私が長期でベトナムに滞在し始めたのは今年(2013 年)の1月からです。首都は北部 のハノイ、 経済の中心は南部のホーチミンです。 この国の平均年齢は 28 歳、 人口は約 8,970 万人。ちなみに、日本の平均年齢は 47 歳です。 日本からホーチミンまで飛行機で直行便なら約 5 時間。都市中心部での滞在は高校 1 年 生レベルの英語を理解出来るなら、 日常生活に困る事はほとんどないでしょう。 なぜなら、 都市中心部には多数の外国人が滞在しており、そこにいる多数のベトナム人は英語を話せ ますし、多数の種類の飲食店、雑貨店、コンビニがあるからです。 しかし、郊外に行くとほとんどのベトナム人は英語を話せず、ベトナム語を理解出来な いと日常生活も困難になります。 ベトナム語は同じスペルでも微妙な発音 (6声もある!) の違いで意味が異なりますので、非常に難しいです。そのためか、英語を話せる外国人は 多数、しかしベトナム語を話せる外国人は少数に限られます。 私は仕事の都合上、この国の北部から南部のいたる所に移動します。基本的に都市部か ら都市部の移動は航空機です。同じく列車やバスでも移動可能です。列車やバスの運賃は 安いですが、時間のロス(例えば、ホーチミン⇔ハノイが飛行機で2時間のところ、列車 は 23 時間かかる)が発生します。さらに、眠ってしまった時に手荷物等窃盗にあう可能 性があるので利用をお薦めできません。それ以外の移動は主にタクシーです。時々バイク タクシー(バイクの後ろに乗せてもらう。現地では『セヤ オム』という)を利用します。 タクシーの約半額程度ですが、メーター単位の定額ではないため、あらかじめ地図上でお およその距離を調べて、値段交渉する必要があります。10,000 ドン/km(日本円で約 47 円)を目安にしています。 ベトナム国内でもいろんな違いを発見します。北部ハノイは大人の街、落ち着いた雰囲 気や風情があります。南部ホーチミンは若者の街、そしてこの国の経済の中心として活気 に満ち溢れているように思います。また、日本と同じく方言があり、ベトナム語の発音や 使う言葉が地方により異なります。ベトナム人同士でも違う地方出身者との会話は理解出 来ない事があるらしいです。 ベトナム人は家族の絆をとても大切にします。そして日本人に対してとてもフレンドリ ーですから親しみやすいと思います。しかし、愛想よく話しかけてくるベトナム人は良く ない人が多いですので、注意が必要です。ひったくり、強盗も多々発生しています。 この国は自然も資源も豊かで、今後、経済はどんどん発展し、豊かな国になっていくと 思います。物価は安く、贅沢をしなければホテル代等の滞在費は別にして日本円に換算し 月に 5 万円もあれば十分な生活が出来ます。 (通常の工場労働者で月給 150~250 ドル) ベトナムの主食は米。そして米から作った麺のフォーやこの国の民族衣装であるアオザ イはメディアを通じてご存じの方も多いでしょう。ベトナム料理は日本人の口に合うと思 いますし、高原やビーチ等観光スポットは多数あるので、一度、この国に来てみてはいか がですか? ホーチミン中心部 ホーチミンの交通 夜のホーチミン中心部
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