手足口病の注意喚起 平成25年8月8日 宮城県大崎保健所 疾病対策班 電話0229-91-0714 手足口病が流行しています! 大崎管内で手足口病が流行しています。 例年、子どもを中心に主に夏に流行しま す。 感染予防のための有効なワクチンや薬は 大崎管内で手足口病が流行して ありません。 接触感染を予防するために、流水と石け んによるしっかりとした手洗いに心がけ ましょう。 手足口病について 1. どんな病気? 口の中や手足などに水疱性の発疹がでる、ウイルスの感染によって起こる病気です。 病気の原因となるウイルスは主にコクサッキーA6、A16、エンテロウイルス71な どです。 2.どのようにして感染するのか 飛沫感染(患者のくしゃみやせき)、汚染された手や物からの接触感染、糞口感染(便 中に排泄されたウイルスが口に入って感染) 3.どのような症状がでるのか 感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足の底や背に2~3㎜の水疱性発疹が でます。熱が出てもあまり高くならないことがほとんどです。 数日間程度で良くなりますが、まれに髄膜炎等を合併することがあります。 様子を観察し、高熱が出る、発熱が2日以上続く、おう吐する、頭を痛がる、視線が合 わない、呼吸が早くて苦しそう、水分がとれずにおしっこがでない、ぐったりしているな どの症状がみられた場合は、医療機関を受診しましょう。 4.治療・予防 原因となっているウイルスに効く薬や予防できるワクチンはありません。 治った後でも、比較的長い期間、便にウイルスが排泄されることがあります。 一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりすることと、病気に かかった子どもの便の処理を適切にすることです。 手洗いは、流水と石けんで十分に行いましょう。また、手ふきタオルの共用は避けまし ょう。 (参考)①厚生労働省ホームページ 「手足口病に関するQ&A」 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html ②宮城県保健環境センター 「感染症情報」 http://www.ihe.pref.miyagi.jp/~kansen-center/
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