都 市 デザイン - 公益財団法人 都市づくりパブリックデザインセンター

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会
報
<会員限り>
財団法人
都市づくりパブリックデザインセンター
都 市
2010 年8月
デザイン
第 120 号
〒102-0084 東京都千代田区二番町 12 番 12 号
B.D.A.二番町ビル 2F
TEL.03-3222-0981
FAX.03-3222-0986
http://www.udc.or.jp
事務所移転のご案内
当財団の事務所は、8 月末より下記に移転することとなりましたので、ご案内申し上げます。
移転に伴い、電話番号、FAX番号が下記の通り変更になります。電子メールアドレスは従来通り変りません。
新事務所での営業開始日は、8 月 30 日(月)です。
新事務所の住所、電話番号、FAX番号
住
所:〒112-0013 東京都文京区音羽2-2-2
アベニュー音羽2階206号
電話番号:03-6912-0799
FAX番号:03-6912-0930
新事務所の案内図
最寄り駅 : 地下鉄[東京メトロ有楽町線]の護国寺駅「5 番出口」より徒歩1分
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平成 22 年度「海外調査」のご案内
参加者募集!
今年度の海外視察は、欧州において近年最も活発な
まちづくり、景観・アーバンデザイン政策、都市再生事業な
都市政策を展開しているフランスの「交通まちづくり」、「都
ど、わが国のまちづくりに大いに参考となる先進的な取り組
市景観形成」、「街の再生」に焦点を当て、公共交通(トラ
み等を視察します。
ム、コミュニティバイク等)を中心とする人・環境にやさしい
■旅行期間:平成 22 年 11 月 2 日(火)~12 日(金)・・・11 日間
■募集人員:15 名(最小催行人員 10 名)
■調査団長:望月真一(アトリエ UDI 都市設計研究所 代表)
■主な視察地(予定):
視察の主な内容
宿泊地
・ニース市内視察(トラム、マセナ広場、コートダジュールほか)
ニース
・ニース市役所公式訪問(トラムの導入ほか、まちづくりについてヒアリング)
(2泊)
・マルセイユ市内視察(トラム、コミュニティサイクルほか)
マルセイユ
・マルセイユ市役所公式訪問(ユーロ・メディテラネ計画等についてヒアリング)
(1 泊)
・リヨン市内視察(クロワ・ルス地区の景観・眺望コントロール、夜景、カレ・ド・ソワ地区、コンフリュアンス再
リヨン
(2 泊)
開発地区、コミュニティサイクル VELO’V ほか)
・リヨン市役所公式訪問(活性化のためのアーバンデザイン、公共空間整備、交通政策等についてヒアリン
グ)
・ディジョン市内視察(歩行者と公共交通優先の都市デザイン)
ブザンソン
・ブザンソン市内視察(歩行空間の整備、緑と文化の街並み景観)
(1 泊)
・ストラスブール市内視察(トラム、ゾーンシステム、駅前広場、公共空間のデザインほか)
ストラスブー
・ストラスブール市役所公式訪問(交通体系整備とまちづくりについてヒアリング)
ル(1 泊)
・パリ市内視察(VELIB’等自転車・公共交通政策。パリ北部サン・ドニの再活性化とアーバンデザイン事業
パリ
ほか)
(2 泊)
■旅行代金:
417,000円(2名1室利用、エコノミークラス))
イギリス
ベルギー
一人部屋追加代金39,500円
ドイツ
ストラスブール
パリ
■お問い合わせ:
(財)都市づくりパブリックデザインセンター
ブザンソン
ディジョン
(03)6912-0799
スイス
フランス
リヨン
※日程、費用等の詳細は、ホームページ(http://www.udc.or.jp)を
イタリア
ご覧ください。
ニース
マルセイユ
スペイン
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平成 22 年度「都市環境デザイン特別演習」のご案内
受講生募集!
景観形成や都市デザインに従事する方のスキルアップ
■講 師:高見公雄(都市デザイナー、法政大学教授)
を目的とするセミナーとして、当財団とJUDI(都市環境デ
高谷時彦(建築家)
ザイン会議)との共催で、平成22年度「都市環境デザイン
古賀雅章(東京大学大学院工学系研究科特任助教)
特別演習」を下記のとおり開催します。
八木健一(八木造景研究室・主宰)
今回は、「地域の景観形成のための“目利き”になる」を
長濱龍一郎(パナソニック電工㈱)
テーマに、街並みのデータ化や景観協議の取り組みなど、
松本 篤(愛知産業大学教授)
景観評価と景観形成に役立つ技術を多角的に学びます。
杉山朗子(日本カラーデザイン研究所・取締役)
景観計画を策定中あるいは景観計画を実際に活用す
■対象者:景観まちづくりや公共空間整備等に取り組まれ
る段階にある行政職員、また景観形成をになっている企
ている行政職員、民間企業、コンサルタント、デ
画・制作現場の方々に特にお薦めします。奮ってご応募く
ザイナーの方々
■募集定員:15~25名(最小催行人員15名)
ださい。
■受講料:セミナー+演習(ケーススタディ)2日間で、
■開催日:平成22年10月8日(金)~9日(土)・・・2日間
20,000 円(会員 15,000 円)
■主 催:(財)都市づくりパブリックデザインセンター
都市環境デザイン会議(JUDI)研修委員会
平成 22 年度「都市づくりと景観行政講習会」の開催結果
6 月 30 日(水)東京都千代田区の都道府県会館におい
て、平成 22 年度「都市づくりと景観行政講習会」を開催しま
した。
プログラムは 2 部構成とし、第 1 部では「第 12 回まちの
活性化都市デザイン競技」の国土交通大臣賞以外の各賞
についての表彰式を行いました。
第 2 部は講習会で、以下の4題の講演が行われました。
会場には、受賞者も含めて約110名の参加があり、最後
表彰式
コンペ受賞者の方々
講師:原田佳道 氏
講師:大島英司 氏
講師:野原
講師:竹沢えり子 氏
まで熱心に聴講されました。
(1)景観まちづくりの最近の取組について
国土交通省都市・地域整備局 公園緑地・景観課
景観・歴史文化環境整備室 課長補佐 原田佳道 氏
(2)市街地整備事業による良好な景観形成の推進
国土交通省都市・地域整備局 市街地整備課
課長補佐 大島英司 氏
(3)まちなみ・沿道景観と都市戦略
横浜国立大学大学院工学研究院
准教授 野原 卓 氏
(4)銀座の景観まちづくり~銀座デザイン協議会の取り組み~
銀座街づくり会議企画運営 竹沢えり子 氏
卓 氏
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平成 22 年度 「汐留地区」見学会の開催結果
8月4日(水)にパナソニック電工㈱のご協力の
もと「汐留地区」の見学会を実施しました。
はじめに、パナソニック電工㈱中央照明エンジニ
アリング綜合部環境計画VR推進グループ部長の長
濱龍一郎氏より「バーチャルリアリティを活用した
新しいまちづくりプロセスについて」と題してのレ
講師によるレクチャー(写真左:長濱氏、写真右:土田氏)
クチャーを受けた後に、同社が開発した景観シミュ
レーションシステム「サイバードーム」へ移動し、
3Dによる景観シミュレーション体験をしました。
次に、㈱都市環境研究所の土田 寛氏より「「シオ
サイト地区の空間デザインとエリマネについて」レ
クチャーを受け、その後屋外に出て、土田氏の説明
を受けながら、シオサイト地区内を徒歩で視察しま
した。
参加者は事務局を含めて32名でした。
講師と参加者(視察コース最終地点にて)
平成 22 年度 自主研究部会合同発表会の開催結果
平成 22 年 7 月 16 日(金)にスクワール麹町にお
いて、平成 22 年度研究部会合同発表会を開催しまし
た。
都市づくりパブリックデザイン研究所長の護専務
理事の挨拶の後、各部会長より、平成 21 年度の研究
活動報告が行われました。
・「コミュニティサイン研究部会」
薮本部会長(㈱コトブキ)
・「景観・ITSユニバーサルデザイン研究部会」
荻原部会長(㈱キクテック)
・「製品情報研究部会」
辰巳部会長(日本街路灯製造㈱)
各研究部会長による発表
・「アーバンデザイン研究部会」
遊佐幹事《部会長代理》(三菱地所㈱)
続いて、今回特別にお招きした筑波技術大学の須
田裕之教授より「まちなかを楽しむ視覚・聴覚障害
者のためのまちづくり」をテーマに特別講演をいた
だきました。
最後に、平成 22 年度の自主研究部会の新運営方針
等について、護専務理事より説明がありました。
第 2 部の「意見交換会」においては、須田教授に
も参加していただき、様々な意見が交わされました。
筑波技術大学 須田裕之 教授による特別講演