名 宗教心理学(一)

講義コード
科
目
名
1A001290
授業形態
宗教心理学
(一)
講義
事前登録の有無
担 当 教 員 開 講 期 イーリャ ムスリン
第1期
履修前提条件
備
考
本コースでは、宗教とは何か、宗教は何故存在し、人間には何故必要なのかという問題を追究し、宗教と人間の心に関する
理解を深めることを主な目的とする。
授 業 の 目 的 宗教心理学の歴史と宗教と心に関する諸問題を取り上げる。ジェームズ、フロイト、ユング、ランク、フロム、エリクソン
などの宗教論を紹介し、心理学者が宗教の成立・特徴・存在の理由などをどう捉え、宗教と意味・人格・アイデンティティ
などの関係をどう見ているかを分析する。
宗教心理学の研究対象や方法の基本的な理解、宗教関連の諸問題を様々な視点から考える能力・態度を身に付けること。
到 達 目 標
この科目では60時間以上の授業外学修を行うこと。各回の授業で紹介された書籍の所定箇所を読み、レポートを書くための
研究を行うこと。
【第 1 回】コース紹介。宗教心理学:主な研究対象・アプローチ・課題
【第 2 回】古代・中世・近代の哲学者による宗教説
【第 3 回】宗教学と宗教心理学の創立
【第 4 回】初期宗教学 : 宗教と知性
【第 5 回】初期宗教学 : 宗教と情緒
【第 6 回】W. ジェームズとクラーク学派の宗教心理学 Ⅰ
【第 7 回】W. ジェームズとクラーク学派の宗教心理学 Ⅱ
【第 8 回】S. フロイトの宗教論 Ⅰ
【第 9 回】S. フロイトの宗教論 Ⅱ。期末試験に関する指導
授 業 計 画
【第10回】C.G. ユングの宗教論 Ⅰ
【第11回】C.G. ユングの宗教論 Ⅱ
【第12回】O. ランクの宗教論
【第13回】E. フロムの心理学における宗教
【第14回】E. エリクソン: アイデンティティ、ライフサイクルと宗教
【第15回】コースまとめ
授業外学修
成績評価の方法 レポート 70%、授業への取り組み姿勢 30%。
教
科 書
指 定 図 書
参
考 書
教 員 か ら の 授業ごとにプリントを配る。
お 知 ら せ 参考文献は授業ごとに指示する。
そ
の 他