第2学年理系サイエンス講座(高大連携)を開催 <目 <対 伊勢崎高校 理 科 的> 大学から講師を招き、講義や実験指導を通して、大学での学問研究の一端に触れ、自然科学へ の興味・関心を高める。さらに、日々の学習に取り組む姿勢を省みるとともに、自分の進路につ いての考えを深める機会とする。 象> 2年理系生徒128名(6・7・8組全員)、希望により、6講座に分かれる。 <日 時> 平成26年12月8日(月)13:30~15:00 <内 容> 足利工業大学から6名の講師を招き、以下の6つのテーマについて、それぞれ講義 及びそれに関連した実験指導を受けました。 ① 磁石最前線! (於:2-7) (担当:横山和哉准教授) 身近な音楽プレーヤーや電気自動車の原理の紹 介、リニア新幹線や病院のMRIで使われる超 伝導磁石の研究について講義を受け、液体窒素 を用いた超伝導磁石の実験を行いました。 ② 環境~放射能汚染~ (於:化学室) (担当:増田慎治教授) 環境中の放射能の測定実験を行うとともに、放 射性物質に関する疑問について分かりやすい講 義を受けました。 ③ 制限酵素によるDNAの切断とゲル電 気泳動法による断片の確認(於:生物室) ( 担当:荻原俊夫教授) 現在の遺伝子工学で中心的な技術となっている 遺伝子のクローニング技術について講義を受け ました。また、遺伝子工学において最も重要な 働きをもつ酵素の一つ、制限酵素について実験 しました。実験は、ラムダ・ファージのDNA を、特定の塩基配列を認識して切断する制限酵 素で処理し、より短い断片にしました。その断 片をゲル電気泳動法で分離確認しました。 ④ 行動分析学入門 (於:パソコン室 ) (担当:萬代宰教授) 科学を行うには精密で高価な機材が必要とは限 らない。大切なのは科学的な見方である。ヒト の行動を科学的に分析して、コントロールする 方法を紹介していただきました。自分たちの長 所を伸ばし、短所を減らす講義を受けました。 ⑤ 省エネで快適な生活のための一工夫 (於:物理・地学室) (担当:室恵子教授) 自然をうまく使って省エネでありながら快適に 生活できる方法の講義を受けました。建物模型 の実験でその効果を確認しました。 ⑥ 認知症高齢者の看護 (於:2-8) ( 担当:櫻井清美教授) 認知症高齢者とのかかわりの講義を受け、実際 に高齢者体験を行い高齢者の思いを考えてみま した。 <生徒の声> (アンケ-ト結果) ○ 内容は理解できたか。・・・とても 39% 大体 53% ○ 準備や工夫がされていたか。・・・とても 71% ○ 内容に興味・関心を持ったか。・・・とても 58% ○ 進路選択の参考になったか。・・・とても 27% あまり 8% 大体 26% 大体 34% 大体 56% 全く 0% あまり 2% 全く 0% あまり 7% 全く 1% あまり 14% 全く 2% (感想、意見・要望) ○ 新しい知識を得られたり、授業ではできない実験を体験できたりして良かった。 ○ 難しい内容だったが、大学で講義を受けるにはもっと勉強しなければならないと思った。 ○ 視野が広がり、自分の進路を見つめ直す良い機会となった。 ○ 2時間を1時間ずつに分けて、2つのコースを選択できるようにしてほしい。 ○ もっとコースを増やしてほしい(医療系・薬学系・栄養系・情報系等)。
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