前年度事業報告

2014年度 ボランティア学習塾「HOPE」の実績報告書
1.講師の陣容と生徒数及び開塾日
講師と生徒数は、学期等により多少の出入りがあるが、概ね下記のとおりである。
・社会人講師(会社員・退職者等)11名(うち1名は事務局員)、学生講師9名、計20名
・塾生・・・中一生 2名、中2生 3名、中3生 5名
合計10名
塾の開塾日は、原則的には木曜日と金曜日であったが、講師の都合や生徒の希望により、火曜
日も実施するようになった。(夏休み中のお盆前後と正月は閉塾)
また、正月を除く冬休み中は、中3のみ受験対策の特別授業を実施した。
2.授業及び学習指導のパターン
生徒一人当たりの塾での学習時間は、原則として3教科(国語・数学・英語それぞれ1時間)+自
習(1時間)の4時間である。授業の形態は、1対1の個別指導が原則であり、講師の人数や欠席に
より1対2の場合もあった。(講師の病欠により最大1対3という日も若干あった。)自習の場合も、教
室には自習担当講師がおり、質問に対応できるようにしていた。
3.講師・保護者交流会
11月に「HOPE」の近くの西部公民館において、参加者全員で鍋料理をつくり、食事をしながら、
講師と保護者で生徒についての情報交換会を実施した。費用は全額「HOPE」が負担した。(24
年度は、3者で交流会を実施したが、講師も保護者も生徒がいない方が率直な意見を交わせると
考え、25年度からは2者に変更した。)
4.総会及び講師会議
学期に1~2度、塾の開塾日とは別に講師会議を開催し、塾の運営や生徒の問題、使う教材等に
ついて意見交換を実施した。また、総会は、9月と3月に実施し、主に会計の問題、生徒の指導上
の問題、生徒の学習状況などについて共通理解を図るようにした。
3月の総会は、会計決算や予算案について審議し承認すると共に、卒業する学生講師に対する
「感謝する会」も兼ねて実施した。その際、ささやかな記念品を贈り、その奮闘・努力と高い志に対し
感謝の意を表した。
5.卒業生全員が希望の高校に進学
平成27年3月は、「HOPE」が開塾し、3年間にわたり指導した生徒が初めて卒業した年であった。
(5名のうち3名は、中途入塾であったが)それぞれの進学先は、下記の通りであった。
安中総合高校(1名)・高崎東高校(1名)・高崎北高校(1名)・高崎工業高校(1名)・高崎商業高
校(1名)