ザリガニのえさの探し方や食べ方を教えて

なぜなに学習相談
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学研教育情報資料センター
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資料番号4592
さが
かた
た
かた
おし
ザリガニのえさの探し方や食べ方を教えて
しょっかく
● 触角 やはさみに、アンテナがある
み
ぶ き
なが
しょっかく
しょっかく
みず
もの
ザリガニがえさを見つけるときの武器は、長い 触角 です。 触角 で、水にとけている物の
あじ
かん
おお
ある
あし
ほ
味やにおいを、感じることができるのです。大きくてりっぱなはさみや、歩く足(歩きゃく)
さき
ちい
あじ
かん
かんかく き
の先についている小さいはさみにも、
においや味を感じる感覚器がついています。ですから、
みず
そこ
まわ
しょっかく
あじ
ザリガニは、水の底をはい回りながら、 触角 やはさみをふりまわして、においや味をたよ
え も の
み
え も の
さかな
かい
すいせい
ちゅう
い
りに獲物を見つけます。獲物は、 魚 、ミミズ、貝、水生こん 虫 などです。でも、生きてい
もの
よわ
し
る物をすばやくとらえることは、あまりじょうずではないので、弱って死にかけているよう
もの
な物をねらいます。
た
つか
ちい
●食べるのに使うのは、小さいはさみ
え も の
み
ほ
さき
ちい
つか
にく
と
獲物を見つけると、歩きゃくの先についた、小さいはさみを使って肉などをむしり取り、
くち
はこ
おお
え も の
つか
口に運びます。大きいはさみは、獲物をかかえこむことぐらいにしか使いません。
くち
まわ
け
は
ぽん
もの
くち
なか
口の周りの、毛の生えた6本のひげのような物が、えさをかかえこみ、口の中におしこむ
や く め
おお
い
おく
役目をします。あとは、がっちりとした大きなあごが、えさをかみくだき、胃に送ります。
ま
かい
から
た
巻き貝の殻なども、ばりばりかみくだいて、食べてしまいます。
にくしょく
みずぞこ
みずくさ
ほ
さき
つか
ザリガニは、ふつう 肉食 ですが、水底のこけや、水草なども、歩きゃくの先のはさみを使
と
た
って、むしり取って食べます。
め
てき
み は
すす
ほうこう
み
ザリガニの目は、まわりから敵がおそってこないか見張ったり、進む方向などを見るとき
つか
さが
つか
に使い、えさ探しにはあまり使わないようです。(監修・中山 周平)
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