第1章 ボートのある生活を始めるには ボートがあれば好きなところにいつでも気軽に行くことができます。大きなボートであれば 世界中のいろいろな海に行けますし、小さなボートでも、日本中のいろいろな海に行けます。 釣りを楽しんだり、キャビンで誰にも煩わされずにまどろんだり、友達や家族と一緒に食事を 楽しんだりできます。でもこんな楽しみも十分な準備をしないで、ボート遊びをすれば、大変 な事故に遭う恐れがあります。安全で快適なボート遊びをするためには、入念な準備と余裕の ある計画とそして安全な操船をすることが大切です。 ライセンスを取って、ボートを購入したら登録し、ボートの検査を受けましょう。また非常 の場合に備えて、保険には必ず入りましょう。操船においては、経験を積むことで知識と技能 を身につけることが重要となります。ボートの検査を定期的に受け、また、船体・エンジンの 点検整備を実施することをおすすめ致します。ボートの保険に入る前には、補償内容をよく調 べておくことも重要です。 余裕のあるクルージング計画を立て、航海ルートや天気の状況を調べておきましょう。寄港 地や周辺のレジャー情報を調べておくと楽しみが増えます。海図をみてルートの状況を調べて おくと安心です。 海に出るときは、出港前に船体やエンジンを点検し、また海上では、海上交通ルールを守る ことは勿論、マナーをしっかりと守りましょう。事故が発生した場合には、迅速に緊急連絡を 行い、落ち着いて行動しましょう。 海では自分の安全は自分で守ることが求められております。陸と違って簡単に救助できませ ん。安全には一層の注意を図り、ボート遊びを通じ、自然の中での豊かな生活を楽しみましょ う。 さあそれではボートのある生活を楽しみましょう。 1
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