March 2009 ® No. 94 Caritas Japan News 通算発行番号 No. 276 2009年 四旬節キャンペーン特集 四旬節ポスター 教皇メッセージ 教皇ベネディクト十六世 2009年四旬節メッセージ ……………… 2 愛の献金趣意書 2009年四旬節愛の献金 ……………………………………………… 5 支援中間報告 ミャンマーサイクロン・中国四川大地震・いのちを守る募金 ……… 7 福祉のページ 自死と孤立 ……………………………………………………………… 8 4月号からカリタスジャパンニュースは偶数月 (隔月) 発行となります。 四旬節教皇メッセージ 教皇ベネディクト十六世 2009年四旬節メッセージ 「そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた」 (マタイ 4・2) 親愛なる兄弟姉妹の皆様。 霊的鍛錬に励む季節である四旬節の始まりにあたり、今年も典礼は、祈り、施し、断食という三 つの償いのわざをわたしたちに提示します。それらは聖書とキリスト教の伝統にとって非常に大切 なわざであり、復活祭をよりよく祝い、神の力を体験するための準備でもあります。そして、復活 徹夜祭にわたしたちは次のことばを耳にします。 「悪はうちはらわれ、罪は清められ、恵みが注が れて、喜びが満ちあふれる」 (復活賛歌) 。 今年の四旬節メッセージでは、断食の価値と意味につ いてとくに重点的に考えたいと思います。四旬節には、主が公生活に入られる前に行った荒れ野で の四十日間の断食がとりわけ思い起こされます。 「イエスは悪魔から誘惑を受けるため、 霊 に導 かれて荒れ野に行かれた。そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた」 (マタイ 4・ 1-2) 。おきての板を授かる前に断食をしたモーセ(出エジプト 34・28) 、神の山ホレブで主と出 会う前に断食をしたエリア(列王記上 19・8)と同じように、イエスも祈りと断食を通して目前 にある宣教にご自身を備えられ、それを開始するにあたって誘惑と激しく戦われました。 健康維持のために本来、有益でよいものを自ら拒否することが、わたしたちキリスト者にとって どんな価値と意味があるのか不思議に思うかもしれません。聖書とすべてのキリスト教の伝承の教 えによれば、断食は罪とそれに至るすべてのものを退けるための大きな助けとなります。それゆえ、 救いの歴史には数々の断食を促す場面があります。聖書の冒頭では、禁断の果実を食べないよう に主が人間に命じます。 「園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、 決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう」 (創世記 2・16-17) 。神のおきてについて 聖バジリオはいいます。 「断食は楽園で命じられました。 」そして「この意味で、最初のおきてはア ダムに与えられました」 。ですから、 「 『食べてはならない』とは、 すなわち断食と節制のおきてです。 」 ( 『断食についての説教』 :PG 31,168,98 参照) 。わたしたちは皆、罪とその結果に打ちひしがれます。 ですから、神との友情を取りもどす手だてとして、断食がわたしたちに示されているのです。預言 者エズラの場合にもそうでした。 エズラは捕囚の地から約束の地に戻る旅路の準備をするにあたり、 断食をして「神の前に身をかがめ」 (エズラ 8・21)るよう群衆に呼びかけます。全能の神は彼ら の祈りを聞きいれ、彼らをいつくしみ守ることを約束されます。同じように、ニネベの人々も忠実 のしるしとして断食することを宣言します。悔い改めるよう求める預言者ヨナの呼びかけにこたえ て、彼らはいいます。 「そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、我々は滅びを免れるかも 2 しれない」 (ヨナ 3・9) 。この場合にも、神は彼らの行いを見ておゆるしになりました。 新約聖書の中で、イエスはファリサイ派の人々の態度を非難しつつ、断食の奥深い目的に光を当 てます。彼らは律法の規定を徹底的に守りながらも、その心は神から遠ざかっていたからです。主 が至るところで繰り返されているように、真の断食とはまさに、 「隠れたことを見て報いてくださ る」 (マタイ 6・18)天の御父のみ旨を行うことです。主ご自身が手本となり、荒れ野で過ごされ た四十日間の最後に、悪魔にいいます。 「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一 つ一つのことばで生きる」 (マタイ 4・4) 。このように、真の断食は、御父のみ心を行うことであ る「真の食べ物」を食する(ヨハネ 4・34 参照)ために行われます。したがって、アダムが「善 悪の知識の木からは、決して食べてはならない」という主のおきてに背いたとしても、信者は主の 愛といつくしみを信じ、断食によって身をかがめ神に自らをゆだねようとします。 初期キリスト教共同体では断食が頻繁に行われていました(使徒言行録 13・3、14・22、27・ 21、二コリント 6・5 参照) 。教父も、断食には罪、とりわけ「古いアダム」の強欲を押さえ込み、 信者の心に神への道を開く力があると述べています。さらに、断食はあらゆる時代の聖人によって 頻繁に行われ、 奨励されているわざでもあります。聖ペトロ・クリソロゴは次のように記しています。 「断食は祈りの魂であり、 その断食を生かすのはいつくしみなのです。ですから、祈るときは断食し、 断食するときにはいつくしみのわざを行いなさい。願いが聞き入れられるよう望むなら、他者の願 いに耳を傾けなさい。他者にむけて耳をふさがずにいれば、神の耳があなた自身に向けて開かれま す」 ( 『説教』43:PL52、320、322) 。 現在、断食は霊的意味合いを失ったかのようです。物質的豊かさの追求を特徴とする文化の中で、 それは体をいたわるための治療的価値を帯びるようになりました。確かに断食はからだの健康に役 立ちますが、信者にとっての断食とは神のみ心にかなうことを阻むすべてのことをいやす「療法」 にほかなりません。1966 年に発布された使徒憲章『パエニテミニ』の中で、神のしもべ、教皇パ ウロ六世は断食のことを述べる必要性を感じ、すべてのキリスト者に呼びかけます。 「生きている のは、もはや人ではありません。人を愛し、人のために身をささげられたキリストがその人のうち に生きておられるのです。……人は兄弟姉妹のためにも生きなければなりません」 (1 章参照) 。四 旬節は、この古来のわざの真の永続的重要性を再発見し、使徒憲章の中の規範を呼び起こすよい機 会となるでしょう。そしてまた、わたしたちが自らの利己主義を克服し、神と隣人への愛に心を開 く助けとなるでしょう。神と隣人への愛とは、すなわち新しい律法であり福音全体の要約である、 第一のそしてもっとも重要なおきてです(マタイ 22・34-40 参照) 。 さらに、信仰のうちに行われる断食には、肉体と霊魂から成る全人格を一つにする働きがありま す。また、それは罪を退け、主に近づく助けとなります。聖アウグスチヌスは、自らの負の衝動を 痛感して、それを「錯綜し紛糾しきった結び目」 ( 『告白』2・10・18 山田晶訳)と定義し、さら 3 に記します。 「わたしはまさに欠乏した状態を自らに課します。主がわたしをおゆるしになり、御 目の喜びとするためです。そうすれば、わたしは主の喜びに入るでしょう」 ( 『説教』400・3・3: PL 40,708) 。体の栄養となる物質的糧を拒否することにより、わたしたちはキリストに耳を傾け、 救いのことばを糧とする内的姿勢を強めます。断食と祈りによって、わたしたちはキリストを受け 入れ、自らの存在の深みで味わうもっとも深遠な飢え、すなわち神を求める飢えと渇きを満たすの です。 同時に、断食は多くの兄弟姉妹の生活状況にわたしたちの目を開く助けとなります。聖ヨハネは 第一の手紙の中で忠告します。 「世の富を持ちながら、兄弟が必要な物に事欠くのを見て同情しな い者があれば、どうして神の愛がそのような者のうちにとどまるでしょう」 (3・17) 。わたしたち は自発的に断食を行うことにより、身を低くかがめて苦しんでいる人々を助けにいくよいサマリア 人の精神に添って成長することができます(回勅『神は愛』15 参照) 。人のために無私のわざを惜 しげなく行うことで、わたしたちは助けを必要としている兄弟姉妹は他人でないことをはっきりと 示します。まさに、この兄弟姉妹を受け入れ思いやる姿勢を保つために、わたしは教区、その他す べての共同体にお願いします。四旬節の間、神のことばを読み、祈り、施しを行うことに加えて、 個人もしくは集団で断食する習慣を育ててください。断食は、最初からキリスト教共同体に特徴的 なわざでした。その中では、特別献金が行われ(二コリント 8 〜 9 章、ローマ 15・25 − 27 参照) 、 信者は断食のときに取り分けておいたものを貧しい人々に施すように招かれていました(Didascalia Ap.,V・20・18) 。今、とくに四旬節という典礼暦にあたり、こうした行いを再び見いだし促す必 要があります。 断食は修徳の重要なわざであり、自分自身へのあらゆるゆがんだ執着と闘うための霊的武器とな ることが、今までわたしが述べたことからお分かりいただけるかと思います。自由意志をもって、 食べ物やそれ以外の物的財貨を得る喜びからの離脱を選びとることは、キリスト者が自然な欲求 を制御する助けとなります。この制御するという能力は、全人格に悪影響を及ぼす原罪によって弱 められているからです。折しも、四旬節典礼で用いる古代教会の賛歌は促します。 「ことば、食べ 物、飲み物、眠り、楽しみをひかえるよう、いっそう注意を払いましょう(Utamur ergo parcius,/ verbis cibis et potibus,/somno,iocis et arctius/perstemus in custodia) 。 」 兄弟姉妹の皆様、断食の究極の目的はなんとすばらしいものでしょうか。それは、神のしもべ、 ヨハネ・パウロ二世が記されているように、わたしたち一人ひとりが神に自らを完全に与え尽くす のを助けることです(回勅『真理の輝き』21 参照) 。ですから、 すべての家族とキリスト教共同体が、 神と隣人への愛へ向かいながら、心を惑わすあらゆるものを退け、霊魂を強めつつ成長するように 望みます。四旬節というこの季節を、彼らがそのために大いに生かすことができますように。わた しがとくに考えているのは、霊的読書(レクチオ・ディヴィナ)という祈りに励むこと、ゆるしの 4 秘跡にあずかること、そして感謝の祭儀、とりわけ主日のミサに積極的に参加することです。この ような心構えをもって、四旬節の償いの精神にあずかりましょう。わたしたちの心を罪への隷属か ら解放し、とこしえの「神の住まい」とするために、喜びの源であるおとめマリアがともにいて助 けてくださいますように。そして、すべての信者とキリスト教共同体の皆様が、実りある四旬節の 旅路を確かに歩むことができるように祈ります。これらの願いとともに、わたしは心から皆様に使 徒的祝福を送ります。 2008 年 12 月 11 日 バチカンにて 教皇ベネディクト十六世 四旬節愛の献金趣意書 四旬節愛の献金 四旬節にあたり教会の伝統は、信仰の原点をふり返り回心を促すため の業として、 「祈り、断食、施し」を私たちに求めています。 日本の司教団は、信仰の先達の模範に倣い、四旬節の精神に私たち一 人ひとりが生きることができるように、 わかちあいを呼びかけています。 神が創られたすべての生命に目を向けて、助けを必要としている多くの人 たちへ、私たちの手を差し伸べましょう。 四旬節のこのわかちあいは、カリタスジャパンが「四旬節献金」として担 当しています。集められた献金は、緊急災害援助だけではなく、世界各 地で危 険にさらされている生 命を守るために役 立てられ、 少 数 民 族の子 どもたちの教育支援など、すべての人の自立を目指した長期的援助にもあ てられています。 この四旬節に、あなたの暖かい心を、世界の多くの人に届けてください。 2009年2月25日 カリタスジャパン責任司教 タルチシオ 担当司教 ヤコブ 5 灰の水曜日 菊地 功 幸田和生 「四旬節 愛の献金」キャンペーン始まりました 灰の水曜日を迎え、 四旬節に入りました。皆様の小教区にも、 カリタスジャパン発行の 「四旬節キャ ンペーン」 グッズが教区のカリタス担当者から届けられていることでしょう。 今年も 「四旬節キャンペーン小冊子」 には新しい試みがありますので、以下にご紹介します。 「四旬 節キャンペーン」 グッズがよりよく四旬節を過ごす助けになりますように。 1.四旬節愛の献金趣意書 今年も6カ国語で準備しました。表はポスターの絵柄で、四旬節 中の「愛の献金」を奨励するメッセージと援助金実績報告が内側 にあります。 お手に取ってご確認ください。 2.四旬節キャンペーン小冊子「つなぐ2009」 司教団は四旬節をより良く過ごしていただくために、カリタス ジャパンを通して小冊子を発行しています。四旬節の1週間ごと に黙想できるよう、6つのリポートを用意しました。 「さらに深めるために」のページも、黙想会などでのわかちあい に役立てていただければ幸いです。 四旬節キャンペーン小冊子 表紙は現代社会にあって、赤い毛糸で人と人のつながりと、信仰 を証した殉教者の苦しみを血でイメージしています。 今回初めて1つのリポートの英語訳を冊子に掲載し、スペイン語 とポルトガル語訳はホームページでご覧いただけます。 3.ポスター 今年はスーダンダルフールのカリタスが支援する健康センター で、体重を測る赤ちゃんの写真にしました。難民キャンプの母親 と危機に瀕した赤ちゃんたちに栄養補助食品が配られました。 4.募金箱/献金袋 募金箱はミシン目が入っているのではさみが無くても作れます。 四旬節ポスター 小冊子 「つなぐ2009」 のご感想、ご活用実例など事務局までお寄せください。 お便りをお寄せくださった方には記念品を贈らせていただきます。 職員研修での小冊子活用例を13pに掲載しています。黙想会、分ち合い、学校の授業などでもご 活用ください。追加部数のお申し込みは事務局まで。 6 支援中間報告 ミャンマー/サイクロンナルギス 復興支援・1年目 中間報告(2008年10月〜12月) 緊急支援段階が終了し、復興支援の1年目に入りました。災 害から5カ 月が過ぎた今、 緊 急 事 態は落ち着きましたが、 生き 残った人々のニーズはまだまだ高いのが現状です。 現地ではキャッシュ・フォー・ワーク (復興に関わる労働に 対して食糧や現金を支給する) を通しての食糧・日用品の物的支 援、将来の災害にも耐え得る住宅の再建、トイレ・給水設備 (雨 水貯水池や井戸)の設置、保健衛生教育、そして心理カウンセ ラーの育成を通して、最も必要とされている被災者への心理的 サポートが行われています。 住宅再建の様子 © 国際カリタス 中国/四川大地震 新規支援決定 「ソーシャルワークチーム構築プロジェクト」 (CJ: 058-08) 四川大地震の震源地にほど近いブンセン県水磨町の水磨小学 校では、震災によるPTSD(心的外傷ストレス障害)の徴候を示 す生徒や教師が多く見られます。また、環境の変化 (同校は現在、 校舎再建の間に合っていない近隣の小学校と臨時合併中)にな じめない生徒からの不満や、親の不安も増大しています。カリ タスジャパンは、震災翌月より同校のサポートに当たってきた ソーシャルワークチームの活動継続への支援を決定しました。 今年5月にカリタスジャパンは現地視察を行い、先に支援を 学校で子どもたちと活動するソーシャルワークチームの スタッフ © カリタス香港 行ったクリニックと、今回決定したこのプロジェクトを訪問す る予定です。 いのちを守るための緊急募金・援助 1月13日に出された 「2009いのちを守るための緊急アピール」 を受けて、カリタスジャパンは募金 の呼びかけを開始し、現在多くの方々から募金が寄せられています。 2月20日現在、国内の次のような活動に援助を実施しました。 (1) 東京都、自立生活サポートセン ター・ 「もやい」 、食事支援や医療サービス活動(2) 新潟県、新潟NPO越冬友の会、野宿者のためのシェ ルター(緊急一時避難所) 活動(3) 埼玉県、飯能土曜教会学校グループ、食事支援、医療支援活動 (4) 埼玉県、深谷教会信徒会、炊き出し支援活動(5) 栃木県、栃木南ブロック・ブラジル人司牧グルー プ、食事支援活動。 なお、この取組は7月末まで継続する予定ですので、今後も援助内容についてカリタスジャパン ニュースやホームページでご報告させていただきます。 7 福祉のページ 自死と孤立 カリタスジャパン担当司教 幸田和生 カリタスジャパン社会福祉推進部会の現在のメンバーは、福祉関係の現場で働く人、大学の福祉 系の教員、それに司祭やシスターなどで構成されています。2007年秋から2ヶ月に1度のペースで、 さまざまな現場での思いを持ち寄りながら、この部会でどんな問題を扱うべきか、という話し合いを してきました。たどりついたキーワードは 「孤立」でした。今の人間のさまざまな問題に共通してこ の 「孤立」の問題がある、というのがわたしたちの共通認識になりました。しかし、 「孤立」という言 葉はカリタスジャパンが取り組むテーマとしては抽象的過ぎるので、より具体的なテーマとして 「自 殺」が選ばれました。それは孤立と深く結びついた問題であり、同時に深刻な現実だからです。自殺 の問題をとおして孤立の問題がもっとはっきりと見えてくるだろうと考えています。 日本では1998年から年間の自殺者数は3万人を越え、10年間そのペースが続いてしまっています。 まず、この深刻な実態を見つめようということで、昨年11月には 「自死と孤立」という公開勉強会を 始めました。ちなみに、 「自殺」という言葉はあまりにも当事者に対する非難めいたニュアンスを帯 びてしまっているので、それを避けるために 「自死」 という言葉を使っています。 教会は伝統的に自殺を罪であるとしてきました。今の 『カトリック教会のカテキズム』 (1997年ラ テン語規範版発行)も自殺を決して良いことだとは言いません。しかし教会の教えは自死者やその遺 族を責めるための教えではないはずです。同じカテキズムは次のようにも述べています。 「激しい精神的混乱や、試練や苦しみ、あるいは拷問などについての極度の恐れなどは、自殺の責 めを軽減することがありえます。 ( 」2282項) 「自殺した人々の永遠の救いについて、絶望してはなりません。神はご自分だけが知っておられる 方法によって、救いに必要な悔い改めの機会を与えることができるのです。教会は自殺した人々の ためにも祈ります。 ( 」2283項) 2001年に発表された日本カトリック司教団の 『 いのちへのまなざし 二十一世紀への司教団メッ セージ』 も、自死者やその遺族を非難するのではなく、もっと細やかで暖かい目で当事者を見る姿勢 を示しています。 まずは自死という悲しい現実をしっかりと見つめること、そして、教会としてこの問題にどのよう に向き合うのか、自死者を減らすためにわたしたちに何ができるのか、自死したいと思っている人を どのように助けることができるのか、自死遺族に対してどのような支援が可能なのか、皆さんと一緒 に考えていきたいと思っています。 8 カリタスジャパン 援助金交付先一覧 (2009年1月16日〜2009年2月15日) 国際カリタス緊急支援要請 (Emergency Appeal/EA) (援助金は国際カリタスを通して、現地のカリタス救援本部に届けられます) 1.ホンジュラス:熱帯性低気圧による大雨被害緊急・復興支援 (EA40/2008 CJ: 051-08) 援助団体:カリタスホンジュラス (Pastoral Social Caritas de Honduras) ¥ 901,100 ホンジュラスでは2008年10月終わりから11月始めにかけ、熱帯低気圧16号による大雨で国内ほ ぼ全土にわたって269,605人が被害を受け、33人の死者、8人の行方不明者を出し19,505人が避難、 32,000戸の家屋が全半壊しました (2008.12.5/カリタスホンジュラス) 。人々は農作物、家畜、収 入源、飲料水供給システムと家屋を奪われ、栄養不良から感染症にかかりやすくなった5歳以下 の子どもの死亡率上昇も問題となっています。また、収入手段のない女性やお年寄りが特に困難 に陥っています。カリタスホンジュラスは農業再開、安全な水と基礎衛生の確保、住宅再建のた めの支援を行います。 2.スーダン:ダルフールプログラム2009 (EA41/2008 CJ: 060-08) 援助団体:ノルウェー教会援助隊 (NCA: Norwegian Church Aid) ¥ 4,482,500 国際カリタスとACT(キリスト教系国際援助組織)はスーダンで活動するNCAの協力の下、重篤 な人道危機に瀕しているスーダン西部のダルフール地方において、2004年より緊急人道支援 を継続しています。武装勢力と中央政府の争いは、現在、反政府組織の分裂や、領土を巡る武 装グループ間の闘争などにより一層複雑化しています。広範囲にわたって強盗が横行し、援助 関係者への攻撃も頻発しています。紛争開始以来の避難民の累計は269万人、受け入れコミュ ニティ住民も含めこの紛争によって影響を受けた人々の数は472万人になりました。治安の悪 さから人々の帰還も叶わず、今後とも支援が必要とされています。カリタスジャパンは今年度 もダルフールプログラムへの継続支援を決定しました。 3.ジンバブエ:人道支援プログラム2009 (EA01/2009 CJ: 061-08) 援助団体:カリタスジンバブエ (Caritas Zimbabwe) ¥896,500 深刻な人道危機に陥っているジンバブエでは、2009年には人口の半数に当たる500万人が食糧援 助に頼らなければ生きていけなくなると言われています (2008年6月のWFP/FAOの調査による) 。 現在も人々は一日何も食べずに働いたり、家財を売却したり、性産業に身を投じたりして生きな がらえていますが、2009年1〜 3 月には餓 死のケ ー スも増 加すると予 想されています。 この他、 コレラの蔓延、学校の閉鎖 (教師への給料が払われないため) 、病院に必要な医薬品どころか水道 もない、など現地の状況は最悪です。このプログラムでは最も脆弱な人々への食糧・栄養支援、 医療施設への医薬品などの提供、野菜の種子提供や講習の実施などの農業支援、給水所の修復、 トイレの設置などの衛生面での支援を行います。 9 4.パレスチナ:ガザ緊急アピール (EA02/2009 CJ: 062-08) 援助団体:カリタスエルサレム (Caritas Jerusalem) ¥1,156,800 2008年12月27日に始まったイスラエル軍によるガザ地区への大規模な攻撃で、700人以上のパ レスチナ人が殺され、3千人以上が負傷しました (2009.1.11現在/カリタスエルサレム) 。イスラ エル軍は一般市民の住宅や病院、学校、避難所、モスク、大学を標的に戦車での攻撃や空爆を行い、 現地は血みどろの地獄絵図の様相を呈しています。ガザ地区はもともと人口150万を抱える世界で 最も密集した居住区で、その 「収容所」 の中では8割以上のパレスチナ人が自活できず、外からの支 援に頼って生きていかなければならない状態でした。イスラエルは外からの援助を完全にシャッ トダウンしており、停電のため病院では負傷者の手当もままならず (ガザ中心部、北部で25万人 に影響) 、水の供給は5〜7日に一度で汚水の処理が深刻な問題となっています。ガスも止まった ままで調理もできません。外界へのアクセスを断たれたガザでは食糧も尽き始め、吹き飛ばされ た死体の数だけが無情に累積していく状況です。カリタスエルサレムは、最初の2カ月間の緊急段 階で医療、食糧、生活必需品の提供などの緊急救命活動を行い、その後の5カ月間で生活費支給、 衛生セットの配布、外科手術などの医療支援を行います。 海外援助 1.ルワンダ:孤児支援 (CJ: 052-08) 援助団体:カリタスルワンダ (Caritas Rwanda) ¥ 4,127,718 1994年の虐殺によって家族を失った孤児を支援する当該プロジェクトは、カリタスジャパンが支 援を始めてから8年目を迎えました。プロジェクトの目的は、虐殺孤児たちに対して、兄弟がいる 場合には兄弟と共に、そうでない場合には一つ屋根の下で孤児たちが家族同様に共に暮らす環境 を整え、食事、授業料、医療費を支援することで、孤児がトラウマや逆境を克服し、自立した個 人として生きてゆけるようサポートするというものです。昨年度の年度末には12人の子どもたち が無事に高校を卒業し、同時に当該プロジェクトを卒業しました。彼らは大学へ進学し、または 就職することで、着実に自立しつつあります。 2.モンゴル:エルデネットの幼稚園支援 (CJ: 053-08) 援助団体:カリタスモンゴル (Caritas Mongolia) ¥ 4,482,500 昨今の経済危機は物価の高騰となってゲットーに住む貧困層を直撃し、彼らの困窮度は悪化して います。特に火にくべるための木炭やまきの値段の高騰により、食事はおろか、暖を取る事ができ ない人々もいる状況です。このような厳しい生活環境は子供達に体力的かつ精神的に悪影響を与 え、小学校入学時には発育面で大きく劣ってしまうことになります。当該プロジェクトは、2年間 の幼稚園教育を通して、栄養価の高い食事、衛生教育、基礎体力と基礎学力を子供達に与えるこ とにより、これ以降の教育課程に対応する力を身につけさせることを目的に実施されます。 3.パキスタン:アニメーションプログラム (CJ: 055-08) 10 援助団体:カリタスパキスタン (Caritas Pakistan) ¥ 4,477,500 アニメーションとは、 「動かす」 「活性化する」 という意味で、アニメーション支援とは、地域発展 のために住民を動員する支援を意味します。パキスタンには地域開発を目的に政府が予算を拠出 する仕組みがあるものの、地域住民にプロジェクトを立案、実施する能力が無かったために、仕 組み自体が機能していませんでした。アニメーション支援を通してカリタスジャパンは、住民動 員活動を誘発し、活動自体を組織的に整え、最終的にプロジェクトを仕上げるまでの一連の流れ を導く役割を担う 「アニメーター」 の活動を支援します。 4.ヨルダン:コミュニティセンター支援 (CJ: 057-08) 援助団体:カリタスヨルダン (Caritas Jordan) ¥ 3,134,250 現在推定50万人のイラク難民がヨルダンに住んでいると言われています。こうした難民の多くが、 首都アンマン近辺の貧しい地域で、不衛生で水や電気の供給が無い家に大人数で住んでいます。 さらに同国には7万人の女性移住労働者がおり、その多くが家政婦として就労していますが、賃金 は低く、病院へのアクセスを許されないばかりかベッドも与えられない悲惨な状況も多々ありま す。当該プロジェクトは、こうした特に人権侵害を受けているにも関わらず、誰からも保護され ていない上記2グループの人々に対して、センターを通じて医療・緊急物資へのアクセスを提供し、 彼らが持つ権利について啓発するセミナーを開催することを目的に実施されます。 5.中国:中国四川大地震復興支援 「小学校におけるソーシャルワークチーム構築」 (CJ: 058-08) 援助団体:カリタス香港 (Caritas Hong Kong) ¥ 9,431,449 四川大地震の震源地にほど近いブンセン県水磨町の小学校では、生徒や教師、親の災害によるト ラウマやストレスを緩和するため、プロのソーシャルワーカーから成る組織が活動しています。 震災の翌月から始まった彼らの活動に対しては支援継続の声が強く、カリタスジャパンの支援に よって、今後2年間にわたって引き続きカウンセリング提供と共に、学校・家庭・地域の相互サポー トシステムおよびソーシャルワークチームの構築を行います。 6.インド:オリッサ州宗教暴動被災者支援 (CJ: 059-08) 援助団体:カリタスインド (Caritas India) ¥ 895,500 インド東部オリッサ州で2008年8月に発生したキリスト教徒を狙った暴動では、52人が殺害され (非公式には100人を超えると言われている) 、ひどい暴行を受け、また教会やキリスト教関係の 施設や5千戸以上のキリスト教徒の家屋が焼き討ちに遭いました。カリタスインドは食糧や衣類、 シェルターなど緊急に必要な物資の提供、家屋の再建、生計手段回復のための支援、心理ケアを 行い、将来的に同地に住む人々が平和的に共存できるよう長期的な平和構築支援を行います。 国内援助 1.新潟教区:中越沖地震義援金 (CJ:08-003) 11 援助団体:柏崎市 ¥ 5,800,000 中越沖地震に際して寄せられた募金から、12月16日柏崎市を訪問して、復興活動に役立てていた だくための義援金としてお渡ししてきました。この地震で最も被害の大きかった柏崎市では、今 でも約600世帯が仮設住宅に住みながら、復興に向けた努力を続けています。 2.新潟教区:施設増築事業支援 (CJ:08-006) 援助団体:母子生活支援施設・みこころ荘 ¥ 1,000,000 みこころ荘は、生活困窮母子世帯の一時保護を行なう、新潟県でも数少ない施設の一つです。近年、 単に生活に困窮するのみならず、DV(家庭内暴力) 等の理由で緊急一時保護を必要とする世帯が増 えています。近くに同様の施設がないため、収容能力を増やすことが急務となっています。カリ タスジャパンは、増築のための費用の一部を支援決定しました。 <いのちを守るための緊急援助> 3.東京教区:越年食糧・医療支援 (CJ:08-004) 援助団体:自立生活サポートセンター・もやい ¥ 1,000,000 急激な経済危機の影響で、職を失ったり、住む所を追い出されたりする人が増えています。当該 団体では、路上での生活を余儀なくされ生命の危険にさらされている人々が、安全に年末・年始 をすごせるよう、食事の支援や医療サービスの提供を行ないました。カリタスジャパンはその経 費の一部を緊急支援しました。 4.新潟教区:野宿者のためのシェルター支援 (CJ:08-005) 援助団体:新潟NPO越冬友の会 ¥ 305,500 当該団体は、毎年新潟市内で野宿者に越冬のためのシェルター(緊急一時避難所) を提供していま す。今年はシェルターを必要とする人の数が例年以上になることが予想されたため、シェルター の収容能力の増強を行ないました。カリタスジャパンはその為の資金を援助しました。 5.さいたま教区:職と家を失った困窮者のための緊急支援 (CJ:08-007) 援助団体:カリタスさいたま ¥ 1,400,000 経済危機の影響で生活に困窮する人々に対して、さいたま教区 (埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県) でも各地で支援の活動が始まっています。カリタスさいたまは、教区内の活動団体に問合せを行 ない、援助の必要性の検討を行いました。その結果以下の3つの活動団体への援助要請が、カリ タスさいたまからカリタスジャパンに寄せられました。カリタスジャパンは、委員会で審査を行 ない援助を決定しました。 (1)飯能土曜教会学校グループ (埼玉県) 食事支援、医療支援活動 ¥900,000 (2)深谷教会信徒会 (埼玉県) 炊き出し支援活動 (3)栃木南ブロック・ブラジル人司牧グループ (栃木県) 食事支援活動 ¥200,000 ¥300,000 12 事務局より * 「四旬節の小冊子」の使い方をご紹介します 私が赴任していた小教区には保育園と幼稚園がありました。保育園は教会と隣接して、早速職員 への講話を頼まれました。保育園は朝から夜まで子供を預かっていますから、講話は、子供たちが 昼寝をしている間に行われます。といっても部屋に子供たちだけを残して来るわけにも行きませんか ら、一部の人だけの出席となります。それも同じ人が続けて出席できるわけでもなく、月に一度、時 間も30分という短さです。 こうした条件の中では、福音書の通読をしても一人一人にとっては文脈も分からないですし、福 音の大意を掴むのも難しいかと思っていた時に目に入ったのが、四旬節の小冊子でした。聖堂の入 り口に置かれ、日曜日も二回過ぎれば後は持っていく人も減ります。 毎回一話を読んで次にその話に結びつく聖書の箇所を読んで (時には逆の順番で) 、話に出てくる人 にとって何が必要だったのか、福音として何が語られているのかを探ってみました。 その後、学校法人にも関わるようになって、幼稚園の職員への講話も担当することになりました。 こちらは時間的に余裕があり、職員も全員出席なので、聖書の通読も可能なのですが、同じように 小冊子を使いました。 小冊子で書かれている話がたとえ自分の知らない世界であっても、現実の話ですから、生きること の難しさを想うことは決して難しくないと思います。 教会に関係した職場でせっかく働くのですから、少しでも多くのことを知ってもらいたいです、神 のことも、人のことも、特に生きようとする人の現実を。 カリタスジャパン横浜教区担当者 芹沢博仁 RRRRRRRR * 2月11日東京・暁星学園講堂で、東京教区の教会で活動するボーイスカウト、ガールスカウト が年一回集る 「B−P祭合同ミサ・交流会」 が行われました。ミサでの献金をカリタスジャパン にご寄付いただき、パネルを貼ってカリタスジャパンをご紹介くださいました。 * 2月15日、22日の両日 正平協仙台支部がガザ地区への支援のために街頭募金を行いました。 募金はカリタスジャパンに寄付されます。 活動日誌 2009年1月7日 (水)HIV/ADISデスク 報告: (1) メッセージとミニカード(2) 名古屋教区福祉委員会主催講演会(3) カトリック正義と平和 全国大会分科会 審議: (1) 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター兵藤智佳先生のお話 2009年1月16日 (金) 社会福祉活動推進部会 報告: (1) 12月25日 「自殺対策の緊急集会」 (2) 3月8日長崎教区 「自死と孤立」 講演会 審議: (1) 自死 に関する意識実態調査案検討(2) 2009年度予算確認 13 献金者名簿 カリタスジャパン献金者ご報告 (2009年1月1日〜1月31日) ●個人・団体・敬称略 ●匿名希望の方へも御礼申し上げます 修道会亀田修道院、聖体奉仕会 本部、聖マリア在俗会 【札幌教区】 個人 小藤道子、佐藤弘子、大江真司、本間章子、 加藤光男 【さいたま教区】 学校 藤女子高等学校同窓会藤の木会事務局 個人 三輪玲子、竹崎丈晴、伊藤浩子、田中宏予、 教会・修道会 旭川五条教会、旭川六条教会、帯広教 鈴木康太 会、大町教会、神居教会、新田教会、厳律シトー会 学校 下館聖母幼稚園 灯台の聖母トラピスト大修道院、聖心会札幌修道院、 カルメル修道会幼きイエズス修道院、聖パウロ女子 【東京教区】 修道会札幌修道院、マリアの宣教者フランシスコ修 個人 持山和美、高見澤久子、斉藤小百合、河野照美、 道会北広島修道院 ヨゼフ会高木医院、横光ゆり子、池田豊、古木滋子、 横山京子、加地貴美子、中嶋俊之、加藤隆雄、石 崎嘉正、早田道子、古屋シヅ、藤井道雄・桂子、 【仙台教区】 個人 大友幸子、阿部かね子、肥田みほ子、川村タカ、 伊東止女子、髙橋洋子、篠原加寿江、髙世敏子、 熱海紀子、京野巌 高橋陽子、橋本和子、大菅淑子、赤川紀代子 施設 弘前大清水ホーム、さゆり保育園、ナザレト愛 施設 聖マリア保育園 児園、あけの星荘 学校 晃華学園暁星幼稚園104名の園児、双百合幼稚 学校 ナザレト幼稚園、聖ドミニコ学院北仙台幼稚 園、白百合学園小学校、聖ドミニコ学園中学校・高 園、浪打カトリック幼稚園、愛心幼稚園、盛岡白 等学校宗教委員会、ケイキインターカルチュラルプ 百合学園幼稚園 リスクール、光塩女子学院、上智大学学生センター 教会・修道会 仙台中央6教会、米川教会、一本杉教 ボランティア・ビューロー 会、五所川原教会、八木山教会、宮古教会、郡山教会、 教会・修道会 東京大司教区、銚子教会、初台教会、 殉教者聖ゲオルギオのフランシスコ修道会青森聖母 碑文谷教会、ベタニア修道女会、カルメル修道会東 園マリア院、ベトレヘム外国宣教会本部、オタワ愛 京カルメル会女子修道院、汚れなきマリア修道会マ 徳修道女会、聖母被昇天修道会弘前修道院、同青森 リアンハウス修道院、アシジの聖フランシスコ宣教 修道院、聖ドミニコ女子修道会北仙台修道院、聖ウ 修道女会本部修道院 ルスラ修道会塩町修道院、同田面木修道院、大阪聖 ヨゼフ宣教修道女会仙台修道院、ドミニコ会ロザリ 【横浜教区】 オの聖母修道院、シャルトル聖パウロ修道女会盛岡 個人 菊地キン、斉藤知子、津々見郁子、櫻井操、 修道院、善き牧者愛徳の聖母修道会仙台修道院 後藤久仁子、春原昇、清水晃、杉野多規子、長倉禮子、 パシフィクス・ボン・エッセン、八巻かつよ 学校 海の星幼稚園、函嶺白百合学園小学校、聖セ 【新潟教区】 個人 浜本久子、松田律子 シリア小学校 活動団体 長岡聖母幼稚園土曜学校・英語教室・ボー 教会・修道会 清水教会、静岡教会スタニスラス会、 イスカウト長岡10団 日本聖公会横浜教区、草薙教会、イエズス会大船修 学校 大館カトリック幼稚園、聖霊女子短期大学付属 道院、ベネディクト会三位一体ベネディクト修道院、 幼稚園 善き牧者愛徳の聖母修道会塩山修道院、セント・メ 教会・修道会 糸魚川教会、マリアの宣教者フランシスコ リー幼稚園、シャルトル聖パウロ修道女会片瀬修道 14 院、クリスト・ロア・宣教修道女会神山修道院、聖 院小学校、聖母被昇天学院小学校 ベルナルド女子修道会、レデンプトリスチン鎌倉修 教会・修道会 鈴蘭台教会、津守教会、豊中教会、阿 道院、同茅野修道院、アトンメントのフランシスコ 倍野教会、箕面教会、高槻教会、泉南教会、泉北教会、 女子修道会本部修道院、聖母訪問会、聖心の布教姉 仁豊野教会、三田教会、聖ビンセンシオ・ア・パウ 妹会八幡野修道院、カルメル修道会聖家族修道院 ロの愛徳姉妹会 (宝塚市) 、援助マリア修道会西宮修 道院、パリミッション女子会神戸修道院、同大阪修 道院、援助修道会仁川修道院、聖母奉献修道会姫路 【名古屋教区】 個人 山田恵美子、 森宣子、 森下忠雄、 コーラヴィアード、 修道院、マリア布教修道女会、聖クララ会、大阪聖 木戸隆義、西村チズ子、手塚靖子、葛谷登、株 ヨゼフ宣教修道女会園田修道院、マリアの宣教者フ 式会社中部近鉄百貨店 ランシスコ修道会神戸修道院、お告げのフランシス 活動団体 テレジア会 コ姉妹会箕面修道院、同生野修道院、善き牧者愛徳 施設 聖霊病院カトリック社会事業室 の聖母修道会管区本部、愛徳カルメル修道会門真修 学校 聖ヨゼフ幼稚園、名古屋カトリック学園暁星 道院、ショファイユの幼きイエズス修道会、神の御 幼稚園 摂理修道女会網干修道院 教会・修道会 各務原教会 【広島教区】 個人 木山妙子、丹邦子、玉藤務、高橋要順 【京都教区】 個人 田中政男、上杉清治、桑本肇 学校 下関天使幼稚園、津和野幼花園 活動団体 京都キリスト教協議会 教会・修道会 徳山教会クリスマスチャリティコンサー 施設 津カトリック保育園、カトリック聖母保育園 ト実行委員会、松江教会、山口教会山口カレーの会、 学校 高田カトリック幼稚園、メリノール女子学院 幟町教会社会係、津和野教会、益田教会、岩国教会、 中学校・高等学校 ベリス・メルセス宣教修道女会萩修道院第一 教会・修道会 長岡教会、田辺教会、松阪教会、ヌ 【高松教区】 ヴェール愛徳修道会本部修道院、カルメル修道会お 告げの聖母修道院、ノートルダム教育修道女会松ヶ 個人 近藤恵津子 崎修道院、ヌヴェール愛徳修道会深草修道院、聖ド 施設 マリアの園 ミニコ宣教修道女会園部修道院、聖ビンセンシオ・ 学校 長尾聖母幼稚園、鳴門聖母幼稚園、聖カタリナ 女子高等学校生徒会、聖カタリナ大学学友会 ア・パウロの愛徳姉妹会、聖母訪問会天台修道院 教会・修道会 坂出教会、西条教会、道後教会、聖ド ミニコ宣教修道女会北条修道院、同聖マルチン修道 【大阪教区】 個人 佐藤友彦、中村美代子、植松順子、堀川久枝、 院、同小豆島修道院、同坂出聖マルチン修道院、同 本田正、前田祐子、林淑子、浜崎照子、緒方貴子、 松山修道院、ドミニコ会神の母マリア修道院、聖母 谷 間 秀 樹、 松 本 君 子、 永 澤 知 代、 庵 原 也 恵 美、 被昇天修道会高松修道院 金井寿男、神門英博、川上アイ子、玉川勝己、朝山藤夫、 【福岡教区】 奥田和子 個人 二口仁子、木村久治、徳永治子、相良美夫子、 施設 愛と光の家 泉フジエ 活動団体 典礼センター「ピエタ」 、聖家族児童館卒 施設 若松天使園 園児母の会有志 学校 香里幼稚園、和歌山カトリック学園マリア幼 学校 飯塚聖母幼稚園、鳥栖カトリック幼稚園、同土曜 稚園、城星学園小学校、愛徳学園小学校、仁川学 学校、小倉カトリック幼稚園、八代白百合学園幼稚園 15 教会・修道会 帯山教会婦人部、大楠教会、小郡教会、 カリタス修道女会川南修道院、同沖ノ原修道院、け 高宮教会、西新教会、鳥栖教会日曜学校 がれなき聖母の騎士聖フランシスコ修道女会潔き聖 母修道院、聖心のウルスラ宣教女修道会延岡修道院 【長崎教区】 活動団体 日本ボーイスカウト長崎第12団、典礼セン 【鹿児島教区】 ター・ピエタ 個人 大徳貴子 施設 ときわ荘 学校 ひまわり幼稚園父母の会 学校 聖心幼稚園 教会・修道会 出水教会 教会・修道会 中町教会信徒評議会、上神崎教会、黒 崎教会、レデンプトリスチン長崎修道院 【那覇教区】 個人 宮良徹、嘉陽田広子、真栄田由紀子 学校 聖母幼稚園 【大分教区】 個人 加藤ナツコ 施設 ドンボスコ保育園 匿名の方 73件 学校 都城聖ドミニコ学園幼稚園、延岡カトリック幼 稚園、カトリック明野幼稚園、カトリック佐伯幼稚 〔2009年1月1日〜1月31日の献金額〕 園、カトリック臼杵幼稚園 〔単位 円〕 50,588 四旬節献金 教会・修道会 鶴崎教会、日田教会、延岡教会、中津 国内援助 9,445,434 教会、由布教会信徒一同、別府教会、お告げのマリ 海外援助 3,185,939 ア修道会湯布院修道院、厳律シトー会お告げの聖母 災害援助 334,477 修道院、サレジアン・シスターズ別府修道院、同大分 クリスマス募金 聖ヨゼフ修道院、ショファイユの幼きイエズス修道会 運営寄付 3,899,782 133,894 大分修道院、レデンプトリスチン西都修道院、宮崎 17,050,114 カリタスジャパンの活動へのご支援を今後ともよろしくお願い致します バチカンに本部を持つ国際カリタスの一員として活動しています。国際カリタスは、国連経済 社会理事会認定の最大級の国際 NGO 組織で、全世界 162 ヶ国が加盟しています。 カリタスジャパンの活動は皆様の日頃の募金と 「四旬節 愛の献金」 によって支えられています。 払込手数料のかからない郵便振替用紙をご用意しておりますので事務局までご請求下さい。 なお、領収書をすみやかにお届けするために、お名前にはフリガナをお書き下さり、グループ 名・修道会名は正式名称でご記入くださいますようお願い致します。 宗教法人カトリック中央協議会 Caritas Japan News No.94 (2009 March) 通算発行番号 No.276 2009年3月20日発行 郵便振替番号 00170 - 5 - 95979 カリタスジャパン 発行人 菊地 功 〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館 (5632) 4439 FAX 03 (5632) 4464 TEL 03 E-mail [email protected] 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