんがいても運動ができるよう託児付の教室を用意し
ました。
【予防接種事業】
乳幼児から高齢者までの定期の予防接種を実施しました。
8月末現在の接種者数は、乳幼児が16,197件、高齢者(肺炎球菌)は、定期接種
が1,706件でした。
予防接種の実施により、感染症の発生及び蔓延
を予防し、公衆衛生の向上と増進を図っていきま
す。
今年度10月から開始の高齢者インフルエンザ予
防接種は、ワクチンの変更から委託料が改定さ
れました。来年度は、自己負担額の引き上げを
視野に入れ検討していきます。
【高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用助成事業】
助成制度の周知に努めていきます。
65歳以上で定期接種の対象とならない方の接種機会を確保するため、助成制度を
引き続き実施しました。8月末現在の助成件数は、82件でした。
【健康増進事業】
特定健診充実事業の心電図検査対象者の見直しを行い、6月15日から8月31日
までの間、生活習慣病予防のための健康診査を行いました。また、がん検診につい
ては、市内5か所で胃がん検診を、新規会場の森の倶楽部、向小金福祉会館を含
め10か所で結核・肺がん集団検診を行いました。今後も集団検診及び医療機関に
おける個別検診で、大腸がん、子宮頸がん、乳がん等の検診を実施していきます。
【健康づくり啓発事業】
今年度から新たに委嘱された健康づくり推進員の研修を行うとともに今後の活動に
ついて協議を進めています。また、7月に愛媛県八幡浜市で行われた健康都市大
会で健康づくり推進員による活動報告を行いました。
【災害医療対策事業】
災害医療対策会議を2回開催し、災害時の医療チームの体制などについて協議を
行いました。
10
健康福祉部
最終報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
【新型インフルエンザ等感染症対策事業】
「流山市新型インフルエンザ等対策行動計画」を平成27年9月に策定するととも
に、備蓄する消毒薬の更新を図りました。
【乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん訪問事業)】
生後2~3か月の乳児がいる全ての家庭に保健師・助産師が訪問し子育て支援に
関する情報を提供しながら支援が必要な家庭に対しては、適切なサービスに結び
つけるとともに、養育環境の早期把握に努めました。1月末までの訪問実績は、対
象者-1,528件、訪問実績-1,308件、訪問率-85.6%。
里帰り出産等により、訪問時期に流山に居ない
場合が多いことから、訪問率は、若干下がってい
ますが、4か月を過ぎてからも訪問を実施し、把
握に努めていきます。
【母子健康診査事業】
1月末現在の母子健康手帳の発行件数は、1,535件、3か月児健康診査受診者
数は、2月末現在1,450人、1歳6か月児健康診査受診者数は、1,633人(受診
率95.2%)、3歳児健康診査受診者数は1,601人(受診率93.3%)でした。
乳幼児健康診査は乳幼児の病気の予防と早期
発見、および健康の保持・健康の増進を目的とし
ているため、未受診者に対し受診勧奨を行い、受
診率の向上に努めていきます。
【ヘルスアップ事業】
市内5か所の福祉会館等でそれぞれ前期と後期のヘルスアップ教室を開催しまし
た。十太夫福祉会館の教室では、今年度から新たに託児付の教室を設定し子育て
世代の方々にも利用しやすい環境を図りました。
【予防接種事業】
乳幼児から高齢者までの定期の予防接種を実施しました。
1月末現在の接種者数は、A類-乳幼児が32,568件。
B類-高齢者インフルエンザ予防接種は、18,042件、高齢者肺炎球菌感染症
(定期)は、3,003件でした。
予防接種の実施により、感染症の発生及び蔓延
を予防し、公衆衛生の向上と増進を図っていきま
す。
今年度10月から開始の高齢者インフルエンザ予
防接種は、ワクチンの変更から委託料が改定さ
れました。
【高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用助成事業】
助成制度の周知に努めていきます。
65歳以上で定期接種の対象とならない方の接種機会を確保するため、助成制度を
実施しました。2月末現在の助成件数は、282件でした。
【健康増進事業】
特定健診充実事業の心電図検査対象者の見直しを行い、6月15日から8月31日
までの間、生活習慣病予防のための健康診査を行いました。また、がん検診につい
ては、市内5か所で胃がん検診を、新規会場の森の倶楽部、向小金福祉会館を含
め10か所で結核・肺がん集団検診を行いました。また、集団検診及び医療機関に
おける個別検診で、大腸がん、子宮頸がん、乳がん等の検診を実施しました。
【健康づくり啓発事業】
今年度から新たに委嘱された健康づくり推進員の研修を行うとともにスクエアステッ
プや栄養講座などを行いました。また、7月に愛媛県八幡浜市で行われた健康都市
大会で健康づくり推進員による活動報告を行いました。
【災害医療対策事業】
災害医療対策会議は、3回開催し災害時の医療チーム体制や糖尿病薬や高血圧
薬の備蓄について協議しました。また、救護所に必要な備品や消耗品の整備を図り
ました。
11
生活習慣病の予防、がんの早期発見のため、受
診勧奨を引き続き行い、受診率の向上を計って
いきます。がん検診については、より精度の高い
検診方法の導入と、それに伴う自己負担額の引
き上げを視野に入れ検討していきます。
健康福祉部
D3 施策の進捗と方向性
指標の動向 (各課長記入)
指 標 名(後期基本計画)
健康の維持、増進のために日頃何か
行っている市民の割合
単 位
取 得 方 法
%
アンケート
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
96.7
91.3
97.0
93.7
97.2
98.0
Ⅰ 【算出式】 まちづくり達成度アンケート「健康維持のために日ごろから行っていることはありますか」における「特に何もしていない」を除いた割合
目標値の達成状況
左記の 健康志向や運動ブームにより徐々にではあるが上昇傾向です。
理由・背景
達成できなかった
指 標 名(後期基本計画)
単 位
取 得 方 法
年 度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
がん・心疾患・脳血管疾患による死亡
目標値
57.3
57.0
56.8
56.0
%
業務取得
率
実績値
54.9
※
Ⅱ 【算出式】 「がん・心疾患・脳血管疾患による死亡者数」÷「全死亡者数」×100 【松戸健康福祉センター事業年報より ※毎年11月頃に前
年の数値が公表されます。】
目標値の達成状況
達成できた
左記の 各種がん検診及び生活習慣病予防のための特定健康診査等の受診率向上推進によると
理由・背景 考えられます。
指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入)
集団によるがん検診時に、案内の立ち位置や導線等を工夫し、待ち時間の短縮を図っています。
他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入)
3歳児健康診査耳鼻科再検査を集団から個別受診に変更しました。対象者の利便性を向上させた結果、25年度の集団受診での受
診率は、46.7%でしたが、個別受診にした26年度は、57%と受診率が伸びています。
特定健診時に充実項目として、尿検査等を行っています。また、必要に応じて貧血検査、心電図、眼底検査を実施しています。
今後の方向性(翌年度以降の取り組み・課題など) (部局長記入)
現在、妊娠届の受理と母子健康手帳の交付については、保健センター以外では、市民課及び出張所の事務職員が行っていますが、
妊娠届出時に保健師等の専門職が直接面接し、妊婦の状況を早期に把握し、その後の継続的な支援につなげるための仕組みづくり
を検討していきます。
がん検診について、より精度の高い結果を得られるよう、新たな検診方法の導入を検討していきます。
C4 部が関係する施策ごとの取り組み (各課長記入)
施 策 名
4-5 地域で支える福祉のまちづくり
取 り 組 み 担当課
実 施 時 期
【福祉会館整備事業】
社会福祉
思井福祉会館及び駒木台福祉会館のトイレを和式から洋式の温水洗浄便座に改 課
修し、利用者の高齢化に伴う利便性の確保を図ります。また、江戸川台福祉会館、
駒木台福祉会館の非常用照明等の改修や南流山福祉会館外壁の部分補修を行
い施設の整備を進めます。
平成27年4月1日から平成27年度
末まで
【駒木台福祉会館グラウンド整備事業】
社会福祉
つばさ学園の児童発達支援センターへの移行に伴い、園庭に不足する施設を建設 課
するため、周辺地を借用して駒木台福祉会館グラウンドを整備します。
・グラウンド用地として借用する土地の農地転用申請及び地目変更登記を行いま
す。
・設計に基づきグラウンド整備工事を行います。
借地面積:約1,550㎡、張芝、外周フェンス設置、水道柱1本、ほか
平成27年4月1日から平成27年度
末まで
【社会福祉法人指導監査事業】
社会福祉
社会福祉法人の認可や法人監査事業に対応するため、会計管理監査部門を公認 課
会計事務所等に業務委託を行い、公益性が求められる社会福祉法人の適正な運
営の確保を図っていきます。
平成27年度4月1日から平成28年
度末まで
【つばさ学園改修事業】
児童発達
つばさ学園の児童発達支援センターへの移行に伴い、,幼児ことばの相談室を統合 支援セン
したため、支援室の不足、相談室、検査室、理学療法などの支援をするスペースを ター
確保するため増築を行います。また、職員用事務所の整備や現在使用しているつ
ばさ学園園児用トイレ、照明などにおいても改修し充実した施設環境を整えます。
平成27年度は、設計を業務委託し、28年度に増改築工事を行います。
平成27年度4月1日から平成28年
度末まで
12
健康福祉部
中間報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
【福祉会館整備事業】
・江戸川台福祉会館、駒木台福祉会館非常用照明改修(平成27年7月完成)を施
工しました。
【駒木台福祉会館グラウンド整備事業】
・グラウンド用地として借用する土地の農地転用許可(平成27年5月許可済み)の
手続きを行いました。
・グラウンド整備工事(平成27年11月完成予定)を着工しました。
(課題と解決方法・留意事項など)
トイレ改修工事期間中は、仮設トイレの使用とな
る。
グラウンド整備工事に先立ち、8月8日に近隣住
民等を対象に工事説明会を実施しました。(参加
者11名)
【社会福祉法人指導監査事業】
1つの社会福祉法人について、社会福祉法人指導監査要綱(厚生省関係局長連盟
通知「社会福祉法人指導監査要綱の制定について」)に基づき監査を実施しまし
た。
【つばさ学園改修事業】
平成27年4月1日(水)に改修等設計委託業者選定(プロポーザル方式)のための流
山市ホームページにて公募をおこないました。7社の応募があり書類選考後、5月26
日(火)に6社による審査会を行いました。6月8日(月)に契約を完了しました。現在
は、地質調査,測量が終了し、設計案を基に、増築・改築に対する要望等を調整して
います。
最終報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
【福祉会館整備事業】
非常用照明はバッテリーの寿命があるので定期
・江戸川台福祉会館、駒木台福祉会館非常用照明改修を行い、停電等の非常時に 的な改修が必要となります。
対応可能となりました。
トイレ改修については、多目的トイレの設置を含
・駒木台福祉会館及び思井福祉会館のトイレを和式から洋式の温水洗浄便座に改 め検討する必要があります。
修したことにより、利用者の利便性が向上しました。
【駒木台福祉会館グラウンド整備事業】
今後、芝の維持管理(定期的な水やりや芝刈り)
グラウンドの整備工事が完成し、現在芝の養生中です。平成28年5月使用開始の が必要となります。
予定です。
【社会福祉法人指導監査事業】
10の社会福祉法人について、社会福祉法人指導監査要綱(厚生省関係局長連盟
通知「社会福祉法人指導監査要綱の制定について」)に基づき監査を実施しまし
た。
【つばさ学園改修事業】
契約後、設計打ち合わせを9月及び12月に行いました。平成28年1月20日には工事
工程表(案)を基に工事区域、日程を確認しました。2月10日、17日とつばさ学園、児
童デイつばさ利用保護者に対して改修工事の説明会を開き、つばさ学園10名、児
童デイつばさは、9名の参加でした。また、3月5日には地域住民説明会(駒木台自
治会他4自治会)関係団体への説明会を予定しています。
13
工事期間が5月から翌年2月までの長期にわたる
ためこの間の、福祉会館利用者、つばさ学園、児
童デイつばさ園児の安全な利用に留意する必要
があるため、警備員を常時配置し、安全を確保す
る予定です。
健康福祉部
D4 施策の進捗と方向性
指標の動向 (各課長記入)
指 標 名(後期基本計画)
市民が参加できるまちぐるみの福祉
ができていると思う市民の割合
単 位
取 得 方 法
%
アンケート
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
49.0
53.5
50.0
51.3
51.0
54.0
Ⅰ 【算出式】 まちづくり達成度アンケート「福祉のサービスに市民が参加できるまちぐるみの福祉ができていると思いますか」における「できている」
+「どちらかといえばできている」の割合
Ⅱ
Ⅲ
左記の 整備計画に基づき、福祉会館のトイレを改修するなどし、市民が福祉会館を利用しやすく整
目標値の達成状況
理由・背景 備を行いました。
達成できた
指 標 名(後期基本計画)
単 位
取 得 方 法
年 度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
目標値
2,400
2,450
2,470
2,550
福祉ボランティア数
人
業務取得
実績値
2,208
2,586
【算出式】 流山市ボランティアセンターの年度末登録者数
左記の 流山市社会福祉協議会とも協力し、ボランティア活動協力していただける方々確保していき
目標値の達成状況
理由・背景 ます。
達成できた
指 標 名(後期基本計画)
単 位
取 得 方 法
年 度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
目標値
10.0
10.5
11.0
12.7
各種福祉活動の参加市民の割合
%
アンケート
実績値
6.6
7.9
【算出式】 まちづくり達成度アンケート「 あなたは、NPOなどの市民活動(ボランティアを含む)を行っていますか」における「している」の割合
左記の 福祉に関連した講演を引き続き行い、市民の参加を求めていきます。
理由・背景
指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入)
福祉会館施設のトイレ改修等のバリアフリー化を図ることで、利用者が気軽に利用できる施設改善を行っています。
目標値の達成状況
達成できなかった
他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入)
今後の方向性(翌年度以降の取り組み・課題など) (部局長記入)
市内福祉会館の老朽化対策が今後も必要なことから、引き続き後期基本計画に基づき施設改善を行っていきます。
C5 部が関係する施策ごとの取り組み (各課長記入)
施 策 名
4-6 バリアフリーのまちづくり
取 り 組 み 担当課
実 施 時 期
中間報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
最終報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
D5 施策の進捗と方向性
指標の動向 (各課長記入)
指 標 名(後期基本計画)
市内がバリアフリーだと感じる市民
(65歳以上)の割合
単 位
取 得 方 法
%
アンケート
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
53.6
53.3
54.1
54.2
54.6
56.2
Ⅰ 【算出式】 まちづくり達成度アンケート「市内の駅や道路や施設がバリアフリーになっていると思いますか」における「なっている」+「どちらかとい
えばそう思う」の割合
目標値の達成状況
達成できた
左記の
理由・背景
指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入)
他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入)
今後の方向性(翌年度以降の取り組み・課題など) (部局長記入)
14
健康福祉部
C6 部が関係する施策ごとの取り組み (各課長記入)
施 策 名
4-7 誰もが安心して利用できる社会サービス体制づくり
取 り 組 み 担当課
実 施 時 期
【生活困窮者自立支援事業】
社会福祉
平成27年4月からの生活困窮者自立支援法の施行に伴い、多様な課題を抱える 課
生活困窮者の相談を受け、包括的・継続的な支援を行い、自立を支援を行っていき
ます。
平成27年4月1日から平成28年3
月末まで
【地域支え合い活動推進事業】】
社会福祉
平成26年10月に「流山市地域支え合い活動推進条例を制定し、平成27年4月か 課
ら日常的な見守り活動や災害時の避難支援活動等に携わる自治会に対して、ひと
り暮らしの高齢者等に関する情報(支え合い活動対象名簿)を提供するとともに、活
動体制の整備を行う自治会に対し支援を行っていきます。
平成27年4月1日から平成28年3
月末まで
【特別養護老人ホーム整備事業】
介護支援
特別養護老人ホーム待機者の解消に向け、平成27年度中に特別養護老人ホーム 課
の整備支援、建設の完了を目指します。
平成27年4月1日から平成28年3
月末まで
【障害者グループホームの整備】
第5次流山市障害者計画(平成27年度~平成32年度)と第4期流山市障害福祉
計画(平成27年度~平成29年度)に位置付けた、障害者グループホームの整備
計画を進めていきます。
平成27年4月1日から平成32年度
末まで
障害者支
援課
中間報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
【生活困窮者自立支援事業】
委託先である流山市くらしサポートセンターユー
平成27年4月~9月までの実績として、新規相談受付件数は、75件、支援決定・ ネット及び社会福祉協議会等と連携を図り、生活
確認件数35件、住居確保給付金5件、就労準備支援事業12件、自立相談支援事 困窮者の自立支援を図っていきます。
業による就労支援6件、生活福祉資金による貸付8件、一般就労開始を達成5件と
なっています。
【地域支え合い活動推進事業】
平成27年4月~9月までの実績は、次のとおりです。
1.流山市支え合い活動対象者名簿の取り扱いに関する協定を締結した団体等(名
簿提供済み) 9団体:①千葉県流山市警察署②流山市消防本部・流山消防署
(中央・東・南・北)③流山市消防団④流山市民生委員児童委員協議会⑤社会福祉
協議会⑥~⑨包括支援センター(北部・中部・東部・南部)⑩長崎地区社会福祉協
議会
2.協定締結した自治会(名簿提供済み)24自治会
3.協定の手続きを説明した自治会51自治会(うち4自治会は申し出有)
4.地域支え合い活動報償費を支給した自治会17自治会
5.事業の取り組みについて、自治会への出前講座の実施、自治会等の会議、民
生委員児童委員等関係機関の会議に参加し事業の説明や普及活動を行っていま
す。
【特別養護老人ホーム整備事業】 流山市高齢者支計画に基づき、平成29年度に 要介護4,5の重度者の施設入所待機希望者を
特別養護老人ホームの整備を行う事業者を、去る6月23日から7月31日まで公募 早期に解消するため施設整備を進めます。
したところ、3事業者から申し込みがありました。8月27日に事業者選定委員会を開
催し、審査を行った結果、整備運営事業者に社会福祉法人あかぎ万葉を選定いた
しました。現在、特別養護老人ホームの事業者指定を行う千葉県に対し、同法人の
事業採択のための意見書を提出する準備を進めているところです。
【障害者グループホームの整備】
グループホームの整備については、早期着工を目指し千葉県と協議中です。
15
国からの整備費用補助金を得るために、千葉県
との協議を積極的に進めます。
健康福祉部
最終報告(取り組み項目別)
特 記 事 項
実 施 状 況
(課題と解決方法・留意事項など)
【生活困窮者自立支援事業】
委託先である流山市くらしサポートセンターユー
平成27年4月~平成28年3月までの実績として、相談受付件数は、143件、支援 ネット及び社会福祉協議会等と連携を図り、生活
決定・確認件数53件。支援決定・確認件数53件の主な内訳として、住居確保給付 困窮者の自立支援を図っていきます。
金7件(うち3件延長決定)、生活福祉資金による貸付9件、自立相談支援事業によ
る就労支援14件、就労準備支援事業14件(うち一般就労開始を達成が9件)となっ
ています。
【地域支え合い活動推進事業】
平成27年4月~平成28年3月までの実績は、次のとおりです。
1.流山市支え合い活動対象者名簿の取り扱いに関する協定を締結した団体等(名
簿提供済み)10団体 :①千葉県流山市警察署②流山市消防本部・流山消防署
(中央・東・南・北)③流山市消防団④流山市民生委員児童委員協議会⑤社会福祉
協議会⑥~⑨包括支援センター(北部・中部・東部・南部)⑩長崎地区社会福祉協
議会
2.協定締結した自治会(名簿提供済み51自治会)
3.地域支え合い活動報償費を支給した自治会51自治会
4.事業の取り組みについて、自治会への出前講座の実施、自治会等の会議、民
生委員児童委員等関係機関の会議に参加し事業の説明や普及活動を行っていま
す。
【特別養護老人ホーム整備事業】
平成29年度開設予定の特別養護老人ホーム運
・平成29年度に開設予定の特別養護老人ホームの事業者指定を行う千葉県と現在 営事業者は、千葉県の内示(平成28年度)を受け
協議中です。
た後、開設に向けての準備を進める予定です。
・こうのす台地区に特別養護老人ホーム「でいご」(定員100床ショートステイ20床)
が3月に建設完了しました。
【障害者グループホームの整備】
平成27年度にも申請手続きをしたが、県の採択
平成28年度中の申請に向けて、社会福祉法人「まほろばの里」と協議を進めてい が得られなかったことから、平成28年度の申請
る。
に向け、県及び法人との連携を密にします。
D6 施策の進捗と方向性
指標の動向 (各課長記入)
指 標 名(後期基本計画)
福祉サービスの情報提供に満足して
いる市民(65歳以上)の割合
単 位
取 得 方 法
%
アンケート
指 標 名(後期基本計画)
市の福祉サービスに満足している市
民の割合
単 位
取 得 方 法
%
アンケート
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
年 度
目標値
実績値
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
58.1
61.0
58.6
59.1
61.1
62.3
Ⅰ 【算出式】まちづくり達成度アンケート「福祉サービスの情報提供充足度」における「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」の割合(65歳以上)
目標値の達成状況
左記の 多様化する福祉サービスに関する情報をできる限りわかりやすく広報誌やホームページ、
理由・背景 各窓口などで、情報の提供を引き続き行っていきます。
達成できた
22.8
28.6
28.8
23.5
29.0
30.0
Ⅱ 【算出式】まちづくり達成度アンケート「市の福祉サービスについて不足している点」における「全くない」+「ほとんどない」の割合*「わからない」は
含めない
目標値の達成状況
左記の 増大する福祉サービスへの期待に対し、市民のニーズにできる限り対応する福祉サービス
の充実に努めます。
理由・背景
達成できなかった
指 標 名(後期基本計画)
単 位
取 得 方 法
年 度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成31年度
目標値
34.3
35.1
35.9
38.3
市の福祉サービスに満足している市
%
アンケート
民(65歳以上)の割合
実績値
31.6
28.2
Ⅲ 【算出式】まちづくり達成度アンケート「市の福祉サービスについて不足している点」における「全くない」+「ほとんどない」の割合(65歳以上)*
「わからない」は含めない
目標値の達成状況
達成できなかった
左記の 増大する福祉サービスへの期待に対し、市民のニーズにできる限り対応する福祉サービス
理由・背景 の充実に努めます。
指標では表すことができない定性的な成果 (各課長記入)
生活困窮者自立支援については、平成27年度スタートし、自立に向けた様々な相談を受け、相談者にあった支援を行い、就労につな
げてきている。また、地域支え合い活動推進については、災害時及び日常の見守り活動を行ってもらうため、協力自治会と協定書を締
結し、支え合い活動者対象者名簿を提供しています。
他自治体(近隣他市、沿線他市)と比較して優れている点・劣っている点 (各課長記入)
今後の方向性(翌年度以降の取り組み・課題など) (部局長記入)
地域支え合い活動については、事業の取り組みを積極的に行ってもらうために、自治会への出前講座などで事業の説明や普及活動
を行い、地域での活動を推進し、高齢者や障害者等が地域で安心して暮せるまちづくりを引き続き進めていきます。
16
健康福祉部
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
E 適正な負担と徴収
1 自主財源の確保の強化
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
F 税外収入の拡充
1 自主財源の確保の強化
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
G 課税対象の獲得
1 自主財源の確保の強化
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
H スリムな組織体制の推進
2 効率的行政組織の構築
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
I 地方債及び債務負担行為残高の抑制
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
3 健全な財政運営の維持
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
J 財政硬直化の抑制
3 健全な財政運営の維持
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
17
健康福祉部
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
K 公会計制度の活用
3 健全な財政運営の維持
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
L 財産の有効活用
4 市有財産の維持と活用の適正化
項目
1
非該当項目
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
M 公共施設の維持管理
項目
取り組み
1
中間報告
最終報告
4 市有財産の維持と活用の適正化
・計画的な公共施設の保全
・効率的な維持管理
・平成24年度から福祉会館5館(駒木台、江戸川台、思い、向小金、赤城)のESCO事
業を実施し平成25年度から年間を通して包括的なサービスを環境負荷の低減並びに
光熱費の効果的な削減を図ります。
・地域福祉センターの空調、照明、ボイラー及び浴場の改修をデザインビルド型小規模 社会福祉課
ESCOにより実施することで快適で安定した施設環境の提供が可能となるだけでなく 高齢者生きがい推進
機器保有リスクの削減及び光熱水費の削減を図ります。平成27年度から13年間E 事業
SCO事業費を償還します。
・地域福祉センターについては、ESCO事業の成果を検証する初年度のため、今後、上半期の光熱水費を検
証することで下半期の光熱水費の削減について検討していきたい。
・地域福祉センターのESCO事業委託事業者から提出のありました平成27年度中間報告書によると光熱水
費等の金額は、改修工事後の予定額を下回っており、削減がされています。また、下半期の実績についても、
今後、委託事業者から最終報告書が提出されますが、上半期同様に改修後は光熱水費の削減が期待できま
す。
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
N 予算編成権の一部移譲
5 庁内分権の推進
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
O 下位職への決裁権限の移譲
5 庁内分権の推進
項目
1
取り組み
中間報告
非該当項目
最終報告
18
健康福祉部
Ⅰ 財政健全性と効率を追求する経営
P 人事権の一部移譲
5 庁内分権の推進
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
Q 情報公開・情報発信の充実
1 情報の共有
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
R 地域団体・NPO・個人への活動支援
2 市民との協働によるまちづくりの推進
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
S 民学官の連携
2 市民との協働によるまちづくりの推進
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
T 職員の地域参加
2 市民との協働によるまちづくりの推進
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
U 各種附属機関(審議会等)の公募委員枠の拡大
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
19
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
3 市民活力の有効活用
健康福祉部
Ⅱ 市民参加・参画による行政経営
V アウトソーシングの推進
3 市民活力の有効活用
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
W 部局長及び課長のマネジメント能力向上
Ⅲ 職員のスキルアップと意識改革
1 職員のスキルアップ
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
Ⅲ 職員のスキルアップと意識改革
X 活動する職員の育成
1 職員のスキルアップ
項目
1
取り組み
中間報告
最終報告
20
健康福祉部
Y 市民等に対する窓口対応の向上
取り組み
市民サービスの向上について
職員一人ひとりがプロ意識をもって職務に関する知識の習得と窓口対応能力の向上に
健康福祉部
努め原則として職員一人での対応ができるようにします。
1
窓口対応については、概ね職員一人での対応が図れています。
最終報告
取り組み
2
混雑時には個人個人が窓口を注意し、接客漏れのないよ来客者に声をかけていきま
す。
社会福祉課
管理職も含め窓口での接客漏れがないよう、注意を払いながら来客者の対応を行ってきました。
最終報告
取り組み
来庁者に対しては「おはようございます」「こんにちは」といった挨拶を行うとともに、利用
者の立場に立ち、分かりやすく丁寧な言葉を用いた窓口対応に心がけます。また、業務
についての質問・問い合わせについては、全職員が共通認識を持て対応できるよう、課 高齢者生きがい推進
内研修等を開催し知識の向上に努めます。
課
3
最終報告
毎朝、係ごとのミーティングを開催し、前日からの懸案事項の確認、事務引継を実施し、担当者が不在でも事
務に支障を来たさないよう注意を払いました。また、業務内容等についての疑問点を確認するため、課内研
修、打合せを随時実施し、職員が共通認識をもって同様の対応がとれるように努めました。
取り組み
・窓口来所者の相談内容を的確に把握し、待たせることなく、迅速・丁寧・親切な対応に
努めます。
介護支援課
・「言葉づかい」「身だしなみ」などの窓口対応の基本ルールを守ります。
最終報告
・制度改正に伴い、多岐に渡る窓口対応・相談に対して内容を的確に把握し迅速・丁寧・親切な言葉づかいで
対応することが出来ました。
4
取り組み
5
最終報告
取り組み
6
・「あいさつや身だしなみ」、「丁寧で親切な応対」、「わかりやすい説明」を基本に窓口対
応の向上に取り組みます。
・障害をお持ちの方それぞれの障害特性を十分理解し、相談に対応できる知識とスキ 障害者支援課
ルの向上に努めます。
手帳の交付や申請手続きで、窓口が大変混み合うことが多いなか、素早く声をかけるなど対応しました。ま
た、説明においては、障害者の方にもわかりやすい丁寧な対応に取り組んでいることから、職員に対する苦情
やトラブルもありません。
身だしなみである服装等についても、清潔感を心掛けています。
市民から様々な相談が寄せられることから、市職員を対象にした、手話講習会を実施したり専門知識の習得
のため研修に参加し自己研鑚に努めました。
・「あいさつや身だしなみ」、「丁寧で親切な応対」、「わかりやすい説明」を基本に窓口対
応の向上に取り組みます。
・障害をお持ちの方それぞれの障害特性を十分理解し、相談に対応できる知識とスキ 児童発達支援センター
ルの向上に努めます。
・あいさつなど基本的な窓口対応に努めてきました。
最終報告
取り組み
7
最終報告
・健診受診時や健康講座など子どもから高齢者まで多くの市民が訪れるため、来所者
の立場に立った丁寧な対応を心がけます。
・検診時は、受診者が戸惑わないよう積極的に声掛けしスムーズに受診できるようにし 健康増進課
ます。
健(検)診時には、解り易い説明と積極的な声掛けに努め来庁者が戸惑うことなく流れに沿ってスムーズに受
診できました。
21