女性活躍推進法に基づく「一般事業主行動計画」について

平成 28 年 3 月 31 日
株式会社鉄道会館
女性活躍推進法に基づく「一般事業主行動計画」について
1 状況把握
(1) 採用した労働者の占める女性労働者の割合
過去 5 年間の採用者数の男女比は1:1であり、採用に関
しては現在の状況を継続していきたい。
【参考】鉄道会館社員男女比
男
女
合計
55 人
36 人
91 人
【平成 24 年度~平成 28 年度:採用者】
H24
H25
H26
H27
H28
合計
年度の女性の採用者数(A)
2人
2人
1人
5人
3人
13 人
年度の採用者数(B)
3人
4人
5人
9人
5人
26 人
50%
20%
55.6%
60%
50%
採用した労働者に占める女性労働者の割合(A/B) 66.7%
(2) 男女の平均継続勤続年数の差異
女性の平均継続勤続年数は 10.9 年、男性の平均継続勤続年数は 14.1 年で、そ
の差異は 77.3%であるが、女性社員の約 78%が 40 歳未満である。今後育児支援
制度の利用者が増加していくことが見込まれる中で、仕事と家庭を両立しながら
働き続けられるための環境づくりをさらに進めていかなければならない。
(3) 労働者の各月ごとの平均残業時間数等の労働時間の状況
平均残業時間数は 20 時間以下で推移をしており、特に多いと言える値ではな
いが、ワーク・ライフ・バランスを推進していくためには、社員一人一人が生産
性向上を図り、残業時間をさらに削減していかなければならない。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合
管理職数の内、女性管理職社員は 1 人で、管理職の占める女性労働者の割合は
6.3%と、かなり低いと言える。しかしながら、一般職女性社員の 35 人の内、そ
の半数以上の 23 人が係長以上で、この世代に対して男女差なく平等に研修を実
施して人材の育成を図っており、将来的には管理職を担う女性社員が多数出てく
ることが期待される。
2 女性活躍推進についての目標
「男女の平均継続勤続年数の差異について、5 年後に 80%以上を目指す」
「管理職に占める女性社員比率を、5 年後に 20%以上を目指す」
3 取り組み内容
・管理職のイクボスを養成する
・育休復職者を対象とした制度利用者の能力開発やキャリア形成支援研修を行う
・全社員で「時間制約」のある社員を前提とした仕事管理・時間管理を進め、“働き方
の改革”を行う
・両立支援制度の更なる充実を目指す