インドネシア料理 指差しオーダーガイド ナシゴレン Nasi goreng ナシゴレン ミーゴレン インドネシアのどこに行っても食べられる代表 インドネシア語で「ミー」は「麺」、 「ゴレン」は「炒 的な屋台料理といえばナシゴレン。野菜や鶏肉 める」 という意味です。見た目は日本の焼きそば をご飯と一緒に濃いめのソースで炒めます。日 と同じですが、 ソースはインドネシア特製の甘い 本の炒飯に似ていますが、そこに唐辛子をたっ 醤油を使い、バッソというミートボールや鶏肉、 Mee goreng ミーゴレン ぷり入れるのがナシゴレン。また、地域によって 青野菜をふんだんに入れて大きな中華鍋で炒 は魚やエビ、ジャックフルーツなどを入れます。 めます。味は焼きそばよりも濃厚ですが、野菜がたくさん使われているので 様々なバリエーションのナシゴレンを試してまわるのも、インドネシアを味 日本人の口にもよく合います。ミーゴレンもまた、インドネシアのどの島に わう旅になりそうですね。 ( 価格:7,000∼10,000Rp) 行っても食べられる定番料理です。 ( 価格:7,000∼10,000Rp) テンペ Tempe テンペ サテ テンペとは大豆をバナナの葉で包んでテンペ菌 東南アジアでは一般的な串焼き料理を、インド で発酵させた発酵食品。食べる時には一口サイ ネシアではサテと呼びます。イスラム教徒の多 ズに切って揚げます。 レストランや屋台では、 こ いインドネシアでは豚 肉をあまり食べないた のテンペが小さな皿にのせられてテーブルの中 め、主に牛肉や鳥肉、ヤギ肉を細かく切って竹 Sate サテ 央に置かれており、メインの料理が来るまでの 串に刺し、炭火で焼きます。また串焼きのネタと おつまみとして食べます。外はサクサクで中はしっとり、塩味の効いたテン して、お肉以外にも貝やウズラの卵などがあります。食べる時には、その屋 ペを食べていると、それだけでお腹いっぱいになってしまうのでご注意を。 (価格:500∼1,000Rp) サンバル 台特製の甘辛ソースやピーナッツソースをかけ、 ご飯を蒸して固めたロント ンと一緒に食べます。 ( 価格:約10本で10,000∼15,000Rp) Sambal サンバル サンバルは生唐辛子をベースに玉ねぎや生姜 ナシチャンプル Nasi Campur ナシチャンプル バリの屋 台でよく見かけるナシチャンプル。お を石 鉢で潰し、塩や酢で味を調えた調 味 料で 皿やバナナの葉の真ん中にご飯をのせ、バイキ す。地域だけでなく家庭によっても味の違うサ ング形式で並べてあるおかずを自分で取って、 ンバルは、まさにインドネシアにおける母の味。 ご飯の周りに並べます。おかずは野菜の炒め物 生野菜につけてそのまま食べたり、ナシゴレン から魚の揚げ物、テンペや揚げ豆腐など様々な やミーゴレンの調味料になったりと、インドネシアの食卓には欠かせない調 種類があり、それにサンバルを添えて食べます。また、ごはんも白米だけで 味料です。舌が痺れるほど辛いものから、ほんのり甘いものまであり、辛い なく、ココナッツで炊いた香りのよいご飯やターメリックを混ぜた黄色いご ものが苦手な人も挑戦してみる価値アリ。 ( 価格:料理についてくる) 飯など、色々な種類があります。 ( 価格:10,000∼15,000Rp) バビグリン Babi guling バビグリン ソト インドネシア語で「豚」 を意味する 「バビ」。 イスラ インドネシア全 土で食 べることができるソト ム大国のインドネシアにおいて、 ヒンドゥー教を は、特にジャワ島のものが有名です。鶏がらと 信仰する人が多いバリだけは豚を食べることが 様々なスパイスを混ぜ合わせて作ったスープを できます。 ヒンドゥーの大きなお祭りが開かれると ご飯にかけ、鶏肉や玉ねぎ、 うずらの卵をのせ、 Soto ソト きには、豚を一匹まるごと丸焼きにして食べるこ その上からライムを絞って食べます。具材はど とも。パリパリの皮とジューシーな肉は、 日本と比べてサイズや味も全く違い、 のレストランでもあまり変わらないのですが、スープの味付けは店によって 格別です。 レストランや屋台では安い値段で食べることができるので、地元の人 違いがあり、自分の味を探すのもひとつの楽しみ。さっぱりした味付けのソ においしいお店を聞いて行ってみましょう。 (価格:10,000∼30,000Rp) トは朝食として食べるのが一般的です。 ( 価格:5,000∼8,000Rp) ガドガド パダン料理 Gado-Gado ガドガド ガドガドはホウレンソウやニンジン、 トマトを茹 インドネシアの西に位置するスマトラ島にある でて一口サイズに切った上に、ピーナッツソー パダンという都市は、激辛料理が有名です。全 スをかけて食べるジャワ島で有 名なサラダで 国 展 開するパダン料 理チェーン店もあるほど す。サラダとはいえ、茹で卵や鳥のささみなども で、そのパダン料理は野菜や魚、鶏肉を炒める Padang food パダン料理 入っており、昼食にごはんと一緒に食べること 際に大 量の唐 辛 子を使うのが特 徴 的です。ま もあります。 ピーナッツソースはほんのり甘く、辛いサンバルと一緒に食べて た、レストランではウェイターが腕いっぱいに10品以上の様々な料理を も相性はバツグン。また、 ちまきのようなロントンと一緒に食べるとおいしさ ショーケースから直接テーブルまで運んできて、お客はそこから選んで食べ 倍増です。 ( 価格:8,000∼10,000Rp) るというスタイルもパダン料理の特徴です。 ( 価格:10,000∼15,000Rp)
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