洋一中だより

洋一中だより
平成28年2月号
横浜市磯子区洋光台2-5-1
電話833-1270 FAX853-0491
(平成28年2月25日発行)
横浜市立洋光台第一中学校
校 長 根岸 久明
集団生活の中で、あなたは何ができるか!(貢献できることは)
( 天 国 と 地 獄 の 食 事 の 話 、、、 子 ど も の 頃 に 聞 い た 話 で す 。)
ある人が何かのきっかけで天国と地獄を見せてもらえることになりました。
最初に地獄を見に行くことになりました。
地獄は想像していたのとは違って見渡すかぎりの草原で太陽の光が燦々とふ
りそそぐ素晴らしいところでした。
しかし、そこにいた地獄の人々はやせおとろえ目だけがギラギラしてそれは
悲 惨 な 姿 で し た 。地 獄 の 番 人 は「 そ れ で は 、地 獄 の 食 事 を お 見 せ し ま し ょ う 。」
と食堂へ連れていってくれました。
「きっとひどい食事に違いない。そうでなければあれほどやせおとろえるは
ず が な い 。」 そ う 思 っ て 食 堂 に 入 っ て み ま し た 。
食堂にはものすごく大きなテーブルが置いてありその両側に地獄の住人が座
らされました。そこに出された料理はそれは素晴らしいものでした。しかし、
その料理はすべてテーブルの中央に置かれ地獄の人々の手はまったく届きませ
ん。テーブルの上にのって食べようとする者もいますが地獄の番人に追い立て
られ食べることは出来ません。地獄の住人には2メートルもあろうかと思われ
るものすごい柄の長いスプーンが配られました。そのスプーンは柄の部分だけ
しか持つことは許されません。
地獄の住人たちは番人の許しが出ると必死になって料理をとろうとしはじめ
ました。しかし、柄の長いスプーンでは口に入れることはもちろん出来ず、み
んな我先にととろうとするのでそのほとんどは隣の人とぶつかったりしてスプ
ーンからこぼれてしまうのです。
やがて地獄の番人の指示が出て地獄の住人の食事は終
わりました。あの素晴らしい料理はほとんどがテーブル
の上にぶちまけられて、それを食べることが出来た人は
ほとんどいませんでした。地獄の住人はすごすごと食堂
を出ていきました。
次は天国です。
天国も地獄と同じで素晴らしい草原と燦々とふりそそ
ぐ太陽の光に満ちていました。天国の住人はみんな健康
そうでニコニコしています。
食事の時間が来ました。食事の場所もテーブルも料理もみんな地獄と同じも
のでした。
「 さ ぁ 食 べ て く だ さ い 。」 天 国 の 番 人 が 言 う と 天 国 の 住 人 達 は み ん な ニ コ ニ
コしながら長いスプーンで料理をとり、自分の正面にいる人にその料理を食べ
させてあげました。
やがて、食事が終わると天国の住人達はニコニコしながら食堂を出ていきま
した。
天国の番人は言いました。
「あの料理は幸せのもとです。幸せのもとを自分のものにしようとすればそ
れは失われます。幸せのもとを誰かにあげることができたら必ず誰かがあなた
-1-
に幸せのもとをくれるのです。天国も地獄も用意されているものは同じです。
要 す る に あ と は 人 間 が そ れ を 集 団 で ど う 使 う か に か か っ て い る の で す 。」
学校も天国にもなれば地獄にもなる。
あなたはどちらがよいですか。
1年生職場訪問を終えて!
1年生の職場訪問が2月3日(水)に実施されました。
参加した生徒たちは実際にお世話になった事業所の方に
職業インタビューという形で、職業についてのいろいろ
な お 話 を 伺 い 、「 働 く こ と 」 や 「 職 業 」 の 意 義 な ど に つ い
て深く考えさせられたようでした。このことは、これか
らの自分たちの進路を考えていく上で、とても参考にな
ったようです。ご協力いただいた事業所の皆様、本当に
ありがとうございました。
そこで、その職場訪問での感想を紹介させていただきます。
○ただ単に仕事をするだけではなく、お客さんとのコミュニケーションも大事
にしているから、今の時代でもお店を続けていけるのだと思った。
○どのような仕事でも人間力が必要で、その仕事を自分自身が好きでないと続
けていくことは難しいと感じた。
○答えてくださった方が、その仕事について誇りを持っていると感じた。
○働くこととは、自分の生活のことだけではなく、お客さん、他の人のために
頑張るものなんだと感じた。
○お店で働いている人は、お客さんを満足させるために、陰で色々な努力を積
み重ねているんだなと思った。
○仕事とは協力の積み重ねであると思った。
○「働く」には、どんな技術や資格よりも「気持ち」が大切だということを知
った。
○どんな職業も「コミュニケーション」がとても大切だということを学んだ。
○将来働くときは、人との関わり合いがあり、誰かに喜んでもらえる仕事に就
きたいと思った。
○働くことは、自分を育ててくれる最高なものだと感じた。みんな仕事に誇り
をもっていた。
○一つ一つを丁寧にやって、成果が出ることは何事も一緒ということに気付い
た。
○人に喜んでもらえる仕事をしたい。
○働くということに興味をもった。
○サンモールの方々は忙しいのに、楽しいイベントを
計 画 し て い て く れ て す ご いなと思った。それから、忙
し い 中 イ ン タビュ ー に答 えてく ださり 嬉しか った。
○洋光台はとても豊かなところだと感じた。
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○どんな仕事をするにしても、あいさつ、返事は大切だということを教えてい
ただいた。そこで、これからはそれらを大切にしていきたいと思う。
○ も っ と 言 葉 遣 い に 気 を 付 け て 、相 手 に 良 い 印 象 を 与 え ら れ る よ う に な り た い 。
○働くことが単純なことではないことを初めて知った。
○自分も生き生きと働ける、自分にあった仕事につきたいと思った。
○もっとしっかりした人になりたいと感じた。
○お客さんが笑顔になってほしいという気持ちがとてもかっこいいと思った。
私も人が笑顔になれることを考えたいと思った。
○洋光台がいい街だということを改めて気付かされた。
保護者の方からの学校評価アンケートの質問についてお答
えいたします。
Q1 学 び 直 し が で き る コ ー ス が あ る と 助 か り ま す 。 少 人 数 制 を 取 り 入 れ て ほ
しい。クラブ活動がないのはなぜですか。部活動以外にもいろいろ試せ
るクラブ活動は良いと思います。
A1 学 び 直 し の コ ー ス や 少 人 数 制 を 行 う こ と の 効 果 は あ る と 思 い ま す が 、 教
員定数が決まっていることもあり、すべての教科で実施することはなかな
か難しいのが現状です。また、クラブ活動は国の学習指導要領で示されて
いる教育課程の中に入っていないということもありますし、授業時間数の
確保や現教員数で実施するには、かなりきびしい状況があります。
Q2 以 前 は 小 学 生 が 部 活 体 験 で き る 学 校 開 放 の 機 会 が あ り 、 有 効 と 思 わ れ た
が、仮入部期間も短く、新入生に十分紹介できないと思います。また、
部活動が盛んになれば、学力や学校生活もより充実した中学校生活が送
れるのではないかと思います。
A2 そ の 通 り で あ る と 思 い ま す 。 し か し 、 部 活 動 体 験 を し た 場 合 の 怪 我 の 問
題や、実施時期の問題等、課題もあります。また、いまは小中交流の機
会も以前よりも多く、児童生徒交流日においても部活見学等を実施して
おります。このことにつきましては改めて検討してまいります。
Q3 朝 の 挨 拶 ボ ラ ン テ ィ ア の 当 番 表 を も ら っ た が 、 当 日 は 誰 も 登 校 す る 生 徒
がおらず、無駄になってしまった。プリントの内容チェックはきちんと
行ってほしい。
A3 申 し 訳 あ り ま せ ん で し た 。 今 後 は 十 分 に チ ェ ッ ク を 行 い 、 同 様 の こ と が
ないようにいたします。
Q4 テ ス ト の 平 均 が 分 か ら な い の で 、 早 め に 数 字 で 知 り た い で す 。
A4 現 在 は 、 目 標 に 準 拠 し た 評 価 な の で 、 評 価 規 準 に 照 ら し て 自 分 が ど う な
のかということに重きがおかれています。よってテストの平均点を出し
ても、これまでの相対評価と違い、あまり意味のない数字となってしま
います。
Q5 部 活 で 他 校 に 行 っ た り 、 試 合 な ど の 時 、 現 地 集 合 な ど 子 ど も の 安 全 が 守
られていない気がします。
A5 生 徒 の 住 所 、 大 会 会 場 に よ っ て は 現 地 集 合 の 方 が 「 安 全 ・ 便 利 」 と い う
ケースがあります。公共交通機関を利用する場合は、できる限り顧問か
保護者の同伴が行えるよう改善してまいります。
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Q6 マ ー ク シ ー ト の 白 か 緑 か が 分 か り に く い 。 小 学 校 と 比 べ 中 学 校 は 情 報 が
少ない気がする。学年だよりのような「今の動き」を提出してもらえる
と授業の内容や学校のことが理解できるのではないか。時間割の番号も
分かりにくい。
A6 マ ー ク シ ー ト に つ き ま し て は 検 討 し て ま い り ま す 。
学 校 情 報 に つ き ま し て は 、 学 年 だ よ り や 学 校 だ よ り 、 学 校 HPで 積 極 的 に
情報発信をするよう心掛けまいります。時間割についても丁寧に説明を
して理解できるように努めてまいります。
校内設置の公衆電話、撤去について
過 日、 東 日 本 電 信電話 会社より公衆電話の撤去へ の協力要請がありました。
本 校 で は 、 前 年 よ り 、 1 年 間 の 継 続 設 置 の 依 頼 を 申 請 し て おり ま し た が、 横 浜 市 の
各 小 ・ 中 学 校 の 動 向 、 な ら び に 本 校 の 公 衆 電 話 機 利 用 状 況 の 減少 を 踏 ま えて 、 こ の た
び 公衆電話 業 務委 託 契約の終了に、同意することと なりました。
公 衆電 話 の 撤 去 作業は 3 月 15 日(火)に実 施の予 定です。
撤 去後 、 緊 急 時 のお子 様からの連絡には、職員室 の固定電話か
学 校管理の 携 帯電 話 を使用致しますので、ご承知お きください。
3月の主な行事予定
日
曜
3月
日
曜
3月
1
火
一斉下校
16
水
公立二次発表
2
水
17
木
③④1年球技大会
3
木
18
金
4
金
19
土
吹奏楽部定期公演会(体育館)
5
土
20
日
春分の日
6
日
21
月
振替休日
7
月
22
火
一斉下校
8
火
23
水
9
水
24
木
10
木
卒業式予行練習
定通学力試験・面接
25
金
11
金
卒業式準備
G・ C
26
土
12
土
27
日
13
日
28
月
14
月
第44回卒業証書授与式
29
火
15
火
③④1年食育
30
水
31
木
定通・公立二次出願
校外委員会
専門委
3年校外学習
評 議 会 15:30
一斉下校
G・ C
学校開放調整会議
公立二次学力検査
予行準備
定通面接
③④2年球技大会
定通発表
1・2年教科書配布
大掃除
修了式
G・ C( 午 前 )
G・ C
再 登 校 16:00
再 登 校 16:00
再 登 校 16:00
学年末休業
*平成28年4月5日(火)着任式・始業式・入学式
*平成28年4月6日(水)離退任式、対面式
※上記内容は、変更することもございます。どうか、よろしくお願いいたします。
※ G・ C は 、 学 校 カ ウ ン セ ラ ー の 勤 務 日 で す 。
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