学校だより NO.16(12/22) - ふれあいインターネット ホームページ

学校だより
八鹿っ子
いのち輝く 八鹿っ子
遠山に
日のあたりたる
第 16 号
平成 26 年 12 月 22 日
養父市立八鹿小学校
TEL(079)662-2185
FAX(079)662-2186
枯野かな
高浜虚子
12月としては近年に珍しい大雪となりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、学校は残すところ2日で2学期を終了いたします。この間、子どもたちは学年に応じた学習や運動、児童
会や縦割班活動等を通して大きく成長してきました。中でも、運動会、マラソン大会、音楽発表会への取組は、子
どもたちをたくましく成長させたように思います。
これも、保護者をはじめ地域の皆様方の温かい励ましやご支援があったからこそだと改めて厚く感謝申し上げま
す。本当にありがとうございました。
学校は、25日より13日間の冬季休業日に入ります。クリスマスや正月など、子どもた
ちにとって楽しいことがたくさん待っています。どうぞ、お子様とのふれあいをたくさん持
っていただき、思い出に残る充実した休みになりますようお願いいたします。
同時に、気が緩みがちになる時期でもあります。交通事故や不審者などの事件にはくれぐ
れも気をつけ、安全に過ごさせていただきますよう重ねてお願い申し上げます。
それでは、すばらしい新年をご家族おそろいでお迎えください。
2年生が1年生を招待して楽
しく遊んだ「おもちゃランド」
3学期より新学校給食センターが稼働
こ の た び 、養 父 市 内 4 ヶ 所 の 学 校 給 食 セ ン タ ー( 八 鹿 ・養 父 ・大 屋 ・関 宮 )が 統 合 さ れ 、
平 成 2 7 年 1 月 よ り 新 た に「 養 父 市 学 校 給 食 セ ン タ ー 」と し て 稼 働 す る こ と と な り ま し
た。長年にわたっておいしい給食を提供していただきありがとうございました。
新 し い 給 食 セ ン タ ー は 、養 父 市 上 箇 の「 Y タ ウ ン 」北 側 に 位 置 し ま す 。そ こ か ら 、毎 日 約 2,300 食 の
給 食 を 各 幼 稚 園 及 び 小・中 学 校 に 届 け ま す 。子 ど も た ち が 描 い た 絵 を プ リ ン ト し た 新 し い 給 食 運 搬 車 は 、
既 に 稼 働 し て い ま す 。ま た 、新 し い 食 器 に 慣 れ る た め 、1 2 月 に 入 っ て か ら 試 し に 使 っ て み た 学 年 も あ
りました。
新しいセンターで作られる給食が、今まで同様おいしく、安全なものであることを願っています。
冬休みもそうあんくんの日
志水栄養教諭退職
子どもたちは、毎月第2、第4水曜日を「そうあんくんの
日」として、読書、自主学習、お手伝いのどれかに挑戦しよ
うとがんばっています。これも、ひとえに家族皆様のご協力
のお陰です。
この冬休みは毎日がそうあんくんの日とし、
「そうあんくん
の日 大作戦」に取り組ませます。(子どもが記入用カードを
持ち帰ります)ただ、今回はノーテレビ、ノーゲームは強制
しません。お子様とよく相談していただき、長時間にならな
いようご指導ください。
本校所属職員で、昨年4月より八鹿学校給食センターに勤
務している志水栄養教諭が、このたびのセンター統合に伴い、
12月末で退職します。
志水栄養教諭は、毎日の給食づくりに尽力することはもち
ろん、日頃から本校に何度も足を運び、子どもたちに栄養や
食事のマナー、さらに「生き物の命をいただいている食べ物」
の大切さなどの食育指導に熱心に取り組みました。
ありがとうございました。
1月の主な行事予定
7日(水)
第3学期始業式 地区児童会
一斉下校(11:30)~下校指導
職員研修
8日(木) 給食開始 身体計測(1・2 年)
9日(金) 身体計測(3・4 年)
11日(日) 養父市成人式
12日(月) (祝)成人の日
13日(火) 児童朝会 身体計測(5・6年)
14日(水) お話広場(低) 一斉下校
職員会議 そうあんくんの日
15日(木) 登校指導 安全点検
オープンスクール(2~5校時)
16日(金)
19日(月)
20日(火)
21日(水)
23日(金)
26日(月)
27日(火)
28日(水)
29日(木)
阪神淡路大震災追悼集会 弁当日
授業参観日(5校時)
「命を考える会」
(6校時)
クラブ活動
全校朝会
お話広場(中) 一斉下校
職員研修
八鹿小学校入学説明会(13:30 より)
委員会活動 児童理解委員会
音楽朝会
八鹿青渓中学校入学説明会(児童)
お話広場(高) 一斉下校 職員研修
八鹿青渓中学校入学説明会(保護者)
そうあんくんの日
代表委員会
全国学力・学習状況調査の結果について
4月22日、小学6年生と中学3年生を対象に全国学力・学習状況調査が行われました。その結果について、
本校の概要をお伝えします。調査内容は国語A、国語B、算数A、算数Bの学力調査(Aは主として知識、Bは
主として活用)と、学習や生活の様子について問う「児童質問紙」及び「学校質問紙」(アンケート)からなっ
ていました。今回の調査で測定できるのは子どもたちの学力や生活の一側面に過ぎません。しかし、今後、一人
一人の子どもに一層学力をつけていくための資料として活用していきます。
1
学力調査の結果について
〇 国 語 で は 、文 章 中 の キ ー ワ ー ド と な る 言 葉 に 注 目 し て 自 分 の 考 え を ま と め る 問 題 が 良 く で き て い ま
し た 。ま た 、正 し い 日 本 語 の 使 い 方 や 情 景 描 写 の 表 現 、文 章 を 要 約 す る 課 題 の 理 解 が 良 か っ た で す 。
し か し 、漢 字 の 書 き 取 り や 同 音 異 義 語 の 意 味 理 解 な ど の 基 礎 的 な 力 、ま た 、文 章 を 読 ん で そ の 表 現
の仕方や工夫について考える力に課題が見られました。
〇 算 数 で は 、2 つ の 数 量 関 係 の 読 み 取 り や「 〇 は □ の 何 倍 」と い う 概 念 の 理 解 、面 積・体 積 な ど 図 形
分野の理解はできていました。しかし、割合や単位量あたりの大きさを理解したり、
示された情報から条件に合う計算をしたりすることに課題が見られました。
〇国語、算数ともに無回答の問題が 尐なからずありました。
2
学習状況調査の結果について(「児童質問紙」より)
〇 良 か っ た 点 は 、「 毎 日 同 じ ぐ ら い に 起 床 し て い る 」「 家 で 、授 業 の 予 習 や 復 習 を し た り 計 画 を 立 て
て 勉 強 し た り し て い る 」「 学 校 に 行 く の が 楽 し い 」「 地 域 行 事 に 参 加 し て い る 」「 学 校 の き ま り を
守っている」児童が多いということです。
〇 課 題 が あ る と 感 じ る 点 は 、「 最 後 ま で や り 遂 げ て 嬉 し か っ た こ と が あ る 」「 授 業 中 分 か ら な い こ と
は 先 生 に 尋 ね る 」「 自 分 に は よ い と こ ろ が あ る と 思 う 」と い う 児 童 が 尐 な い こ と 、ま た 、読 書 時 間
や 新 聞 を 読 む 時 間 が 短 い 、携 帯 電 話 や ス マ ー ト フ ォ ン で 毎 日 1 時 間 以 上 通 話・メ ー ル・イ ン タ ー ネ
ットをしている児童が全体の3割いることです。
3
学校として今後取り組んでいくこと
上記の結果から、学校は以下のことに力を入れて取り組みます。
〇 学 習 規 律( 集 中 し て 話 を 聞 く 等 )の 維 持 徹 底 、学 習 方 法( ノ ー ト の 作 り 方 、テ ス ト 直 し 等 )に 関 す
る指導、学級全体で課題やテーマを持って取り組んだり挑戦したりする指導を行う。
〇 国 語 の 指 導 と し て 、国 語 辞 典 を 活 用 す る 授 業 、目 的 や 相 手 に 応 じ て 話 し た り 聞 い た り す る 授 業 、書
く習慣をつける授業、様々な文章を読む習慣をつける授業を行う。
○ 算 数 の 指 導 と し て 、実 生 活 に お け る 事 象 と の 関 連 を 図 っ た 授 業 や 、具 体 物 の 操 作 、関 係 図 や 表・グ
ラフなどをかいたり読み取ったりする授業を行う。
○各授業の初めにねらいを明確にするとともに、授業の終わりに振り返りの時間を確保する。
○様々な考えを引き出したり思考を深めたりする発問や、資料を使って発表ができる
ような指導方法を工夫する。
〇 朝 読 書 の 一 層 の 充 実 を 図 る と と も に 、「 学 習 タ イ ム 」で の 反 復 練 習 に 努 め 、基 礎 的 ・
基本的な力を養う。
〇学び合いや教え合いなどを大切にした授業づくりを進め、共に伸びようとする集団
を育てる。
○ 調 べ た り 文 章 を 書 い た り す る 宿 題 を 与 え る と と も に 、自 主 学 習 を 奨 励 し 主 体 的 な 学 習 態 度 を 育 て る 。
○教職員研修の活性化を図り、「分かる授業」づくりに努める。
4
家庭へのお願い
各家庭で、以下のことにご協力ください。
○ 「 家 庭 学 習 の す す め 」 ( 別 紙 ) を 活 用 し ま し ょ う 。 家 庭 学 習 の 目 安 は 、 1 5 分 ×学 年 で す 。
○ テ レ ビ 視 聴 や ゲ ー ム の 時 間 、ス マ ホ で の 通 信・メ ー ル・イ ン タ ー ネ ッ ト の 時 間 が 長 く な ら な い よ う 、
家庭でルールを決めて守らせましょう。
○ 家 族 の だ ん ら ん 、読 書 、お 手 伝 い の 時 間 を 大 切 に し ま し ょ う 。「 そ う あ ん 君 の 日 」を
尐しずつ増やしていきましょう。
○物事を最後までやり遂げて、嬉しいと感じる経験をさせましょう。
○ 地 域 や 社 会 で 起 こ っ て い る 問 題 や 出 来 事 に 関 心 を 持 た せ る こ と が 大 切 で す 。そ の た め 、テ レ ビ の ニ
ュース番組を見たり新聞を読んだりする習慣をつけさせましょう。
○家族や地域の一員としての役割や何をすべきかについて考え、身近なことから実行させ ましょう。
○遅くとも午後10時までには寝させましょう。
学校と家庭が密接に連携し、子どもたちの学びを支えていきましょう。