Untitled - 福井ゾンタクラブ

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の こもっ た歌 声 は会 場 一 杯 に響 き渡 りま した。
場は450人 満席 とな りま した。
つ づ いて 、 米 村 美 智 子 副 会 長 のお 礼 の 挨 拶 が
高橋か ほるさんの流暢な司会 で、ユーモア を
ニ
ニ
交 えなが ら曲 目 「チ ヤ ルダ ニ シュ」 「アメ
ジ ング グ レー ス 」 「小犬 の ワル ツ」 「シチ リ
流 れ 、 終 演 が 告 げ られ また が :直 ぐに立 ち上 る
人 も無 く、 余 韻 を楽 しん で 居 られ る 様 な 雰 囲気
で、 本 当 に 素 晴 らし く、 会 場 が 一 体 とな った コ
アー ノ」 「見 上げて ご らん夜 の星 を」他、温か
い、 ときには熱 い音 の花束 を届 けて 頂 き、 まだ
ンサ ー トとな りま した。
帰 りの 際 には 「東 日本 大 震 災 義 援 箱 」 に義 援
まだ肌寒 い この時期 に一 足先 に春 を感 じさせ て
頂 きました。
最 後 に 「明 日へ 」 復 興 支 援 ソ ング 「花 は咲
金 を協 力 して 帰 られ る 方 々 も沢 山居 られ ま した。
く」 を大合唱致 しま した。来場 の皆様 との真心
の 午 後 で ござ い ま した。
_,,“ │=● 41′
ご協 力有 難 うござ い ま した。 心 暖 ま る 日曜 日
1●
‐
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茫
新 し い 気持 ちで新年会 を
前
川
百合子
今 年 の 新 年 会 は 毎 月 の 例 会 場 を離 れ て 最 近
オ ー プ ン した クイ ー ンズ ・ コー トグ ラ ンシ ャ リ
続 い て プ レゼ ン ト交 換 に 移 り、 会 員 の 持 ち
寄 つた 品物 を童謡 を歌 い な が ら、 手 渡 し交 換 で、
オ で 実 施 す る こ とにな りま した。 そ こは とて も
美 し くラ ッピ ング され た 品物 が次 々 と隣 りの人
に移 り、 童謡 の 終 りと同時 に 品物 が 止 ま り、 こ
豪 華 な感 じの会 場 で、 新 しい 気 持 ちで 出発 す る
新 年 会 には 大 変 ふ さわ し い と思 わ れ ま した。 食
事 の メ ニ ュー も豊 富 で、 とて もお い し く い た だ
れ もまた賑 や か で 楽 し いひ と とき│で した。
き ま した。
い よ 恒 例 の 会 員 オ ァ ク シ ョンです 。 競 りは五 十
乾 杯 は ゲ ー ム で 山崎姉 が 選 ば れ 、 乾 杯 につ づ
皆 さん の 気 分 が 盛 りあが つた と ころで 、 い よ
嵐 姉 と稲 村 姉 の二 人 の 会 員 で お こな わ れ ま した。
いて プ ロ グ ラム委 員 に よ る い ろ い ろなゲ ー ム で
今 回 も素 敵 な 品物 が 沢 山集 ま り、 軽 妙 な進 行 で
とて も楽 し く、 み ん な が 無 邪 気 な気 持 ちで 笑 い、
つ ぎ つ ぎ と売 れ て い き、 賑 や か で 楽 しいひ と と
は しゃ ぎ、 喜 び、 賑 やかな ひ ととき とな りま した。
きで した。 短 時 間 の うち に 完 売 とな り、 沢 山 の
祠
お金 が集 まった の は とて も うれ し い こ とです 。
す けた りな ど、 ゾ ンタ の 目標 をめ ざ して 世 の 中
このよ うにクラブ全員が ,さ をひ とつ に して 資
の 人 々 を励 ま した り、 力 にな れ る こ とは とて も
金 を集 めた り、災害地や気 の毒 な人 々 たちをた
嬉 しい ことだ と思 い ます。
認知症 のお話 を聞いて
:五 十嵐
幸
子
福 井 地 方 が梅 雨 に入 つた 6月 6日 、 福 井 市 ・ 県
教
1育 セ
ン タ ー で 第 24回 健 康 講 演 会 が 開 か れ た 。
福 井 大 学 医学 部 准 教 授 濱 野 忠 則 先 生 をお 迎 え
して “
知 って お き た い "「 認 知 症 予 防 と発 症 し
た方 へ の 対 処 法 」 と題 して 行 わ れ た。 約 200人
の 聴衆 者 を迎 えて私 達 も嬉 し く対 応 した。
‐
認 知 症 の 高 齢 者 は、 462万 と も予 備 軍 400万
人 とも言 わ れ新 聞、 テ レビな ど報 道 され な い 日
は な い 位 で あ る。 “物 忘 れ 外 来 "で 、 8年 学 ん
だ事 を話 します と前 お き され て、 ス ク リー ン を
示 しなが ら優 しい 声 で 丁 寧 に説 明 され た。
「どん な人 が な りや す い か」 と言 う と、 生活
習 慣 病 の 人、 糖 尿 病 患 者 も一 般 の 人 よ りか か り
有 名 な 政 治 家 や 俳 優 な どで 認 知 症 にな った 人
や す い 。 元 気 な うちか ら気 を つ ければ 、 か な り
達 を 例 にあ げ て 話 され 、 癌 な どは 早 期 発 見 で 早
の 割 合 で 予 防 で き る。 食 事 の と り方 で も予 防 で
期 治 療 で き るが、 認 知 症 は まだそ こ まで行 って
き るそ うで色 々 例 を あげ て 説 明 され、 カ レー 料
い な い 印象 で あ る。
理 が よ い とい うのは 一 寸以 外 な気 が した。
認 知 症 を き た す 疾 患 は 四 種 類 あ り、 病 識 が
予 防 の た め の 注 意 事 項 と して、 毎 日新 聞 を読
ま っ た く無 く、 何 で も 人 の せ い に す る。 失 語
み 日記 をつ け、 食 事 も緑 黄 野 菜 、 青 身 の 魚 、 果
(言 葉 が 出 な い )失 行 (物 の 使 い 方 が 解 らな
物 、 カ レー を 多 く と り、 糖 分 を と りす ぎ な い よ
い )失 認 (近 所 で 道 に 迷 う )実 行 能 力 の 障 害
うに、 そ して 毎 日歩 くよ うに して 、 指 先 を動 か
的 に あ った 買物 が で きな い )な どの 行 動 が
あ る。 物 取 られ 妄 想 もよ く聞 く話 で 財 布 、 通 帳 、
す ゲ ー ム五 目並 べ な どす る事 を話 さ れ た。
終 わ りに会 場 よ り質 問 を受 けた。 「認 知 症 は
印鑑 な ど三 種 の 神 器 と も言 わ れ て い る。 これ ら
遺 伝 す るか
は 苦 労 人 に 多 く、 金 に 苦 労 した 事 の な い 人 は
色 々 な物 を人 に あげ た り、 カ ー ドな どを人 に 貸
は しな い 。 「睡 眠導 入 剤 を使 って い るが 認 知 症
にな るか ?」 あ ま り関 係 な い と言 わ れ た。 「指
した りす るそ うで あ る。
先 を使 う と認 知 症 にな らな い と 聞 いて い るが 本
(目
認 知 症 に も薬 が 色 々 研 究 され、 漢 方 の 薬 や 貼
当か
?」
?」
体 質 は遺 伝 す るが 病 気 そ の もの
本 当で す 。 特 に 親 指 と人 さ し指 を使 う
り薬 な ど もあ り、 症 状 を安 定 させ た り、 考 え る
と 良 い と話 さ れ た 。 今 日 の お 話 を思 い 出 して
力が わ いて くる ものや 、 進 行 を遅 くす る もの も
自分 は な らな い よ うに願 うば か りで あ る。
の な どもある。
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第 15回 植樹祭 を終 えて
後
藤
俊
子
この と ころ 福 井 には 珍 し い 良 い お 天 気 が続 い
て お ります 。 ま っ 青 な 雲 一 つ な い 好 天 の 日 に 植
樹祭 が行 われ ま した。
福 井 市 の 西側 に 新 し くつ く られ た福 井 市 総 合
運 動 公 園 の 中心 に 毎 年 シ ラカ シが植 え られ て い
くので す。
今 年 は 15回 日 とい う区切 の 年 とい う事 で、 福
井 市 の 方 か らは 福 井 市 建 設 部 の 谷 川 1茂 部 長 様 、
同 じ く建 設 部 の 北 川 清 敏 様 、 公 園課 長 様 は じめ
10名 の 職 員 の 方 々 と、 ゾ ンタ の 会 員 、 会 長 を含
―
め 8名 │が 揃 って 二 張 りのテ ン トの 中 で 整 列 。 そ
│
よ うで した。
の 他 に も植 樹 の 専 門 の 人 達 と、 取 材 を して 下 さ
こ う して何 年 も脈 々 と伝 え られ て 欲 しい、 あ
る新 聞記 者 の 方 々 と、 この 広 々 と した 公 園 の 中
に ご 挨 拶 の 声 等 が マ イ ク を通 して 響 き わ た り、
と数 年 で ゾ ンタ も誕 生 して 100年 を迎 え る との
一 寸 したお 祭 りと い った 気 分 で した。
こ とです が、
■そ のず うっ と先 を思 い 描 いて み る
ど こへ 行 って も樹 齢 何 百 年 と い う樹 木 が木 陰
と、 胸 が 熱 くな る よ うで す 。 奉 仕 の 仕 事 の 中 に
を作 って い ます が 、 今 日ま で 福 井 ゾ ンタで寄 贈
も い ろ い ろ あ ります が、 自然 を相 手 に奉 仕 をす
した 15年 間植 え続 け て きた若 い 木 々 も、 少 しづ
る こ とは、 偉 大 な こ とを私 達 はや つて い る の だ
つ 大 き さ を変 えて成 長 して い る 姿 は大 変 頼 も し
と、 ス コ ップ を握 りつ つ 感 謝 の 思 いで 、 公 園 の
空気 まで もが 、 さわ や か で 違 っ て い る この よ う
く、 今 年 植 え られ た この 本 が大 き く成 長 し、 私
達 の子 や 孫 が この 木 陰 で 、 将 来 楽 しん で い る 姿
‐
を想 像 して み る と、 時 の 流 れ が肌 で 感 じ られ る
で した。
・:
いつ まで も、 続 け られ ます よ うに … …・
‐
第 62回 ゾ ンタク ラブ国際大会速 報
山
1私
は 今 、 ア メ リカ か ら速 報 を お 届 け し ます 。
崎
ま り子
会 場 の オ ー ラ ン ドワ ー ル ドセ ンター マ リオ ッ ト
ビ ッ ク ニ ュー ス が 入 りま した。 2018年 の 国 際
まで車 で 20分 か か ります 。 こ こフ ロ リダ は 観 光
大会 は 26地 区横 浜 で 開催 と決 定 しま したら
地だけあって、 人 々 を魅了す るウ ォル トデ ィズ
ニーのテーマパー クの数 々。人 々に未来 へ の夢
6月 27日 朝 8時 に オ ー ラ ン ド国 際 空 港 に 到 着 。
気 温 34度 で 暑 い 現 地 で の 1日 が ス タ ー トします 。
を与えるケネディー宇宙セ ンター。そ して、山
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は な く、 緑 が多 い 湿 地 帯 で す 。
会 場 の ホ テル に 到 着 。 そ れ は空 にそ び えた つ
巨大 な規 模 の ホ テ ル で す 。 急 いで 会 議 場 へ 直行 。
ク レデ ンシャル登録 とデ リゲ ニ ト登録 を済 ませ
前川姉 と合 流 し、や つ と気分 も落 ちつき、地 区
ミー テ ィ ング ・ デ リゲ ー ト研 修 な どを受 けた。
この会場 は 2000人 ほ ど収容 で き る部屋が い く
つ もあ り、 ロビー も広 く、 ここで オ ー プ ニ ング
レセ プ シ ョンが行 われ、イ ベ ン ト会場 は 1階 の
特別棟 で 開催 され ます。
国際ゾ ンタ67ヶ 国 。参加者 1575名 の 開会式
32名 の ス ピ ー チ が 1人 3分 の 制 限 時 間 で 行 わ れ
が い よ い よ始 まった。 国際会長 の リン マ ッケ
ンジー氏 の 開会挨拶 。国際役員紹介 な ど大型 ス
ピ ー チ 内容 は とて も素 晴 ら しか った。 そ の あ と
財 団 よ り現 在 時 (中 間 )の 寄 贈 金 額 の 発 表 が あ
ク リー ンに写 された。
り、 630万 ドル で 26地 区 日本 が 1位 で あ うた。
フラ ックパ レー ドでは三宅ガ バナーが振袖姿
た。 そ れ ぞ れ の 人 が 自信 に満 ち、 前 向 きで のス
3日 目は いよ い よ 選 挙 、 早 朝 7時 に会 場 へ 入 り、
で 18番 目 に入 場 し、 大 きな拍 手 で 迎 え られ た。
8時 には ドアが しま った。.2時 間 のマ シー ンで 選
各国 のガバナー達 の 民族衣装が美 しく、 国際色
豊かなハ イ ライ トシー ンで もあった。続 いての
挙 終 了。 続 いて 今 年 は じめ て の国 際 ア ワー ドが
レセ プ シ ョンでは各国 のゾ ンシ ャ ン達が再会 を
喜 び、 友好 を深 める一 刻 で、 カメラが壊れ るば
内容 が 説 明 され 、 発 展 途 上 国 に於 け る ① 女 性 の
出産 時 の 医療 奉 仕 ② 子 供 。女 性 の 教 育 と少 女 の
か りのフラッシュが飛びかつた。
性 的 問題 ③ 女 性 ・ 子 供 へ の DV等 が 主 な もので
2日 日、最初 の ビジ ネスセ ッ シ ョンで は、私
はデ リゲ ニ トとして責任 ある立場で の 出席だ つ
た ので 、非常 に緊張 して会 に臨んだ。 パ イ ロー
ズ・ プ ログ ラム等が承認 され、 続 いて 立候補者
発 表 され 、 6ヶ 国 が 入 賞 した 。 各 国 の 奉 仕 事 業
あ ったさ
3日 目ん 4日 目は、 メ リアル サ ー ビス の 後 、 多
く の ビ ジ ネ ス セ ツ シ ョ ンが あ り、 最 終 日 の ク
ロー ジ ング バ ッケ ッ トで は 2018年 の 国 際大 会
会 場 の 決 定 に喜 んだ。
世 界 の ゾ ンシ ャ ン達 との感 動 の 交 流 を図つ た
5日 間 の 大 会 もす べ て 終 了 し、 皆 さん に 別 れ を
告 げ た。
私 は 素 晴 らし い 実 の あ る 大 会 に参 加 で きた こ
とを感 謝 す る と共 に、 新 年 度 を迎 えて 、 会 長 と
して しっか り責 任 を果 たす べ く心 に誓 い なが ら
帰路 にむ か った。
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や ったH
75歳
!!
稲
村
洋
子
私 も 随分 、 年 を重 ね ま したね 。 今 年 は雪 も少
また楽 し い 笑 い の 絶 えな い 日々 もあ り、 と長 い
な く、 桜 の 開花 も早 か つた よ うに感 じます 。 私
の 家 は、 足 羽 川 の 近 くな ので 春 には、 わ が 世 の
旅 を して き ま した が、 悔 い の な い 充 実 した 毎 日
だ った の か な あ ?と 道 の 草 花 を見 て も愛 お し い
春 と桜 が 咲 き、 長 いピ ンク の トンネル の 素 晴 ら
優 し い 気 持 ち にな れ る この 頃 です 。 も う少 し生
し い 道 が続 き ます 。 花 び らは、 風 に舞 い 、 私 の
き られ る と した ら、 家 族 、 ゾ ンタ の 皆 様 、 お客
頭 に 舞い 散 ります 。 朝 散 歩 をす る時 は、 花 月橋
様 、 友 達 、 同級 生 の 方 々 と過 ごす 時 間 を胸 に 焼
を渡 る と、 川 の 流 れ がす がす が し く、 よ リー 層
き付 け てお きた い と思 い ます 。
素 晴 らし い 景 色 を感 じる こ とが で き ます 。 歩 い
昨 年 は、 美 容 室 を開 いて 50周 年 を迎 え、 大 勢
て い る と、 桜 の 花 び ら一 枚 一 枚 の 色 が 目 に焼 き
の 方 々 に 祝 って い た だ き ま した。 本 当 に 有 難 う
付 い た り、 小 さな 草 花 一 つ 一 つ が愛 お し く『本
ござ い ま した。
当 に生 き て い る の が楽 し い 』 と感 じる よ うにな
こ れ か ら も、 い ろ い ろ と 起 き る で し ょ うが 、
りま した。 又 、 た くさん の 方 達 と会 い 、 楽 し く
良 い 事 も悪 い 事 も 時 が解 決 して くれ る と思 って
会 話 を した い とい う気 持 に もな ります 。 そ う思
い ます :も う少 し頑 張 って み よ う と思 い ます の
うよ うにな った の も私 の 病 気 のお かげ か な ?
で 皆 様 よ ろ し くお 願 い します 。 あ りが と う ござ
75年 も生 きて きて、 い ろ い ろ悲 しい事 もあ り、
い ま した。
月 日のた つのは早 いもので、夏 を迎え、福井ゾ ンタ会 報 「す いせ ん」 も47号 を無事お届け
す る ことができま した。
この会報がお手元 に届 く ころは、新年度が始 まって いる ころ と思 い ますが、皆様 と共 に初
心 にかえって頑張 りた い と思 ってお ります。 ご多忙 の 中、それぞれ の分野 で充実 した原稿 を
お寄せ下 さいました方 に感謝 申 し上げ ます。